色々伏線入れてます。
忘れてなければ二年後くらいに回収するかも…
では、どうぞ( *・ω・)ノ
ヒエンside
「死にたくなけりゃ動くんじゃねぇぞ!!」
銃を持った黒ずくめの男が声を荒げる。
俺達は銀行のロビーの中央に集められ、ひとかたまりにされていた。
「おいそこのお前」
「は、はい……!?」
「ここに金をつめろ!」
そしてもう一人の男が銃を銀行員の女性に向けバッグを渡し、金をつめさせる。
すると側にいたもう一人の男が話し始めた。
「ここの責任者はどいつだ?」
「わ、私です」
すると眼鏡をかけたスーツの40代くらいであろう男性が前へと出てきた。
「そうか。今すぐこの銀行のシャッターを閉めろ。言うことを聞かなければ、ここにいる奴らが一人ずつ死んでいくことになるぞ?」
「わ、分かりました!」
責任者の男性は銀行強盗の指示通りにシャッターを閉めて銀行を封鎖した。
これは外にいる人達にバレないための処置だろう。
そんな中、俺は既に死ぬ気モード(炎なし)になり、この状況を打破するためにマルチタスクを駆使して脳をフル回転させていた。
「お兄ちゃん…」
「うぅ……おにいちゃん…」
するとギンガ&スバルが泣きそうな表情で俺を見る。俺は二人を安心させるように抱き寄せ、頭を撫でる。
「大丈夫だ。二人は必ず俺が守ってやる。だから落ち着け」
俺は黒ずくめの集団に聞こえないように小さめの声で二人に話す。正直、この状況では気休めにしかならないが…俺が不安げな表情を見せれば…まだ小さなこの子達をさらに不安にさせてしまう。それだけは絶対にダメだ。
俺は不自然にならない程度で周囲の状況を確認する。
見たところ…銀行強盗の数は全部で5人。その内2人は杖型デバイスを持っていることから魔導師であり、残りの3人は猟銃みたいなものをもっていることから非魔導師だろう。
魔導師の2人は人質をにらみつけそれぞれ端の方に待機し、あとの猟銃の3人は従業員の方を向いている。
大してこちらは、ロビーにいるお客さんは見えるだけでもザッと20人ほどおり、銀行員も10人ほどいる。お客さんの中には子供連れの人もおり、子供を抱きしめて震えていた。銀行員の人達も顔を青くさせている。
(ここにいるお客さんや銀行員を転送魔法で外に送ろうと思ったが…その隙もない)
まず銀行強盗の中に魔導師がいるのが予想外だ。
外にいる相手に念話を飛ばそうにも…その念話を察知される恐れがある。
奴らを倒そうにも個別に距離が離れているため、手を出すこともできない。それに下手な行動を取れば人質に危険が及ぶ可能性がある。
(ここは様子を見るしかないか…)
俺は震える二人をさらに抱き寄せ、身を固める。
(何か手を考えなければ…)
ヒエンside end
◆◆◆
リニスside
リニスはクラナガンのショッピングモールにて、クイントとメガーヌと共に買い物を楽しんでいた。
リニスの主人である少年はファッションに興味がないのか、なかなか服を買おうとしない。少年の私服は、母親やリニスが買ってきた服がほとんどである。
そんな少年のためにリニスは、彼に似合いそうな服を色々と買っていた。
「リニスちゃん結構買ったわね~」
「そうね。それほとんどがヒエン君の服なんじゃないの?」
「はい。あの子はファッションに興味がないのか、ほぼ同じ系統の服ばかり着ていますから」
リニスは苦笑いしながら服の入った袋を見せる。
「何か趣味とかないの?」
「あー…マンガやゲームにはよくお金を使っていますね…」
「男の子ね」
「そうですね」
三人は仲良く話しながら歩く。
するとリニスがピクリと反応する。
そして空を眺める。
「どうしたのかしらリニスちゃん…」
