ラブライブ! ~『正しさ』の本質~   作:k.k.halcyon

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どうも、k.k.halcyonです。

今回からμ’sメンバーを出していこうか、と思っていたのですが、いつの間にか文章書きすぎてて、本格的な登場は次回以降になりそうです。本当にごめんなさい!

真姫ちゃんママ、しゃべります。めっちゃしゃべります。




プロローグ その2 掲げた旗に、風が吹いた

 「そういえば、真衣さんとお会いするのも、かなり久しぶりじゃないですか?」

 

 

 東京へ向かう車のなか、俺は運転席の西木野真衣さんに話しかける。

 

 

真衣さんの家は西木野総合病院という、この辺りでは有名な病院を経営している。院長は夫の利秀(としひで)さん、真衣さん自身は看護師のリーダー・・・・看護部長っていうんだろうか・・・・として、忙しく働いているそうだ。昨日と今日は珍しく2日連続で休みがとれたというのに、わざわざ俺の引っ越しのために千葉まで来てくれて、本当に頭が上がらない。

 

ちなみに、もう結婚して20年近くになるそうだが、旦那とは未だにラブラブである(本人談)。仲良いな結婚しろ。もうしてるか。

 

 

 「本当よね~。この前電話でお話はしたけど、直接会ったって言ったら、七海くんが受験生だった頃だから、もう2年くらいになるのかしら?」

 

 

 「ですね。高校受験が終わって春休みになった頃だから、ちょうど2年前の今ぐらい?あのときは俺も真姫もまだ小さかったんですよね。声も少し甲高い感じで。」

 

 

 「七海くんは大人っぽくなったわね~。声なんてすっかり低くなって!さっき電話越しに話したときも感じたけど、声のトーンとか、しゃべり方とか、すっかり大人の男性って感じで、びっくりしちゃった!」

 

 

真衣さんは大病院の奥様ということで、真姫を連れて最初に会ったときは俺もめっちゃ緊張してたっけ。でも実際に話してみるととっても気さくな方で、当時は今以上に人と話すのが苦手だった俺が珍しくすんなり打ち解けられた。・・・まあ時々だけど、思いっきり酔っぱらっているんだろう、夜中に俺のところに電話がかかってきて、呂律の回らない口調で旦那の愚痴を溢してくる。ただ途中から旦那ののろけに変わる辺り、本当に良い夫婦なんだろうな。・・・少し、羨ましい。

 

 

ちなみに、真姫というのは、真衣さんの娘さんだ。俺の2つ下で、小学校の低学年くらいの頃に知り合った。今でも時々お互い暇なときに電話やメールはしており、2~3年に1回くらいの頻度ではあるが、真姫たちが広島に来ることがあるので、そのときに会ったりもしている。

 

 

 「あはは。ありがとうございます。ところで、家具とかって、もう真衣さんの方でおいてくれてたんでしたっけ?」

 

 

 「ええ、昨日には荷物も運び終えてるから、着いたらそのままくつろげるはずよ。あ、でも、段ボールはまだ開いてないから、それをまず開かなきゃかしらね?」

 

 

 「何から何まですみません。今度改めて、お礼に伺いますんで」

 

 

 「そんな、気にしなくてもいいからね?でもそれだったら、来月真姫の誕生日だから、よけ

ればその日うちで一緒にご飯たべましょう?真姫も喜ぶと思うから」

 

 

 「4/19ですよね。是非行かせてください。真姫は元気ですか?」

 

 

 最近電話すると、相手はしてくれるのだが、年を追う毎に素直さが無くなっている気がする。まあこっちがわざと落ち込んだような声で謝ると、途端にオロオロしだすから、それはそれで可愛いんだけどな。

 

 

 ちなみに、真姫は俺が東京へ引っ越してくることは知らない。というか、前に真衣さんと電話で引っ越しのことについて話してたときに「引っ越しのことは、真姫にはまだ内緒にしておいてくれない?」って言われたんだ。驚かせたいのかな・・・?

