今回ちょっとふざけてしまった。
では、どうぞ( *・ω・)ノ
ヒエンside
「な、なんなのこの人達!?」
「!?」
なのはとフェイトが突如現れた仮面の集団に狼狽する。
「アサシン!?」
「あのときと同じ!?」
イリヤとミユも急に現れたアサシンに驚いており、対応できていない。
かくゆう俺も咄嗟のことで少し慌てたが、既に死ぬ気モードになっていたおかげですぐに冷静になることができた。
そしてマルチタスクを駆使してこの状況を突破できるよう脳をフル回転させる。
アサシンの包囲している数はざっと見るだけでも100人はいる。
どうする…?
するとアサシンの集団が一斉にナイフを持ち始めた。
(ええぃ!考えてる暇はない!!)
『皆!そこでじっとしててくれ!!』
『何か策があるんですね?』
俺が4人に咄嗟に念話で話しかけると、ミユが返してきた。
『ああ。とっておきのやつがな』
『『おおっ!』』
すると、なのはとイリヤがこちらをキラキラした目で見てきた。
そんな純粋な目で見られると罪悪感が湧くし、あとでまたなんか言われるんだろうなあとか色々頭をよぎるが、今はそんなことを言ってる場合じゃない!
とりあえずこの状況を打破するために俺は…
魔法少女4人をチェーンバインドでガッチリと拘束した。
「「「「………へっ?」」」」
そして俺はバインドを肩にかけてしっかりと持つ。そして背中に炎の翼を展開すると勢いよく上空に飛び上がった。
「逃げるんだよォォォ──────ッ」
「「「「キャアアァー!!!!」」」」
そして謀奇妙な冒険の主人公の如く猛スピードで逃げた。いたいけな少女達4人を鎖で拘束しながら…。
◆◆◆
そして猛スピードで飛ぶこと約3分…
かなり離れたところまで来た俺は、大きなマンションの屋上を見つけたのでそこに降りることにした。
そして着地に気を付けるようにフワッと降り、バインドで抱えていた魔法少女4人をソッと下ろす。と同時に拘束魔法も解除する。
「よし無事逃げきれ……」
そして全員に話しかけようと様子を見ると…
チーン
全員、死屍累々となっていた。
俺はダウンしている4人にゆっくりと近付き、呼び掛けることした。
まずはなのはだ。
「なのは?」
「………」
反応なし。
続いてフェイトに呼び掛ける。
「フェイト~?」
「………」
同じく反応なし。
今度はイリヤに呼び掛ける。
「イリヤ~?」
「………」
こちらも反応なし。
最後にミユに呼び掛ける。
「ミユ~?」
「………」
またしても反応なし。
「うむむ。全員気を失っているのか……。悪いことしたな。でも今は緊急事態だし、どうしたものか……」
するとルビーとサファイアが話しかけてきた。
《ここは少し強引にでも起こした方がいいと思いますよヒエンさんー》
《緊急事態ですから》
《でもまぁ、ヒエンさんなら確実に面白いことが起きそうな気もしますけどね》(ボソボソ)
《姉さん今はふざけているときではないわ》(ボソボソ)
何か二人が最後の方、ボソボソと言っているが何を言っているのだろう?(゜-゜)
気になるが俺はとりあえず言われたとおり全員を起こすことにした。
まずはなのはを起こす。
〇体をゆすり呼び掛ける。
「なのは?なのは~?」
「………」
反応なし。
〇ほっぺつつく
( ・ω)σプニプニ
「………」ピクッ
反応あり。
〇さらに連続でつつく。
(◎´・ω・)σ゙アタタタタタ!!!!
「………いたいのお!!」
;'.・(゚ε゚(O三(>_<`)o !ドゴ‼
「ぶるるあああ!!」ドゴオン‼
魔力強化の右ストレートで吹き飛ばされた。
「もう!普通に起こしてよ!!」
「スイマセンデシタ…」ボロボロ
気を取り直してフェイトを起こす。
〇まずは呼び掛けてゆすってみる
「フェイト~フェイトさん~?」
「………」
反応なし。
「おきないね…」(な)
「そうだな」(ヒ)
〇ツインテールを弄ってみる。
◆ヽ( ̄∀ ̄)ノ◆ほれほれ
「………」
またしても反応なし。
「遊んでるでしょ!!」(な)
〇ほっぺつつく
(*゚ー゚)σツンツン
「………うーん」
反応あり。
「あ、起きそうだよ」(な)
「だな」(ヒ)
〇連続でつつく
(´・ω・)σアタタタタタ!!!アタア!!!!
