大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうも(゜▽゜*)

書けたので投稿。

では、どうぞ( *・ω・)ノ


第百五十八話 心の花を守る伝説の戦士XXX

ヒエンside

 

 

 

俺達の前には砂漠の使徒の三幹部、サソリーナ、クモジャキー、コブラージャが立ちはだかる。

 

対してこちらは俺を守るように立つハートキャッチプリキュアの面々……キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャインの三人が構えていた。

 

そして肝心の俺はというと、疲労とダメージで身体が重くなって動けないので木の下で休息を取りつつ、様子を見る形になっていた。

 

 

「プリキュアそしてそこで弱っている魔導師も……全員ここで叩きのめしてあげるわあぁ~」

 

 

「俺達の力……見せてやるぜよ。このダークブレスレットはデザトリアンを強化するだけじゃないぜよ。俺達自身のパワーアップもするがじゃき!」

 

 

「ふん。そこの野蛮人の言うとおりさ。パワーアップした僕達の力……しかと味わいたまえプリキュア諸君」

 

 

サソリーナ、クモジャキー、コブラージャがそれぞれ構えた。

 

俺は皆に注意するように伝える。

 

 

「皆、気をつけろ。実際に戦って分かったが……そいつらは確かにパワーアップしている。油断は禁物だ」

 

 

「「「はい!!!」」」

 

 

「三人とも色々気になると思うが、まずは目の前の相手に集中すること!ブロッサムはサソリーナ、マリンはクモジャキー、サンシャインはコブラージャを頼む。……俺もサポートできそうなら積極的にサポートしていく。だから絶対に勝とう!!」

 

 

「「「了解です!/任せて!/はい!」」」

 

 

皆が不安にならないように大声をあげて鼓舞を入れる。正直、今の俺ができることなど戦闘のサポートくらいしかない。

 

それに最近気付いたのだが……

 

三人とも性格がお人好しなせいか、互いを気にしすぎているせいで動きが固くなっていることがタマにある。

 

特にそれが顕著に出るのが……近接戦闘をしているときである。

 

三人で一人の敵を攻めるときは、コンビーネーションを発揮しているのだが……

 

一人ずつ個別で戦うときは、相手に集中しつつも仲間が気になっているのか力を発揮できていないことが多い。

 

つまり個人戦闘に慣れていないのだ。

 

それに現状、戦いの流れはハッキリ言って絶望的だ。

 

三幹部はダークブレスレットの力でパワーアップし、コンディションも万全であるのに対し……

 

こちらは三人とも先程のダークプリキュアとの戦いでダメージがあるのに加え、ある程度とはいえ体力も消耗している。

 

その証拠にハートキャッチプリキュアの原作でも、この直接対決は三幹部に軍配が上がっている。

 

ブロッサムはサソリーナに……

 

マリンはクモジャキーに……

 

サンシャインはコブラージャに……

 

皆、ボロボロにやられてしまっている。

 

だが原作で負けていたからといって……この世界でもそうなるとは限らない。

 

攻撃を食らいそうになるなら……盾を出して防ぐなり逸らせばいい。

 

動きを止められたなら……相手を攻撃したり、罠に嵌めて解除させればいい。

 

相手が強いなら……味方を強くするか、援護してやればいい。

 

三人が不利になっていたのなら……()()()()()()()()()()有利な状況を作り出せばいい。

 

勝てないのなら……皆が勝てるように勝利へと導いてやればいい。

 

やりようなどいくらでもある。

 

まぁ、結局原作でも最終的にはダークプリキュアを打倒したムーンライトが助けにきたことで、三幹部を圧倒し、事なきを得ていたが……。

 

だがこの世界のダークプリキュアは何の因果かパワーアップしてしまった。だとすれば、必然的にムーンライトが勝つのは()()()()()()()()になる。

 

いや、下手をすれば負けることだってあるかもしれない。俺としてはあのムーンライトが負けるとは欠片も思えないが……。

 

