こないだ仕事中に若本さんの物真似の練習してるときだった。
「どうした~笑えよべジータ~笑っちまえよべジータ~笑うんだよべジータ~oh~べジータ~」とか言いながら仕事してたら偶々、側を通りがかった親子に「ママ~あの人なんかいってる~」、「しっ!見ちゃいけません!」とリアルで言われて無性に死にたくなった男ぐっさんゼロですorz
最近思うんだ。
HUGっとプリキュア……いいよね!
なんつーか、全体的にキャラ的にも絵的にもかなり好きな部類に入るザマスヾ(@゜▽゜@)ノ
特に元気のプリキュア、キュアエールいいよね!
今日は新しい三人目のプリキュア、キュアエトワールが増えましたねぇ。キュア天使ことキュアアンジュもかなり知的なキャラでいい感じやし。
ウチのキュア天使(笑)とは偉い違いだorz
ただアニメを見てると『14歳の母』というドラマを思い出したのは僕だけではないと思うんだ(迫真
あと最近、いつキュアヒートと名前が被るかとヒヤヒヤしながら見ています((((;゜Д゜)))
では、どうぞ( *・ω・)ノ
第三者side
『まずはここまで分かったことを報告しとく』
ミーティングから数日経ったある日、クロノはエイミィ、リーゼロッテと共に無限書庫にいるユーノと通信を行っていた。
『まず「闇の書」って名前は本来の名前じゃない。古い資料に寄れば正式名称は「
ユーノは説明する。
『本来の目的は、各地の偉大な魔導師の技術を収集して研究するために作られた
そしてユーノの補助をしているリーゼアリアも話す。
『ロストロギアを使ってむやみやたらに莫大な力を得ようとする輩は今も昔もいるってことね』
『その改変のせいで旅をする機能と、破損するデータを自動修復する機能が暴走してるんだ』
すると説明を聞いていたクロノとロッテが発言する。
「転生と無限再生はそれが原因か?」
「古代魔法ならそれくらいありかもね?」
そしてユーノはある一冊の本を手元へ引き寄せページをめくる。
『一番ひどいのは持ち主に対する性質の変化。一定期間蒐集がないと持ち主自身の魔力や資質を侵食し始めるし、完成したら持ち主の魔力を際限なく使わせる。……無差別破壊のために』
そしてユーノはさらに数冊の本を呼び寄せ読書魔法でページをめくっていく。
『だからこれまでの主は皆完成したらすぐに……』
「そうか……」
クロノはユーノが言葉を途中でやめた意味を理解する。
「……停止や封印方法についての資料は?」
『それは今、調べてる。だけど完成前の停止はたぶん難しい』
「なぜ?」
『闇の書が真の
「…………」
クロノはじっと聞く。
『無理に外部から操作しようとすれば、
「……なるほど」
『そうなんだよねぇ』
ここでアリアが話す。
『だから基本的に闇の書の永久封印は不可能って言われてる』
「元は健全な資料本がなんというかまぁ……」
そこでロッテが闇の書の歴史についてどこか皮肉げに語る。
「闇の書……夜天の魔導書も可哀想にね……」
エイミィが呟く。
本来なら人々の幸福のために作られた魔導書。
だが悪意ある改変によってその魔導書は破壊を司る魔導書へと変化してしまった。
エイミィはそのことを嘆いていた。
「調査は以上か?」
『現時点ではね。まだ色々調べてるよ』
「そうか」
『でもさすが無限書庫。探せばちゃんと出てくるのがすごいよ』
ユーノが感心したように話す。
『というか私的には君がすごいけど……すっごい捜索能力……』
ユーノの補助をしているアリアが感嘆する。
アリアも一通り補助魔法の類いは使える。
それも一流といっても過言ではないレベルで。
そんな彼女が感心するのだ。
ユーノの補助魔法を使いこなすレベルは既に一線級であった。
「じゃあすまんがもう少し頼む」
『うん』
「アリアも頼む」
『あいよ。ロッテあとで交代ね?』
「オッケーアリア~」
「がんばってね?」
そして通信は終了した。
「ユーノ君すごいねぇ」
エイミィがしみじみと呟く。
それだけユーノのやっていることはすごい。
