続き書けたで候。
お久しぶりです。
約一ヶ月半ぶりの更新です。
が、内容に入る前に少しだけ話をさせていただこうと思います。
インターミドル編に入ってから主人公と対戦相手の戦闘力の差が納得いかない、ラスボスに勝ってるのに競技選手なんかに苦戦するのはおかしいとの意見が多々あります。
それでまあ、この一ヶ月半、時間かけてインターミドル編の試合や、過去のラスボスとの戦闘シーンやら何度も読み返しました。
なのですが……正直、何度読み返しても自分的にはどこに納得がいかないのか、全く分かりません。
というよりぶっちゃけます。
もう対応するのが段々、面倒になってきました。
思うんですけど、色々細かすぎませんか?
こちとら、楽しんで読んでもらえるように最大限配慮して書いてるつもりです。
それでも、厳しい意見いっぱい出てきて、なんとかしようと思って書いても思うように書けなくなって……ハーメルンやめようとすら思ったこともありました。
でも続けてほしいとの意見もたくさんいただいて励ましてもらったのもあって、今も続けさせてもらってます。
だいたいインターミドル出場選手はレベルが高いと、本編で何度も言ってるはずです。
都市本戦出場選手ともなれば、苦戦は免れないとも言ってます。
というか、初見の選手相手に様子見もせずにあっさり勝てるとでも?
それこそあり得ないでしょう。
それをちょっと手こずってる場面や、少し苦戦してる場面を書いただけで、なぜこんなにも叩かれなくてはならないんでしょう?
全く持って意味が分かりません。
挙げ句の果てには、主人公の性格がうざいやら、幼稚になってきてるやら、クロスオーバー多すぎて意味がわからないやら、段々読むのが辛くなってきたやら。
いや、知らんがな!!!!!!!
こっちは書きたいこと自由に書いてるだけだっつーの。
別に誰にも迷惑かけてないんだから、非難される謂れはありません。
読むのが辛いなら、この作品読むのやめればいいだけの話じゃないですか。
そんなことイチイチこっちに伝えなくていいんですよ。
こちとら無理に読んでほしくて書いてるわけじゃありません。
だいたいラスボス戦で勝ったっていっても、セイバーオルタ戦は一人では確実に負けてましたし、プレシア戦では既に満身創痍でした。
久遠戦ではフルドライブでも常に押されていましたし、デューン戦ではオーバードライブを使わなければ互角に戦うこともできませんでした。
ギル・グレアム戦では撃ち合いに応じてくれたおかげでなんとか勝てましたし、リインフォース戦でもオーバードライブ使ってなんとか勝てた状態です。
アダムとは響との二人掛かりでやっと互角でした。
少なくとも普通の状態では、まともに戦える相手はいませんでした。
あっさり勝った場面なんぞ、ひとつもないんです。
仲間と協力して勝ったり、奥の手使って勝ったり、そういうのばかりなんです。
まあ、グダグダと長く語ってしまいましたが、つまり僕が言いたいことは、あまり細かいこと気にせずに楽しんで読んでほしいということです。
この作品が読むのが辛い、嫌気が差したというのなら低評価入れるでも、お気に入り登録やめるでもお好きにどうぞ。
そんな覚悟もなくて、こんなこと言いません。
というかもう精神的に我慢の限界を迎えつつあったので、今までの鬱憤を晴らしたかったというのもあって、あえて言わせてもらいました。
前書きでこんなこと書いて申し訳ありません。
ですが、自分にとっては大切なことなので書かさせていただきました。
では、本編いきます。
どうぞ。
ヒエンside
「……で、お前はなんでシャワールームの壁からいきなり出てきたんだよ?」
クリスのそんな一言から、女性陣の視線が俺へと集中する。
オノレクリス!
驚きのあまりオンドゥル語が出てしまった。
いやまあ、別に元から裏切ってもないけど。
そして俺は説明する。
アンジェ先輩から響達が来れるようになったことを聞いたこと、それで準備してすぐに迎えに来たら響達がシャワーを浴びているところに鉢合わせたこと、全てを話した。
それを聞いたクリス達は微妙な表情をする。
「あー……つまり、タイミングが悪かったってことか?」
「うん。決して狙ってやった訳ではないんです、はい」
俺はこの機を逃さず弁解する。
そうだ。
悪気があってやった訳ではないのだ。
だから、どうか許してつかあさい。
「そういうことなら……仕方ないかなあ」
響がそう言うと、他の者達も渋々納得した。
なんとか許してもらえたようだ。
すると響は良い笑顔で、こちらに向きながら言った。
「……次はないからね?」
「イエス・マム!」
俺は姿勢を正して返事をした。
話が一旦落ち着くと、風鳴司令が話を切り出す。
「話が切りの良いところで終わったなら、さっそく模擬戦を始めようかヒエン君。前から君とは戦ってみたいと思っていたんだ」
「ア、ハイ」
本当、一難去ってまた一難だよ。
◆◆◆
そして、そんなこんなでなつかしのトレーニングルームに俺はいた。
今は街中を再現している。
かつて俺はこのトレーニングルームで、風鳴司令と模擬戦をしたことがある。
しかしそれは、俺がまだ小道冷火として
あのときは制限付きの勝負であったとはいえ、オーバードライブを使ってやっと勝ちを拾えた。
だが当時の司令はまだ余力を残していたし、明らかに本気ではなかった。
司令が本気を出せば、完全体となったアダムとも単身で渡り合えるのではないだろうか?
