一昨日、水樹奈々さんの甲子園ライブいってきました。あれですね。やっぱり奈々さんはすごいですね。美声でした。あとちょっと衣装が際どかった。雨に濡れてる奈々さんも大変魅力的でした。かなりエロかっゲフンゲフン…
あと奈々さんがおっしゃってたんですが、Vividstrikeのことについても軽く触れていました。他にもなのはに関して近々サプライズの発表があるとのことで。
サプライズってなんぞや?
ちょっと楽しみですね。(゜▽゜*)
では、どうぞ( ゚∀゚)つ
ヒエンside
突如、視界が白い光に包まれる。そして次に訪れたのは爆音だった。
ドオン!
俺がジュエルシードへ視線を向けるとそこには天高く吹き飛んでいるなのはとフェイトの姿があった。
「なのは!/フェイト!」
ユーノとアルフが叫んでいる。俺はそれを耳に入れながらすぐに声をあげる。
「アバター!」
直ぐ様、
そしてギリギリ2人を受け止めることに成功した。それぞれの分身はそばにいた2人のパートナー、ユーノとアルフのところへと向かう。
「なのは!」
「フェイト!」
状態を確認するが2人とも目立った外傷はなく気絶しているだけだった。
そして分身を消した俺はユーノのそばにいく。10メートルほど離れた場所にはアルフもおり、フェイトを介抱していた。
俺はジュエルシードに目を向ける。原作でもあったが、あれはおそらく魔力が暴走しているのだろうが…ここは専門家に聞いた方が早いだろう。
「ユーノあれは?」
「はい。おそらく2人の巨大な魔力に反応してジュエルシードが一時的に力を解放したんだと思います。小規模ですが次元震も観測されました。さすがのデバイスといえども、次元震の衝撃には耐えられなかったようです」
「次元震…」
俺はユーノの話を聞いて、先程までの自分の行動を振り返る。なのはとフェイトのこの戦闘のことはおぼろげながらも前世の記憶として知っていた。そしてジュエルシードが暴走することも…
だが俺はそれに介入しなかった。
それはなぜか?
なのはとフェイトの戦闘を見るということもあったが、俺が介入することにより更に悪化する可能性もあったからだ。
思い返してほしい。
2人が戦闘に入る前にジュエルシードは1度封印されているのだ。にも関わらずジュエルシードは暴走した。そこに俺の魔力が加わればどうなるだろうか?
魔力の暴走は更に大きくなり下手をすればそのまま地球は滅びる…などの可能性もあったかもしれない。
それだけじゃない。
あの2人の頑丈なデバイスにヒビが入るダメージがあったのだ。そこに俺の魔力まで加われば今度こそ大破していただろう。
そんなことになれば、当然2人ともジュエルシードを封印することができなくなる。そうなればその間、ジュエルシードを集めることができるのは俺だけになり負荷がかなりかかる。だが、別に負荷がかかるのは俺としては全然構わなかった。
しかし別の可能性が看破できなかった。
原作の知らないところでもジュエルシードは存在している。俺1人だけでは原作の知らない場所にあるジュエルシードまでカバーできないかもしれない。
もしジュエルシードを封印している最中に別の場所で別のジュエルシードが発動若しくは暴走してしまったら?
その可能性を考えてしまうと今までとは違い、下手に動く訳にもいかなかったのだ。
そして俺は前を見据えた。
前方には暴走しているジュエルシードがある。
あとはあれをさっさと封印するだけだ。
フェイトには悪いが背に腹は代えられない。世界が滅亡するよりはマシだ。
俺は左手を前方に出し封印しようとした。
だがそれは唐突に起こった。
前方のジュエルシードから何か白いモヤのようなものが発生したのだ。
俺はそれを見た瞬間、全身から冷や汗が噴き出すのを感じた。
(なんだあれは?あんなもの原作にはなかったぞ…)
そして気付けば即座に砲撃魔法を放っていた。
あれを放っておいてはいけない。
俺の中の超直感が過去最高に警鐘をはなっている。
轟音が響く。
オレンジの砲撃がジュエルシードに直撃した。
しかし…
ジュエルシードは変わらずポツンと佇み、光を放っていた。
「そんな!?封印できてない!?」
ユーノが声を荒げる。
そしてジュエルシードが唐突に変化し始めた。
ジュエルシードを中心に白いモヤが形を持ち始める。そしてそれは段々と人型となっていく。
ムクムクと成長していき、腕、お腹、足がそれぞれ形成されていく。
俺はそれを見上げ、唖然とした表情で呟く。
「白い巨人…?」
体長15メートルはあろう白い巨人が俺達の目の前にいた。外見的特徴を分かりやすく言えば、もののけ姫に出てくるダイダラボッチが近いだろうか?
