イシハナゲナイデネ。
大空の炎の力を操る転生者
ある世界に一人の少年がいた。
その少年は額に炎を灯し……
黒スーツを纏い……
自分の信じる物のために戦い……
何度も世界を救ってきた。
己のもつ
そんな少年には誰にも言っていないある秘密があった。
そう。
転生者という秘密が。
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人理継続保障機関フィニス・カルデア
それは『世界』を観測し、そして『未来』をも観測し、人類の絶滅を防ぐために設立された特務機関である。
ある日、突然カルデアで観測していた未来領域が消失し、人類は2017年で絶滅することが証明されてしまう。
そこで最後のマスターと呼ばれる藤丸立香と、デミ・サーヴァントであるマシュ・キリエライトは時空の特異点へと向かい、人類滅亡阻止のために動き出していた。
守護英霊召喚システム「フェイト」を使うことで、英霊と呼ばれる強力な力を持った過去の英雄をサーヴァントとして召喚し、契約を結ぶことで、共に戦うのである。
そして最初の特異点Fである冬木市にて立香はカルデア所長、オルガマリー・アムスフィアが見守る中、サーヴァントの召喚に望もうとしていた。
立香は唱える。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する」
「―――――
「――――――告げる」
「――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
すると魔方陣が光る。
そこにはある人物がいた。
その人物は黒スーツを身に纏い、額に炎を灯していた。
その人物は少年であった。
少年は閉じていた目を開ける。
すると立香と目が合う。
「貴方が……私のサーヴァント?」
そして黒スーツの人物は話す。
「…………えっとどういう状況?」
「え?」
「へ?」
「は?」
黒スーツの少年の言葉に立香、マシュ、オルガマリーは三者三様の反応をする。
黒スーツの少年は現状が理解できていないようだった。
「ガァウ」
そして少年の頭に現れた一匹の小ライオンが首を振りながら一声鳴いた。
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そして始まる人理を修復するための旅……
しかしそこに立ちはだかる者がいた。
かつて戦った黒い剣士との再びの衝突。
「ならば見せてみろ。貴様の力を」
カルデアを裏切ったシルクハットの魔術師レフ・ライノール
「たかだかサーヴァント風情……いや君は少々事情が違ったのかな?だがまぁ、サーヴァント
そして辛くも乗り切った特異点F……
だが……新たな特異点でも様々な強敵達が立香達の前に立ちはだかる。
邪竜を操る復讐者となった聖処女
聖処女を支える魔元帥
古代ローマの偉大な皇帝
破壊の力を司る女剣士
ギリシャの英雄である狂戦士
かつて海を恐怖で陥れた海賊王
裏切りの魔女と呼ばれる女の夫であり、アルゴー船の船長
雷を操る発明家
仲間を増やし、強敵を倒し、聖杯を回収していく立香達。
特異点も順調になくなっていく。
だがそこに黒幕が遂に登場する。
「我は貴様らが目指す到達点。七十二柱の魔神を従え、玉座より人類を滅ぼすもの」
「名をソロモン。数多無象の英霊ども、その頂点に立つ七つの冠位の一角と知れ」
魔術王ソロモン
皆が圧倒的な力を持ってねじ伏せられる。
だがそこには諦めの悪い一人の転生者がいた。
「魔術王ソロモン……あんたがどれだけ強かろうが、どれだけ圧倒的な力を持っていようが関係ない。貴様は……貴様だけは……俺が死ぬ気でぶっ飛ばす!!」
大空の炎の力を操る転生者
近日投稿!!
Coming soon!!Σ(゜Д゜)
ウソです(ノ´∀`*)
いや、4/1やしいいかなって。
後悔も反省もしていない!!Σ(゜Д゜)