バカを蹴ってから少しして放課後になった。
俺はグレンに呼ばれたので執務室に向かっていた。
なかに入るとグレンに聞かれた。
「あの教室にお前の目に適う奴はいたか?」
「それを俺に聞いてどうする?」
「来週試す。」
「そうかい。」
「で、どうだ?」
「与一。俺の部隊に欲しいくらいだ。」
「お前の今、活動停止している班か?確かシノアと三葉そしてお前が昔、死体で見つけて鬼呪術で復活させた女2人か?」
「そうだけど。」
「なぜ与一だ?」
「鬼に対する安定度が桁違いだ。後は俺が鍛えたら鬼もしっかりと使えるようになるだろう。バカは来るとうるさいからな、いろんな意味で。」
「そんなことを言ったら与一もだぞ。」
「なんで?」
「お前の班の・・・は与一の・・・・・・だからだ。」
「マジで。でもあっちは記憶がねえよ。」
「与一が覚えてる。」
「マジか。俺の班にはバカの・・・の時に・・・した奴もいるからな。名前がわからなかったから・・・って名前にしたけど。」
2人のこの会話を君月は偶然聞いてしまったのだ。
だが君月は気にぜずに
「失礼します。
一瀬中佐!・・・と祐也少佐ちょっといいですか?」
「だめだね勝手に入ってくんな。」
「しっかりと許可を貰ってから部屋に入れよ。入るならよ。」
「それより、1週間後の鬼呪装備適性試験のことですが
当然俺が最上位『黒鬼』のシリーズに挑戦させてもらえるんですよね?」
「だから勝手に入ってくんなって。」
「全科目の成績は俺がトップのハズです。
それともあの吸血鬼を倒したとかいうハッタリ馬鹿を選ぶつもりじゃありませんよね?」
「君月!そんなに焦っても意味無いよ。これは同い年の鬼呪装備を持つ人としての忠告。それとなんで?そんなに焦って力をほしがる?」
「祐也少佐。なぜそんな質問をする?どうせ軍は俺の素性を知ってるんだろ?」
「知ってるさ。」
「ああ知ってる。もちろん知ってて利用してる。」
「あれだろ?君月の妹は大人だけがかかるはずだったウイルスに子供なのにかかった。だから治療の為に金がいる。そうだろ?」
「吸血鬼殲滅部隊はエリート集団だ。
所属して活躍すれば民間に開放されていない治療や開放呪を無制限で受けられる可能性がある。どうせお前はさっきの俺と祐也の会話を聞いていたんだろ?
だからお前が祐也並に・・・いや八年前の祐也並に活躍すれば治せるだろう。
だが今のお前に活躍するのは無理だ。鬼呪装備に触れることすら出来ない。」
「なんでですか?なぜその時に8歳の祐也が活躍出来て俺にはできないんですか?」
「そうだな?簡単に言うと祐也にはシノアと三葉、妹の楓そして柊暮人の従者の葵がいた。」
「その話は俺からいいかな?」
「わかった。」
「要するに当時から俺には守るものも守ってくれるものもあった。例えばさっきグレンが言った俺の身内!そしてお前にはいない・・・いや一人いるな。でも共に戦う自分の背中を預けられるそして背中を守れる仲間がいる、それと俺には才能があったからな。お前みたいに人を信じない奴と才能があり仲間を信じることの出来るやつ。どっちが活躍出来るかな?」
「そうか。なら、百夜優一郎はどうなんだ?」
「お前よりは可能性はあると思うよ。最下位とはいえ1度鬼を退けてるからな。以上だ!さっさと帰れ!それと扉の前で聞いた話は絶対に誰にも言うなよ。特に」
「わかってる。優一郎と与一だろ?」
「そうだ。言ったら切り殺すからな。」
こういったのを聞いて君月は扉から出て行った。
「グレン?明日試験やるんだろ?」
「そうだが。」
「この試験を小百合さんにやってもらいたいんだけどいいか?」
「お前なりの試験って奴か?」
「そうだ。」
「わかったよ。めんどくせ渡しといてやるよ。やらせればいいんだろ?」
「頼んだよ。」
そう言って俺はシノアのところに向かうのだった。
・・・シノアを見つけた俺は
「シーちゃん(*´ω`*)」
「ゆうちゃん(*´ω`*)グレン中佐との会話は終わったの?」
「終わったよ。・・・と・・・は調子どう?」
「助けてくれたゆうちゃんに会いたがってます。私という妻がいながら浮気なんて。ひどい。」
「仕方なかったんだよ。だって・・・と・・・以外腐ってダメだったんだもん。(。-`ω´-)」
「嘘ですよ。ゆうちゃん(*´ω`*)私はこれからもゆうちゃんから絶対に離れませんからね。」
「あっΣ(゚□゚)そうだ。・・・って与一の・・・何だって。・・・がバカの・・・ってだけでも驚きなのにね。」
「そうなのd(ŐдŐ๑)真昼姉さんは出来るかな?」
「死体が見つかったら体だけは生き返るから後はそこに1年かけて人格を作れば真昼姉に限りなく近い人は出来るよ。。でも真昼姉では無いよね。」
「それでも、ゆうちゃんの鬼呪術はすごいよね。でも万能じゃないのね。」
「そうだよ、だからシーちゃんは死なないでね。」
「ゆうちゃんの頼みとあっては死ねませんね。私に死なないでと言うからにはゆうちゃんも死んではいけませんよ。」
「当たり前だろ。」
そう言って2人は帰り街を歩いて帰るのであった。