大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうもΣ(゚Д゚)

外伝続き書けたで候。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


Featuring ViVid Strike!⑭

ヒエンside

 

 

 

俺がUSW主催の19歳以下の男子無差別級格闘大会で優勝してから一週間の時が過ぎた。

 

あの大会はかなり大きな規模の大会だったようで、優勝した後の展開は凄まじかった。

 

まずWGCとUSWの二つの大会を制した事で、俺もワールドランカー入りを果たした。

 

と言っても、まだ実績が少ないので15位なのだが。

 

ここまで来れば、残りの一つであるDSAAのタイトルも手に入れたい次第である。

 

しかし、DSAA主催の大会はまだ二ヶ月は先のため、しばらくはヴィヴィオ達の指導に付きっきりになる。

 

あ、そうそう。

 

以前、管理局で三人のエースを誑かしているクソ野郎とか陰で色々言われていたのだが、俺が有名になってからピタリと止まった。

 

どうやらあいつ実は凄かったんだ……的な空気が流れているのだ。

 

ノーヴェさんの実績作る作戦が見事にハマった瞬間である。

 

だが、それと同時に声をかけられる事も多くなった。

 

あの試合凄かったですっ!!……とか、ファンになりましたっ!!……とか。

 

握手やサインなんかも求められる事もある。

 

これは間違いない。

 

あれだ。

 

 

「とうとう俺の時代が来たかもしれません」

 

 

そんな事をキリッとした表情で言いながら、俺は管理局の食堂でカツカレーの大盛りを頬張っていた。

 

そんな俺を見ながら同じく昼食を共にする高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやての三人は呆れていた。

 

 

「滅茶苦茶調子に乗ってるね……」

 

 

「分かりやすいぐらい鼻の下伸ばしてるし……」

 

 

「ホンマ単純やなぁ」

 

 

エース三人が何か言ってるが、今の俺の耳は都合の悪い事は全く聞こえないモードになっているので問題ない。

 

俺はカレーをバクバクと食べ進める。

 

 

「だってファンレターもらったんですよ?調子にだって乗りますよ。むしろ今乗らなくていつ乗るんですか?今でしょ!!」

 

 

「遂には開き直っちゃった……」

 

 

「っていうか久しぶりに聞いたよその言葉……」

 

 

「なつかしいなぁ」

 

 

どうやらこちらの世界でも流行語として流行っていたらしい。

 

あ、そういえばファンレターで思い出した。

 

ついでだし、この際聞いてしまおう。

 

 

「そういえば前から気になってたんですけど御三方って……」

 

 

「どうかした?」

 

 

「どうしたの?」

 

 

「どないしたん?」

 

 

三人が首を傾げながら食事をする。

 

なのはさんはスパゲティをフォークでクルクルと巻いてからパクリ。

 

フェイトさんはうどんをチュルチュルとすすってパクリ。

 

はやてさんはラーメンをズルズルとすすりながらパクリ。

 

今日のこの三人の気分は麺類らしい

 

 

「彼氏いないんですか?」

 

 

「「「ぶっ!?」」」

 

 

そして同時に吹き出した。

 

俺は慌てる。

 

テーブルにあったナプキンを多めに無造作に掴み、三人に渡す。

 

 

「いやいや、なんで急に吹き出してんっすか!?」

 

 

「いやいやはこっちの台詞だよ!?」

 

 

「いきなり何言い出すの!?」

 

 

「急過ぎてビックリしたわ……」

 

 

三人はナプキンを口周りに当てて、汚れを拭き取る。

 

 

「ちょっとした雑談のつもりで聞いただけなんですけど……って、たかだか恋バナの質問しただけで食べ物吹き出すとか、どんだけ純情なんだあんたら!?」

 

 

「誰だって急にあんな質問されたら吹き出すに決まってるよ!?」

 

 

「そうだよ!あんな事、急に脈絡もなく言われたら驚くでしょ!!」

 

 

「恋愛観中学生かっ!?」

 

 

なのはさんとフェイトさんがムキになって、俺へと声を上げる。

 

俺も俺で負けじと二人に言い返すため、このままでは収拾がつかなくなるのは何気に理解しているのだが、未だに恋愛観中学生のこの二人にだけは引いてはいけないと俺の中の何かが囁いていた。

 

 

「まあまあ、三人共落ち着きーな」

 

 

