大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

続き書けたで候。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


第三百五十九話 秘密捜査官

ヒエンside

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

意識が朦朧とする中、後方からドサリと倒れる音がする。

 

ボンちゃんが気絶したようだ。

 

 

『試合終了ォオオ!壮絶な試合を制したのはヒエン選手ゥウウウ!!』

 

 

『『『『『オオォォオオ!!!!』』』』』

 

 

実況の声が響いた直後、試合会場を揺らすかと錯覚に陥りそうになる程の声量が、俺の鼓膜を刺激する。

 

それで俺は、ようやく試合の決着がついたことに今更ながらに気が付いた。

 

 

「はぁ……はぁ……か、勝った……のか……」

 

 

そこで気が抜けたのか、膝から崩れて座り込んでしまう。

 

そしてクラッシュエミュレートが解除されたのか、体中にあった痛みが急速に消えていく。

 

それと同時にセットアップも解除され、黒ジャージ姿に戻る。

 

それでも蓄積された疲労感、貫通したダメージは身体の中に残っている。

 

 

「お疲れ様」

 

 

「大丈夫か?」

 

 

と、そこへ美由希さんと恭也君が駆けつけてきた。

 

 

「つ、疲れた……」

 

 

しかし、俺の中ではやり切った感覚で一杯だった。

 

これで都市本戦に出場できるし、オカマにもならなくて良い。

 

よく頑張った俺。

 

本当によくやった俺。

 

しばらくは自分を甘やかそうと心に誓った。

 

 

「あ、やばっ……気が抜けたら意識が……」

 

 

「「ヒエン(君)!?」」

 

 

恭也君と美由希さんの驚いた顔を見ながら、俺の意識はここでブラックアウトした。

 

 

 

ヒエンside end

 

◆◆◆

 

第三者side

 

 

 

なのは達は興奮していた。

 

少年が対戦相手であるオボン・クレーを下し、遂に都市本戦出場を勝ち取ったのだから。

 

 

「やった!やった!ヒエン君が勝ったよフェイトちゃん!!」

 

 

「うん!そうだね、なのは!!」

 

 

なのはとフェイトは、互いの手を合わせながら喜ぶ。

 

 

「でもギリギリじゃない。見てて心臓持たないわよ……」

 

 

「アリサちゃん、今までで一番声出して応援してたもんね」

 

 

アリサは少し疲れを見せながら、すずかはそんなアリサを苦笑いしながら見ていた。

 

 

「オボン・クレー選手強かったなあ……ヒエン兄ちゃん負けるかと思ったわ」

 

 

「ヒヤヒヤしたねぇ」

 

 

はやてはどこかホッとしたように呟き、アリシアは額の汗を軽く拭きながら話す。

 

他の面々も少年が勝利したことに喜んでいた。

 

会場も大きな番狂わせに興奮冷めやらぬ状態であった。

 

それは実況者も同じようで……

 

 

『両名共に大変素晴らしい試合でした!まさに歴史に名を残す程の!!』

 

 

一際大きな声で話していた。

 

そして件の少年はというと、気が抜けたのか気絶してしまったようで、担架に乗せられていった。

 

それからも試合は続き、少年の後に続くように都市本戦出場の権利を勝ち取る者が出てくる。

 

なのは達はというと、少年の対戦相手になりそうな選手をデバイスを持っている者達中心で、片っ端から記録していった。

 

都市本戦常連組は当たり前のように勝ち上がる中、初出場ながら勝ち上がる者も当然いる。

 

クロノとティーダも、その中の一人であった。

 

だがさすがの二人も、エリートクラス決勝ともなれば多少なりとも苦戦はしていたようで、それなりのダメージを負っていた。

 

初出場で都市本戦まで勝ち上がった者達は、少年とクロノ、ティーダの三人だけのようで、後にこの三人は注目選手として、特に有名になることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、事件現場に向かったリニス達はというと……

 

 

「二人とも大丈夫でしたか?」

 

 

「……問題ねぇよ。雑魚はいくら群れようが雑魚だからな。まとめてカッ消すだけだ」

 

 

「そこのクソ兄貴の……言う通り……この程度……なんの問題もな……い」

 

 

()()()()と邂逅していた。

 

リニス達の周りには、数百人倒れている襲撃者と思われる者達の姿があった。

 

 

「しかし、さすがは噂に名高い兄妹だな。この人数差をものともしないとは」

 

 

シグナムがレヴァンティンを鞘に戻しながら、話しかける。

 

それに答えたのは、妹の方だった。

 

 

「そっちこそ……まるで……相手に……してない……さすがは……ヴォルケンリッターの……リーダー……烈火の将……」

 

 

「アタシ達の事も知ってんのか?」

 

 

「当然……情報収集は……基本……だよ……紅の鉄騎……」

 

 

ヴィーターがグラーフアイゼンを肩に担ぎつつ尋ねると、当然とばかりに妹は答えた。

 

 

「でもこの人達、一体何者なのかしら?」

 

 

シャマルが捕縛魔法で気絶する襲撃者達を拘束していると、今度は兄の方が答えた。

 

 

「例の襲撃犯達だな。この規模だと……組織ぐるみの犯行と見てまず間違いねぇ」

 

 

「例の襲撃犯達というと……【インターミドル有名選手への襲撃】の記事だな?」

 

 

「ああ」

 

 

ザフィーラの問に頷く兄。

 

 

「ここ最近、行方不明になってる若手魔道師が後を絶たねぇ。噂じゃ、ある人身売買組織が関わってるっつー話だ」

 

 

「なるほど……だいたい分かりました。貴方々兄妹は、その人身売買組織を追うために、今回のインターミドルを男女混合にすると言い出したのですね」

 

 

「そうだ。これだけ大規模なイベントを企画すれば、必ず動き出すはずだからな」

 

 

そしてリニスも納得したかのように呟く……が、その目はどこか呆れているようであった。

 

 

「しかし……まさか貴方達、クリストファー兄妹が秘密捜査官だとは夢にも思いませんでしたよ」

 

 

まさかのチャンピオン兄妹の秘密を知っていた。




はい。

クリストファー兄妹の秘密を少しだけ公開。

では、また( `・∀・´)ノ
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