今回はいよいよバトル回になります。
少々長めですが、ぜひ最後まで読んでください!
「おーい、霊夢~!」
上空から、魔女の服装をした少女が、博麗神社の前へ飛んできた。
神社の前で、巫女の服を着た少女が、気持ちよさそうに寝ている。
「ったく、また昼寝か」
そう言って、魔女服の少女は巫女服の少女をひっぱたいた。
「う~・・・・・・なんで叩いたの魔理沙・・・・・・」
「こんなところでグウスカ昼寝してる巫女がいるかっての」
「ここに私がいるわ」
「はあ~」
そう言いながら、二人は汗を拭く。
「それにしても暑いな・・・・・・」
「ええ。今は夏じゃ無いはずなのに」
「でも陽炎がそこら中に立ち上ってるぜ」
「そうね・・・・・・」
その直後、巫女服の少女こと霊夢ははっとした表情になった。
「待って。そこら中はあまりにもおかしくないかしら」
「・・・・・・!そうだな。ここまで陽炎が立ってるのは、夏でも全く見ないぜ」
「これは・・・・・・もしかしたら異変かも知れないわね」
「その通りよ。でもそれは、人間だけに影響を与えているのではないわ」
その声が二人の耳に届くと同時に、空間にスキマが形成され、そこから一人の女性が現れた。
「紫・・・・・・詳しく教えてちょうだい」
「妖怪が多く住む場所では、陽炎ではなく本物の火が大量に浮かんでいるの。誰にも消せず、何人もの妖怪がやけどの被害を被り、下手をすると火事が起こったりしたわ」
「陽炎じゃなくて火、か・・・・・・でもそれが同一犯によるとも限らないはずだぜ?」
魔女服の少女こと魔理沙は、紫という女性にそう尋ねた。
「人里に来た妖怪たちが、陽炎と火が発する妖気が同じだったと言っていたわ。同一人物であることに間違いはないとは思うわ」
「それで、犯人は分かってたりするの?」
「いいえ。全く分からないわ。だから霊夢、あなたが犯人を捜して、この異変を解決してちょうだい」
「はあ~。仕方ないわね。取りあえず、その犯人を捕まえれば問題ないのよね?」
「今の所は、ね」
「まあ、私も協力するから、がんばろうぜ」
そう言って、霊夢はそのまま空中に浮かび、魔理沙は来たときと同じように、箒に乗って空を飛んでいった。
ところは変わり、人里。
あまりにも暑いせいか、屋内から出ようとする人たちは少ない。
「本当に暑いわね・・・・・・」
「陽炎を見てるだけでも暑くなってくるぜ」
そう言いながら、二人は人里の道を歩いていた。
「どう?なにか分かった事ってあるかしら?」
「ああ、あるぜ。魔力と同時に、妖気も感じ取ったぜ」
「私の方は、霊力と妖気を感じ取ったわ」
「ということは・・・・・・」
「ええ。これが何らかの偽装が施されてなければ・・・・・・」
「犯人は、おそらく人間と妖怪のハーフだわ」
「確かに、純粋な妖怪にしては妖気が薄かった・・・・・・霖之助と同じような感じだったぜ」
「まあ、まだ断定するには証拠が少ないわ。妖怪たちの所を探しに行きましょ」
それから数日後。
「一通り見て回ったけれど、どこも同じような気配だったわね」
「ああ、もうこれは、人里も妖怪の土地も、同一人物の仕業だと見て問題はないな」
「でも、まだ犯人の目星はつかないわね」
二人ともうんうんとうなり始めた時。
「犯人の目星がつかなくても良いから、あなたたちの見解を聞きたいわ」
紫が現れた。
「・・・・・・本当にざっくりとしてるけど、大丈夫?」
「ざっくりとしていても、可能性を聞かせてくれるだけでいいわ」
「それならいいけど・・・・・・犯人は、人間と妖怪のハーフ、だと思うわ」
「なぜそう思ったの?」
「偽装するにしても、霊力、魔力、妖気のいずれも少な過ぎたわ。それでもここまで大きく広範囲な異変を起こせるのは、それぞれの力を上手く合わせて使うことのできる、ハーフしかできないことだと思ったわ」