そして赤い目をあけ咆哮をあげた。
「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」
その声の大きさに俺、ユーノ、アルフは顔をしかめ思わず耳を塞ぐ。
そして白い巨人は視界に俺たちを捉えると右手を大きく横に凪ぎ払ってきた。
「!?アルフ!フェイトを抱えて後ろに飛べっ!!」
俺はユーノとなのはをすぐに抱えると後方へと飛び空中へと避難する。アルフもフェイトを抱え俺の隣に並び立つ。
「さっきは助かったよ…」
「ああ。だが話はあとだ。まずはあいつをどうにかしないといけ…!?」
俺たちは直ぐ様、それぞれ横に避ける。白い巨人が口からピンク色のビームをはなってきたのだ。そして狙いはアルフへと向けられた。
「ちっ!」
アルフは舌打ちするとフェイトを抱えながら器用にビームをかわしていく。
すると巨人の右手から黄色い電撃が幾つも放たれる。アルフはこれもうまくかわすが、前方から黄色いフォトンスフィアが複数現れる。
アルフは方向を切りかえ、真上へと飛んだがなぜか彼女は驚いた表情をした。
なぜなら…
先程まで地面にいた白い巨人が真上から落ちてきたのだから。
「ぐっ……フェイト!」
アルフはフェイトを守るように抱き締める。
そしてあわや巨人にアルフ達が潰されるかと思われた瞬間…
「うおおおおおおおお!!!!!」
横から現れ、手を引いた俺によってアルフ達は無事であった。だが安心してはいられない。俺は今、右手になのは、頭にユーノ、左手にアルフ、そしてアルフが抱えているフェイトと既に両手が塞がっているからだ。
俺は猛スピードで飛んでいくが後ろから白い巨人が出したと思われるピンク色と黄色の誘導弾が飛んでくる。
「これはなのはとフェイトの!?」
どうやらあの巨人…
どういうわけかなのはとフェイトの攻撃魔法を使えるようだ。
俺は超直感を駆使して攻撃魔法をかわす。
だが誘導弾の数も徐々に増えていく。そして次第にそのスピードも上がっていく。俺も飛ぶスピードはあげているがいかんせん人数が多いのでどうしても一定以上の速度が上がらなくなる。
それに気のせいでなければこれらの誘導弾はなのはとフェイトを必要以上に狙っている。ということは奴の狙いはなのはとフェイトか?
今はなんとかかわせているが次第に俺達は追い込まれていくだろう。それだけじゃない。
ドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
後ろから轟音がこちらに迫っていた。
そう。
あの白い巨人がこちらに向けて全速力で走ってきているのだ。
気分はまるで進撃の巨人である。
マンガでは怖えぇーぐらいにしか思っていなかったが、いざ実際に追いかけられると泣きそうになるほど怖い。
だが今はそんな弱音を吐いている場合ではない。なんとかこの状況を打破しなければならない。
まずは奴から皆を安全な所に運ばなければ…
俺は脳内で氷を生み出すイメージをする。
「零地点突破・ファーストエディション」
そしてそれらがとけて水蒸気となるイメージをする。
今だ!
