空の淵から〜skyrm冒険記   作:名状しがたい魔王

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そして、正直な貴方には両方上げるw


貴方が落としたのはこのチートドラゴンボーン?それとも唯のドラゴンボーン?

ホワイトランは矢張りというか流石というか規模も活気も素晴らしい所であった。

あの後、バルグルーフ首長やその他のお偉方と話を進めて、『勇者達』討伐について具体的な方針が決まった。

 

1、現在十八人居る『勇者達』は、倒してしまう、また、その過程で起こるであろうナニカや帝国からの攻撃は随時どうにかする。

 

2、真のドラゴンボーンを探し出し、ドラゴンを討伐してもらう。

 

3、取り敢えずソリチュード行こう。

 

4、味方増やそう。

 

 

「・・・・いや、具体的じゃないだろ?これ。」

 

ケールムは、つい本音が漏れるが他のホワイトランの重鎮達も同じ意見のようでしきりに頷いている。

 

「唯なあ、今の状態じゃこれくらいが限界じゃあ無いか?ドラゴンボーン?」

 

それもまた事実であった。どう行動するにしても情報が足らないのだ。

 

「今、確定してるのは、デイドラがからんでいる。というのと、勇者は何かしらの能力を持っているってこと。それから?」

 

「各街、まあ首長が居るような所だな、其処に大体三人か二人、残りはソリチュード、若しくは帝国のあるシロディールかもな。」

 

「まあいいか、しらみつぶしに行くしか無いのは最初からだし。」

 

そうゆう事で一応会議は終わり、重鎮達も各自ツテやコネを最大限使って勇者、ドラゴンボーンの捜索を開始した。

ケールム達はと言うと、装備の強化そして、この城にあるデイドラの秘宝が貰えないか話し合っていた。

 

「バルグルーフ首長、此処のデイドラの秘宝をどうか貰えないでしょうか?」

 

「何故、それを知っているかはわからないが、あまりお勧め出来ない。アレは選ばれた者にしか使いこなせない、使えこなせたとしても狂人か廃人まっしぐらな代物だぞ?」

 

「いや、その〜、デイドラの秘宝は壊れない、付呪が切れないが売りなので、武器の強化に使おうかと。」

 

「ええ!?壊すの?てか壊せんの?アレ。」

 

キャラクターが崩壊気味だったが、何とかその後許可を貰い忘れられた感じの扉の前に来た。鍵を鍵穴に入れ施錠を解除する。そして、中に入ると・・・

 

「パジェロ!パジェロ!パジェロ!」

 

なんか、懐かしい番組を見ている美しい女性が、ゴロゴロしてた。そして、フッとケールムと目があうと顔が赤くなったので、ケールムはそっと扉を閉めた。

 

「なあ、俺はどうしたらいいと思う!?」

 

『いや、えーと、すいません、役に立てなさそうです。』

 

「取り敢えずお菓子だよ〜!菓子が有れば許してくれるよ〜。」

 

「そ、そうですね、何かしらのお詫びの品で場を濁しましょう。」

 

という事で、気をとりなおし菓子折りを持ったケールムは、ノックを4回して返事が来たので入った。

 

『よく来たな。アカトシュの使徒?よ。』

 

「先ほどはノックもせずすいませんでした。これ、お詫びの菓子です。」

 

『あ、ありがとう!今流行りの菓子だー!わーい!・・・・・・は!?』

 

「・・・」(俺は、俺はどう反応すれば!?)

 

『ゴホン!よく来たな。アカトシュの使徒よ。』

 

「やり直すのか・・・菓子もいるのか?」

 

『うるしゃいぞ!大体、こんな奥まった城の地下の古びた扉を開けてくるやつなんて、想定してなかったのよ!』

 

キャラが崩壊気味な今回、どうやらこの引きこもり予備軍は『囁きの女王』メファーラらしい。

ちょっと前に(デイドラの時間感覚なのでかなり昔だろう。)此処の『黒檀の剣』磨きに来たら居心地が良くて居ついてしまったらしい。たまに厨房から甘いものをくすねたり、使用人に取り憑いて本屋に行ったりしてのんびりと過ごして来たらしく、部屋の中は異界化しベッドやテーブル、テレビまである謎の個室に改造されているようだ。

ようやく、メファーラが落ち着いてきたので一行は中で今回の要件告げた。メファーラの答えは「別に、いいよ。」だった。しかし、矢張りデイドラなのでちょっとした注文が有るらしい。

 

「この!私を連れて行きなさい!」

 

「いいよ?なあ、みんないいか?」

 

「大丈夫です。旅費も移動速度も特に問題になりません。」

 

『良いんでは無いですか?デイドラなら、今回の騒動に関わっている方を知っているかもしれませんし。』

 

「お菓子〜!」

 

特に反対も無かった為連れて行く事は決定した。だが!

 

「この剣を打ち直す〜!?ダメダメ!絶対ダメ!性能も落ちるし、私の力も既に落ち始めてるんだからこれ以上は無理だよ!」

 

「じゃ、性能が上がって、一時的にでもお前さんの力が戻れば良いんだな。」

 

「ま、まあそうねできるのなら。だけど。」

 

その答えを聞いたケールムは鎧を外し『黒檀の剣』を自分に突き刺した!

 

「グッフォ!いやーいテーな。これで。少しは血を吸ったか?」

 

「あっばばば、バカ!何やってんの?」

 

剣を引き抜きながら、魔法を発動させ傷を治すケールム。

 

「いや、血を吸わせてチョット強化しようとしただけだけど?」

 

「だからってそれは無いでしょう?もっとこう桶かなんかに入れて血で満たすとかさ。」

 

「え、それでいいの?」

 

『ふむ、どの書物でもそのような方法は見当たりませんでしたね。』

 

「私が手入れする時に私を突き刺すなんてしたく無いからその機能をつけたのよ!」

 

「『成る程!』」

 

という事で、桶にドラゴンの血を張り其処に剣を突っ込むこと1時間。桶の中身が無くなるぐらい吸った所で。

 

「だいぶ、力がもどってきたわ。もう、煮るなり、焼くなりしてもいいわよ。」

 

「良いのか?」

 

「良いわよ、もう。それに他の秘宝もあるしね。」

 

という事で、この時間の流れが外に比べ十分の一の極端に遅い空間でサッサと装備の強化を始めるケールム。

 

黒檀の剣を芯にして、新しく大太刀を創ってみる。血を吸う機能は残しつつ、黒檀のインゴット、デイドラの心臓、ドラゴンとケールムの血を使い。強化、魔改造、改良して行く。

出来上がったのは、ケールムより少し大きい片刄のノコギリのような剣。敵をより出血させ、周りの血を吸収して持ち主とメファーラの強化、回復をする。また、一定確率で、斬り付けた相手が『囁き』を受け人格が壊れるようだ。

 

「「「『エゲツないな!』」」」

 

ケールム以外の叫びが聞こえたが、ケールムは気にせず別の作業を始めていった。




ドジっ子ツンデレ美女!メファーラちゃん!

どうしてやろうか、げっへへへへw
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