空の淵から〜skyrm冒険記   作:名状しがたい魔王

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大変お待たせしました。


ラスボス前はセーブ派?突貫派?

ー現在の状況を保存しますー

 

物語の間を抜け大きな空洞の中に入った一行は、先の方に見える光を目指し進んでいく。

 

《この先にかなり大きな空間が確認できます。また、ノイズが掛かっていますが強力な力を感じます。》

 

「いよいよ最後かな〜?サッサと終わらせて、甘いものを食べようよ〜。」

 

「食べることしか考えて無いのか?まあ、気は抜かないほうがいい、さっきのデスロードが複数もしくはそれ以上、そんな感じの予感がする。」

 

「如何するんですか?あんなのを沢山なんて倒しきれませんよ!」

 

《取り敢えず頭数を増やしてみますか?》

 

「ああ、あと武器も召喚し直さないとな、結局3分ぐらいしか持たないし。」

 

そう言っていると、洞窟の先が見えて来た。

 

「「「《おおおお〜!》」」」

 

其処には幻想的な風景が有った。山頂は穴が開き其処から外の光が降り注ぐ、壁からは水が流れ滝のようになっている。そして真ん中の広場にそびえ立つのは巨大な壁、明らかに人工的な物だが幾星霜の時の果てに風化し削れ一部は崩れている、しかし何故だか自然と馴染んでいた。

 

暫く一行は風景に気を取られていたが、再起動し戦闘の準備を進めていた。

 

「あの黒い箱から敵を感じるよ〜?それ以外は居ないかも?」

 

《私も似た様な状況です。後、あの壁からシャウトに似た力を感じます。恐らく『言葉の壁』でしょう。》

 

言葉の壁とは、シャウトに必要な力ある言葉の数々が刻まれたドラゴン語の壁、多くの修行者やドラゴンボーンはこの壁から言葉を学ぶのである。

 

「何がキッカケで敵が出てくるかわからないから、とにかく準備をしておこう。『雷の精霊』召喚!『雷の精霊』召喚!」

 

精霊を現在出せる最大の二体召喚し、マジカが無いのでポーションで補給。

 

「全略!『魔力の刀剣』!」

 

「詠唱をしないんですか?」

 

「チョットしたカットだ許してくれ給え。」

 

「?」

 

少々書くのが面・・かなり前だが、他の魔法と同程度の速さで展開出来ると言ったが、本来魔法は詠唱をしなければ完全な状態で発動しない、もしくは不発となる。しかし、スキル補助や知識補正で魔法をある意味では不正に使っているケールムは、元の世界に無かった魔法の詠唱など本来は出来ない。しかし、発動しているのはドラゴンボーン故の特権とも言えし、神様のバックアップもあるからであり—

ぶっちゃければご都合主義的な力の産物である。なので魔法を使う時は魔法の名前だけを表記させて貰って居る。

 

さて、言い訳は置いておいて、このノルドの墓地の多くに存在する、ドラウグルには大きく分けて五つの職種が有る。

戦士、弓士、魔術士、従徒、ボス、である。また、従徒は特殊な為今は置いておく。

従徒を抜いた四つの中で二十一個階級が有る。最も下がドラウグル、そこから後ろに、ウォーカー、ワイト、スカージ、ハルキング、デスロードと付いて行き、強さも上がっていく。

また、ボスはデスロードを最下級として、ワイト・ロード、スカージ・ロード、デス・オーバーロード、最上級だけドラゴン・プリーストと成っている。

此処でもう察しがついたかもしれないが、この最奥聖域手前、墓地の終わり、にかけての雑魚敵はオーバーロードである。

つまり、ボスは・・・・・

 

(デス・オーバーロードの可能性もあるな。倒せるのか?)

 

そうなのである!出てくる敵から考えるとこの墓地は30から49位の幅がある事になる。

最上位のドラゴン・プリーストじゃ無いにしても、様々なシャウトを使い変幻自在の近接戦闘をして来るデス・オーバーロードである。

 

(腹に風穴開けられてそう時間が経っていないし、怖いわ〜。)

 

しかし、進まなければならない、真ん中の広場に上陸し棺に近ずいて見る、無反応。

続いて、壁に向かっていくと……

 

バガン!

 

棺の蓋は吹き飛ばされ、出てきたのは、今までとは一線を画した気迫を持ったドラウグル、黒檀の盾と無符呪の黒檀の剣を構えている。

 

(まずい、デス・オーバーロードの中でもヤバイ方だ!)

「俺が盾になる!援護してくれ!」

 

「っはい!」《了解、強化を施します。》「あわわわわ〜!」

 

アイテム欄から取り出した盾を構え「ドザン!」盾ごと両断された!