「
俺は白い水蒸気を生み出し、煙幕のようにばらまく。周りの景色は白煙によって見えなくなる。白い巨人も俺達を見失ったのか両手を振り回し、時には砲撃を行いながら暴れている。
俺は奴にばれないように静かに降り、ビルの物陰へと姿を隠す。
念のために俺達5人の幻影を生み出し、囮として飛ばせた。白い巨人は幻影を追いかけていきここから離れていく。どうやら上手くいったようだ。
俺は抱えているなのは、アルフ、フェイトをそっと下ろし頭に乗っているユーノも優しく下ろす。
「ユーノ、アルフ。お前達はなのはとフェイトのそばにいてやれ。俺はあいつをどうにかする」
「そんな!無茶です!」
「そうだよ!アタシが言えた義理じゃないけどあのデカブツは1人じゃ危険だよ!」
2人の言いたいことはわかる。
だが俺の考えが正しければ…
「あの白い巨人の狙いはおそらくなのはとフェイトだ」
「え?/なんだって!?」
ユーノとアルフが驚く。
「気付かなかったか?あいつが使ってる魔法に」
「魔法って……あ!あの巨人、なのはのディバインシューターを使ってました。それにディバインバスターも!」
「フェイトのフォトンランサーもだよ。あとはサンダースマッシャーやスパークスマッシャーまで…」
「ああ。なぜだか分からないがあいつはなのはとフェイトの魔法を使用することができる。そして2人を狙っている」
「「………」」
「だからお前達には2人を守ってほしい。今、なのはとフェイトはジュエルシードの暴走のダメージで気を失っていて戦える状況じゃない。それにデバイスも破損しているこの状態じゃ危険すぎる」
「だったらどっちか1人が残ってあいつを一緒に倒しにいけばいいじゃないか!」
「そうですよ!そうでもしないと兄さんが1人になって危険です!」
はぁ。
本当にこいつらはお人好しというかなんというか…。
アルフ…
お前さっきまで敵対してたのに、何普通にこっちの身を心配してるんだよ…。
お前もだユーノ。
なんかヒエンさんからいつの間にか兄さんになってるし…。まぁ俺もユーノのことは弟のように思ってるけど。
「心配してくれるのはありがたい。だけど考えてみろ。あいつが狙ってるのはその2人なんだ。もし不測の事態が起きて何かあったらどうするつもりだ?」
「うっ…/それは…」
「それに目が覚めてお前達がそばにいないとこの子達が不安になるだろう?」
「はい…/分かったよ…」
「じゃあ俺はもういく。あいつは必ず倒してくるから…たのんだぞ!」
俺は炎の翼を広げ勢いよく飛び出した。
ヒエンside end
◆◆◆
アルフside
「じゃあ俺はもういく。あいつは必ず倒してくるから…たのんだぞ!」
ヒエンはそう言うと白い巨人が行った方角へと飛んでいった。
アルフは同じく隣で心配そうに見守っていたフェレットに話し掛けた。
「あいつはいつもあんな感じなのかい?」
「え?……う、うん。兄さんはいつもあんな感じなんだ。初めて会った時から僕達をいつも支えてくれて、魔法の訓練にも付き合ってくれて。それで危険なことがあれば率先して行こうとするから…」
「へぇ。アタシ達も…というか、フェイトがあいつには何度かお世話になってね…」
「はぁ…。やっぱりそうなんだ。全く呆れるくらいのお人好しだよ…」
「全くやりづらいったらありゃしないよ」
ヒエンが聞けばお前らにいわれたくねえよ!と言いそうなことを彼らは愚痴っていた。
ユーノはアルフの方をチラリと向くと言葉を続ける。
「今は緊急事態ってことで一時休戦でいいかな?」
「ああ。フェイトもこんな状態だしね。デバイスも破損しているこの状態じゃできることなんて限られてるよ」
「分かったよ」
丁度ユーノとアルフが話し終わると気絶していたなのはとフェイトがもぞもぞと動き出す。
「なのは!/フェイト!」
ユーノとアルフはそれぞれのパートナーのところに駆け寄る。
アルフは起きそうになっているフェイトを抱えながら、白い巨人の元へ飛んでいった少年の事を考える。
あの少年は敵とはいえ、フェイトを助けてくれた。先程も巨人にやられそうになったところを自分も助けられた。
アルフはあの少年が何を考えているのか、何をしたいのかが正直全くわからなかった。
(何がしたいんだろうねぇ全く…)
アルフは少年の今までの行動を思い返す。