奴との最終決戦では死ぬ気の到達点に至った俺と、黄金のシンフォギアを纏った響の二人掛かりでも終始押されていたのだから。
俺と司令は十メートルの距離を空けて、向かい合う。
「こちらはいつでもOKだ」
「了解です。では、セットアップ」
司令からの了承の言葉が出ると、俺はバリアジャケットに換装すると同時に死ぬ気モードとなる。
すると俺の様子を見た司令が、感心したような声を上げる。
「ほう。わずか二週間ばかりでまた腕を上げたようだな」
「……分かるんですか?」
「立ち振る舞いを見れば、ある程度はな」
「さすがですね……」
やはりこの人も武を極めた存在ということか。
俺のわずかな立ち振る舞いで実力を見定めたらしい。
なんというか、規格外にもほどがある。
もはや俺の中で司令は、達人というより、それすら超えた超人の域にいる。
『お二人とも準備はよろしいですか?』
友里さんからの確認に俺達は頷く。
『それでは模擬戦……スタートです』
「先手はそちらに譲ろう」
「では、お言葉に甘えて」
さっそく俺は攻撃をしかける。
額の炎の質を柔から剛へ切り替えると、砲撃を司令へと放った。
「ヒートバーナー!」
司令に様子見で弱い魔法は無意味。
ここは最初から全開でいく。
「砲撃魔法か!だが甘い!!おりゃあああああ!!!!」
オレンジの砲撃が司令へと勢いよく迫る。
しかし司令は拳を握ると、ヒートバーナーを真っ正面から殴り飛ばし、打ち消した。
だがそんなものは予想済みだ。
俺の狙いは砲撃を目隠しに、司令の後方へ回り込むこと。
そして俺は剛炎の拳を司令の後頭部へと叩き込んだ。
いくら司令とて、人体の急所に攻撃されれば少しくらいは効くはず。
「なっ!?」
しかし、その攻撃は片手で呆気なく防がれる。
なんと司令は
「良い攻撃だ。思わず身体が条件反射で防いでしまったぞ」
だがその瞬間、全身に悪寒が走る。
俺は思わずブリッツアクションを展開させて、真上へと緊急回避する。
そのとき、俺のいた場所を強烈な衝撃が駆け抜けた。
その正体は、勢いよく振り抜かれた拳であった。
それを見た俺は全身から冷や汗が吹き出る。
(なんて威力だ……)
その拳の威力は砲撃魔法にも劣らない、いやむしろそれ以上である。
「今度はこちらからいくぞ!!」
「っ!?」
すると司令が動き出す。
手刀をこちらに向けて……
「ふん!」
鋭い斬撃を繰り出してきた。
俺は咄嗟にラウンドシールドを出して斬撃を受け流し、反撃の砲撃を放つが片手で弾き飛ばされてしまう。
「なら、これだ!!」
続けて俺はショートバーナーを連射する。
「だだだだだだだっっっっっ!!!!!!」
しかしその全てを司令はパンチで相殺する。
そして隙を見つけて跳躍すると、一気に俺のいる空中へと迫ってきた。
「はぁ!」
「うお!?」
司令の一撃必殺とも呼べる拳をかわすが、続けて連続パンチが放たれる。
俺は超直感の感覚を最大限にまで引き上げ、それらをなんとか、かわしていく。
迎撃することも考えたが、パワーが違いすぎるため、打ち負けることは分かりきっている。
ここは隙を見い出して攻撃するか、カウンターを狙う方がまだ得策だ。
「見事だ!ここまで俺の攻撃をかわすとはな!!」
「お褒めの言葉どうも!!」
司令はテンションが上がってきたのか、口角を釣り上げながら褒めてくる。
褒められて悪い気はしない……が、ぶっちゃけかわすので精一杯ですっっ!!
