大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうもΣ(゚Д゚)

続き書けたで候。

魔法少女リリカルなのはエクシーズの単行本が出たのでさっそく買って読んだら、なんかめっちゃ戦闘シーンが格好良かったです。

なんというか全体的にスタイリッシュな感じがしました。

絵も少し大人っぽい感じ?

エクシーズは多分、映画版ストライカーズみたいな感じなのかな?

なにはともあれ続きが楽しみです。

多分、続き書くとしたら本編はエクシーズ路線ですかね?

基本的にはヒエンのいる世界線のなのはは映画版なので。

タイトルにするとしたら、大空の炎の力を操る転生者EXCEEDSになるんやろか。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/



第三百九十三話 共に力を合わせて

第三者side

 

 

 

「……来やがったか」

 

 

会場となる現場を遠巻きに見つめながら、ヴォーラス・クリストファーが(うめ)く。

 

 

「予想はしていたが……こうも早いとはな」

 

 

ヴォーラスは襲撃者であろう魔導師達を蹴り飛ばすが、その表情は厳しい。

 

彼自身も、試合での負傷と魔眼の反動でまともに動ける状態ではなかったのだ。

 

 

「兄貴は下がってて。ここは……私がやる」

 

 

そこに白いドレスと黒い眼帯、凍結の魔眼を右目に宿す少女──ダイヤモンド・クリストファーが、無数の襲撃者に向けて杖を構える。

 

彼女の足元に霜が走り、周囲の空気が凍りつく。

 

 

「くっ……魔眼計画の生き残り共め!誰のおかげでその力が手に入ったと思っている!?なぜその力を我々のために使わぬ!?」

 

 

「黙れ……元々、私達はこんな力なんていらなかった」

 

 

杖を振るい、白き氷柱が一斉に射出される。

 

 

「だけど……今は感謝している。ようやくお前達を叩き潰せるんだから」

 

 

敵部隊数十名が凍結し、地に崩れ落ちた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

同時刻……

 

少年を背負ったまま、恭也は控え室へ向かう廊下を進んでいた。

 

すぐ横には、美由希とリニスが付き添っている。

 

その後方ではチームヒエンの面々も一緒に歩いていた。

 

だが、その途中――異様な気配が空気を刺した。

 

 

「……待て。皆、今すぐ戻るぞ」

 

 

恭也の声が低く響く。

 

咄嗟に振り返った先、会場から立ち上る黒煙が視界に映る。

 

爆音。

 

悲鳴。

 

耳を突く結界展開の魔力音。

 

 

「敵襲!? なんで、今……っ」

 

 

美由希の叫びと共に、恭也は大声を上げる。

 

 

「全員中央広場まで今すぐ戻れ!ここは危険だ!!」

 

 

「「「「「は、はいっ!」」」」」

 

 

恭也の指示通りに、チームヒエンの面々は引き返す。

 

 

「リニスさん、彼女達を先導してほしい。美由希は殿を頼む。俺はヒエンを背負っているからな。満足に戦えん」

 

 

「分かりました」

 

 

「任せて」

 

 

そしてリニスが皆の前に出ると、即座に魔力障壁を広げ、周囲の敵影を警戒する。

 

 

「皆さん、焦らずにゆっくりついてきてください。それと今すぐ戦闘体勢を整えて下さい」

 

 

リニスの言葉を聞くと、チームヒエンの面々はそれぞれ変身を完了させる。

 

一般人の者達はリニスが魔力フィールドを展開させた。

 

怪我をしないための必要処置だ。

 

準備が整うと、リニス達はゆっくりと移動を開始する。

 

そして移動を開始して数分、段々と中央広場に近づくにつれて、戦闘の激しさが肌で感じ取れるようになっていった。

 

砕けた床、吹き飛ばされた装飾……敵兵と味方が入り乱れる修羅場であった。

 

 

「皆の者!こちらだ!!」

 

 

シグナムの声が飛び、広場の一角へと誘導される。

 

そこでは防御結界を用いて安全スペースが作られていた。

 