 

 

 「ええ。元気よ。真姫もすっかりきれいになってるから、会ったらびっくりすると思うわよ?」

 

 

 「そりゃあ、今から会うのが楽しみですね」

 

 

 「あと1ヶ月であの子16歳になるから、そうなればいつでもお嫁に送れるからね!!あ、それとも七海くんがうちにお婿さんとして来てもらうのがいいのかしら?」

 

 

 「・・・あ、あはは・・・」

 

 

 真衣さんの娘推しに苦笑いで返す。この人はこうやって時々俺と、多分真姫のこともからかってくる。何で真姫もかっていうと、理由は単純。真姫から電話がかかってくるときの半分は、真衣さんの愚痴から話がスタートするからだ。

 

 

娘にまで旦那の愚痴言ってんのかよあの人・・・ただ、俺も真姫も周りの人も、誰もあの人のことを嫌いにならないのは、あの人の人柄なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーこういう人が母親だったら、良かったのにな。あんな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・いや、やめだ。思い出したくもない。

 

 

 

 

頭の中に残る真っ黒な残像を、首を振って無理やり振り払う。真衣さんはそれに気付かなかったようで、楽しそうに話を続ける。

 

 

 

 

 「今でも時々七海くんと電話してるのよね。真姫ったら、電話が終わってリビングに下りてきたとき、いっつも嬉しそうな顔してるのよ!」

 

 

 「今の真衣さんも凄く嬉しそうですね。でも大した話はしてないですよ?真姫の愚痴を聞くか、真姫が勉強で分からないところを聞いてくるか、それ以外だったら、その日にあったこととか、しょーもない話しかしてないですし」

 

 

 

 

そう言うと、真衣さんは「ううん」と軽く首を振り、少し寂しげな笑顔を浮かべた。

 

 

 

「そういう些細なことでも話せる相手って、余程の信頼がないとなかなか出来ないのよ?」

 

 

 

ーーー初めて見るな。この人のこんな表情は。・・・寂しさ?いや、それだけじゃない、なんだろう・・・悔しさ?・・・いや、これは・・・

 

 

 

ほんのかすかだけど、何かに『嫉妬』してる、のか?

 

 

 

 「本当だったら、そういう話って、親である私や旦那が聞かなきゃいけないのにね」

 

 

 

ーーー多分、これは『嫉妬』だ。・・・でも、あの真衣さんが?一体、誰に?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー俺、か?でも、なんで・・・

 

 

 

「あの子いつからか、私たちの前でそういう話をしてくれなくなったのよ。

 

 

私たちも仕事で忙しくて、なかなかあの子のために時間をとってあげられなかったし。・・・なんて、」

 

 

そう言って、真衣さんは続ける。

 

 

 「結局こんなの、ただの言い訳よね。ごめんなさいね、こんなおばさんの愚痴に付き合わせちゃって」

 

 

 「・・・いえ」

 

 

 「でもね。時々真姫の部屋のそばを通ると、楽しそうに電話で話してる声が聞こえるのよ。

 

 

 

あの子って、わかると思うけど、基本的にツンツンしてるでしょ?だから、学校でもあまり友達がいないみたいで。それに私たちが家にいないことが多いから、一人にさせることも多くて。

 

 

 

私たちの前では「寂しいとか、子供じゃないんだから大丈夫」って言ってくれるけど、仕事で帰れなくなったって伝えたときの、真姫の少し悲しそうな声を聞くと、すごく歯痒くて。」

 

 

 

 

 

ーーーそうか・・・やっぱり、真衣さんはすごいな。

 

 

 

 

 

仕事、それも人の命を預かる仕事だ。しかも大病院。患者だって半端な数じゃない。忙しくないわけがないのだ。そんななかで俺や真姫のためにここまで自分の時間を割いてくれるんだ。俺も真姫も感謝こそすれ、仕事で帰れないことを恨むなんてあり得ない。

