空の淵から〜skyrm冒険記   作:名状しがたい魔王

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この小説は紙装甲・超火力をもっとーに。罠、連携コンボ、暗殺、狙撃、斬殺、首斬りなんでもありの即死スタイルでお送りします。


戦闘が薄いって?人間は斬られたら死ぬんだお!

さあ、魔法生物と何だか残念な勇者(モヤシ)の合いの子を二等分くらいにし、マグナスの目の止め方を考えるケールム。

 

「うーむ?いっその事次元の彼方にフライアウェイさせてしまおうか?」

 

『そうですね、時限爆弾は投げて処理をするのが伝統だと聞きました。』

 

「あの、時限爆弾って?」

 

「そんな事より!ヤバいよヤバいよーこのままじゃこの前の二の舞だよ〜!」

 

「『おお、上手い!』」

 

「洒落じゃないよ〜!!」

 

最早停めるのではなく吹き飛ばす方向で行こうかと刀に手を掛けようとしたその時!まわりの時間が突然止まりケールムと愉快な仲間達以外は総てが止まってしまった。

 

「吹き飛ばすのはあまりお勧め出来ないな。」

 

現れたのは『サイジック会』を名乗る男。彼が言うには杖があれば止まるらしいが、そんな事は知ってるケールムはもっと手っ取り早くこの脅威を取り除きたい旨を伝えた。

 

「だったら、コレを制御仕切ってみせろ、そうすれば何とかなるだろ『回帰者』?」

 

「『回帰者』?何じゃそりゃ?」

 

「我々が、お前を観測する際に使っている呼び名だ。何しろ『巻き戻す』だけでなく『やり直す』からな。

通常巻き戻っても未来は変えられないところをいとも簡単に変える物だからそう呼ばせて貰っている。いつも我々はお前達を見ているよ。」

 

「あの〜、貴方は変態さんですか?」

 

「グッフォ!」

 

リーシャの純粋な一言を受け吐血した男は「男を見て喜ぶ様な変態ではない!!覗くならもっとよぅ」と叫びながら消えていった。

 

「なあ、ミルムルニル?あいつ最後の方に『それ以上はきっと彼らのプライドが・・・・』ソウダネ・・・。」

 

「キャハハwヤッパリ変態だよ〜w」

 

気を取り直し、現状のセーブをしてから彼の言ったとうりマグナスの目を掌握する作業に入った。

ここからは、ケールムとミルムルニルの日記形式でお楽しみください。

 

一度目、三時間位経ったあたりでマジカを高速回転させられなくなり自身に過剰なマジカが注がれ内側から大爆発!リーシャとアウラの記憶は消しておいた。

 

二度目、今度はミルムルニルの補助も付け、随時ミルムルニルに術式を読み取ってもらい中身を少し見れた。

・・・なんかパズルみたいなのが詰まってたしかもとかないといけない様だ。

 

少し飛んで百度目、パズルは一問一問読み取り正解が分かったら巻き戻す。分かったら巻き戻すを繰り返し地道に解除していった、解いてる間もマジカの高速回転を強いられるので気分としてはフラフープを一定間隔で回しながら先の見えない計算ドリルをしている感じ。この時点ですでにミルムルニルが広辞苑5冊分くらいの大きさだったので圧縮して置いた、そして、遂にパズルが全部解除された。と思ったらまた似た様な密度の圧縮を施された魔法陣や術式、ルーンが五つ位あった・・・・ふぁっ(ここでページが切れている。)

 

 

 

500回目、主人はまた問題が増え乱心中である。しかしそれでも高速回転は途切れなくなってきた、また何時からかはもう直ぐには思い出せないがリーシャとアウラも解析に加わってきた。これによりさらに効率は上がった、が術式が総て解けた後主人だけにナニカ得体の知れない負荷が観測されている、此れが終わるたび今まで見えていなかった物が見える様になったと言う主人・・・・大丈夫なのか?コレ。

 

 

vahgvuhgauybjkbaiuhio・・・・は!俺は一体?!いや、原因は恐らく目からのマジカを介してのデータ転送。

どうやら、この『マグナスの目』は別位相、別次元の観測、調査を行う物らしいと言うのが解ってきた。

しかし、観測方法が少しバグっている様で直接次元と次元の間に干渉し穴?みたいなものを開けているらしくそのせいで次元の間に大量に詰まっていた力、この世界ではマジカ、がコレを通して流入してきた為世界が崩壊したり、変なのが出てきたりした様だ。すべき事は自力でこのバグを修正し、観測機器で例えると、レンズ、調節機器、などを作り直すか修復しなければならない様だ。・・・新品でも良いのか?

 

 

千回?目、主人から此れの用途と本来の姿を聞かされた、遠くを見る為の道具で世界が滅ぶとは・・・

まあ、それは良かった、しかし次が問題だった。主人は壊れている部分を自分の『眼』で代用するとか言い出した。だが、今のところ壊れた箇所や修復が出来ないレベルで術式が可笑しくなっているところへの対応が出来ていないのも確かであった。掛けようと、思う。

 

 

 

日記はここで終わっている。

 

 

 

そこからが、ケールムの地獄だった。

当然麻酔など無いし魔法を発動できるほど全員余裕が無い。つまり、麻酔無しで、眼に細工をしなければならない訳だ。しかも、自分で、である。リーシャとアウラは既に限界であったしミルムルニルは念力しか出せないからである。

手術は百回以上続き、ケールムがそろそろ痛みのせいとかそうゆうレベルではなく狂いかけてきた所で漸く成功した。最後の方はもうケールムのテンションが天元突破してしまった為何だか要らない機能もつけていた様だ。

 

最後のロードの前。ケールム達は感慨深い物感じていた。

 

「いや〜。漸く終わるんだな。」

 

『そうですね、もう眼を弄りだした辺りからはスプラッタの極みでしたね。』

 

「もう限界でし、もうむリィです。」(ガクン)

 

「ああ、リーシャが逝っちゃった。」

 

「いや、寝ただけだろ。そんなことよりもう終わらすぞ入力用意しろよ。こちとらもう左眼がやべーんだよ。さっさと麻痺らせて寝たいんだよ。」

 

【いや〜、ヤッパリデイドラとしてはそそるものが有ったわね。】

 

そして、ロードと共に凄まじい勢いで『マグナスの目』を掌握し始め、体感で百年近く続いた闘いが物の三分で終わった。『マグナスの目』は正常に動き出し、物凄い勢いで展開、変形をしたと思うとケールムの左目と完全に一体化した。それを見計らっていたかの様にリーシャは起き、また時が止まった。今度は違う男の様だったが『サイジック会』が現れた。

 

「良く掌握したものだ、サイジック会ではもう数百年はいると予想していたのだが。まあ良い。くれぐれも暴走させたり、それで世界を壊したりしない様にな。」

 

そう言い残して消えていった。

ケールム達はそのまま崩れ落ち、次起きると二日が経っていた。

 

 




マグナスの目(現ケールムの左眼)
機能、
遠距離、顕微、マジカ、異界、別次元その他諸々を観測可能な多目的な目。
ケールムの眼を組み込んだ為ケールムの知覚可能な範囲を常に拡張しており、きちんと発動させれば別次元の生き物だろうが、いる場所がずれていようが問答無用で攻撃可能になる。
また、変なテンションの時に、レーダーとか距離、風速などを計測できる様にもなっていて遠距離から矢を当てるのにも一役買ってくれる。
しかも、まだ観測時にマジカが少量になったとはいえ流入してくるので、ケールムは実質マジカが無限になる。
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