お久しぶりですはい。
外伝続き書けたで候。
では、どうぞ∠( ゚д゚)/
第三者side
その日、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやての幼馴染三人組は管理局の近くの飲食店でお昼ごはんを共にしていた。
三人がそれぞれ頼んだ定食を食べながら話していると、バラエティ番組に騎士カリムの姿が映された。
「あ、カリムさんだ」
なのはがそれに気付く。
「そういえば、今日のお昼番組にゲスト出演する言うてたっけ」
はやてが水を少し口に含むと、そう呟く。
「あ、それ私も昨日の剣友会でシスターシャッハから聞いたよ。確か今日はヒエンも護衛でついていってたはずだよ」
フェイトも白ごはんを食べながら話す。
ちなみに剣友会とは、時空管理局や聖王教会などの剣術使いが集まり、剣の研鑽と交流を深めるために作られた非公式の親睦クラブである。
剣友会の主なメンバーは、シグナムにシスターシャッハ、フェイトなど……剣技に長けた魔導師達が所属している。
その主な活動は 任務の合間やオフの日に集まり、手合わせなどの訓練を通じてお互いの技術を高め合うというものである。
「そうなんだ。だから今日はヒエン君の姿を見なかったんだねぇ。あ〜あ〜時間あったら、午後の教導手伝ってもらおうと思ったのに〜」
なのはが拗ねたようにそう呟くと、はやては少し可笑しそうに言った。
「なのはちゃん、ヒエンの事……相当気に入ってるやろ?」
「ふぇ?そうかな??」
「だって助手を教導に同行させるなんて、今まであんまりした事ないやろ?」
「あ〜……うん。そういえばそうかも。ヒエン君って基礎がしっかりしてるから、苦手な魔法も特にないし、助手として物凄く優秀なんだよね」
「あ、それ私も分かるかも。裁判で必要な資料とか先回りして用意してくれてたり、事件の聞き込み捜査をする時も、相手先のアポをいつの間にか取ってくれてたりするし」
フェイトも分かるよと頷きながら話す。
「まあ、助手として優秀っていうのは私も同意見やな。書類捌くのも滅茶苦茶早いし。なんというか、とても気が利くんよ」
はやても同意見なのか、納得していた。
「あ、噂をすればなんとやら……だね」
すると、テレビに件の少年が映っていた。
「いや、なんでヒエンが映っとんねん」
「くじで選ばれたっぽいね」
思わずはやてがツッコみ、冷静にフェイトが返す。
少年はどうやらステージ攻略に挑むようだ。
スタート開始の合図がされると、少年は勢いよくスタートダッシュを切った。
最初は少し心配していたなのは達であったが、そんな心配を他所に少年は1stステージのコースを次々とクリアしていく。
「うん、ヒエン君の身体能力はやっぱり高いね」
「そうだね。体幹もしっかりしてるし、よく鍛えられてる」
なのはとフェイトは運動神経の良さを褒める。
「そりゃヴィヴィオ達の臨時コーチする程やしな〜」
はやてもどこか納得するように呟く。
そして件の少年はというと、残り時間50秒を残して1stステージをクリアした。
それから少年は続けて2ndステージへと挑む。
2ndステージからは謎解きやミッションなどが追加されるため、難易度もどんどんと上がっていく。
これにはさすがの少年も苦戦していた。
特に苦戦していたのは、ミッションでの女性を喜ばせるシチュエーション3選である。
1stミッションのお題は、【恋人にふとした瞬間の気遣いや、ギャップを感じさせる台詞】であった。
それも転送魔法で別スタジオのセットに跳ばされるという入念ぶりだ。
そして少年は、女性と二人きりでデートして歩いているシチュエーションで言った。
『……疲れてるだろ? 無理しないで、今日は俺に甘えればいいよ』
「ぶっ!?」
「「わぁ」」
その瞬間、はやては吹き出し、なのはとフェイトは若干恥ずかしそうなリアクションを取る。
なお、少年の目は無事死んでいた。
続けての2ndミッションでのお題は、【非日常の特別感を演出するデートでの台詞】であった。
少年は彼女と二人きりで美しい景色を見ている時のシチュエーションで言った。
『……こんな綺麗な景色、君と見ることができて嬉しいな。でも、正直に言うと……君の横顔しか見てなかったかも』
「ぶふぅ!?」
「フェ、フェイトちゃん!ウチのヒエン君が!!ヒエン君が!!!」
「お、おおおお落ち着こう!なのは!!」
はやてはさらに吹き出し、なのはとフェイトは変に顔を赤くさせていた。
なお、少年の目はさらに死んでいた。
最後の3rdミッションでのお題は、【思い出に残る記念日や誕生日といったサプライズでの台詞】である。
