大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうもΣ(゚Д゚)

伏線回収するぞー。

とあるコラボ書いていきます。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


番外編 コラボ とある魔術の禁書目録編
とある魔導の氷凍炎焔(アイスフレイム)


ヒエンside

 

 

 

夏休みが明けてから二週間後、俺はシルバーウィークの休み期間に一人旅と称して、イギリスへ来ていた。

 

なぜイギリスにいるのか、それはクロノからとある頼まれ事をしたからだ。

 

曰く、『グレアム氏とリーゼ姉妹の様子を見てきて欲しい』である。

 

インターミドル前にクロノは、リーゼ姉妹の元に特訓をつけてもらうために、イギリスに数週間程滞在していた。

 

リーゼ姉妹は今現在も魔力封印を継続中であるが、クロノの権限で一時的にその封印を解いていたのだ。

 

そのおかげもあって、二人に大分しごかれたクロノは大幅にパワーアップしたという訳である。

 

前回のその特訓から実に数ヶ月過ぎる訳だが、クロノは定期的に彼らの様子を見に行っていたらしい。

 

だが今回は執務官の仕事でどうしても行けないらしく、そのお鉢が俺に回ってきたという訳だ。

 

俺はイギリスの主要空港の一つ、国内最大規模のヒースロー空港へと降り立った。

 

 

「海外なんて久しぶりだな」

 

 

幼少期は親の仕事の都合もあって、海外を転々としていた。

 

そのおかげで英語は日常会話程度なら話せる。

 

まあ、今は翻訳魔法があるからいらないんだけどね?

 

なんせ俺の心には、独立内蔵型の相棒が宿っている。

 

つまり翻訳魔法をずっと自動(オート)にしておけば、言葉も文字の読み書きも自由自在なのだ。

 

そんな事を考えながら、空港のロビーに出ると見覚えのある二人組がいた。

 

二人組は俺に気付くと、声をかけてくる。

 

 

「あ、きたきた!おーい!!」

 

 

「久しぶり〜」

 

 

ロッテが大きく手を振りながら、アリアが小さく手を振って声をかける。

 

 

「二人とも、お久〜」

 

 

ちなみに俺は闇の書事件後に、クロノに連れられて三人にちょくちょく会いにいってはいた。

 

最初は三人から謝罪がしたいとの事で会っていたが、話してみると根っからの悪ではなかったし、良い奴らだったので俺も許した次第である。

 

しかし、今思えば闇の書事件で俺は三人全員と戦ったのよな。

 

三人ともSランク、若しくはそれ以上の実力があるからか、滅茶苦茶強かったし。

 

でも結局リーゼ姉妹とは決着はつけられなかったし、ギル・グレアムにも終始押され気味だったけども……。

 

いやまあ、当時の俺からしても格上だったから仕方ないんだけどさ。

 

すると、二人がこちらをジーッと観察している事に気付く。

 

 

「驚いた……あんたまた強くなってるね」

 

 

「魔力の流れも前よりさらに洗練されてる」

 

 

そりゃ、インターミドル終わってからもゴタゴタしてるし、なんなら現在進行系でもしてるからね(白目。

 

そりゃ、嫌でも強くなるし、洗練もされるよ(諦観。

 

つーか、他の並行世界とかでも月日過ぎてるから、年月全部合わせたら多分俺二十歳超えてるんだよね。

 

とりあえずは十八歳ってことになってるけど。

 

もう永遠の十八歳とでも名乗るか?

 

ちなみに二人の格好、アリアはネイビーのワンピースにブラウンのバッグ、白のカーディガンを合わせた秋らしさ漂う大人の配色コーデであり、ロッテは落ち着きのあるカーキのブルゾンに、ブラックのトップス&パンツにホワイトスニーカーと、スポーティカジュアルの大人っぽさも忘れないスタイルである。

 

端的に言えば、超似合ってた。

 

俺?

