勢いで書いているので気になる場合は、気にしないか、ご指摘ください。
編集、主人公の年齢
透き通る様な空!美味しい空気!たなびく雲!そして・・・
「ガウガウ」「ウウゥゥゥ」「ワン!」
1匹違う気もするが、狼である。
さて、ここで少し仮定に話を、「現代日本に住んでいた、特にぱっとしない二十代ギリギリ前半のおじさんが、圧倒的技術と知識を授けられた。」としよう、そんな奴が剣と魔法とサツバツの世界で、初めての戦闘を上手く出来るでしょうか?
答えは簡単、「NO」だ!
「ガッ」
突然、激しい痛みに襲われたケールム!狼の嚙みつき攻撃だ!ジッサイイタイ!
ゲームではあまり表現されていないが、たとえ、鎧を着ていても矢が刺されば怪我もするしぶっちゃけ死ぬことの方が多い、つまり、この「スカイリム」の形をした異世界で、ただ能力を底上げされただけのおじさんが、生き残るには、圧倒的に経験が足りないのである。
ー対象の危機を感知、ロードしますー
「ハッ」
少年は先ほど見たばかりの平原に立っていた。
当の本人は、ここに来て初めてのロードに戦慄していた。そう、まさか、まさかー
(ただの狼にやられるなんて・・・思ってもいなかったなぁ・・・痛かったわ〜)
結構余裕がある様子だった。
(しかし、判った事が幾つか、まず、ゲームのような首以外吹き飛ばない体ではない、ということ。
二つ目に経験が足りなさ過ぎる、技術があっても実践できなければ意味がない。
三つ目に自分が接近戦に向いていないこと。
・・・・ダメダメだなぁ。)
溜息をつきながらも、そう言えばやっていなかったアイテム、装備の確認をする。
「回復薬、松明、メモ、鉄のダガー、ロングボウ、鉄の矢100、か・・・。」
武器を取り出し、動いてみるとまるで歴戦の戦士の様ですらある。
(はぁ、つまりさっきの死亡は、度胸が足りてないのと警戒が薄かったってことか。)
ぶっちゃけ1日目で死亡する予定は無かったのだ、がしかし浮かれていたらこの始末である。
(心に留めとくべきなのは、もうゲームじゃないし、無双もできないって事だ。)
さてさて、そろそろさっきの狼さん達とのエンカウントである。
(気を引き締めて、殺る!)
「ガアアアウ!」「ウウゥゥゥ」「ワン!」
先手を打ち、弓を撃つ、もちろん隠密全開である。
「キャウン!」
1匹に命中!しかし、2匹に方角を悟られ走ってくる!
「ハッ!」
2発目、2匹の間に着弾、1匹が気を取られた!
「ガア!」
もう1匹が飛びかかってくるが、弓を叩きつけ、バッシュ成功!
「オラッ!」
怯んだ隙に、ダガーで斬りかかる、ゴリッと嫌な音を立て頚椎及び頭蓋を破壊!
「さいごっ!」
すかさず、肉薄してきた最後の個体に矢を射る。
「キャウン!ガァァァ!」
命中!ダガーで止めを刺す。
「ふぅ」
周囲を警戒しつつ、毛皮、矢、一応肉を回収。爪と牙は少々痛んでいたので、廃棄。
普段着のままだったので、汗を袖で拭き取り、今度こそ街へ出発である。
ー衛兵達の会話ー
最近ヘルゲンがドラゴンに潰されたらしい
本当か?そしたらそろそろ此方に来る頃じゃないか?
そうだなぁ、ん?あいつジャックじゃないか?あの走ってる奴。
そうだな、しかしどうしたんだ?
『ドラゴンが!ドラゴンが!監視塔をおそってる!』
は?
なんだと!速くリーチへ行けこれをしらせるんだ!
開門〜開門いそげ〜!
「時は来た、役者は未だ揃ってはいないのぅ、かと言って流れに逆らえるのは人だけじゃ。ドラゴンボーン、
ケールム、汝らにアカトシュの祝福あれ、じゃ。」
そう言って老人のような、しかし、力強い気配は解ける様にきえ、後には違和感すら残らなかった。
メモの内容
おっすオラアカトシュ!おめえ今日からドラゴンボーンな!
「んなバカな。」
街道を歩くケールムは、そらを仰いだ。