「さあ?」
リニスの反応にクイントとメガーヌはキョトンとしながら首を傾げる。そして二人も釣られて空を見る。
すると上空から何か小さな物体がリニスに向かっていることに気付いた。
「何かこっちに向かってきてない?」
「そうね……んー……猫かしら?」
「空を飛ぶ猫?使い魔?」
そして段々距離が近付いてくると…見覚えのある
「ヒッツ!」
「ガァウ」
そしてヒッツは一声鳴くと、リニスに抱き付く。
「どうかしたのですか?いや、それよりも…ヒエンはどうしたのです?一緒ではないのですか?」
するとヒッツはリニスの頭にフワリと乗っかり、ある思念を伝える。
何事かと思い、ヒッツからの思念を受け取るリニス。そしてその顔を段々と青白くさせていく。そして街中であることも気にせず声をあげた。
「ぎ、銀行強盗に……巻き込まれたー!?」
マスターの危機に使い魔が遂に気付いた。
リニスside end
◆◆◆
ヒエンside
『相棒…うまくリニスと合流できたか?』
『ガァウ!』
『よし、良くやった』
俺は心の中にいる
この状況を打破するため、俺は
俺達は現在身動きが取れない状態だ。
そして魔法も使えない今、俺が頼ったのが相棒だ。
分身の相棒に『調和』の能力で周囲から見えなくさせたあと、銀行強盗達から見えない物陰の死角部分となる所で転送魔法を使い、外へと出てもらった。
最初、転送魔法の魔力反応でバレないかとヒヤヒヤしたが……なんとかバレずに済んだ。相棒一匹程度なら転送させるのにそこまでエネルギーも発生しなかった。
それよりも…
身動きの取れない今、俺が頼れるべき相手は外にいるリニスのみ。恐らく近くにクイントさんや、メガーヌさんもいるだろうから管理局の耳に入るのも時間の問題だろう。
しかし…こいつらの目的が分からない。銀行強盗目的なら金を奪ったのだからさっさと逃げればいいものを……。だが逃げる素振りを一切見せない。
猟銃を持った二人の男が奥に入ってから、かれこれ30分ほど経つ。ロビーにいる三人の男も少しイライラしているようであった。
一向に動こうとしない。
まるで何かを待っているように…。
(何か別の目的でもあるのか?)
周囲の人質となっているお客さん達も不安げに様子を見ている。
すると…ある女性の赤ん坊と思われる泣き声が銀行中に響いた。
「オギャア!オギャア!!」
「ユミちゃん大丈夫よ?」
女性は赤ん坊を必死に抱っこなどしてあやすが、泣きやまる様子がいっこうにない。
すると赤ん坊の泣き声でイライラしていた猟銃の男が女性の方を向いた。
「うるせぇぞ!とっととそいつを黙らせろ!!早くしねえとぶっ殺すぞ!!」
「すいません…必ず泣き止ませますから…どうかこの子の命だけは!?」
男の言葉に驚きながらも必死に謝る女性。
俺の腕の中にいるギンガとスバルがその様子を見て身体を少し震わせる。
(クズ野郎が…)
俺は内心こいつを殴り倒したい気持ちでいっぱいであった。
「オギャア!オギャア!!」
だがいつまで経っても赤ん坊が泣き止む気配はない。
すると猟銃を持った男が女性へと近付いていく。
そこで超直感が反応する。
(あの男…まさか!?)
近寄ってくる男に気付いた女性は、泣きながら首を横に振る。しかし男は猟銃を構えた。
俺は咄嗟に手をかざす。
(間に合え!)
パァン!!!!!
そして一つの凶弾が赤ん坊を襲った……
カキン!!!!!
ように思われたが…母親と赤ん坊を守るように突如
「はぁ!?」
「ラウンドシールド!?」
「魔導師がいたのか!?」
男達が驚いている。
その間に俺は猟銃の男に高速で近寄り、殴り飛ばした。
こうなったらもう様子を見ている暇はない!!