「そうなの・・・・・・。人間と妖怪が共存する世界である幻想郷だけど、今でも妖怪と人間のハーフは少ないわ。いるとしても、力が弱い者しかいないわ」
「だとすると・・・・・・犯人は幻想郷の外から来たということか?」
「えっ!?神社の中から誰かが入ってきたなら、私が気づくはずなのに、跡なんて全然無かったわ」
「跡もしっかり消せるほど頭が回る奴だったのかも知れないぜ。それに・・・・・・」
「あなたいつも昼寝してばかりじゃない」
二人に同時に指摘された霊夢は、泣きそうな目をしながらいずこへと飛んでいった。
それから、霊夢と魔理沙は、一緒に陽炎と同じ気配を発する者を探していた。しかし、数日たってもそれらしき人物の気配は感じられなかった。
「まったくもう、いつまでこそこそと隠れるつもりなのかしら」
「もうそろそろ他を当たろうぜ」
そう言って二人が移動しようとした瞬間。
「「!」」
二人が探していた気配が、二人の横を通り過ぎた。
「あれだな」
「あれね」
二人はそろって駆け出すも、陽炎のせいでぼんやりとしか見えない。
「待って!!」
呼びかけてもその人物は意に介さず、ずんずん歩みを進めていく。
なんとか人里を出たとき。
「そこのお前ら!主人にこれ以上近づくな!」
小さな竜が、二人の目の前に現れた。
「なんだ、そこのちっこいの」
「小さくなんかないぞ」
途端に、竜は人型に変化し、周囲に火と陽炎を出現させていた。
「我が名はサラムンド。西洋の由緒正しいドラゴンの末裔だ」
「はあ!?幻想郷にドラゴンが来ていたの!?」
霊夢が叫ぶ。
「ここは、別の世界で存在が危うくなった者が来るところであろう?西洋でも我々の存在が薄れかけておったため、ここへ来たのだ」
「ドラゴンか・・・・・・魔法使いとしてはかなり興味はあるが・・・・・・お前がこの異変の首謀者か?」
魔理沙がサラムンドに尋ねる。
「さあな。それは自分で考えるんだな」
上から目線でサラムンドは答える。
「いいえ魔理沙。あいつは違う。おそらく、別の奴が首謀者よ」
「なぜそう思うのぜ?」
「あいつから感じる気配は別物よ。私ははっきりと見ていないけど、別の場所から気配がするから、そっちが首謀者よ」
魔理沙がキョトンとしていると、サラムンドは魔法陣を展開し始めた。
「この世界では弾幕で決闘するのであろう。残念ながら我はスペルカードは1枚しか持っておらぬ。だが絶対にお主らをここから先に通すつもりはない」
「やっぱり勝負になるのね。しょうがないから相手してあげましょ」
「ここらで腕ならしといくか」
その言葉を合図に、三人の弾幕が展開された。
サラムンドは弾幕を展開する中で、炎を出して攻撃することもあった。
「ちょっ、炎はさすがに当たったらまずいわよ!」
「ああ、弾幕では炎は消せない・・・・・・炎は避けて弾幕は適宜消していくぜ!」
そう言いながらも、二人は炎も弾幕も次々避けていく。
(くう・・・・・・やはり厳しい。使う他ない)
「スペルカード発動!炎符『ドラゴン・ブレイズ』」
大玉が、二人に向かって直線的に進む。
「甘いわね。そんなにまっすぐじゃあ、弾幕撃って避けるだけで十分よ」
「数は多いが、やはり威力がイマイチだからな」
サラムンドのスペルはあっさりと避けられ、二人は全く被弾せずにサラムンドを倒した。
「ぐう・・・・・・申し訳ございません、秀也様・・・・・・足止めもできませんでした・・・・・・」
そしてサラムンドが倒れ、落ちようとしていた所に、少年が現れた。
「あんたがこの異変を起こしたの?」
「バレてしまったからには正直に言いましょう。僕が首謀者です」