シャマルを中心に回復魔法を使える者達が集まって簡易的な診療所が開かれていたのだ。

 

怪我を負った管理局員に一般人が、数多くいた。

 

 

「ひどい……」

 

 

「どうしてこんな事に……」

 

 

思った以上に衝撃的な場面を見たからか、特にアリサやすずかの表情が暗い。

 

なのは達が励ますものの、彼女達自身の表情も暗い。

 

 

「皆、無事だったか!」

 

 

「クロノ君!」

 

 

そのとき、クロノ、ゼスト、クイントの三名が合流する。

 

彼らは敵魔導師の迎撃に出ていたのだが、敵の数は一向に減らず、苦戦を強いられていた。

 

 

「クロノ、状況は?」

 

 

「最悪……とまではいかないものの、こちらが圧倒的に不利だ。敵の増援部隊が来ているのか、一向に減る気配がない。負傷者も徐々に増えてきているし……このままでは犠牲者が出るのも時間の問題だ」

 

 

リニスがクロノに確認を取るが、状況は思った以上に深刻であった。

 

 

「だが……敵の狙いはある程度は予想出来る」

 

 

クロノがある一点へと視線を向ける。

 

その視線の先には恭也がいた。

 

正確には、恭也が背負っている少年へと向けられていた。

 

 

「クロノ……敵の狙いはやはり……」

 

 

「ああ。敵の狙いは、恐らくヒエンだ」

 

 

「「「ヒエン(君)(兄ちゃん)!?」」」

 

 

クロノが深刻な表情でそう告げると、なのは達は驚く。

 

 

「襲撃のタイミングがおかしいとは思っていたんです。ですが……狙いがヒエンならば納得もいく」

 

 

「ああ。そしてその組織も既に割れている。この襲撃の黒幕は、Play of the dead。意味は亡者の戯れ。通称、『プレデッド』の連中が裏で糸を引いてるのさ」

 

 

「プレデッド?」

 

 

なのはが首を傾げると、フェイトが呟く。

 

 

「……聞いたことがある。生命操作や生体改造を目的とした犯罪組織があるって」

 

 

「もしかして、その犯罪組織がプレデッドなんか?」

 

 

はやてが質問すると、クロノは頷く。

 

 

「ああ。プレデッドの連中はある目的を持って動いている。そしてその目的のためならば、一般人を実験材料にすることも厭わない危険な連中だ。そして、その奴らの目的が……不老不死」

 

 

「「「不老不死!?」」」

 

 

「亡者の戯れという名の由来通りなのか、自分達の目的遂行のためならば、命を弄ぶ悪趣味な奴らさ。そして、そんな奴らがヒエンを狙っている。捕まったが最後、どんな目に遭うか分かったものじゃない」

 

 

「「「っ!?」」」

 

 

なのは達は少年の方へと視線を向けた後、顔を見合わせると、同時に頷いた。

 

 

「クロノ君、私達も一緒に戦うよ」

 

 

「ヒエンを守らなきゃ」

 

 

「それに犠牲者も出したくないしな」

 

 

そのとき、同じく話を聞いていた他の者達も声をあげる。

 

 

「なのはちゃん、水くさいよ!」

 

 

「私達も手伝います!」

 

 

「皆で力を合わせれば、平気へっちゃらだよ!」

 

 

イリヤ、つぼみ、響の三人が頷く。

 

彼女達の後ろではチームヒエンの面々も、力強く頷いていた。

 

 

「皆さん……ありがとうございます!」

 

 

なのはが頭を下げると、クロノも頭を下げた。

 

 

「ありがとう。協力感謝する」

 

 

そしてチームヒエンの面々もそれぞれ動き出す。

 

一人の少年を守るため……

 

そして平和を脅かそうとする悪人を懲らしめるため……

 

なのは、イリヤ、つぼみ、響。

 

四人の少女達を中心に、魔法少女とプリキュア、装者達が共に力を合わせて戦う時が来たのであった。




ちょっと短いけど勘弁!

では、またく(`・ω・´)
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