「相棒!プランEだ!!」
『ガァウ!!』
俺は心の中にいる相棒に、銀行強盗達がもたついている間に
すると銀行のロビー全体を囲うように地面に大きなオレンジ色の魔法陣が現れた。
そして
「「おにいちゃん!!」」
するとギンガ&スバルが泣きながら俺の名前を呼んでいたが……光に包まれ姿を消した。
そして俺達以外にいなくなった銀行のロビーでは二人の魔導師が俺を挟むように杖型のデバイスを向けた。
「よくもやってくれたな小僧…おかげで計画が少し変更だ。生きて帰れると思うなよ…」
「殺す…」
俺はセットアップを済ませると同時に……額に炎を灯す。そして奴らに言葉を返した。
「やってみろ」
そして二人の銀行強盗との戦いが始まった。
◆◆◆
黒ずくめの魔導師二人は、黒い杖型のデバイスをクルクルと回す。すると杖が薙刀のように変形し、刃部分に黒い魔力刃が展開される。
そして二人とも俺へと向けて突っこんできた。俺は
ガキン!!!!!
続いて二人が同時に俺の背中と腹を裂こうと攻撃を仕掛ける。それを察知していた俺は跳躍してかわす。
そして丁度俺の真下に来ることになった二人の頭を、そのまま踏み潰そうと両足蹴りを繰り出すが、両方の薙刀でそれぞれ受け止められ、後ろへと弾き飛ばされる。
俺はクルクルと回りながら着地すると、二人はいつの間にか近付いており、さらに接近戦を繰り出してくる。
(こいつら……完全な接近戦タイプか!?)
俺も拳に炎を纏い応戦する。
二人の猛攻を後ろに下がりながら同時に何とか捌いていく。
こいつらは見たところミッドチルダの魔導師だが、近接戦闘を得意としているようだ。
しかも今は屋内で戦っているため、破壊力のある射撃魔法や砲撃魔法は使えない。
まさに今のこいつらにおあつらえ向きの戦闘場所だ。
「「死ねぇ!!」」
それだけじゃない。
こいつらのコンビネーションが厄介だ。
反撃に出ようとしてもお互いをカバーするような動きで俺を攻めてくる。
一方が攻撃をすれば一方は防御し、一方が防御すれば一方は攻撃する。
まさに表裏一体。
俺がこいつらに勝つには…まずどちらかの動きを止めて個別で撃破するのが一番なのだが……その隙がない。
「ちっ!?」
奴らの魔力刃が俺の両頬にかする。
そのまま俺は奴らの攻撃をブリッジしてかわし、起き上がる要領で回転蹴りを繰り出すがデバイスで防がれた。
そして俺はジャンプして勢い良く起き上がり構える。
両頬からチクリとした痛みがする。こいつら……殺傷設定にしているのか。
「へぇ…俺達兄弟を前にして生きてるとはなかなかやるじゃねぇか小僧」
「兄者……こいつは久しぶりに燃えてこねぇか?」
兄者?
こいつら兄弟か…
「そうだな弟よ。おい小僧。俺達『漆黒の殺し屋兄弟:
「ハハハハハ!!!!!」
そして再び、こちらに攻めてくる。
俺はフェイク・シルエットを出しその中に紛れる。ロビーの中には10人の俺がいる。
それを見たブラックブラザーズが
すると数人の幻影を倒した弟の方が俺の前に現れる。
好都合だ。
「死ねや!!」
俺は弟の薙刀の間合いに注意しながら、昨日リニスに言われたことを実践する。
(常に相手の先を読みとり、それを感じ取る!!)
ヒュンヒュンヒュン!!!!!
俺は弟の連撃をかわすと同時に前へと出る。
「なっ!?」
俺が前へと出るのは予想外だったのか、弟の方は薙刀で迎撃しようとするが、俺はそれをかわし奴の手から薙刀を弾き落とした。
「しまった!?」
そして咄嗟に炎の質を柔から剛に切り替え、奴の身体に剛炎の拳の連撃をお見舞いしてやった。
「
ドドドドドドドド!!!!!!
「ガッ!ゴッ!ブハッ!?」
奴の身体を幾度も殴り、そして顔面を勢い良く殴り飛ばした。弟の方は勢い良く吹き飛び、白目を向きながら気絶した。
残るはあと一人!