そんな時、雰囲気を察して場を静めようとしてくれるはやてさんは流石だと思う。

 

 

「ヒエンも悪気があってさっきの質問した訳ちゃうんやろ?」

 

 

「それは勿論です」

 

 

正直、この時代の三人の恋愛がどうなっているかの興味はあった。

 

だが、決して悪気があった訳ではない。

 

 

「他の人達の目もあるし、ここで騒ぐのはなのはちゃんとフェイトちゃんの望む所でもないやろ?」

 

 

「「うん……」」

 

 

二人ははやてさんに宥められて、少し落ち着いたのかシュンとしている。

 

 

「なら、今日の所は皆悪いって事でこれでチャラにしよ。それにほら、さっさと食べてしまわんと昼休み終わるよ?」

 

 

「「「あ」」」

 

 

時計を見れば、昼休みは残り十五分程となっていた。

 

この後、急いで食べる事になったのは言うまでもない。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

終業時間になり、いつもの如く三人の手伝いを終わらせた後、少しお茶をしようと言う事になったので、四人で近くの喫茶店に入る事になったのだが……

 

 

「……で、結局のところどうなんですか?」

 

 

「改めて聞くんかい」

 

 

はやてさんから早々にツッコまれるが、ここまで来たら聞かないのは逆に失礼かなって。

 

俺はパフェをつつきながら、質問する。

 

 

「私は彼氏なんていないよ?」

 

 

「私もいないよ?」

 

 

「私もやで?」

 

 

「マジッすか……」

 

 

見事に全滅である。

 

いやまあ、うん。

 

ある程度は予想してたけど、全く持って色恋沙汰の話がないのは予想外である。

 

 

「いやでも、いくらなんでもさすがに気になる人……この人いいなぁって思ったくらいの人はいるでしょう?」

 

 

「うぅーん……もしいたとしても、今はそんな気ないかなぁ?ヴィヴィオの事もあるし」

 

 

「そうだね。私も特にそんな気はないかなぁ?執務官の仕事で忙しいし」

 

 

「私もそういう相手は今のところおらんなぁ」

 

 

「そ、そうっすか……」

 

 

せめて気になる人の一人や二人くらいはいるかと思っていたのだが……。

 

うむむむ……もう少し踏み込んでみるか?

 

 

「ユーノさんとかどうなんですか?幼馴染なんて恋愛物じゃ鉄板ネタじゃないですか」

 

 

この世界のユーノとの関係を聞いてみる。

 

原作のStrikerSで、なのはとユーノが結構良い雰囲気になっていた描写があったのを覚えている。

 

俺的にはヴィヴィオのお父さんにユーノはピッタリだと思うのだが。

 

ちなみに俺はこの世界のユーノとは既に面識を持っていたりする。

 

 

「ユーノ君はただの友達だよ?」

 

 

だが、なのはさんは欠片も意識していないようだった。

 

マジかこの人……?

 

あんなに甘酸っぱい雰囲気出しておきながら、ただの友達……??

 

俺は続けてフェイトさんに視線を向ける。

 

 

「そうだね。ユーノは大切な友達だよ」

 

 

フェイトさんも一刀両断である。

 

あの、フェイトさん?

 

大切な友達って言うけど、逆に言えばそれは異性としては全く意識していないって事でもあるんですよ??

 

俺は最後の砦として、はやてさんに視線を向ける。

 

 

「そうやね。ユーノ君は友達なんよ」

 

 

はい。

 

またしても全滅である。

 

 

「……今度ユーノさんに何か差し入れ持っていこう」

 

 

幼馴染三人に異性として全く意識されていないと断言されてしまったのだ。

 

同じ男として少し同情してしまう。

 

だがそうなると……

 

 

「つまり三人共、未だに恋愛経験ゼロのクソザコナメクジという事に……?」

 

 

「言い方!?」

 

 

「クソザコナメクジ!?」

 

 

「最近、段々遠慮なくなってきたなぁ」

 

 

いやだって、並行世界でいくら年上になったといっても根本的にはなのは達である。

 

つまり、慣れてくれば接し方は元の世界のなのは達とそう変わらなくなる。

 

まあ、今はそんな事さておき……

 

 

「でも皆さん、ファンクラブとかあるじゃないですか。そんなにモテるんだから男の一人や二人、三人や四人、五人や六人……選り取り見取りでは?」

 

 

「……選り取り見取りって、ヒエン君は私達の事をなんだと思っているのかな?」

 

 

「逆ハー製造機……っていうのは冗談なので、その手にしたレイハさんを今すぐお収め下さい」

 

 

「ウフフフフ……あんまり大人をからかっちゃ駄目だよ?でないと、ヒエン君とOHANASHIしないといけなくなっちゃうから」

 

 

「キモニメイジマス」

 

 

だからそんなハイライトの消えた目で見るのやめてくれません?