そう話す少年は、じっと二人を見た。
「そっちの巫女姿の少女は、博麗の巫女でしょう。もう一人の白黒の魔女さんは分かりませんが」
「私は魔法使いの霧雨魔理沙だ。まあ別に知ってなくても仕方ないのぜ」
「私が博麗の巫女だということは知っていたのね。私は博麗霊夢よ。ところであんたは見かけない顔だけど、どこから来たの?」
「この幻想郷の外から来た、としか言えません。それよりこちらから聞きたいことがあるのですが・・・・・・なぜ僕が首謀者だと思ったのですか?」
「あんたの気配が、大量発生した陽炎や火の発していた気配と同じだったのよ」
「ほう、そうですか。むう、兄さんたちめ、オレの詰めが甘いって言ってたのはそういうことだったのかよ・・・・・・」
それまでポーカーフェイスを保っていた秀也、という名前を持つらしい少年が、一瞬だけ怖い表情に変わったのを二人は見逃さなかった。
「まあ、仕方ありません。ここでは妖怪が異変を起こし、人間が妖怪を倒して解決するのがルールなのでしょう。ですが僕も易々と倒される訳にはいかないので、全力で抵抗いたしますよ」
その途端、少年の背中からドラゴンの翼が出現し、頭からは龍の角が2本出現した。
「お前もドラゴンなのか・・・・・・」
「いいえ、正確には東洋の龍と西洋のドラゴンを合わせた妖怪が、僕の『妖怪』としての個性です」
そう少年が告げた後、サラムンドが展開した大きさよりも大きい魔法陣が展開された。
「僕の名前は夜月秀也・・・・・・スペルカードは3枚。お互い、良き戦いになるように」
そう告げた後、秀也は弾幕を展開した。
秀也の弾幕はサラムンドよりも密度が濃い。おまけに炎も威力が違う。
「どうですか?サラムンドは僕の使い魔でしたので、あなたたちでも楽に倒せたでしょう。ですが僕はそうはいきませんよ」
そう言えども、やはり弾幕はまだまだ小手調べといった感じで、本気を出しているようには見えない。
「そろそろいきましょう・・・・・・スペルカード発動。熱符『ホットブラスト』」
途端に陽炎が出現し、弾幕と共に二人に襲いかかる。
「これは躱せるかしらね・・・・・・」
「いやいけるだろう」
二人はひょいひょいと弾幕を躱し、その間から弾幕を撃っている。
「ま、まあ、これぐらいなら躱されても仕方ない」
やがてスペルカードの時間が切れた。
「ですがここからは本気です」
弾幕に爪攻撃が加わり、威力がますます上がっていく。
「うう・・・・・・あまり躱せなくなってきたわね」
「でもまだ大丈夫だ」
「まあそう言うとは思いましたよ」
秀也の雰囲気が変化する。
「スペルカード発動・・・・・・竜符『炎龍の暴虐』」
秀也が爪を立てて腕を振る動きに合わせて、弾幕が三本一緒に二人に襲いかかった。
さすがにこれは二人もきつかった。
「スペルカード発動『ノンディレクショナルレーザー』」
「スペルカード発動『封魔陣』」
二人がスペルカードを展開し、秀也の弾幕はかき消された。
そして秀也のスペルカードが終わった。
「くそがっ・・・・・・!ふざけんな!オレは絶対にお前らを倒して、オレ自身の存在を絶対的なものにしてやる!!」
秀也の口調が完全に変わり、炎が周りに吹き荒れ始めた。
「なんだよあれ・・・・・・あれがあいつの本性か?」
「そうかもね・・・・・・過去に何があったのかすごく気になるわ・・・・・・」
二人は、完全に雰囲気の変わった秀也に呆れたような目線を向ける。
「これで、全て終わらせる・・・・・・!」
そう言うと、秀也の髪と瞳が真っ赤に染まった。
「スペルカード発動!!怨恨『隠し持つ恨みの