 

ー対象の死亡を確認ロード開始ー

 

 

 

 

 

 

ケールムとミルムルニルは記憶以外が巻き戻り、リーシャとアウラは先ほどとほとんど同じように動いている。

 

小声「俺らはリンクしてるから大丈夫みたいだが、この二人は、いや、これで良いのか。何度も死なせる訳にはいかないからな。」

 

小声《そうですね、主人が何故耐えられるのか分かりかねますが、私は一応ドラゴンですからね、しかし、キツイですね。

少々相手が強すぎるかも知れません。》

 

そう、現状最高の物理カットの魔法は『ドラゴンスケイル』だが効果時間は問題無い、パークも総て有るので戦闘中二分位は持つだろう、しかし、この魔法には致命的な問題が有った。

 

「装備変えると多分死ぬなぁ。」

 

《そうですなぁ。》

 

そう、この魔法発動後装備を変えると、ほぼ物理無効だったのが、再計算され何故か弱くなる。

ぶっちゃければ謎仕様の一つであり、今回の作戦上避けては通れないのである。

幾つか解決?する策があるので、試して行く。

 

1、 ミルムルニルに唱えさせ自分は武器を持つ。

結果、何とかなるがミルムルニルが暫く使えなくなる。

 

2、御守り型のスクロールを精製し、破壊時に発動する様にする。

結果、大☆爆☆発、恐らく素材の容量を大きく上回る魔法の為爆発した。

 

3、ミルムルニルに唱えさせ、ミルムルニルに魔法を掛けて、ミルムルニルを盾に頑張る。

結果、衝撃に吹き飛ばされそのまま真っ二つにされた。俺が。

 

 

なお、実験後は死んで巻き戻されている。

 

「どれが良い?俺は1だ。」

 

《私の意識が飛ぶのはリスキーですが、突破のためには止むなしですな。》

 

「まあ、まだ1日も経ってないし本自体は巻き戻るから馴染めてないよね。キツイが自力で帰って来い。」

 

そう言っている間に、準備、詠唱も完了、後は出てきた時に発動させ殴り掛かる、それしか無い!ーーー

 

「Gaaa!aaahahaha!guuuaaa!」『揺るぎなき力』

 

「ウボア!?」

(シャウトを防げねええ!)

 

《発動前に吹き飛ばされるとは、予想はできていましたが、どうしましょう、魔法を左手にセットすると私が持てなくなります。》

 

ー対象の死亡を確認ロード開始ー

 

物理カットしか考えていなかった様だが、相手はシャウトも使うドラウグルだ、出来れば一気に隙の出来るシャウトは避けてチャンスにするのが望ましい。

 

「手以外の始点から魔法を展開出来る様になるしか無いか?現状アレを避けないと吹き飛ばされて死ぬからなぁ。どうしようか?」

 

《前は上手く柱に当たりましたが、今回の舞台は遮蔽物が殆どありません。故に、一度飛ばされると復帰するのも、そもそも、水の中に突き落とされそのまま何処からも上がれませんし。》

 

「やっぱり、吹き飛ぶのが問題だよな〜。」

 

その後も挑戦を続けるがことごとく死に続け体感時間は一週間を超えた、そして、遂に光明を見出した!

 

「暗殺しようか。」

 

《ハア(*^_^*)?》

 

随分芸が達者になり顔文字すら操れる様に進化したミルムルニル。しかし、ケールムの言ったことが理解できず固まっている。

 

「いや、よく考えたら真正面から戦う必要は無いんだよ。棺ごと叩き斬るとか、棺ごと中のドラウグルが行動不能になるまで焼くとかさ。」

 

《あー、なるほど、盲点でした。取り敢えずその線でいきましょう。》

 

かくして、ケールムのドキドキ外道大作戦!が始まった。先ずは棺に干渉しても中のものは襲って来るのか試す。

 

「「「お〜!」」」

 

結果、何と動かなかった!なので、次の段階、攻撃しても大丈夫なのかである。これは危険なので少し離れ隠密状態で思いっきり弓を引き絞って、放つ。

 

バギュン!ベキバキ!!

 

弓の威力が何故か上がっていたが、ドラウグルに命中!しかも左腕が吹っ飛んだ。しかし、起き上がって来ない。

 

「どうやら、近づかなきゃ言い訳か。」

 

「そうだね〜。でも、なんかあなたの弓の威力の方が凄いかも〜?」

 

「そうですね?いいことが分かりました。しかし、強いですね?」

 

《そうですなぁ?》

 

全員首を捻ったが、まだ倒せたのか判らないので、近ずいて行く。

 




結構設定や流れを考えず書いているので。結構妄想やこれが出来んならこれも出来んじゃね?的なノリが多めです。
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