初めて少年のことを聞いたのはフェイトがある早朝にジュエルシード探索から帰ってきたときのことだ。
曰く、ジュエルシードを集める炎の魔導師と出会ったとのこと。
アルフはそれを聞いたとき、フェイトに大丈夫だったのかい!?と詰め寄ったほどだ。
フェイトはしっかりしているように見えて意外と抜けているところがあるのでアルフは心配なのだ。
そして話を聞いてみれば驚くことばかり。
最初はジュエルシードをめぐって戦っていたが、その途中でジュエルシードが発動してしまい一時休戦し、共に共闘したらしい。
だがほとんど助けられてばかりで、自分がしたことはトドメを差しただけとのこと。その後、ジュエルシードをなんだかんだと理由をつけられて譲られたことをフェイトはなぜか嬉しそうな表情で答えていた。
フェイトの使い魔であるアルフは、フェイトとパスが繋がっているため彼女の感情がダイレクトで伝わってくる。
(これは…戸惑ってる感情と嬉しいって感情が入り混じってる?)
この感じだとフェイトもあまり自分の感情が分かっていないようだ。
(これは直接そいつと会ってみないとねぇ…)
そしてアルフはその日の午後、少年と戦った。少年は自分が思っていたよりも強かった。あのまま戦いを続けていれば自分がやられたかもしれないということも衝撃的であった。
そんなこともありアルフはあの少年の強さはある程度は認めていた。
(アンタにはいくつも借りがあるんだ。その借りを返す前にあんな奴にやられんじゃないよ)
アルフは決心する。
今は自分達を助けるために動いている少年に借りを返すことを。
少なくとも自分の主人が何度も世話になっているのだ。だったらその借りを返すために動くのも使い魔である自分の役目である。
まずは今、目を覚ました主人に状況を説明するところから軽く始めようか。
アルフside end
◆◆◆
ヒエンside
俺は飛びながら先程の白い巨人について考えていた。
なぜ奴はなのはとフェイトの魔法を使えるのだろうか?と。
ジュエルシードは周囲の願いに反応してそれを歪に叶えるという特性を持っている。それは今まで邂逅したジュエルシードからも経験済みだ。
しかしなぜあいつが2人の魔法を使えるのかが分からない。
ここは別の視点で考えてみよう。
話は変わるが物事が起きるのには、
ならば……
そこに原因が必ず存在するのであれば…その存在する
話を戻そう。
あの白い巨人が魔法を使える理由はジュエルシードの特性から考えて、何らかの願いに反応したということになる。
俺はジュエルシードが反応した願いの原因は、なのはとフェイトだと考えている。
ジュエルシードが暴走する前、あの2人は互いの砲撃魔法をぶつけ合い同時に封印した。
その後互いに譲れない想いを言葉にし、戦っていた。ジュエルシードはその思いに反応し、あのような巨人が生み出されたのではないだろうか?
そして奴が魔法を使える理由もそこにつながっている気がする。
なのははあのとき、フェイトからジュエルシードを集める理由が知りたい。フェイトとお話がしたいという想いがあった。
フェイトはあのとき、ジュエルシードを手に入れたい。なのはを倒したいという想いがあった。
これらを簡単にではあるが要約すると…
互いに
つまり互いに相手を倒したいという想いが相互作用して、あの巨人が生み出されたのではないだろうか?だからあの巨人は、その願いを叶えるためになのはとフェイトを必要に狙うのだろう。
次に魔法を使える理由ではあるが…
2人は互いに砲撃魔法でジュエルシードを封印した。その魔法のデータから2人の魔法を使用しているのではないだろうか。
そう考えるとあの白い巨人が2人の魔法を使える理由も説明がつくのだ。
まぁ、理由が分かったところで俺がすることに変わりはないんだけどな。
そして俺は前方にそびえる白い巨人に目を向けた。
幻影は既に消滅しており、白い巨人は上を向いて咆哮を上げていた。
「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」
俺は炎の質を柔から剛に切り替える。
そして特大の球体の炎を奴にぶつけた。
「
奴の頭の上から直接ぶつける。球体が奴の顔を覆い大きく爆発する。
ドゴオオオオン!!!!