 

 

けど、この人は、そんな現状を「仕方ないこと」と甘えたりしない。時間を割いてあげられないことを悔やみ、悲しみ、少しでもそんな現実に抵抗しようとする。それでもどうにもならない時は、例え娘を悲しませても、それを隠さない。隠さずに伝えて、それによって相手に悲しみの感情が芽生えたなら、全てその身で受け止める。

 

 

 

 

ーーー本当に、この人は、かっこいいな。俺があと20年早く産まれてたら、惚れてたかも。

 

 

 

 

「けど、あなたと電話で話してるとき、真姫の部屋をこっそり覗くとね?あの子笑ってるのよ。それも凄く楽しそうにね。

 

 

あなたのことをからかってくすくす笑ってたり、逆にからかわれてるのか顔を真っ赤にしながら、どこか嬉しそうだったり。

 

 

親としての責任を押し付けるわけじゃないけど、私たちができなかったことを、あなたがしてくれた。だから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ありがとう」

 

 

 

 

 

 

そう言った真衣さんの顔は、少しだけ視界が霞んだせいで見えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・いつ以来だろう。こんなにまっすぐに誰かに感謝されるのは。

 

 

 それに何だろう。胸の奥に刺さってたつっかえがとれて、そこから一気に何かが溢れてくるこの感じは。なんか目のあたりが少し熱い。

 

 

 ・・・あ、さっきありがとうって言われたんだから、早く返事しないと。・・・あれ?ありがとうって言われたとき、なんて返すんだっけ?あ、『どういたしまして』だ。早く言わないと。

 

 

 そう頭のなかでは分かるのだが、なんでだろう。なかなか声がでない。それにうまく笑顔も作れない。

 

 

 「・・・どっ・・・ん゛、ん゛ん゛・・・・どうま・・・っ・・・いたみましてっ」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・か、噛んだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!何回噛んでんだよ俺ぇぇぇ!!「いたみまして」ってなんだよぉぉぉぉぉ!!あああああぁぁぁぁ/////////////////!!!!!

 

 

 顔を真っ赤にしながら真衣さんとは反対側に顔を向けると、運転席からクスクスと笑い声が聞こえる。

 

 

 「なっ、なんですか/// 笑わんでくださいよ!っていうか前見て!前!」

 

 

 「いやっ・・・ごめんなさ・・・ププッ・・・。ちょっとごめ・・・。」

 

 

 そう言って突然路肩に車を止める。そして、

 

 

 「(お腹を押さえて大笑い)」←1分くらい続いた。よく分からんがツボにはまったっぽい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・」ムッスー

 

 

 「もう。悪かったってば。いい加減機嫌治してよ?」

 

 

 「・・・はぁ。もういいですよ。それより、そろそろですか?目的地」

 

 

 「そうね。あと5分くらいで着くと思うわ。向こうについたら早速中に入って、荷物を置きましょう?昨日運んでおいた荷物がちゃんと全部あるか、確認しておいた方がいいかしらね?」

 

 

 「あと、大家さんにも挨拶しとかなきゃですよね?荷物置いたらすぐに「いらないわよ?」・・・え?」

 

 

 あれ、たしか俺が行く予定の家って借家じゃない?アパートとかじゃないのに結構安く借りられて、狭いけどそこそこ快適そうな家だったと思うんだけど・・・

 

 

 「ああ、そういえば言ってなかったっけ?七海くんが行くことになった家、西木野家で買い取っておいたから。だから家賃とかもいらないわよ?」

 

 

 まるで「今日の晩御飯のおかず、冷蔵庫にいれといたから」みたいなノリで、真衣さんはとんでもないことを宣った。

 

 

 「・・・はい?え?ちょ、な、え!?どうして!?」

 

 

 「どうしてって?」

 

 