と考え事はここまでにしておいた方が良さそうだ。

 

そろそろ事態が動き出す。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「いくわよおぉ。はぁあああ!!」

 

 

するとサソリーナの髪が勢いよく伸びブロッサムに襲いかかった。

 

 

「ふっ!はっ!ほっ!」

 

 

ブロッサムは迫り来る髪を必死にかわすが追尾機能があるのか、ブロッサムの後をひたすら追いかけてくる。

 

どうやらサソリーナのダークブレスレットを使ったパワーアップ形態は、髪のスピードや射程などを強化するらしい。

 

 

「行くじゃき!ぬぁああああ!!」

 

 

「マリン・シュート!!」

 

 

別の所ではクモジャキーがマリンと対決していた。

 

クモジャキーが放った斬撃と、マリンの水の塊が激突する。見たところ互角にみえる。

 

クモジャキーのダークブレスレットを使ったパワーアップ形態は剣に刃が形成され、それを衝撃波として連射して攻撃するもののようだ。

 

 

「美しい僕の相手はサンシャイン……君がふさわしい。ふん!!」

 

 

「サンフラワー・イージス!!」

 

 

さらに別の所ではコブラージャがサンシャインと対決していた。

 

JOKERのブロマイドを投げると、黒く闇のようなエネルギー弾に変わり、真っ直ぐにサンシャインに放たれる。

 

サンシャインもひまわり型の盾で防ぐが徐々にヒビが入っていく。

 

コブラージャのダークブレスレットを使ったパワーアップ形態は、やはりブロマイドから闇のエネルギーを放つものらしい。

 

 

とりあえず戦況を確認した俺が真っ先にやることは……

 

 

(サンシャインとブロッサムの援護!!)

 

 

マリンは互角に戦えているため、大丈夫だ。

 

まずは盾のヒビ割れが起こっているサンシャインの援護へと入る。

 

 

「も、持たない!!」

 

 

「アデュー」

 

 

そのときコブラージャから無数の闇のエネルギーの拡散弾が放たれる。

 

俺は咄嗟に手をむける。

 

体力を消費しているためあまり丈夫な氷は作れないが、その分は魔力で強化してカバーする!

 

 

「零地点突破・ファーストエディション……氷の盾(アイスシールド)ver重ねがけ(オーバーレイド)!!」

 

 

サンフラワー・イージスが破壊されようとしたとき、氷の盾が五枚現れサンシャインをガードする。

 

一気に四枚程破壊されたが、何とかサンシャインを守ることには成功した。

 

 

「なんだと!?」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

続いて俺はサソリーナの髪を必死に回避しているブロッサムの援護に入る。

 

俺は右手に炎のエネルギーをある程度集めるとそれをサソリーナに放った。

 

 

炎の円斬(ファイアカッター)!!」

 

 

一枚の炎の円盤がサソリーナの髪を根元から寸断する。

 

いくらムチみたいに伸びようがその根本さえ切ってしまえば防ぐことなど造作もない。

 

 

「わ、私の髪がああぁぁ!?」

 

 

「ヒエンさん!」

 

 

そして俺はさらに援護するためある魔法を使う。

 

カテキョーの継承式編で出てきたシモンファミリーの大地の七属性の炎の一つ【氷河】の炎の使い手……鈴木アーデルハイトの氷の人形(ブリザードロイド)をイメージした技……

 

 

氷結(フリージング)ver軍人(ソルジャー)!」

 

 

自衛隊の格好をした氷の軍隊が百人規模で現れる。

 

俺の周りに10人配置した後、残りの90人を三つの30人チームに分けブロッサム、マリン、サンシャインを援護&守護するように命じる。

 

軍隊全てを操ることはできないので簡単な自動操作にしておく。さすがにこんな規模で操れるほど……操作魔法はうまくない。

 

vividのコロナであれば出来るのだろうが……俺には無理だ。

 