切がないと判断した俺は、グローブから炎を噴射して司令から高速で離れる。
「逃がさん!!」
が、司令は俺の後を追随してきた。
空中を高速で跳ぶことで、猛スピードで迫ってきたのだ。
脚力が凄まじいのか、空中を蹴る音がボンッボンッと連続で聞こえてくる。
しかし、追いかけられる俺は堪ったものではない。
後ろから空中を蹴る音が、余計に恐怖心を駆り立てる。
俺は態勢を立て直すためにフェイクシルエットを使用する。
幻影三十体を出し、司令を惑わす。
「悪いが気配を読むことには長けていてな!君の居場所は最初から分かっているぞ!!」
「なっ……ぐああああ!?」
だが司令クラスの超人ともなれば、幻影に意味はないらしく、本体をすぐに看破されると、前に回り込まれ、俺は地面に蹴り飛ばされてしまう。
「なら、次はこれだ!!」
俺は咄嗟に受け身を取りつつ、幻影を消し去ると、続けて分身を四体呼び寄せ、司令への攻撃を命じる。
さすがの司令も四体同時に攻撃されると、対処せざるを得ないのか、その足を止める。
好機と見た俺はリングバインドとチェーンバインドの
「ぬっ!?」
司令ほどの超人ともなれば、拘束するのはできて数秒。
だが今はその数秒だけで十分だ。
「「「「
その間に四分身が同時攻撃を仕掛けるのだから。
「はぁぁぁぁぁ……カアァァァッッ!!」
しかし司令が声をあげると、四方向からのバーニングアクセルは当たる直前に掻き消されてしまった。
いや、本当その防御方法だけはまるで意味が分からん。
「攻撃の衝撃は、発勁でかき消したっ!」
「どういう理屈ですか!!」
そのまま司令は全身から強烈な衝撃波を放ち、四分身を消し去る。
しかし、
俺は攻撃直後の硬直を狙って、司令の懐にソニックムーブで潜り込む。
そして必殺技を放った。
「
俺の近接戦闘最大技が司令にヒットする。
「ぬおおおおおおおっ!?」
司令はビルまで吹き飛んでいく。
俺はその様子をジッと見つめる。
一応、並の相手なら一撃食らっただけで命を奪える。
正直、非殺傷設定が無ければ使おうとは思わないほど威力のある技だ。
それはあの頑丈な身体を持つ自動人形、かつて戦ったイレインを戦闘不能に持ち込めたことからも分かる。
だが……
「いてててて……これはこっぴどくやられちまったな」
司令は
それを見た俺は冷や汗をかいていた。
(耐久力が人間のそれじゃない……)
勿論、司令とてノーダメージではない。
お腹を押さえていることから、痛みはあるのだろう。
だが
少なくともこれで確信したが、俺一人では司令に勝つこと自体が厳しい。
この模擬戦でも明らかに手加減されていたし。
「良い一撃だったぞ!俺でなければヤバかったぐらいにな!!はっはっはっはっ!!!!」
「あ、ありがとうございます……」
余程楽しかったのか、司令は笑いながら言ってくる。
俺はその様子に少し引きながら、お礼を言う。
すると司令は質問をしてきた。
「今のがヒエン君の決め技か?」
「は、はい。ソーラーアクセルといいます」
「見たところ、そのソーラーアクセルとやらは、まだ未完成ではないのか?出すまでに結構時間がかかっていただろう?」
「あ、はい。まだ自分の力だけでは制御できなくて……」
俺は話す。
心の中にいる夕の炎『安定』の効果を司るピッツの力を借りることでなんとか制御しているということを。
「ふむ。そうか」
俺の話を聞いた司令は、少し考える素振りを見せると呟いた。
「ならばこの二日間で、そのソーラーアクセルを君自身の力だけで制御できるようにするぞ」
「え……」
「戦闘中にあの準備時間の長さは、致命的な弱点となる」
「まあ、理屈は分かりますが……その、今まで一度も出来たためしがなくて」
俺自身、いい加減自分で制御できるようにならなくてはと思ってはいるのだが、どうしてもある一定のエネルギー量を超えると暴発してしまうのだ。
「いいや、出来るはずだ」
しかし司令はそれを否定する。
「君は今までその技を何度か使用しているだろう?なら、君の身体がその感覚を覚えているはずだ」
「感覚……ですか?」
「ああ。身体というのは存外正直でな。一度自覚できれば、次からは苦もなく出来るようになっているものさ」
「なるほど……」
司令の言いたいことは、なんとなく分かった。
だがどうやって出来るようにするのだろう?
「だから、
とんでもないこと言ってるよ、この超人司令官。
それ、ほぼ精神論じゃねえか。
「あの、この技、意外と体力の消耗激しくて、そう何度も出来る物じゃないんですけど……」
「それは無駄な動きが多いから、その分必要以上のエネルギーを消費してしまっているんだ!何度も戦っていれば、そのペース配分も自然と分かるようになる!!」
「意外と正論過ぎて反論できない!?」
「力を使い果たした先に見える物もある!では、第二ラウンド開始だ!!」
「ええい!もうどうにでもなれ!!」
そして、このあと地獄を見た。
数時間後……
すっかりズタボロになった俺はうつ伏せに倒れていた。
「む……これは少しやり過ぎたか?」
少しじゃない。
思いっきりやり過ぎてます。
「仕方ない。動けるようになるまでしばらく休憩だな」
これがあと二日も続くのかと少し憂鬱になりながら、しばしの休憩に入る俺であった。
次回こそゼストさん出る……かも。
では、また。