 「いや、どうしてわざわざ家を買い取ったりなんか・・・。お金だって尋常じゃないくらいかかる筈なのに・・・」

 

 

 「うーん、私と旦那がそうしたかったから、じゃだめ?」

 

 

 「いや・・・なん・・・正直、訳わかんないです。なんでそこまで・・・」

 

 

 そう聞くと、真衣さんの表情が少し変わった。

 

 

 「あのね。独り暮らしって、七海くんが思う以上に大変なのよ?家賃も、生活費も、全部自分で払わなければいけない。その分のお金はどうするの?」

 

 

 「それは、養育費から払います。節約できるところは節約して、もしそれで足りなければ奨学金とかアルバイトで働いて「ダメよ」・・・え?」

 

 

 「理由は2つ。1つ目に、あなたのお母様からの養育費だけど、あんなやつが毎月素直にお金を振り込み続けてくれるって、本気で信じられる?なにかしらの理由をつけて、支払いを拒否してきた時に、もう一度払わせるまで、ある程度時間がかかるはず。その間にもしものことがあったら、って考えると、経済的に大きな不安が残るの。

 

 

そしてもう1つ。あなたのお父様のためよ。あなたのお父さんは、自らの手で命を絶ったわ。それもあなたを残してね。七海くんには失礼かもしれないけど、どんな理由があれ、あの人がしたことはひどく自分勝手で、決して許されることではない。でもね・・・」

 

 

 真衣さんは、少しだけ表情を和らげて、続ける。

 

 

 「少なくとも、お父さんは七海くんには、普通に高校生活を送ってほしかったはずよ?お金になんて悩まされずに、自分のしたいことをしてほしかった。そう思うの。

 

 

勝手に押し付けて勝手にいなくなったことは親として最低の行動だけど、それでもお父さんは、できるならそうなって欲しいって願っていたはず。

 

 

お金のことは、あまり考えちゃダメ。あなたはまだ子供なんだから、そういうのは私達大人に任せて、

 

 

あなたは、あなたが本当にやりたいことをやりなさい」

 

 

 

 

 

 

ーーーああ、まただ・・・叱られているはずなのに、心が暖かくなるようなこの感覚。

 

 

 

 

 

 

真衣さんが俺に言ってくれてることは、きっと真衣さんからすれば、当たり前のことなんだろう。

 

 

 

 

 

でも、きっと俺は、『それ』がずっと欲しかったんだと思う。

 

 

 

 

 

当たり前に自分を見てくれて、当たり前に笑って、怒ってくれて、

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとずっと前には俺の周りにもあった、けどどこかに消えてしまったもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー「当たり前のものこそ見えない」っていうけど、本当にそうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな『当たり前』が、俺は、堪らなく嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・はい」

 

 

なんだか、何かが溢れそうで、俯いて頷くことしかできない。

 

 

 

「それにね・・・。

 

 

私の娘をあんな笑顔にさせてくれたんですもの。

 

 

あなたにとっては大したことじゃないのかも知れないけど、私は感謝しているの」

 

 

 

 

 

 

 

ーーー本当に、今はやめてほしい。暖かすぎて、こらえきれないよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

「七海くんのご両親のこととか、お父さんのことがあって、何か私にできることはないかって考えたの。必死で考えた。

 

 

・・・けど、何も出来なかった。そういう時にこそ助けにならなきゃいけないのが大人なのに、助けるどころか、声をかけることすらできなくて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーなんでそんなに悲しそうな、悔しそうな顔、するんですか・・・なんでそんな、優しい顔、するんですか・・・

 

 

 

 

 

 

 

「そんななかでも、真姫のことを見てくれていて、あの子を支えてくれて・・・それが嬉しくて、悔しかった」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーだから本当に、これ以上は・・・

 

 

 

 

 

 

 

「私みたいなダメな大人には、お金で解決するっていう最低なことしかできないけど・・・遅すぎるかも知れないけど・・・

 