「うー……ほっぺいたい」ウルウル
「フェイトちゃん大丈夫?」ギロッ‼
「ほんとすいませんでしたあぁ!!」(土下座)
次にイリヤを起こす。
〇まずは呼び掛けてゆする。
「イリヤ~イリヤさーん?」
「………うーん」
反応あり。
「あ、起きそう…」(フェ)
「そうだね。ヒエンくん変な起こし方しちゃだめだよ!」(な)
「おう」(ヒ)
〇再度よびかけてゆする。
「イリヤ~イリヤ~イーリーヤー?」
「えへへ~お兄ちゃんおはよう~」
「おはよー」(お兄ちゃん?)
「おはようの………チュー……」(ヒエンの顔両手でつかむ)
「はい?」(ヒ)
「にゃ!?」(な)
「あ、あわわわわわ」(フェ)
「……んっ?………ほ、ホびゃあああーーーーーッ!!!?」(そして近距離で気付き力一杯殴る)
(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ ドゴ‼
「ぶべらばあああ!!!!」(そして壁際まで吹き飛ぶ)
なのはより強力な右ストレートをもらった。
「本当にごめんなさい!!」(イ)
「ぼうびびずんばぼ」(もう気にすんなよ)(ヒ)
「「………」」ドキドキ(な&フェ)
最後にミユを起こす。
「なぁ、俺が起こさなきゃダメか?」(ヒ)
《ここまできたら全員起こしましょう!バッチリネタ…ゲフンゲフン録ってますし!》(ル)
「叩き割るぞこのやろう」(ヒ)
〇呼び掛けてゆする
「ミユ~ミユさ~ん?」
「………」
反応なし。
「ミ、ミユ寝顔がかわいい」(イ)
「イリヤさん顔がちょっと恐いですよ…」(な)
「………」(フェ)
〇ほっぺつつく
(・∀・)σツンツン
「………」
反応なし。
「起きないね」(イ)
「そうですね」(な)
「………」(フェ)
〇ほっぺ連続でつつく
( ・∀・)σアタタタタタ!!!!アタア!!!!
「………」
「これでも起きないなんて!?」(イ)
「私はこれで起きたんですけど…」(な)
「あれは痛かった…」ズーン(フェ)
「ホントニゴメンナサイ」(ヒ)
〇最終奥義 両手でつつく
オラオラオラオラオラオラオラオラオラア!!( ・ω・)っ≡つ ババババ
「………(怒)」
「あ、起きたっぽい」(ヒ)
「なにを……するんですか!」(ミ)
。・゚・(Д`(⊂(゚Д゚ドゴ‼
「またこのてんバァァ!!!」(ヒ)
世界を狙える左をもらった。
《本当にネタの宝庫ですねー》(ル)
《でも全員目を覚まして良かったですねヒエン様》(サ)
「サファイアだけが俺の癒しだ…orz」(ヒ)
◆◆◆
そして俺の怒涛の奮闘?もあって無事に全員起こしおえたのだが……どうやらお姫様達4人は相当機嫌が悪いようで…
ゴゴゴゴゴゴ………
「レストリクトロック」
《Restrict Lock》
「ライトニングバインド」
《Lightning Bind》
「ルビー…拘束」
《アイアイサー》
「サファイアも」
《すみませんヒエン様》
拘束魔法でがんじがらめにされましたorz
「「さあ、何か言い残すことはある?/ありますか?」」(なのは&イリヤ)
「と、とりあえず一言いいでしょうか?」
「「「「………」」」」ギロッ!!!!
「ヒイッ!?………ア、アサシンに……既にか、かこまれているのですが……」
俺の発言でバレていると分かったのかアサシン達が再度100人ほどで姿を現した。というかお前らいつきた?
そして俺は急いで調和の能力でバインドをすぐに解除しようとしたのだが…
「あ、大丈夫」(ニッコリ)
「心配しないでください」(ニッコリ)
「「すぐに終わらせるから/終わらせますから」」(なのは&イリヤ)
すると魔法少女4人は空へとシューっとゆっくり飛んでいく。
そしてそれぞれのステッキ、デバイスへとエネルギーをチャージし始めた。
俺はそれを真下から見ている。
というかこれもしかしなくてもあれだよね?
俺、完全に囮だよね?
アサシンは丁度俺を真ん中に約100人で囲んでいる。
ただ超直感からの警報は特になかった。
超直感的にはなんとかなるようである。
そして俺はふと上を見る。
(あ、これ完全に見えてる)
そこには完全なる
だが【それを言えば確実に死ぬぞ!】と超直感が反応している。だが真の漢ならこれは言わなければならない。
だから俺は言う!!
「おーい4人ともー。パンツみえてんぞー」
そのとき視界が真っ白になった。
俺が覚えているのはそこまでだった。
目が覚めたら全員赤い顔してしばらく口を聞いてもらえなかったorz
余談ではあるがそのときにアサシンは全員倒したそうな。
まあなんというかうん。
書いてたらこんなんなった!!
反省もしてないし後悔もしてない!!
では、また(・∀・)ノ