無限書庫は未だに区画整理がされていないところが多い。
そんなところで目的の本を短時間で探すのだから凄まじいものがある。
「ああ、あたしも正直驚いた~」
そう感じるのはロッテも同じようだ。
するとここでクロノが呟く。
「……エイミィ仮面の男の映像を」
「はいな」
モニターに仮面の男の映像が映る。
そこには
「何か考え事?」
「……まあね」
クロノの様子が気になったのかロッテが聞く。
クロノは苦笑いでそれに答えた。
「この人の能力も凄いというか……結構有り得ない気がするんだよねぇ。この二つの世界、最速で転移しても二十分はかかりそうな距離なんだけど……」
エイミィはキーボードを操りながら説明する。
「なのはちゃんの新型バスターの直撃の防御、長距離バインドをあっさり決めて……それから僅か九分後にはフェイトちゃん達に気付かれずに背後から現れ、あの黒衣の女の子のリンカーコアも奪った。それだけじゃない。後から現れたこの黒い仮面の男……魔力ランクオーバーS……ただ者じゃないよ」
「かなりの使い手ってことになるねぇ、こいつら」
ロッテが呟く。
「そうだな。一体何者なのか……そういえばロッテ、君は転移魔法の方はどうだ?ちなみに僕は無理だ」
「あははは……ムリムリぃ。私、長距離魔法とか苦手だし」
「アリアは魔法担当、ロッテは
「そうそう」
「……昔はそれでひどい目に合わされたもんだ」
「その分強くなったろ!?感謝しろっつーの!」
軽く話しながら三人は映像解析を進めていく。
するとロッテがクロノに質問した。
「そういえばクロノ、襲われた黒衣の女の子はその後……どうなんだい?」
クロノは答える。
「ああ、重要参考人だから詳しいことは言えないが……順調に回復には向かっていっているよ」
「そうか」
質問を終えたロッテはモニターに視線を戻す。
「…………」
そんなロッテの様子をクロノはどこか複雑そうな表情で見るのだった。
◆◆◆
その頃、なのはとフェイトは一緒に小学校へと登校していた。
世間ではすっかりクリスマスムードになっており、約二週間ほどで本命のクリスマスがやってくる。
だが彼女達の話題はクリスマスの話ではなく、もっぱらある少年のことであった。
なのははフェイトに念話を送る。
『フェイトちゃん……ヒエン君の具合はどう?』
『フィリス先生が言うには順調に回復には向かってるって。ただ……』
『だだ?』
『クロノがまだ面会は無理だって』
『そうなんだ……』
『うん……』
二人は表情を少し沈める。
黒衣の少女は現在、安全上のことを考えて本局からアースラへと治療場所を移し、護衛付きの個人部屋となっているという……
そして
するとフェイトが静かに話し始める。
『あの日以降……クロノの様子が変なんだ』
『あの日って、ヒエン君のことを知った日のこと?』
『うん。あのときクロノ、
『そういえば……』
なのははアゴに手を添えながら考える。
『あれからずっと……何か調べものしてるみたいだから気になって聞いてみたんだけど……結局、適当にはぐらかされて何も教えてくれないんだ』
『そうなんだ……』
『それにリンディ提督とリニスもどこか様子がおかしいし』
あの日あったことはクロノがリンディに既に報告している。そしてリニスにも。
フェイトとなのはもその場に居合わせたのだが……クロノに『少し三人で話すことがある』と言われて引き下がったのだ。
そして三人の中で何か取り決めでもあったのか、それから各個人で動くようになった。
クロノとリンディはアースラにこもり何かを調べ、リニスもどこかへ出向いているのかよく出歩く様になった。
『あ、あと当面、私となのはについては呼び出しがあるまでこっちで静かに暮らしててくれってクロノが』
『出動待ち……みたいな感じかな?』
『うん』
ブウウウウウウ…………
そのとき私立聖祥大付属小学校行きのバスが到着する。
二人は乗り込む。
『それに……
『気になること?』
なのはとフェイトは席の後方に座り込む。
『キュアヒートさんの正体はヒエンだったでしょ?』
なのはは頷く。
