書けたので投稿。
だが鋼の錬金術師と魔法科高校の劣等生の方はまだかけていない。
こっちはすぐにネタ思い付くんだけどなあ(゜-゜)
では、どうぞ( *・ω・)ノ
ヒエンside
「「「「おいしい~!!!!」」」」
俺の目の前には、フランクフルトを元気よく
四人の名は、
いずれも各プリキュアのリーダー的存在である。
先の二人は紹介したので、後の二人を紹介しよう。
夢原のぞみさんは、三代目プリキュアと言われている『Yes!プリキュア5 go go!』チームの実質リーダーである。
彼女は勉強も運動も苦手で、やや天然ボケかつ不器用といった多くの属性を持っているが、性格は喜怒哀楽のはっきりしたがんばり屋さんである。
チームメンバーが、茶髪のくせ毛の
プリキュア5は、プリキュアが基本的に2人というイメージを、一気に5人に増やしたことで当時の視聴者を大変驚かせた経緯がある。
それだけでなく単独変身が可能、必殺技の単独での発動、妖精が人に変身できるなどといった要素が加えられた。
それに新しく5go go!では新しく追加戦士として妖精のミルクが
桃園ラブさんは、四代目プリキュアと言われる『フレッシュプリキュア!』チームのリーダーである。
自分のことよりも他人のことで熱くなれる性格であり、人懐っこく天真爛漫な少女である。だがその純粋さ故に、傷つきやすく、悩むことも多い。だが立ち直ったときの彼女はすごい。言うなれば女版松岡○造である。
チームメンバーは容姿端麗な少女
当初は初期メンバーは3人で、物語中盤からは新たなプリキュアとしてせつなさんが加入し、新しく4人体制となる。
だが追加メンバーのせつなさんは当初敵幹部であったため、プリキュア初となる『敵側の少女が改心して覚醒する』という展開があった。
しかし、せつなさんは寿命で亡くなってから一度蘇ってプリキュアとして覚醒したため、周りの子達とは少々なった経緯が違う。
彼女は俺とはまた違った転生者なのだ。
紹介は終わったので話へと戻るが……
俺は唖然としていた。
他の皆がりんご焼きやら、あんず飴やら、かき氷やら頼んでいたのにこの四人だけは、がつがつ重いものばかり食べるのだ。
「いい食べっぷりだな、こんちくしょう。こんな食べっぷりを見せられたらフードファイターとしての俺の意地が!」
「ヒエンさんフードファイターなんですか?」
「いや違うよ」
「って違うんですか!?」
舞さんの質問に普通に答えると、側にいたりんさんが突っ込みをいれてくる。そういえばこの子、ツッコミポジションだったな。
「違うよー。それにしても、あんなにうまそうに食べられたら、余計お腹すいてきたな。あ、そうだ四人とも大食いに自信はあるか?」
「私、ありま~す!!」
「わたしもわたしも!!」
「わたしもー!!」
「わたしもでーす!!」
上からのぞみさん、ラブさん、なぎささん、咲さんが元気よく声をあげる。そこで俺はある提案を持ちかける。
「ほう。そんなに自信があるなら……ここでゲームをしないか?この五人で今から大食い勝負をするんだ。最下位になったら何か罰ゲームをする。もちろんお金は俺持ちでいいぞ」
「「「「おお~面白そう~!!」」」」
四人はやる気満々である。
「あの……本当に大丈夫ですか?」
そこに舞さんが心配そうに聞いてくる。
「え、何が?」
「その、お金もそうですけど……あの四人は……すごいですよ?色々と……」
「お金のことなら心配するな。そんな大した額でもないし。それに……女子中学生の胃袋に負ける気なんて欠片もしないし」
「ヒエンさん……忠告はしましたよ?」
「ふははははは。心配するな舞さんや。たかだか女子中学生の胃袋よ!!」
そして俺は四人に合図を出した。
「じゃあ一人ずつ食べたいのを選べい!というわけで全員……かかってこいやああぁぁ!!」
「「「「いえええーい!!!!」」」」
「ダッシャアーー!!!!Σ(゜Д゜)」
約一時間後…………
「「「「おいしーーーい!!」」」」
「……………………」
五人それぞれ食べたいものを選んで一心不乱に食べまくった。
最初に焼きそばを食べ、次にラーメンを食べ、からあげを食べ、イカ焼きを食べ、アメリカンドッグを食べ、焼きトウモロコシを食べ、クレープを食べ、じゃがバターを食べ、チョコバナナを食べ、わたあめを食べた。
その結果……
惨敗したorz
こちとら焼きトウモロコシのときから既に限界を迎えつつあったので、途中死ぬ気化して、調和の能力まで使って胃を整えるという反則行為までしていたというのに……負けてしまった。それでも敗北してしまった。
五位になってしまい、罰ゲームが俺に決まった。
そして今の俺はというと……
チーン…………
明日の○ョー張りにベンチで白く燃え尽きていた。ちなみに俺の前にはひかる君が座っており、久遠と遊んでいる。相棒は俺の頭に乗っている。
「はい。水です」
「さ、サンキュー。こまちさん」
そこに緑髪の癒し系少女こまちさんが水を買ってきてくれた。よくできた女の子である。俺の様子を見て苦笑いしながら5go go!チームへと戻っていく。
そして俺の右隣で座っている舞さんがぼやいた。
「だから言ったじゃないですか……」
「いや、おかしくない?あの子達の胃袋おかしくない?」
あの量はおかしいって。
食べたぶんの質量はどこへいっているというのか!?