 

 

 

 

それでもあなたにお礼をさせて?おねがい」

 

 

 そう言った真衣さんが俺に見せてくれた笑顔は、大人のそれよりも、母親のそれに近い感じがした。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー違う。ダメなんて言わないでくださいよ。俺は・・・俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

ーーーあ、もう、無理だ・・・

 

 

 

・・・でも・・・でも、だから・・・だからこそ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいっ!!」

 

 

 

 

 

 

ぼろぼろと涙を流しながら、それでも、今できる精一杯の笑顔で、大きな声で、返事をする。

 

 

 

 

きっと、今のこの顔を写真に撮ったら、俺、すげー気持ち悪い顔してるんだろうな。

 

 

 

 

けど、しばらくは笑い飛ばせそうにないな、この瞬間は。

 

 

 

 

 

 

そうだ、よし、これからの目標が1つできた。

 

 

 

 

いつか、これを笑い飛ばせるようになってやる。笑い飛ばせるくらいにまで、いっぱい勉強して、いっぱい笑って、いっぱい強くなる。多分それが、真衣さんに返せる最大の恩だと、俺は思うから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーありがとう、真衣さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*-*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして俺たちは目的地へと到着する。するとそこには先客が4人ほどいた。大人の女性が1人と、自分と同い年くらいの女の子が3人。3人はみんな俺の1つ下で、1年と半年ほど前からの知り合いだ。

 

 

 

 1人はオレンジっぽい茶色の綺麗な髪をサイドで結んでいる、活発そうな印象の子だ。こちら

に向かってブンブンと大きく手を振っている。

 

 

 

 その隣には、やや青みがかった黒髪を腰近くまで伸ばした、いかにも大和撫子っぽい感じの清楚な女の子が、胸の前あたりで小さく手を振っている。

 

 

 

 その子とオレンジ髪の子をはさんで反対側には、グレーのさらさらした長髪を少し横で結んだ子が・・・って、なんか顔赤くして俯いてるけど、大丈夫かな。

 

 

 

 さらにその後ろには、グレーの髪の子の母親にして、音ノ木坂学院高校のりじちょーせんせが、娘の肩をそっとつかんで、なにか娘に話しかけてる。あ、またあの子顔赤くなった。

 

 

 

 「真衣さん、わざわざ送っていただいてありがとうございました。家の整理が一通り終わったら、またお礼に伺いますね」

 

 

 

 

 「どういたしまして。・・・あ、でも、もし来るなら、真姫がいないときにね。あの子にばれないようにしないと!」

 

 

 

 「あ、あはは・・・」

 

 

 

 どうやらこの人は、どうしても娘を驚かせたいらしい。まあええけど。

 

 

 

 「雛子もまたいつでもうちに来てね!それじゃあーねー!!」

 

 

 

 真衣さんはりじちょーせんせにそう伝えて、車でこの場を去る。それに一礼をして、俺は四人の方へ振り返る。

 

 

 

 

 

 

 「久しぶりだな。ことりも穂乃果も海未も。雛子さんもお久しぶりです!」

 

 

 

 

 「えへへ///久しぶり、みーくん♪」

 

 「久しぶりー、みっくん!」

 

 「お久しぶりです、七海さん」

 

 「直接会うのは4ヶ月ぶりくらいかしらね。久しぶりね、七海くん♪」

 

 

 

 

 

 




とりあえず今回はここまでで。マジで文才が欲しい。

七海の過去とか、西木野家との出会いとか、まだ色々と隠しているところも多いので、ちょっと分かりづらかったかなと感じています。もう真姫ちゃんママがヒロインで良くね?

次回からは、2年生組の登場です。その次辺りで、真姫ちゃん登場かな?って思います。

話の進行遅くて本当にごめんなさい!アニメ本編に入るには、まだ時間がかかりそうです・・・。どうか気長に待っててください・・・。
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