 

元の世界のなのはの数十倍の迫力はあって怖いので……。

 

その日の晩御飯はフェイトさん担当だったのだが、ごはんをこれでもかという程に超大盛りにされた。

 

はやてさんに至っては、後日山盛りの書類の処理をさせられてしまった。

 

いずれも死ぬ気化することでなんとか乗り越えたが、肝心のなのはさんに至っては異世界合宿の訓練メニューを楽しみにしておくように言われた。

 

神は死んだ。

 

もう恋愛面については、この三人には聞かないでおこうと心に固く誓った俺であった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

いよいよ異世界合宿が数日前に迫ったある日、俺はとある護衛任務を請け負っていた。

 

いつもなら、ナカジマジムで事務仕事やヴィヴィオ達の特訓をしているのだが、現在ヴィヴィオ達は学期末試験があるため、試験休みでジムには来ていない。

 

学生の本分は勉強であるため、当然なのだが。

 

まあ、ヴィヴィオ達は勉強面でも大変優秀であるし、あまり心配はしていない。

 

そして俺はというと、その護衛対象と一緒にある場所へ足を伸ばしていた。

 

 

「今日はわざわざありがとうね、ヒエン君」

 

 

「いえ、これも仕事の内ですし。それより、カリムさんから直々に指名されるとは思ってませんでしたけど」

 

 

「貴方の実力は知っていますし、貴方ならシャッハも不安はないようなので」

 

 

そう。

 

俺は現在、今日の護衛対象である騎士カリムとその護衛であるシスターシャッハと共にテレビ局にいる。

 

俺は側を歩くシスターシャッハに目を向ける。

 

 

「さすがにテレビ局に大人数で行く訳にはいきませんので。なのでどうしても少人数での護衛になってしまうんです。その点、貴方なら戦闘経験も豊富ですし、信頼も出来ますので」

 

 

この二人は俺が以前、護衛任務の経験がある事を記憶の追体験で知っている。

 

その事から、俺に名指しで依頼を出したのだ。

 

これでもSランク魔導師なので実力的には問題ないらしい。

 

一応、何があっても対応出来るように既に死ぬ気化と換装だけはしている。

 

 

「それで今日はどうしてテレビ局に?」

 

 

「観客参加型のアトラクションの生収録があって、私はそのゲストなんです」

 

 

「……観客参加型のアトラクション?」

 

 

なんだそれ?

 

 

「確か番組の設定では……曰く付きの封印された魔導具があるらしいんですが、ある日その封印が解かれてしまいます。そしてその魔導具が暴走し、テレビ局にいた主人公は囚われてしまいます。主人公は魔導具が繰り出してくる試練を乗り越えて、テレビ局を脱出せねばなりません。果たして主人公は魔導具の織りなす試練を乗り越えて、テレビ局を無事脱出する事が出来るのか?……という具合らしいです」

 

 

「要は脱出ゲームってことですか?」

 

 

「そうですね。用意されたステージと課題をクリアしていくゲームです」

 

 

「へぇ、なんだか面白そうですね」

 

 

「ちなみに未だにクリアした者はいないんですよ」

 

 

「え?そうなんですか??」

 

 

「はい。クリアしていく毎に難易度が上がっていくんですが、最後のステージだけ難易度が跳ね上がってて、誰もクリア出来ていないんです」

 

 

「どんなステージなんですか……」

 

 

まるでSAS〇KEみたいな番組だな。

 

 

「あ、ここがスタジオです」

 

 

そうこうしている内にスタジオに辿り着く。

 

だが、俺達はこのテレビ番組にて一つの騒動に巻き込まれる事になる。




そういえばとあるのクロスも伏線に入れてたのを思い出しました。

こう読み返して見ると無駄に伏線多いっていう。

伏線入れたからには書かんとダメよね(白目。

では、また( `・∀・´)ノ
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