このすば2期もまだ1話も見れていないのです
とゆーことでお待たせしました( ´Д`)y━・~~
久々の更新です!
イタチはいつも通り、クエストを受けるべくギルドに顔を出すと
ギルド員と冒険者達が慌ただしく動き回っていた。
「すまない、何かあったのか?」
「あ、イタチの旦那!何でも緊急のクエストらしいでさぁ!冒険者は街の正門に集まれだとよ!」
「緊急任務か…分かった、すぐ向かおう」
そう言うとイタチは瞬身の術で正門に飛んだ。
カズマside
俺たちカズマ御一行もイタチとは別行動ではあったが
緊急任務を聞いて正門に集まっていた。
到着すると正門は既に他の冒険者で溢れ返っていた。
「あれは…只事じゃねぇ!?」
冒険者達の目線の先には…
「ま、毎日毎日毎日毎日!!お、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでくる頭のおかしい大馬鹿は、誰だぁぁーー!!!」
それはそれは物凄い怒ってる
魔王の幹部がいらっしゃった。
このすばm(_ _)m
てか、あれ?あのデュラハンって魔王の幹部さん
さっき爆裂魔法って言ったか?
「爆裂魔法?」
「爆裂魔法使える奴って言えば…」
冒険者の目線がデュラハンから俺たちに向けられた。
「やっちまったな、お前…」
ジト目でボソッと言うと
我らが爆裂魔法を操る紅魔族の少女の肩が跳ねた。
しかし、どうしたものか…
魔王の幹部を前にして、流石のめぐみんも震えている。
何か打つ手はないのか…?
そう思っていたら…
「すまない、それは俺だ」
いつの間にかイタチさんはデュラハンの前に現れ
何故か罪を被っていた。
「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法打ち込んでくる大馬鹿者かぁ!!俺を魔王軍の幹部と知っていて喧嘩売ってんのかぁ!!ねぇ何でこんな陰湿な嫌がらせするのぉ?どうせ小物しかいない街だと思って放置してたら毎日毎日ポンポンポンポン打ち込んできよって!!頭おかしいんじゃないのか貴様ぁ!!!!」
うわぁ…デュラハン凄い溜まってたんだなぁ…
めっちゃ怒ってますやん…
イタチさん大丈夫なのか…?
「俺の名はうちはイタチ。お前があの城にいることは知らなかった。今後はもう打ち込まないと約束するので今までの狼藉を許して欲しい。」
「あ、そうだったの?んじゃいいよいいよ反省してるみたいだし!いやぁ俺はてっきり知ってて煽ってきてるのかと思っちゃったからさぁ…なんか強く言いすぎてごめんね?爆裂魔法の練習してたの?」
「あぁ、古い廃城だったので誰もいないものだとばかり思っていた。重ね重ねすまない。」
「そういうことかぁ…全然いいよ!てか良い爆裂魔法だね!俺の知ってる中でも結構いい線いってるんじゃないかな?ナイス、爆裂☆」
「ああ、ありがとう。」
「今度あの城に遊びにおいでよ。正直毎日暇なんだよね〜。お前俺のこと怖くないっぽいし話し相手になってよ!」
「機会があれはお邪魔しよう。魔王軍のことも興味がある。」
「んーあんまり喋っちゃうと怒られちゃうから、ちょっとだけだよ?」
「十分だ。」
あれ、デュラハンって人
実は話せばそんなに悪い人じゃない?
てかナチュラルにイタチさん魔王軍と仲良くなって
情報のパイプ作っちゃったよ…
「んじゃ、また気が向いたら来てよ!それまで適当に時間潰しとくから!」
「あぁ、またな」
そう言ってデュラハンは闇の中に消えていった…
俺のパーティはもちろん、他の冒険者も
この状況を飲み込めていない。
ざっくり言うと…
「イタチさんがデュラハンの家に遊びに行く約束をした」
ということになる。
「皆、騒がせてしまってすまなかった。もう大丈夫だから安心してくれ。」
冒険者の皆の前で何もなかったかのように振る舞うイタチさん。
「い、イタチの兄貴。デュラハンの城に行くって本当かい?」
「あぁ、いつになるか分からんが、そのつもりだ」
「相手は魔王軍の幹部ですぜ!?いくらイタチの旦那でも無理ですって…」
「大丈夫だ。あいつの性格上いきなり襲ってくることはないだろう。それに上手くいけば魔王軍の情報も得られるかもしれない。」
「身を呈してまで魔王軍の情報を手に入れようとするなんて…」
「きっと魔王軍の城に爆裂魔法を打ち込んでたのも、これが狙いだったのよ!!」
「流石イタチさんだわぁ!!!!」
「やっぱイタチの兄さんにゃ敵わねえや!」
イタチさんの好感度補正で
街を危険に晒してしまったのに
いつの間にか英雄と化していた。
「イタチさん…恐ろしい子…」
イタチを担ぎ上げて盛り上がっている中
俺は小さく、そう呟いたのだった。
【緊急クエスト】
〈魔王軍の幹部の撃退、成功!!〉
このすば( ̄▽ ̄)
めぐみんside
「待って下さい、イタチ!!」
あの騒動が終わった後、私は帰ろうとするイタチを呼び止めた。
「何故、嘘を吐いたのですか!爆裂魔法を打ち込んでいたのは私だったはずです!私が出て行けばイタチはあのような危険に晒されることはなかったのに…!!」
震えて何も出来なかった自分が恥ずかしい…!
イタチに罪を被せても尚
皆に弁解して回ることもしなかった。
カズマ達にはバレているかもしれませんが
それでも私はズルをしました。
そう思って俯いていたら、イタチは近寄って
頭を撫でてくれました。
「自分を責めるな。めぐみんは悪くない。ただ、タイミングが悪かっただけだ。」
「タイミング…?」
「そうだ。それに最初にあの城に爆裂魔法を打ち込んだのも、あの城を目印にしたのも全部俺だ。あながち間違いではない。」
「…………………」
「それにデュラハンが褒めていたぞ?あの爆裂魔法は奴の知っている中でもなかなかのものだそうだ。あの魔王軍の幹部のお墨付きだ。」
「あ、当たり前じゃないですか…私は紅魔族随一の魔法使いなんですから…」
「さらに魔王軍の情報をゲットできるチャンスだ。めぐみんが毎日爆裂魔法を打ち込んでくれたお陰だな。」
「…イタチはずるいです。セコイです。」
そんな話をしに来た訳ではないのに…
ああ言えばこう言うとはこのことです。
イタチはカズマより卑怯者でタチが悪いです。
「めぐみん」
「…?」
「ナイス、爆裂」
「…っ!?」
このタイミングでその笑顔、イタチは全く…
「ナイス、爆裂!!!」
本当にズルい人ですね!
デュラハンと仲良くなれましたね!
今回のキーワードは「ナイス、爆裂☆」です(笑)
いつも感想、誤字脱字の指摘、ありがとうございます!
それではまた( ´Д`)y━・~~