空の淵から〜skyrm冒険記   作:名状しがたい魔王

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そろそろ容姿の描写しないとな?


ゲームをクリアした後の呆気なさ?

結局ドラウグルは起き上がってはきたが部位欠損していた上他の部位へのダメージも大きく、あっさりと倒せた。もちろん戦利品は総て戴く。

 

「いい剣だ、黒檀製でよく磨かれている。何世紀も放置されていたとは思えない程の物だ。盾も良いな、

よく出来てる、まあ鋳潰すだけどな。」

 

「ケールムさん!エルフの弓です。何か魔法の力を感じます!」

 

「ふむふむ〜?変性系統の魔法を感じるよ〜?麻痺かな〜」

 

《金銀財宝、武器や防具も良いですが、やはり本やインク、儀式用の道具も良いですよ。主人はかなり魔術師寄りですからね。おや?この石は?》

 

宝箱やドラウグルさんの持ち物を漁っているとミルムルニルが今回の目標の一つを見つけた。

 

「それが『ドラゴンストーン』だな。」

 

《何ですか?其れは。》

 

ドラゴンだったのであまり良く知らない様子のミルムルニル。

 

「そいつには、ドラゴンの墓の位置が記録されてんだが・・・例えばここはお前が埋められていた場所だ、地図だと・・・ここだな。」

 

《おお〜、なるほど我々が倒された後はこの様に管理されていたとは。驚きです。》

 

「私にも見して〜。」

 

そう言ってアウラが近ずくと・・・

 

カッ!!

 

強烈な光とともに石は中に浮かび地面に地図を映し出した!

 

「ハア!?何だこれ?」

 

「わかんないよ〜、触っただけだもん。」

 

「???!」

 

《此れは・・・・我が主よ?古代ノルドは恐ろしい程竜を憎んでいた様ですぞ。》

 

三人が驚く中、ミルムルニルだけはその地図を理解できた様だ。ケールムはいつになくシリアスなミルムルニルに恐る恐る聞いてみる。

 

「何なんだこの地図は?」

 

《おそらく、竜の現れるあらゆる場所を調べ記録したものだと思います。旋回するルートや住処、時期別の現れた数、その分布が映し出されています。》

 

「原動力はマジカかな?多分、妖精が飛ぶ時に発生する微量なマジカに反応したのか?」

 

「多分そうだね〜、チョット吸い取られたし〜?術式は、通常のものだし〜?」

 

疑問も解け、石もアイテムに突っ込んだとこで戦利品の整理である。

 

各種インゴットが二十個位、古代ノルド系統の武具が使用可能なものが六セット不可能な物が多数。

黒檀製の盾、剣。符呪済みのエルフの弓。種類が混じっているが使用できそうな矢が千本位。

魔法のスクロール2本。ポーション十二本。紙とか本とかインクとかペンとかが沢山。

 

「結構多いな。」

 

「そりゃあ〜、全部をそのアイテム?てとこに詰め込んだからね〜。」

 

《普通は無理ですな。》

 

「そうですね。すごいです!」

 

次に破損した物を調査する。

 

革の鎧、鉄の剣、矢二十本、カンテラ。

 

結構壊してた。

 

「俺の!俺の鎧が、剣が!」

 

「まあ、あんなに投げたり受けたりしてたらね〜。」

 

「矢をなくしてすいません!」

 

《まあまあ、剣も鎧も作り直してしまえば良いじゃないですか。》

 

そう言って、全員で墓地を抜け二日?振りの外に出た一行は、崖の上に出てきた事に愕然としながら慎重に下りていき、森を抜け、村に向かって行きました。

 

「ふう〜、疲れたなぁ。」

 

「そうだね〜。」

 

「私、どれぐらいあそこにいたんでしょうか?」

 

《私は、作られてすぐなのでさほど疲れてませんな。》

 

個々で好き勝手言いながら歩いていると村が見えてきた。

 

「ミルムルニル、そろそろ俺の腰のホルスターに入ってくれ。」

 

《判りました。》

 

「私は〜、リーシャちゃんのフードのなか〜!」

 

「あの、私はどうしましょう?」

 

「あー、どうしようか?」

 

小さいの二人が身を隠し残ったリーシャをどうしようかと迷いながら、歩いていると村に着いてしまった!

 

「まあ、大丈夫だろ?」

 

「そうだと良いんですが…。」

 

先ず、リバーウッドトレーダーに入って、金の爪を出すと兄弟は驚き、直ぐに帰還したことと「家宝を取り戻した祝いをする!」と言い今回の謝礼を払い晩御飯をご馳走したい、と続けて言った。

それを承諾して、リバーウッドのおばあさんに挨拶をして。宿屋で部屋を取り少し寝る事にした。部屋は一つしか取れなかったので、リーシャをベッドに自分は床にマットを引いて寝る事にした。

 

 

夜、料理の匂いとからだの重さを感じ目をさますと自分の上に白い物が乗っているのが判った。

さらに、意識が覚醒するとそれがリーシャだと気付き慌てたが、リーシャが自分の服に涙でシミを作っているのに気付き、そっと頭を撫で、ゆっくりとベッドに戻した。

 

「んう?zzz」

 

《私が見てましょうか?》

 

「そうしてくれ。」

 

無事、起こさずに済んだので適当な料理とエールを頼み兄妹を待つ、すると料理を運んできたデルフィンが話し掛けてきた。

 

「あなたの連れて来た娘、何者なの?というか何処から来たの?」

 

「あ〜?なんでそんな事を聞くんだ?」

 

「よそ者の事を把握するのも私の仕事なのよ。」

 