というか、補助魔法は本当に()()()()()にしか使えない。今度から補助魔法も本格的に練習するべきかもしれない。

 

俺はどちらかといえば、射撃・砲撃といった攻撃系統の魔法や、捕縛・治癒・幻影といった防御や支援系統の魔法、飛翔・高速移動や転移などの移動系統の魔法など……()()()()()()()()()()()()()()()()()()……だが、今になってその弊害が出てきたかもしれない。

 

今度から少し訓練の度合いを一考するべきであろう。

 

意外なところから今後の課題が見えてきた。だが今は自分のやれることをやるしかない。

 

氷の軍隊達がそれぞれ三幹部達に向かって氷の銃で撃っていく。

 

 

 

ドドドドドドドッッッッッ!!!!!!

 

 

 

「なんなのよこいつら!うっとうしいわねぇ!!」

 

 

「全員倒せばいいだけぜよ!!」

 

 

「美しくない……こんな乱戦は実に美しくない!!」

 

 

三幹部達を傷つけるまではいかないまでも、動きの阻害をすることくらいはできているようだ。

 

 

「三人とも今の内に攻めろ!!」

 

 

俺はその隙にプリキュア達に合図する。

 

いつまでも通じる手ではない。

 

その証拠に氷の軍隊達が三幹部に物凄い勢いで倒されていく。

 

 

「「「はぁああ!!」」」

 

 

プリキュア三人は果敢に三幹部に接近戦闘を挑む。

 

 

「こっちもうっとうしいわねぇ!!」

 

「はっ!面白くなってきたぜよ!!」

 

「美しくない!!」

 

 

三幹部も氷の軍隊を倒しながらプリキュアと渡り合っている。

 

 

「サソリーナ!貴方はここで倒します!!」

 

「クモジャキー!あんたはここで終わりよ!!」

 

「コブラージャ!貴方を止める!!」

 

 

そして三人は三幹部の顔面を殴り飛ばした。

 

 

「「「ぶっ!?」」」

 

 

(今だ!!)

 

 

俺はその隙を逃さず、倒された氷の軍隊の欠片を操り、吹き飛んだ三幹部を鎖で拘束する。

 

 

氷の鎖(アイスバインド)!!」

 

 

「また!?」

 

「ぬっ!?」

 

「はっ!?」

 

 

そして俺は三人へと合図した。

 

 

「今の内に決めろ三人共!!」

 

 

「「「はい!!!」」」

 

 

そしてプリキュア三人が各々の武器を構えて必殺技を放とうとしたとき、気付いた。

 

三幹部全員の視線が()()()()()()()()ことに……。

 

 

「あんたはさっきから私達の勝負に横槍入れて……邪魔してんじゃないわよおぉ!!」

 

 

「魔導師!まずはお前からじゃき!!」

 

 

「君は自重という言葉を知った方がいい」

 

 

(こいつら!?鎖で拘束されているのにも関わらず……そのまま動いていやがる!?)

 

 

するとサソリーナから毒を帯びた髪の針が……クモジャキーからは赤い斬撃が……コブラージャからは黒いエネルギー弾が放たれた。

 

 

(まずい!?)

 

 

「「「ヒエンさん!?」」」

 

 

「俺の事は気にせず必殺技を使え!!」

 

 

俺は咄嗟に氷の軍隊10人に盾になるように指示を出す。

 

しかし呆気なく破壊される。

 

今は身体が重く動ける状況ではない。

 

ならば防ぐしかない。

 

俺は両手を前に向けラウンドシールドの上位版……多重ラウンドシールドを展開する。

 

三つに重ねられたラウンドシールドが奴らの攻撃を防ぐ。

 

 

 

ドオオオオオォォォンン!!!!!!

 

 

 

「おおおおおおお!!!!!!」

 

 

(お、重い!?)