「テメェ!よくも弟を!!」
すると今度は兄の方が黒い魔力の斬撃を俺の方へと放ってきた。
俺は咄嗟に形態変化を使う。
「
そしてその黒い斬撃を殴り飛ばした。
「
ドゴオオオオオオォォォォ!!!!!!
以前戦ったセイバーオルタや、ゼストさんの魔力の斬撃に比べれば軽い。軽すぎる。
そして俺はそのまま突貫する。
「な、なにぃ!?」
そして最大パワーを込めて殴り飛ばした。
「
「おごぉ!!」
そして男は螺旋状に回転しながら壁へとめり込んだ。
「ふう~」
俺は手甲を解除すると気を抜く。
なんとか乗り切ったか。
「おーい見つけたぞー…………ってあれ?」
「おいどうした……ってなんだこりゃ!?」
そのとき奥へと入っていた猟銃持ちの二人が戻ってきた。その手には何かスーツケースのような物を持っていた。そしてこの現状を見て声をあげた。っていうか今頃戻ってきたのかよ……。
とりあえず……
「「おい!テメェがこれを……ハブっ!?」」
問答無用で拘束だこの野郎。
俺は即座にこいつらの後ろに回り込み、手刀で気絶させた。
こうして俺は銀行強盗を全員倒すことに成功したのだった。
◆◆◆
そして俺は銀行強盗達五人をチェーンバインドでぐるぐる巻きにした。その後、奴らが持っていたスーツケースが気になった俺はいけないと思いながらも中身を確認することにした。
カチャ
中身を確認した俺は驚愕した。
「なっ!?これは!?」
その中には
そしてその赤い宝石にはこう刻まれていた。
【XI】
と。
俺はあまりの衝撃に驚いていると……
ドゴオオオオォォォンン!!!!!
「時空管理局です!おとなしくお縄につきなさい!!………ってあれ?」
するとバリアジャケットを展開させたクイントさんが銀行のシャッターを破壊して突撃してきた。
その後ろには同じくバリアジャケットを展開させたメガーヌさん、いつもの戦闘服のリニスがいた。
俺は咄嗟に赤い宝石をポケットにしまう。
「あ、皆さん…もう終わりましたよ」
そして何気ない感じを装いながら話しかけた。
すると三人は俺の姿を確認すると、どこかホッとしたような表情をした後、怒ったような表情で俺を見る。
最初に話しかけてきたのはクイントさんであった。
「ギンガとスバルが泣きながらお兄ちゃんを助けてってお願いしてきたわ。その意味が分かる?」
「………」
クイントさんの目が笑っていない。
やべぇ。
最初からクライマックスじゃねえか((((;゜Д゜)))
俺はなんとか言い訳を考える。
いつも以上にマルチタスクが冴える。
段々、言い訳を考えるのが得意になってきている気がするorz
「いや、あのときは緊急事態だったといいますか……誰か囮にならないとあのときは全員逃がせなかったといいますか…」
間違ったことは言ってない。
あのとき誰かが残り、奴らの目を引かなければ転移魔法を発動させる際に邪魔が入ったかもしれない。
それにあのとき割り込まなければ……幼い赤ん坊が殺されたかもしれないのだ。
強盗達があのとき戸惑っていたからこそ、成功した策でもあった。
「それはあの子達から聞いたわ。でもそのとき…ヒエン君なら
そのときメガーヌさんから話しかけられた。
俺は答える。
「確かに……あのとき俺も一緒に出ることは可能でした」
「だったら!」
「ですが!!……万が一ということもありましたので」
「万が一?」
確かに俺もあのとき一緒に出ることは可能であった。だが……もしあのとき
「誰か一人でも銀行に取り残されている可能性を考慮して…念のために残りました。もし残っていたと仮定して…奴らに見つかっていたりすれば……十中八九、腹いせに殺されていたでしょうね」
少なくとも俺と対峙した
「一応、貴方はなんの考えもなしに行動を起こすことはありませんものね」
するとリニスが俺に話しかけてきた。
「…………あ、ああ」
俺は少しドモリながら答えた。
だがリニスは俺の些細な変化を見逃さなかった。
「………なぜそこでどもったのです?まさかとは思いますが……
「ア、アタリマエダロ。ソンナ、ナンノカンガエモナシニ…シナイヨ」
一応嘘はいってない。
だって
リニスは目を細めながらこちらをジーっと見るが、やがてそれが嘘ではないと判断したのか…目を細めるのをやめた。
やはり嘘の中にほんの真実を入れると、たとえ使い魔といえど見破れないらしい。
(だがこれで乗り切った!!)