「お忙しい事で。まあ、けど俺が知ってる事はあんまり無いぞ?なんせあの墓地の山賊たちに捕まっていたのを拾っただけだからなぁ。」

 

「ふーん?其れにしてはずいぶん懐いているのね?」

 

「まあ、懐いてくれんのはうれしいがこれからどうするか、て感じだな。ほら、仮にも旅人だし?」

 

「連れて行けば?貴方の墓を作る人が必要でしょう?」

 

「死ぬ前提かよ!?」

 

「貴方の様な冒険者や傭兵を沢山見てきた、みんな「もう一度来る。」そう言って二度と戻って来ないのが大半だった。そういう不安定なのが貴方たちなのよ。」

 

「ふむ?其れこそ彼女を連れて行けばもっとその可能性が高まるのでは?」

 

「死んだっていう、報らせだけでも届きそうじゃ無い?」

 

そんな事を話して時間を潰しいつの間にか料理もエールも空になっていた。

 

「そろそろね。」

 

デルフィンはそういうと「直ぐわかる。」とでも言う様に、直ぐに台所に戻っていった。

しばらく待っていると、入り口からトレーダーの兄妹が入って来た。

 

「やあ!もうすぐ注文してた宴会用のメニューが出てくるから!」

 

「ああ、期待して待ってるよ!」

(なるほど、時間稼ぎか。)

 

三人で席に着き美味い料理、酒を楽しんだ。宴は真夜中まで続き兄妹は盛大に潰れ、ケールムは身体の強化というか魔改造の結果酔えなくなっている、という事に愕然としながら外で木刀を振りはじめた。

 

空が白み始め村の人々が起き始めた、昨日知ったことだがゴーストはケールムが墓地に行っている間にまた旅に出たらしい。

 

(訓練の相手が・・・。まあまた会えるか、今は装備の強化充実を目指そう。)

 

鍛冶屋の煙突から煙がで始めた頃ケールムは鍛冶場が借りられないかと鍛冶屋のアルヴォアに交渉する。

 

「今日1日でいいんだ。1日分の金も払えると思う。」

 

「そんなことはどうでも良いんだ、貸す条件は鍛治の腕だ。鉄のダガーを一本作ってみてくれ。」

 

「ああ、判った。因みに合格基準は?」

 

「色々だ。」

 

その返答に困りつつ、テキパキと貰った素材を使って使いやすく鋭いダガーをつくっていく。

丁寧に革を巻き付け握りやすくして行く、仕上げに念入りに研いで完成した。

 

「こんなもんだけどどうかな?」

 

出来た物をアルヴォアに渡すと、アルヴォアは少し考え込み言った。

 

「良い出来だな。悪く無い、いや良い。使っても。ただし綺麗に使えよ?」

 

「ありがとう、綺麗に使うよ。」

 

早速自分の使う素材、鋳潰す黒檀の武具をを出し桶や魂石なども出す。

桶にドラゴンの血を出す。黒檀の武具は炉にぶち込む。壊れた革の鎧も使える部分補強がいる部分捨てる部分を選び作り変えていく。

黒檀が溶けてきたので柔らかい部分と硬い部分をスキルと知識をフル活用し選り分ける。

そして、硬い部分を防具用の補強材として鎖状にしたり、プレートにして補強、強化して行く革も表面はドラゴンの物に張り替え目立たない様に黒く染色。また籠手やブーツは新しく作っていく。

最後に刀を作っていく。熱しては折りたたみ叩き伸ばし折っては叩き伸ばしてを繰り返して、心鉄は柔らかい部分で刃鋼に掛けて硬い物にしていき。ドラゴンの血で冷やす。そうして出来た刀を魂石の欠片で刀を研いでいく一緒に渾身のマジカを注ぎ込んでいく。最後に、馬鹿みたいに上がった能力を活かすための黒檀製の強弓を作り。鍛冶場も綺麗に掃除し、出来た装備一式をしまい、アルヴォアに礼をして、次に、リバーウッドトレーダーに買い物に行った。

 

「やあ!我が家の恩人よ!」

 

「ず、随分元気だね?」

 

「ええ!この爪が戻ってきて色んな事が上手くいったの!」

 

「品揃えもこの前とは段違いだよ!見て言ってくれ!」

 

「あ、ああ。」

 

勢いに押された感もあるが確かに品揃えは段違いなので極大魂石(魂充填済み)を十個位、金床、槌、各種消耗品を補充し、ついでに古代ノルドの骨董品を買って貰い資金も補充。

気付けば、陽も落ちてリーシャがいつの間にか宿の前に佇んでおり怒りを感じるオーラが漂っている。

 

「ナニヲシテタデスカ?」

 

「いや、寝てたから、起こさない様に鍛錬と装備の強化充実を・・・」

 

「起こしてくださいよ!?起きた時誰もいなくて寂しかったです!!」

 

「いや、その、申し訳ない。」

 

「そうです!反省してください!そして、絶対に今度から私を置いていかないでください…お願いです。」

 

(そういえば、親に売られてここまで来てしまったんだったな。まだまだ、子供だというのを忘れていた。)

 

そうして、少し泣いてしまった彼女を抱きしめそっと撫でた。

 

「ヒューヒュー!お暑むぎゅふ!?」《貴女は少し考えて下さい!》

 

・・・彼らの事を忘れていた。ミルムルニルはともかくアウラがいままで黙っていたのには少し驚いた二人だったが、四人ともきちんと揃い漸く世界を周る旅を始める事になった。

全員で話し合った結果。今日の所は休み明日位にはもう出発するという話に纏まった。

 

「よし!行くぞ〜!」

 

《「「エイ、エイ、オー!」」》

 

 




俺たちの戦いはこれからだ!
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