その直後、大量の炎が、秀也が腕を振ると同時に、爪のひっかいた跡のような形となって、二人に襲いかかった。しかも炎の隙間から弾幕が降りかかっている上に、二人の周りを人魂が囲んでいる。
彼の恨みが尋常でない事が、ありありと分かるほどの強い攻撃である。
さすがにこれは、二人とも避けきれずに被弾することもあった。
「このまま受け続けたら確実に負けるな・・・・・・」
「仕方ないわね。私たちのとっておきのスペルカードの出番になるわね」
そう言って、二人はスペルカードを取り出す。
「でも、今発動しても効果が切れたらヤバイな」
「今のうちに私たちが仕掛ける方がいいと、私は思うけれど・・・・・・あいつの体力をある程度削ってからにしましょう」
そして二人は、人魂で囲まれた範囲の中で弾幕を秀也に向かって撃ち続けた。
「ははははっ!お前らまともに反撃してこないな!もしかしてオレに降参する気か?まあ降参を言い出してきても、オレはお前らが倒れるまで徹底的にやるけどな!」
「うっざ。もうスペルカード撃ちたいんだけど!」
「まだだ。あいつが調子乗ってる内はまだだ」
「はあ~。ま~だ降参しないってか。オレは早くお前らを倒して、兄さんたちに褒められて、存在を認められたいのに、どうしてお前らはそんなにしぶといかな~」
「それが、お前の本音か?」
「倒されるだけの存在が、オレの事を気安く語るな!!」
途端に、秀也の弾幕の質ががらりと変わった。
今まで複数の小さな炎が直線的に進んでいたのだが、単発の巨大な炎がうねうねと二人に向かって進むようになったのだ。
「うおっと、これは危なくなってきたな」
「もう、これだけ強いモノになるんだったらさっさと倒すべきだったわ!!」
「落ち着け」
二人は炎をギリギリのところで躱しながら、弾幕を撃ち続けた。
「くっそ!」
そして秀也の体力が減ってきていることが口調から明らかになってきた。
「よし、今だ、霊夢!」
「やっとなのね。あとちょっとで、我慢ができなくなりそうだったわ」
「スペルカード発動!霊符『夢想封印』」
「スペルカード発動!恋符『マスタースパーク』」
二人分のスペルカードをまともに食らった秀也は、その場に落ちていった。
「くっそ・・・・・・負けちまった」
「はあ、これで異変解決だわ」
「よし!宴だ宴だ~!」
浮かれる二人を見ながら、秀也はクックッと笑い始めた。
「おい、何で笑ってるんだ」
魔理沙が尋ねた。
「はあ~、目先の勝ちに浮かれてやがる奴らを見るのも、悪くはないな~」
「はあ!?もったいぶらないでさっさと教えなさいよ!」
霊夢がキレても、秀也は見下した表情を崩さない。
「異変は、これだけでは終わらないぞ?」
「なっ・・・・・・それは一体どういう事なの!?早く教えなさい!」
「教えろと言われて教えるとでも思ったか?ばーか。オレたちの兄弟はオレを捨て石にして、もっと壮大な計画を実行してるんだよ。今頃異変は完成している頃だろう。それを知らずにお前らは勝手に宴でも何でも開いてろよ」
そう吐き捨てて、秀也はボロボロのまま、サラムンドを抱きかかえて飛び立った。
「おい、こら!どこへ行く気だ!!」
「どこって、もちろん兄妹たちの所さ」
「お前の事をどうとも思っていない兄妹の所へ、わざわざ帰るのかだぜ!」
「・・・・・・」
「いくらオレのことをどうとも思っていなくても、兄妹は兄妹だからな」
そう言って、秀也は完全に二人の見えぬ所へ姿を消した。
「入らずの海」の近くに、秀也は降り立った。
「はあ~。やっぱりダメか、ポンコツ秀也くん」
「うっせぇ黙れクソ兄貴」
「本当のことを言ってるだけじゃんよ、お前は身長ぐらいしかオレらに勝てないんだからよ」
意地の悪そうな笑みを浮かべた兄の顔に、秀也はげんこつを叩き込んだ。
「痛えじゃねえかよこのポンコツ」