彼女と丁度付き合って三年、その記念日に二人でレストランにいるシチュエーションで少年は言った。
『……三周年おめでとう。今日こうして君と特別な日を一緒にお祝いできて、本当に嬉しい。これからもずっと、俺の隣で笑っていてください』
「あかん!これはもうあかんて!!」
「わあ!わあー!フェイトちゃん!!」
「い、言いたい事はなんとなく分かるよ!なのは!!」
はやては膝を叩いて爆笑し、なのはは両手で顔を覆って変に恥ずかしがり、フェイトも少し顔を赤くさせていた。
なお、少年の目は安定して死んでいた。
そこから少年は覚醒したのか、動きがさらに良くなり、2ndステージをあっさりクリアしてしまう。
そして、3rdステージも特に苦戦する事なく一気にクリアしてしまった。
よっぽど早くこの番組を終わらせたいらしい。
最終ステージには、少年を含めた三人が残っていた。
その様子を、なのは達はいつの間にか固唾を呑んで見守っていた。
第三者side end
◆◆◆
ヒエンside
いよいよ最終ステージに突入する。
ここまで残ったのは俺を含めての三名で、全員男である。
二人とも体力自慢なのか、鍛えているのが分かる程の身体つきであった。
そして現在俺達は、広場のような所に集められた。
ちなみに服装は番組から支給されたジャージを着ている。
すると、俺達の前に空中モニターが現れる。
そこに映っていたのは、人の形をした輪郭?みたいな物が映っていた。
『ごきげんよう、諸君。よくぞここまで生き残った』
そいつはボイスチェンジャーで変えたような声で、そう言ってきた。
『申し遅れた。私の名は
そういえば番組のプロデューサーが言っていた。
特別に作られたAIが、これらのステージやミッション、謎解きを自ら考えて設定していると。
つまりはこいつがあの女性を喜ばせるシチュエーション3選をさせた元凶でもあるのだ。
それにこの番組は特別番組、いわゆる特番で放送されており、視聴率もかなり良いらしい。
放送時はミッドチルダの住人が、ほぼ見ているといっても過言ではない。
そう考えると、俺の小っ恥ずかしいシーンもほぼ全ての人が知っている事になるのだ。
まさに穴があったら入りたいとは、このような立場に置かれた者の事を指すのだろう。
あれ?
俺的にはもうこのGMには殺意しか湧いてこないんだけど??
『三人も生き残るとは、今回の挑戦者達は優秀な者が多いな』
俺が殺意を湧かせているとは露知らず、GMはそんな事を言う。
『ふむ、そうだな。偶には趣向を変えてやるのも悪くないだろう』
すると、俺達の前にサングラスをかけたスーツ姿の十人の男達が現れる。
『ルールは簡単だ。制限時間内までそのエージェント達から逃げ切ればいい』
GMが言うには、この設定されたステージを制限時間の三十分間、俺達はエージェントから逃げ回らなければならない。
加えて時間が経過するにつれて、エージェントの人数も増えていくらしい。
ただそれでは、番組側が有利すぎるという事でここで挑戦者側にもある救済措置がなされた。
『魔法の使用を解禁しよう』
それが魔法の使用である。
『諸君らには、今までのステージで身体能力の高さ、頭の回転の早さ、そして心の強さを見せてもらった。ならば最終ステージは、魔導の腕を見せてもらおう』
そういう事もあり、俺達は全力を持って最終ステージに挑む事になったのだが……
「「「「「さあ、もっと君の力を見せてくれたまえ、少年」」」」」
残り時間五分に迫ったとき、俺は数千人?はいるであろうエージェントに取り囲まれていた。
いや、これ絶対クリアさせる気ねえだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?
アニメのエクシーズ面白いですね。
新ダブル主人公のシイナとトワも綺麗でカッコいいし。
マジ見応えあるっていう。
あと、なのはさんがアクセラレータ使ってるの見たら、本当に劇場版時空の続きなんだなと感慨深くなりました。
少なくとも映画の時に使ってた装備がゴツゴツしてたのから、一気にシンプルになってるの考えたら、バリアジャケットのスペックとかもかなり高くなってるでしょうね。
つーか、なのはさん、中学生の時点で近接戦闘こなして高速移動もしてるし、それで本来の適正は、中距離遠距離の砲撃魔導師って……この時点でもうかなり強いじゃないですかヤダー。
それに成長期だから、まだ伸び代あるんでしょ?
どこまで強くなれば気が済むんや、この魔法少女……。
なお、最後の最終ステージのイメージは、映画マトリックスリローデッドの、ネオvsスミスですはい。
では、また∠( ゚д゚)/