 

 

「「「ヒエンさん!?」」」

 

 

するとプリキュアの三人は未だに技を放っていなかった。俺は攻撃を防ぎながら怒鳴る様に言う。

 

 

「お、俺の事は気にするなと言ったはずだ!!この千載一遇のチャンスを棒にふるのか!?俺を助けようと思ってるなら……さっさと攻撃しろおぉ!!」

 

 

今、死ぬ気モードだから強気で言ってるけど……心の内では滅茶苦茶焦ってるから!滅茶苦茶やばいから!!だから本当にお願いします!!割とマジでえええぇぇぇぇ!!!!

 

 

 

ピキキッッ……パリン

 

 

 

多重ラウンドシールドの一層目が破壊される。

 

 

「やるよブロッサム!サンシャイン!」

 

 

「は、はい!」

 

 

「う、うん!」

 

 

その間にも二層目がひび割れを起こす。

 

 

 

ピキキッッ……

 

 

 

「花よ輝け!プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!!」

 

 

「花よ(きらめ)け!プリキュア・ブルーフォルテウェイブ!!」

 

 

「花よ舞い踊れ!プリキュア・ゴールドフォルテバースト!!」

 

 

三人の必殺技が三幹部に放たれた。

 

 

それと同時に二層目が破壊され、三層目にヒビが入る。

 

 

 

ピキキッッ……

 

 

 

(おおおお!耐えろ俺!!)

 

 

「く………」

 

 

俺は必死に耐える。

 

だが焦っているのは俺だけではなかった。

 

 

「どうすんのよ!?撃ってきたわよあいつら!?」

 

 

「ここで逃げては漢が廃るじゃき!!」

 

 

「だがこのままでは浄化される!!」

 

 

そしてプリキュアの必殺技が奴らに当たるのと、俺の多重ラウンドシールドが破壊されるのは同時であった。

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオォォォォンン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

「きゃああああ!?」

 

「ぬう!?」

 

「ぐあ!?」

 

 

そして俺も吹き飛ばされ、勢いよく木に叩きつけられた。

 

 

「ぐっ!?」

 

 

俺は叩きつけながらもなんとか起き上がろうとする。

 

 

「いつぅ……」

 

 

そして痛みを感じたので後頭部を触ると、少し血がついていた。どうやら先程の衝撃で頭を切ってしまったらしい。

 

 

「はぁ……はぁ……で、でもなんとか乗り切ったか……」

 

 

そして俺が起き上がろうとしたとき……

 

 

 

 

 

 

「捕まえたわあぁ~~ん」

 

 

 

 

 

 

サソリーナの髪で拘束されてしまった。

 

 

「な!?お前……まだ……」

 

 

そのときサソリーナに地面へ何度も叩きつけられる。

 

 

 

ドン!!ドン!!ドン!!!!

 

 

 

「がああああ!?」

 

 

「うふふふ……ついに自慢の毒針で仕留めるときが来たわ~」

 

 

サソリーナは俺を髪で縛り、毒針が含まれているであろう尖端を俺へと向ける。

 

 

(や、やべぇ……)

 

 

なんとか逃れようともがくが連日の戦いで蓄積された疲労と、度重なるダメージ、そしてフルパワーの行使により……既に俺の身体は限界を迎えていた。

 

その証拠に炎圧も弱まり額の炎も消えかけていた。

 

俺は少しでも時間を稼ぐためにサソリーナに話しかける。

 

 

「お、お前……どうして直撃を食らったのに……無事なんだ?」

 

 

「そんなの簡単よ~。ダークブレスレットでパワーアップしているのは戦闘力だけじゃない。あたし達の身体能力も上がってるのよおぉ~」

 

 

「そ、そういうことか……」

 

 

つまりはダークブレスレットでパワーアップした恩恵で防御力も上がっているということらしい。

 

 

「まあ……あんたには邪魔をしてくれた礼をたっぷりしないとねぇ」

 

 

 

ギュウウウウ…………

 

 

 