「でも……私の娘に心配かけた責任はとってもらうわよ?」
ガッ!
「え?」
しかし俺の肩を勢い良く持つクイントさんには通じなかった。
ミシミシミシッッッ!!!!!
およそ人体から出てはいけないような音が出る。……ってかこういうの前にもあったぞ。
そして後は一緒にやってきていた管理局員達に任せ、俺は外へと連行された。
「わぁ~ん!心配したんだから~!!」
「おにいちゃんのバカ~アホ~ボケ~良かった~~~~!!」
そして出ていった俺を待っていたのは泣きながら突撃してくるギンガ&スバルだった。
ドオン!!!!!
「ごぶぅ!?」
そして俺はナカジマ姉妹の手荒い歓迎を受け止めきれずにそのまま銀行のATMに吹き飛ばされる。
お、おおおおおお……
なのはやフェイト、アリシアの倍以上の威力だと……!?
あの三人が腹や
口から魂が出ていきそうになるのを死ぬ気モードになることで必死に耐え、ギンガ&スバルの頭を優しく撫でる。
「心配かけてごめんな…」
そして二人が泣き止むまで数分を要するのだった。
◆◆◆
「うぅ~ギン姉早く代わってよおぉ~」
「スバルはお兄ちゃんにいっぱいしてもらったでしょ!!今は私の番なんだから!!」
「ずるい~」
俺の頭の上ではギンガがニコニコしながら顔を乗せている。
はい。
肩車しています。
ちなみにギンガの頭の上では相棒がグータラしている。
俺の足元ではスバルが「ずるいずるいずるい」と何度も言いながら、俺の周りを回っている。
元気ですなスバルさんや。
後ろではそんな俺達の様子を大人三人組が微笑ましげに見ていた。
後は事件の事なのだが、明日にまた地上本部の方で事情聴取が行われるそうだ。ちなみに銀行強盗連中は管理局員に連行されていった。
まぁ、色々あったが何はともあれ、ケガ人がいなくて良かった。
そして……
俺はズボンのポケットに入っているであろうあの赤い宝石に目を向ける。
(銀行強盗達が何の目的で
俺は十年後……
確実に敵になるであろう
恐らく今回の件で俺はマークされると思った方がいいだろう。いや、もしかしたら既にマークされているかもしれない。現場から無くなったレリックを持ち出したのだから…。
だが今は……俺から奴に対してできることなど…何もないに等しい。
だからこそ…
一刻も早く強くなって…奴に対抗できる力を手に入れなければならない。
それほど俺は重大な物を手に入れてしまったのだから…。
俺は後ろにいるメガーヌさん、クイントさんをチラリと見る。二人はリニスと楽しそうに話していた。
そして俺は視線を戻す。
前を見るともう夕方なのか日が暮れていた。
俺はその景色を見ながら……
(クイントさんやメガーヌさん、ゼストさんは絶対に死なせない。お前の野望は……死ぬ気で全部ぶち壊してやる!!覚悟しておけジェイル・スカリエッティ!!)
およそ一年後に…ゼスト隊に起こるであろう事件を防ぐために俺は今よりさらに強くなることを決意した。
いよいよ…
なのはの映画までもう少しですねウラァーー(゜▽゜*)
というわけで水樹奈々さんの新曲も買わねば。新曲あったら半年は余裕で闘える。きっと何百回とリピート再生して聴くことになるだろう。
フハハハハハハ( ´∀`)
とりあえずあと何話かしたら…A`s編やっちゃいます。それまでにちょっとやっときたいことが多々あるので。
では、また(・∀・)ノ