 

俺は普通に青いジーンズに、グレーのパーカーである。

 

パーカーには80の数字が書かれており、語呂でヒエンである。

 

ファッションはツナを意識してみた。

 

リボーン原作でもツナは27と書かれたパーカーをよく着ているしな。

 

 

「さすがチャンピオン。こりゃクロスケもうかうかしてられないなー」

 

 

「でもクロノもオーバードライブの調整は済ませたらしいし、やってみないと分からないわよ?」

 

 

ほー。

 

そうなんだ。

 

ってことはクロノのオーバードライブはもう完成したっぽいな。

 

それならティーダの方も完成させててもおかしくはない。

 

あの二人、ちょっと会わないでいるとすぐ強くなるからなぁ。

 

本当、これだから才能マン共は……。

 

 

「おーい、聞いてる〜?なんか遠い目してるんだけど……」

 

 

「しばらくしたら正気に戻るでしょ」

 

 

数分後、意識の戻った俺はリーゼ姉妹と歩きながらギル・グレアムについて聞いていた。

 

 

「で、グレアムさんは元気なのか?」

 

 

「そうだね。最近は読書したり、料理したり……穏やかに過ごしてるよ」

 

 

「それもこれも……皆、あんた達のおかげだよ。感謝してる」

 

 

リーゼ姉妹が穏やかな顔をしながらこちらを見てくる。

 

おい、やめろ。

 

そんな顔されると惚れそうになるだろうが。

 

それとあんまり褒められると調子に乗っちゃうよ?

 

 

「うむ、苦しゅうない。存分に感謝したまえ」

 

 

全力で乗っかってしまった。

 

全力でドヤ顔してしまった。

 

パーフェクト城之内君もとい、パーフェクトヒエン君の誕生である。

 

俺の顔を見た二人がうわぁ……と何か言いたげな表情をする。

 

 

「ここまで調子に乗るって逆に凄いわ……」

 

 

「クロスケなら確実にツンデレかましてたところだよね……」

 

 

なんか新鮮だわ〜とリーゼ姉妹が言い合う。

 

そして俺達は空港を出てタクシーに乗ると、都市方面へと向かう。

 

そこで昼飯を食べるために店に入ったのだが……

 

 

「せっかくのイギリスで食べる昼飯が和食って……海外に来た意味ないじゃん」

 

 

俺は愚痴をこぼしながら、味噌汁をズズズッと飲み込む。

 

美味しいです。

 

 

「まあまあ、今夜美味しいお店紹介してやっからそう不貞腐れんなよ〜」

 

 

「フィッシュアンドチップスの美味しいお店があるのよ」

 

 

リーゼ姉妹は焼き魚をパリパリと食べながら話す。

 

この二人は猫を素体とした使い魔であり、クロノの幼い頃の魔法と体術の師である。

 

原作で登場した使い魔では最強クラスの実力を持っており、なのはやフェイト、クロノ、更にはヴォルケンリッター達すら手玉に取って翻弄するほどに強い。

 

それまでギル・グレアムとのチームで最強の攻撃オプションとして支えてきた為、名実共に管理局の生ける伝説であった。

 

そして、俺はそんな二人とかつて戦ったが、まさか飯を共に食べれる日が来ようとは……そう思うと感慨深いな。

 

 

「それでこれからどうするか決めてるの?」

 

 

ご飯を食べ終わり、お茶を飲んでまったりしているとアリアが質問してきた。

 

 

「うーん……ぶっちゃけ観光くらいしか考えてない。大英博物館、バッキンガム宮殿、ビッグ・ベンと国会議事堂、ロンドン・アイ、ウェストミンスター寺院とか」

 

 

「ふーん。そんくらいなら私達が案内してやんよー」

 

 

「お父様に挨拶するのは後でも出来るしね」

 

 

この二人、案内する気満々である。

 

 

「それじゃ、お願いしようかな」

 

 

「なら、ここから一番近いのは大英博物館かしら?」

 

 

「さっそく行きますかー」

 