『あのときヒッツからの映像でヒエンが
『うん。確か監視している存在をあぶり出すため……だったよね?』
『うん』
フェイトはひとつひとつ確認しながら話していく。
『でも正直それだけじゃ……納得できないことがいくつもあるんだ』
『納得できないこと?』
なのはは首を傾げる。
『一つ目……そもそもヒエンはどうしてキュアヒートさんの姿を取ったのか?』
『え、それはだから、監視している存在をあぶり出すためで……』
『あのとき並行世界から戻ってきた直後でヴォルケンリッターに襲われたといっても……
『あっ!』
そもそも既にバリアジャケットを纏っている状態であるならば、わざわざ変装をする理由がない。
フェイトはそう言いたかった。
『二つ目……シグナムのヒエンに対する反応』
『そ、そういえばヒエン君のことを
フェイトが
フェイトはそのことにずっと違和感を感じていた。
『そしてこれが一番重要な三つ目……ヒエンは闇の書について妙に詳しかった』
『い、言われてみれば!?』
そしてフェイトが一番気になっていたこと。
それが少年が闇の書のことについて妙に詳しかったことだ。
『これらのことから考えて……いつからか分からないけど、ヒエンは闇の書について何かしら関わっていたんじゃないかな?そしてその関係で既にシグナムとも知り合っていた』
フェイトは真剣な表情で話す。
『恐らく何らかの形で闇の書について知ったヒエンはずっと調べてたんだと思う。だから闇の書について詳しかった』
『…………』
『そう考えると全て辻褄が合うんだ。ヒエンがヴォルケンリッターを前にして変装したことも、闇の書について妙に詳しかったことも』
『……やっぱり今回の件に関わってたんだね』
『うん。そして恐らくヒエンは……闇の書の主が誰か知っている』
『!?』
フェイトの言葉になのはは驚く。
『でもクロノやリンディ提督、エイミィやリニス、勿論私達もそのことについては誰も知らない』
『そ、それってもしかして……』
『そう。ヒエンは
『ど、どうしてヒエン君がそんなこと……』
『それは私も分からないけど……でもこれだけは言える。
『……うん。そうだよね』
フェイトの言葉になのはは頷く。
『ヒエン君が闇の書を利用するなんてこと……そもそも考え付く訳ないもんね?』
『うん。ヒエン単純だもん』
二人は笑い合う。
『ヒエン君がどうして闇の書について秘密にしてたのかは分からないけど……でもヒエン君がこういった無茶をするのは……
『うん。あのお人好しのヒエンのことだから……たぶん闇の書の主を助けるために秘密裏に動いてたんじゃないかな?』
『あ、そう考えると納得かも』
『そうでしょ?』
『うん!』
二人は少年の性格から考えられる理由をすぐに思い浮かべる。
二人とも妙に納得したのだった。
そして二人は決意する。
『フェイトちゃん……今回のこの闇の書の事件……絶対に解決しようね』
『うん。闇の書の悲しい悲劇は……ずっと繰り返されてきた。その悲劇は……私達で絶対に終わらせよう』
今回の騒動を無事に解決させることを。
バスはいつの間にか私立聖祥大付属小学校に到着していた。
◆◆◆
少年が寮に連れ込まれてから既に数日が経過している……。
その様子を一匹の子狐が心配そうに見守っていた。
「くぅ……」
「大丈夫だよ久遠。
「くぅ!」
そして眠っている少年の側で……少年の胸に手を当て眩い光を発する一人の巫女の姿があった。
最近、主人公の強さの基準が良く分からないと言われてしまいました。
僕的にはそんなに難しく考えなくていいと思うのですが……
相手と戦うときだって周りの環境やコンディションに左右されたり、相性とかもあるだろうし。
まあ、ひとつの基準としてフルドライブとオーバードライブの要である『リヴィジョンシステム』についてドラクエとドラゴンボール風に説明すると……
みたいに考えてもらえれば。
さて、いよいよ闇の書編も佳境に入ってきたっていう。
どんでん返しを予定しているのでご期待を。
では、また(・∀・)ノ