「があ!?」

 

 

「「「ヒエンさん!?」」」

 

 

マリンとサンシャインが俺を助けに動こうとするが……

 

 

「おまんらの相手は俺達じゃき!」

 

 

「行かせないよ」

 

 

クモジャキーとコブラージャが二人へ攻撃をしかけた。

 

 

「「きゃああああ!?」」

 

 

攻撃を受けて吹き飛ぶ二人。

 

 

「マリン!?サンシャイン!?」

 

 

ブロッサムは焦る。

 

そしてひとまず俺を助けるために動こうとするが……

 

 

「おっと動くんじゃないわよ?こいつがどうなってもいいっていうなら構わないけど……」

 

 

「く……人質なんて卑怯ですよ!」

 

 

「なんと言われようと最後に勝てばいいのよおぉ~」

 

 

ブロッサムは俺を見ながら歯噛みする。

 

その間に俺はマルチタスクを駆使してこの危機を乗り切るために、必死に頭を回転させていた。

 

 

(くそったれ……勝利へ導くなんて偉そうなことを思っていながら、俺が一番足を引っ張っている……)

 

 

何度考えても……もう()()しかない。

 

この現状を打破するには……もう()()を使うしかない。オーバードライブの代わりにと作っていたのが功を奏した。

 

 

『ガゥ!ガゥガゥ!!』

 

 

そんなとき、心の中にいる相棒から思念が届く。

 

 

『無茶をするな!そんな疲弊している状態で使用すれば、下手をしたら死ぬぞ!!』という内容の思念だった。

 

 

だがそれに俺は反論した。

 

 

『今ここで無茶しなきゃどっちにしろやられるだろうが!だったら多少は無茶してでもやる方を俺は選ぶ!!』

 

 

『ガゥガゥ!!ガウウウ~』

 

 

『は?』

 

 

そのときの相棒の思念で俺は我に返った。

 

そしてこう返した。

 

 

『そういうことはもっと早く言ってくれよ相棒……』

 

 

なんか若干シリアス風味だったのが一気に吹き飛んだぞこの野郎。

 

 

『ガゥ~』

 

 

心の中で相棒はいじけるが……俺は謝らない。

 

少なくとももっと早く言ってくれれば……ここまで焦ることもなかったのだ。

 

すると俺の様子がおかしいことにサソリーナが気付く。

 

 

「あらあ?もう抵抗は終わりかしらあぁ~?」

 

 

それに俺は笑いながら答えてやった。

 

 

「ああもう終わりだ……()()()()()

 

 

「それはどういう意味……『ズバアァァン!!!!』……な、なによ一体!?」

 

 

そのとき俺を拘束していた髪が紫の斬撃に切り落とされる。

 

 

「あだ……」

 

 

そして髪から解放された俺は……尻から地面に落ちて着地に失敗していた。

 

 

 

ストン

 

 

 

助けてくれたことに感謝しつつも俺は前に華麗に着地した紫髪の女に文句を言った。

 

 

「もうちょっと優しく助けてくれてもいいだろうよ……」

 

 

「あら?これでも急いで来たのよ?感謝はされど文句を言われる筋合いはないわ」

 

 

「まぁ、それはそうなんだが……」

 

 

「だったらキッチリ言うことがあると思うけど?」

 

 

「助けていただいてどうもありがとうございましたー」

 

 

「感謝の気持ちを微塵も感じないのだけれど」

 

 

「まぁまぁ、そこまでにしてあげなよムーンライト」

 

 

そのとき紫髪の女性の側に小さな物体がいることに気付く。

 

それはシプレやコフレより少し大きな身体をしていた。

 

白い身体に紫の紋様が幾つか入っていた。

 

 

「コロン」

 

 

俺達の前に四人目のプリキュアムーンライトと、そのパートナーの妖精コロンが加勢に現れた。

 




次回はムーンライトサイドでお送りします。

では、また(・∀・)ノ

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