ちなみに出店での皆に奢った総額、諭吉さん一枚で足りました。プリキュアオールスターズに出店で奢った転生者は恐らく俺が世界初だろう。フハハハハハ(゜▽゜*)
「あの四人は特別だと舞さんがちゃんといったはずですよ……?」
そして左隣に座っているひかりさんもぼやく。
「あそこまでとは思いませんでした」
「「自業自得です……はぁ……」」
そこで二人同時に言葉をいわれ、二人同時にため息をつかれた。ねぇ?君達、気のせいじゃなければ俺への態度、段々適当になってない?
そのとき、のぞみさんがこちらへやってくる。
「私達の勝ちですね!!」
「そうっすねorz」
「罰ゲーム……どうしましょう?」
「もう好きにしてください……」
この子達ならそんな変なことは言うまい。
「んーと……じゃあ今は保留で!」
「おう。それと一つ気になるんだけど、お腹大丈夫か?」
「全然大丈夫です!!」
「さいですか」
満面の笑みで言われた。
やはり主人公というのは格が違うらしい。こちとら調和の能力使ってちょっと疲れたというのに。
プルルルルル……プルルルルル……
すると電話がかかってきた。どうやら俺のようである。俺はPHSを取り出し電話に出る。
「はい。もしもし」
「あ、もしもしヒエン君。私よ、ももか」
「どうした?」
「ちょっとファッションショーのことで伝えたいことがあってね?今どこ?」
「えーと、丁度出店の最後辺りだから……校舎前の近くのベンチにいる。なんか中庭みたいなところの」
「そこにいるんだ。家庭科室の場所分かる?そこまできてほしいんだけど」
「いや、分からん」
この学校無駄に広いから迷うのである。家庭科室までの道のりも正直、誰かに聞こうと思ったまである。
「じゃあ私が迎えにいくね?そこで待ってて」
「りょうか~い」
そして電話がきれる。
「お友達ですか?」
隣で舞さんが扇子でグロッキーになっている俺の顔を扇いでくれている。なんか無性にスイマセン。
「ああ、つぼみ達のファッションショーあるだろ?それに俺も出るからさ、その打ち合わせがしたいんだと。えりかの姉がここに迎えに来てくれるらしい」
「えりかさんのお姉さんですか」
そこで俺が舞さんと話していると……
「ヒエンくーーーん!!」
「あ、ももか」
そのとき……
「「「「「えーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!????」」」」」
周囲にいたオールスターズの面々が突如大声をあげた。
「なにごと?」
「な、何事ってそんなのんきな!?あのカリスマ女子高生モデルの来海ももかさんですよ!?知らないんですか!?知らないんですか!?」
大事なことなので二回言いましたってやつですねわかります。
ラブさんの側にいた美樹さんが俺に話してくる。そういえばこの子読者モデルやってたな。
「いや、知ってるけど……こやつ、えりかのお姉さんよ?えりかも名字、来海だし」
「「「「「え!?」」」」」
またしても驚くオールスターズの面々。
ちょっと面白い。
「皆のこういう反応を見ると……お前さん本当に芸能人だったんだな、ももか」
「ちょっと失礼じゃなーい!?せっかく迎えにきてあげたっていうのに」
「そう思われたくなかったら、普段の私生活を
「ぶー」
いや、ぶーじゃねぇから。
姉妹揃っていつも俺をからかいやがって。
するとももかは、周囲をキョロキョロと見回し、そして俺の両隣に座っている舞さんと、ひかりさんを見るとニヤリと笑った。
あ、なんか嫌な予感がする。
超直感がざわついた。
「それよりヒエン君、ハーレムでも築いてるの?」
「開口一番、何爆弾発言かましてくれてんだこの野郎!?」
ちょっと周りも唖然としてるじゃねえか。元から唖然としてたけど。俺はなんとか反撃する。
「そういうところ本当あれだわ。姉妹そっくりだわ」
「だってここにいる女の子、皆かわいいじゃない。全員彼女さん候補かと」
「ねぇ?君ホントに芸能人?なんでゴシップ記事の記者みたいなこといってんの?」
「ヒエン君の両隣に座ってる女の子二人なんて……まさにストライクゾーンなんじゃないの?貴方、素直で可愛らしい女の子がタイプっぽいし」
「ねぇ?俺の話ちゃんと聞いてる?おめぇがそんな発言かますから、二人ともゆでダコもビックリするほど真っ赤なんですけど!?超真っ赤なんですけど!?」
「まぁ、冗談はこれくらいにしておいて……」
「よし、そこになおれももか。今から俺の熱い説教をしてやろうじゃないか」
「はいはい。それはまた今度ね~。今は家庭科室に行かないとね~!!あ、良かったら皆も来る?面白いもの見られるよ?」
ももかは俺の背中を押しながら歩いていく。
そんな俺達のやり取りに唖然とするオールスターズの面々。
そしてももかに誘われたオールスターズの面々と、俺達は一緒に家庭科室を目指すことになった。
そして約一時間半後…………
俺は……
周りはステージを見に来たお客さんでいっぱいであった。
「君は……
もう……泣いてもいいよね?
主人公の黒歴史は始まったばかりだ!!
では、また(・∀・)ノ