「ポンコツと呼ばれるように仕向けたのはどっちだよクソが」
「ことりだろ?こんなことも分かんねえのかよぉ、このポンコツは」
「でもお前は反対しなかっただろ」
「てかいい加減オレの事を兄さんて呼ばねえからこんな事になってるって気づけよポンコツ!!」
秀也の兄はそう言いながら秀也の腹を右足で蹴り上げた。
「がはっ・・・・・・!」
「はん。この程度でダメになるってか?こんなんじゃ・・・・・・くそっ、お前・・・・・・!!!」
秀也の兄の体には、高温度の炎が取り巻いていた。
「何やってるんだお前ら!!」
別の少年の声が、二人に届いた。
所は変わり、海王宮内部。
秀也の傷は既に無くなっているが、先程秀也を中傷した兄、夾也の火傷は全く治ってなかった。
そして夾也を睨んでいるのは、この異変の発案者であることりであった。だが海王宮が完成した今では、対外的には
「それで、今回の対決では、どうだったの?」
「博霊の巫女・・・・・・博麗霊夢という人間も、魔法使いと自称していた、霧雨魔理沙とか言う奴も、強い力を持っていた。他にここに攻めて来る奴がいるかは分からないが、あの二人は注意するべきだ」
「いや、ただ単に弱かっただけじゃねえの?」
秀也が再び炎を放とうとしたが、植物が伸びてきて夾也の口をふさいだ。
「お前の方こそその学習能力の無さをどうにかしろよ」
翔也がそう言い放った。
「次同じような事言ったら凍らせるわよ」
乙前も威圧しながらそう言った。
「ひゃあ~、厳しいね~『お姫さん』は」
これだけ叱られてもなお、夾也はふざけるのを止めない。
「取りあえず夾也兄さんはスペルカードなしで戦ってもらうから」
「いやさすがにそれはまずいって!!オレ瞬殺されちゃうから!!」
ここにきてやっと焦り始めた夾也。
「大丈夫でしょ秀也兄さんが倒せなかったって軽くからかえるほどなら。夾也おにいさまならそれこそ瞬殺できるでしょお~?」
ゲスな笑みを浮かべながら、夾也に向かってそう言う乙前。
「いやそれはマジでホント「大口たたけるぐらいだから一秒でできるんだよね?期待しちゃうわー」
「ままままマジで無理です!!!!大口叩いたオレが悪うございました!!!!!許してくださいいいい!!!!」
さっきまでのふざけた様子はどこへやら、夾也は乙前の前で土下座している。
「じゃあちゃんと秀也兄さんの前で謝って」
「へん。めんどくせ「一秒で追い返してね?」
「秀也、ポンコツなんて言って済まん」
「それは日常的に言ってるから、後で24時間炎中耐久レースを一人でやれよ」
秀也は感情のこもらない声でそう言った。
「お、鬼・・・・・・」
「文句あるならスペカ無し「やります」
そして夾也は肩を落としながらすごすごと去って行った。
「ふう、これであのうるさいバカはどうにかなったわ」
「バカはやめとけよ。一応お前の兄だろ・・・・・・」
「あんなのが兄だなんて運が悪すぎる。それで、秀也兄さん・・・・・・」
「よく、頑張ったね。兄さんがやってくれなきゃ、上手くできなかったと思うよ」
「・・・・・・ありがとう、ことり・・・・・・」
その日の夜、夾也以外の兄妹に褒められ、秀也は夜中じゅうずっと嬉し泣きしていた。
いかがでしたでしょうか・・・・・・。
東方キャラの口調は、ゆっくり茶番などの動画を参考にしたので、少し不安です……。
次は第2面と行きたいところですが、間話を挟みます。
これの続編を出すときの伏線とか、プロローグ以前の重要なところが含まれるので、書かなければいけないんです・・・・・・。もし「さっさと次のバトル出せ!!」という感想が来ましたら、そっちを優先して投稿しますが・・・・・・。
次回もゆっくりしてお待ちください!