自身の拳を信じて   作:ドルキ

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個性把握テスト

 

第1種目:50メートル走

 

《3秒04》

 

「おぉ!すげぇ!」

 

飯田の記録聞いて皆々が声を上げる。

 

飯田 天哉 個性『エンジン』

見たまんまだ!足が速い!

 

(50メートルじゃ3速までしか入らんな。)

 

飯田は思う。

 

(まあ…水を得た魚。他がどうするかが見物だな。)

 

相澤先生が思う。

 

クラスの皆は自らの個性を使って中学生の時の個性を使わない体力テストの記録を越えていく。

 

(次は虎鉄くんか、しっかりと見ておこう。)

 

飯田は構えている虎鉄を見る。

 

虎鉄が走り出す。

 

(個性を使ってる様子はないな。)

 

飯田が考えている間に虎鉄は走りきる。

 

《3秒20》

 

「すげぇ!3秒台が2人目だぜ」

 

回りが声を上げる。

 

「中学の頃より速く走れたな。」

 

虎鉄は言う。

 

飯田は呆然としていた。

 

自分が個性を使っての記録とそれほどかわりがないからだ。

 

(本当に無個性か?速すぎる!)

 

相澤が思う。

 

第2種目:握力測定

 

「すげぇ!540キロってあんたゴリラか!タコか!」

 

障子の記録に驚く生徒たち。

 

「では俺もやらせてもらおう。」

 

虎鉄が握る。

 

「すげぇ!500キロだぜ!あんたもゴリラかよ!」

 

驚く生徒。

 

ゴリラは失礼だろ。

 

第3種目:立ち幅跳び、4種目:反復横飛びも終わる。

 

虎鉄は1位は今のところないものもどれも上位の成績だ。

 

そして今は第5種目:ボール投げをしている。

 

いま麗日が個性を使って∞を出した。

 

「すげぇな虎鉄!どれも上位じゃねぇか!」

 

切島が言う。

 

「確かに上位ではあるが1位は1度もない。やはりこのクラスは優秀なやつが多いな。」

 

虎鉄が言う。

 

緑谷の番が来た。

 

(みんなは1つは大記録を出しているのにこのままだと僕が最下位になってしまう。無個性の虎鉄くんはすごい記録を出してるのに。)

 

緑谷は思う。

 

「緑谷くんはこのままだとマズいぞ。」

 

「ったりめーだ、無個性のザコだぞ!」

 

飯田の問いに爆豪が答える。

 

「無個性!?彼が入試時に何を成したか知らんのか!?」

 

飯田が声を上げる。

 

(やはり無個性だったか。しかしオールマイト殿と修行をしていた所を見るとただの無個性とは思えないが…。)

 

虎鉄は思う。

 

緑谷がボールを投げた。

 

しかし記録は46メートルと大した記録ではない。

 

「今確かに個性を使おうって…。」

 

緑谷が呆然としていると、

 

「個性を消した。」

 

相澤先生が答えた。

 

この人はメディアには全くでない、人の個性を消す抹消ヒーロー『イレイザー・ヘッド』だったのである。

 

「見た所個性を制御できないんだろう?また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったか?」

 

相澤先生が緑谷に聞く。

 

「そんなつもりじゃ…。」

 

「どういうつもりでも回りがそうせざるをえなくなるって話だ。昔暑苦しいヒーローが大災害から1人で1000人以上救い出すという伝説を作った。同じ蛮勇でも、お前のは1人を助けて木偶の坊になるだけ、緑谷 出久おまえの力じゃ、ヒーローにはなれないよ。」

 

相澤先生が緑谷から離れる。

 

少し緑谷は考える。

 

そしてボールを投げる。

 

ものすごく飛んでいく。

 

《705.3メートル》

 

「先生…!まだ…動けます。」

 

緑谷の人差し指は腫れ上がっている。

 

このあと爆豪が暴れだすが相澤先生が止めた。

 

「次は俺が投げるぞ。」

 

虎鉄が投げる。

 

《698.5メートル》

 

「すげぇ!あいつほとんど上位だぞ!」

 

このあとの持久走は虎鉄は1位だった。

 

全てのテストは終わった。

 

「では、結果を出すぞ。ちなみに除籍はウソな。君らの最大限をを引きだす合理的虚偽。」

 

(((((はーーーーー!!!???)))))

 

相澤先生の一言にほとんどのものは驚いた。

 

そして結果は虎鉄が総合1位だった。

 

「虎鉄、少しおまえの個性のことをみんなに話してもいいか?」

 

相澤先生が虎鉄に聞く。

 

「構いません。むしろ話してもくれた方が助かります。」

 

虎鉄が言う。

 

「そうか。では、お前らに少し言うことがある。今回のテストの総合1位の虎鉄の個性は無個性だ。お前らは無個性に負けたんだ。その自覚を持ってこれからヒーローを目指すように。」

 

相澤先生が言う。

 

「「「「「えーーーーーー!!!!!!」」」」」

 

クラスの緑谷以外が驚いた。

 

緑谷は保健室に行き他の者達は教室に戻った。

 

そして、放課後

 

「虎鉄!お前本当に無個性かよ!」

 

「絶対身体能力の強化の個性ですわ!」

 

虎鉄は質問攻めにあっていた。

 

「本当に俺は無個性だ。」

 

「でもおまえ入試の時に巨大ヴィランをブッ飛ばしてたじゃねぇか!」

 

切島が聞くが、

 

「個性がないから己の体を鍛えたのみだ。俺には鍛えた体しかないからな。」

 

虎鉄が笑いながら言う。

 

「しかし鍛えた程度で巨大ヴィランをブッ飛ばすのはいささか不可能なのでは?」

 

飯田が聞く。

 

「誰が不可能だと勝手に決めた。俺は個性がどうこう言う常識を越えて見せる。この拳でな!」

 

虎鉄は拳を前につきだし宣言した。

 

これから彼らの学校の生活が始まる。

 

 

 

 




少しやり過ぎでしょうか?

もうほとんどサイラオーグと思ってください。
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