アニメも漫画も面白いですね。
温かく見守ってくれたら幸いです。
友との出会い
事の始まりは中国の軽慶市に発光する赤子が生まれたというニュースだった!以降、各地で『超常』が発見され原因も判然としないまま時は流れる。いつしか『超常』は『日常』に『架空』は『現実』に!!!世界総人口の約8割が何らかの『特異体質』である超人社会となった現在!混乱渦巻く世の中で!かつて誰もが空想し憧れた1つの職業が脚光を浴びていた!!
1人の少年が走っている。
「はぁっはぁっ。あと10キロ!」
走っている場所は昔はきれいな砂浜がある海沿いの海浜公園だったが今は見るも無惨なゴミだらけとなっている。
ここの景色が好きで走っていたがゴミだらけとなった今も走るコースを変えていない。
しばらく走っていると、
「うがぁぁぁー!」
ゴミを運んでいる縮れ毛の少年がいた。
思わず声を掛けてしまった。
「君、何をしているんだ?」
いきなりこんなことを聞くのは失礼だと思ったがなぜか聞いてみたと思った。
「えっ?君は?」
いきなり声を掛ければそれは驚くだろう。
「これは失礼した。俺は虎鉄 一心だ。いつもこのまわりを走っていてな。ゴミを捨てる者はいても片付ける者はいないから気になって声を掛けてしまった。驚いたなら申し訳ない。」
「いやそんな、謝らなくてもいいですよ。僕は緑谷 出久です。」
お互いに挨拶をする。
「僕が掃除をしてる理由はですね、体を鍛えることとヒーローとして奉仕をするためです。僕のヒーローを目指すための第一歩と言うことです。」
緑谷はあわふたしながら答えた。
「そういうことか。それは邪魔をした。では俺も少し手伝いをしてもいいか?俺もヒーローを目指していてね。それにここはきれいな方が好きだ。」
「は はい。お願いします。」
それから2人でゴミの片付けを始めた。
しかし量が多すぎるので今日だけでは無理なようだ。
片付けをしていると、
「少年よ、私が来た!」
筋肉質で大きな男の人が来た。
この人こそがナンバーワンヒーローことオールマイトだ。
「ほう、これは驚きだな。」
虎鉄が言う。
(おや、緑谷少年以外にも人がいたのか。それは失敗した。)
オールマイトは思う。
「オールマイト、この人は悪い人じゃないよ!さっき会ったばかりなのにゴミを一緒に片付けてくれたの!それに虎鉄くんもヒーローを目指してるんだって。」
緑谷が言う。
「ほう、君もヒーローに。名前を聞いてもいいかな?」
「虎鉄 一心だ。今日は会えて光栄に思うオールマイト殿。」
手を伸ばし握手をする。
「オールマイト殿。せっかく会えたので聞きたいことがある。」
「む、なんだね虎鉄少年!」
「個性がないことをどう思いますか?」
虎鉄の一言に緑谷とオールマイトは驚く。
「俺には個性がない。しかし世界の2割の人々は個性がないことで蔑まれている。同じ人としてそれは理不尽だ。俺は無個性でも努力次第で立派なヒーローになれると証明したい。努力こそが諦めないことが真の個性だと俺は思う。」
虎鉄が熱く語る。
(この虎鉄少年は緑谷少年と同じではないか。)
オールマイトは思う。
「立派なことじゃないか!虎鉄少年よ仮に聞きたい。もし個性を手に入れることができたらほしいか?」
オールマイトが聞く。
「確かに幼いころはほしいと思っていた。しかし今は無個性でもヒーローになれると無個性のヒーローに憧れる子供達に希望を与えたい。己の拳と体のみで無個性のヒーローになって見せる。」
虎鉄が言う。
「緑谷 出久、君もヒーローを目指してるんだったら雄英高校に行くのだろう。」
虎鉄が緑谷に聞く。
「う うん。雄英の試験は受けるけど。」
「俺も雄英を受ける。お互いにヒーローを目指そう。緑谷 出久、オールマイト殿。また会おう。」
虎鉄は走っていった。
「オールマイト、彼の方が個性を受け継ぐのにふさわしいんじゃないのかな。」
2人残った緑谷がオールマイトに聞く。
「そうかもしれないが虎鉄少年は個性はいらないとはっきり言った。それに彼の目からは力強い意思を感じた。おそらく個性がなくてもヒーローになれるだろう。君も負けてられないぞ緑谷少年!」
「はい、オールマイト!」
物語は動き出す。
虎鉄のモデルはハイスクールD×Dのサイラオーグです。
個性がないのと魔力が乏しい体質のサイラオーグを重ねてみました。