 

そして、お店を出た瞬間……()()()()()()()

 

 

「……は?」

 

 

俺は辺りを見回す。

 

そこは先程も通った道である。

 

特に変わった様子は見られない。

 

だが、()()()()()()()……()()()()

 

 

「なあ、俺達が食べてた店って、有名な日本食レストランなんだよな?」

 

 

「ええ。私達の行きつけよ」

 

 

「それがどうしたのさ?」

 

 

「なら、後ろ見てみろ……」

 

 

俺に言われた二人は首を傾げながら後ろを見ると……

 

 

「「……は?」」

 

 

先程の俺と全く同じリアクションを取った。

 

 

「「()()()()()()()()……!?」」

 

 

日本食レストランを出た直後、そのお店が雑貨店に変わっていたのだ。

 

店の前で驚く俺達を他所に、周囲のお客さんは怪訝な表情を向けてくる。

 

そこで注目を浴びてると気付いた俺は二人の手を取って、急いでここから離れる事にした。

 

 

「今は此処を離れよう」

 

 

そしてしばらく歩いて、小声で二人へ話しかけた。

 

 

「……どう思う?」

 

 

「とりあえず、私達の身に異常事態が発生した事は理解したわ」

 

 

「でも魔力の反応とか、特にそういうものは感じなかったよー?」

 

 

アリアとロッテは特に何も感じなかったようだ。

 

使い魔は人間よりも感覚が鋭敏である。

 

そんな二人でも何も感じ取る事が出来なかったという事は、あれは俺の超直感だからこそ、気付けたというのもあるかもしれない。

 

 

「俺はあの店を出た瞬間……違和感を感じたんだ」

 

 

「違和感?」

 

 

「どういう事?」

 

 

二人が首を傾げる。

 

 

「なんというか、突然何かが変わった感覚……とでも言うのかな?それで後ろを見てみたら、お店が変わってたんだ」

 

 

「そういえば貴方、超直感があったわね……」

 

 

「あー……そのおかげで分かったってことねー」

 

 

とりあえず今は想定外の事態に陥ったという事で、緊急事態案件として俺は一旦二人の魔力封印を解除する事にした。

 

 

「……今は緊急事態って事で、二人の魔力封印を一旦解除する。基本的に二人は俺の指示に従って行動するように」

 

 

「「了解」」

 

 

俺はクロノから委譲されていた権限を使って、二人の魔力封印を解除した。

 

 

「……違和感はあるか?」

 

 

「いいえ、特にないわね。むしろ……」 

 

 

「魔力封印してた反動かな?魔力が前より増えてる」

 

 

二人は身体に魔力を馴染ませるように、静かに循環させていく。

 

そのスムーズな魔力運用はさすがの一言に尽きる。

 

一切の無駄がなく、ミリ単位まで完璧に洗練されていた。

 

夕の炎状態の俺の魔力運用にも引けを取っていない。

 

さすが管理局で教導官もしてた二人である。

 

 

「ん?」

 

 

そして、俺はある事に気付く。

 

 

「ヒエン」

 

 

「止まりな」

 

 

リーゼ姉妹も気付いてるようだ。

 

 

「……囲まれてるな」

 

 

いつの間にか俺達は包囲されていた。

 

感じられる気配の数は数十人ってところだろうか?

 

そこで数人の武器を持った若者が路地裏から姿を現した。

 

それにしても気配を隠すのが上手い。

 

まるで周りの風景に自分を溶け込ませているかのようだ。

 

すると、その集団の前衛であろう俺と同い年くらいの槍を持った少女が俺達へ質問をぶつけた。

 

 

「私は天草式十字凄教の魔術師、五和(いつわ)と言います。突然現れた貴方達は一体何者ですか?」

 

 

このとき、俺はまたしても並行世界の地球に迷い込んだのだと確信した。

 




気が向いたら、ポチポチ更新していきやす。

では、また( `・∀・´)ノ
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