俺は空中に浮きながら様子を見る。
するとピンク色の光がチラリとひかるのが見えた。そして特大の砲撃がこちらに向けて放たれた。
俺はそれをさらに上空へと飛ぶことで回避する。
ピンク色の砲撃が後ろから迫る。
俺は高速で飛び続けローリング運動をすることでうまくかわした。そして巨人に迫ろうとすると肩に相棒が現れた。
どうした?
「ガウガウ」
なに?囲まれてる?
どういう意味だ?と聞こうとしたときその意味が理解できた。
いつの間にかなのはのディバインシューターと、フェイトのフォトンランサーが俺を囲むように配置されていたのだ。
マジ?
そして一斉にこちらに向けて放たれたのだ。
俺は即座に防御魔法を使用する。
「
自分を炎のバリアで囲み射撃魔法から防御する。そして弾幕が薄くなったところから強引に突破しようとしたところ…
「ガウガウガウ!!」
肩にのっている相棒が焦ったような声をだし思念を送ってくる。俺はそれを受信するとガバッと上を向いた。
すると白い巨人が上空からこちらへと迫っていた。
俺はすぐにブリッツアクションを使い、前方へと回避する。いくつかのスフィアに当たりダメージを受けるが、まだ許容範囲内だ。
後ろからドシイイイイン!といった着地音が響く。
危なかった。
相棒が教えてくれなかったら今ごろスプラッタな自分ができあがっていたところだ。
っていうかあの巨人どんな運動神経してんだ( ; ゜Д゜)
と内心驚愕していたが俺は加速したまま巨人へと迫る。そして俺は奴の股下から顔へと飛ぶ。
それに気付いた巨人の巨大な拳が幾度も猛スピードで迫るが、超直感を駆使して紙一重でかわし続ける。
拳をかわしたあと物凄い風圧で飛ばされそうになるが、体を魔力で薄く覆うことでそれを防ぐ。
そして奴の顔にたどり着くと俺は右手に炎を灯し、軽く振るった。
「
すると奴の赤い目に炎の
「ウォオオオオオオオオオ!!!」
さすがにこれは効いたのか顔を両手で覆っていた。俺は今のうちに奴に総攻撃を仕掛けることにする。
両手に剛の炎を灯し、空中を移動しながら放つ。
「
両手の炎を更に収束した砲撃を高速で移動しながら攻撃する。
なにせ15メートルもの巨体だ。並の攻撃魔法では録なダメージを与えられない。加えてこいつの弱点がどこかを探さないとこちらに勝機はない。
腕、足、お腹、背中などさっきから高速で移動しながら両手から砲撃を放っているのだがこの白い巨人…全く効いている素振りがない。
流石に俺もこれには少し焦ってきている。
俺の今使っている剛の炎は体力の消費も激しい。加えて幾度も攻撃魔法を放っているため魔力も消費してきている。
早目に勝負を決めなければこちらの体力と魔力が尽きてしまう。
なかば少しヤケになりながら、首の後ろを砲撃すると…
「ガッ…!」
!?
効いた!?
今、反応は一瞬であったが俺はしっかりと見た。首の後ろを攻撃したとき奴が声をあげたところを。
と一瞬立ち止まったのがいけなかったのだろう。
気がつくと白い巨人の拳が目の前に迫っていた。
「しまっ!?」
ドゴオオオオオンン!!!!!!!!!
一撃をもらった俺はそのままビルを貫通し吹き飛んでしまった。
オリジナル要素入れちゃいました。
戦闘描写はやっぱり難しい。
さあ、白い巨人戦どうなるのか。
では、また( ・∀・)ノ