ラブライブ! ~『正しさ』の本質~   作:k.k.halcyon

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お久しぶりです。k.k.halcyonです。

お金を稼ぐって大変なんですね・・・週6のバイトはきついです、マジで。

スクフェスもなかなかできねえや。

今日も今日とて超スロー。

それでは、どうぞ。


First step-13 歩き方は、人それぞれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・あれ?」

 

 

 園田家のトイレをお借りして、玄関へと戻るとき、

 

 

 「うぅ・・・・・・ごめんってば、秋穂ぉ・・・」

 

 

 先程の居間で、朋未さんの弱々しい声が聞こえた。

 

 

 居間の入り口からそっと覗くと、電話で秋穂さんと話しているみたい・・・

 

 

 ・・・・というか、怒られてんのか?

 

 

 ってか、秋穂さん声でかいな・・・・微かに聞こえるぞ、秋穂さんの怒鳴り声。

 

 

 

 

 

 

 「うん・・・・・うん・・・そうね・・・・・・じゃあ、明日朝の10時に風見鶏で。

 

 

 ・・・・・・うん。ちゃんと話すわ・・・・・・

 

 

 ・・・・・いえ、真衣には私から伝えるから・・・

 

 

 ・・・・・・・くすっ、そうね・・・・・ええ、それじゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・はああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~・・・・」

 

 

 

 

 

 

 朋未さんは電話を切ると、まるで大仕事が片づいたかのような、安堵のため息を漏らしていた。

 

 

 「あっ、七海くん。どうかしたの?」

 

 

 「あ、いえ・・・・・っていうか、敬語・・・」

 

 

 「ああ・・・・ちょっと、頑張ってみようかな、ってね♪」

 

 

 頑張る、って・・・・敬語をやめることを、か?

 

 

 

 

 

 

 ・・・まあ、いいか。それよりも、

 

 

 「今の、秋穂さんからだったんですか?」

 

 

 「ええ。今回のこと、思い切って相談してみたの」

 

 

 「・・・・・随分と思い切りましたね」

 

 

 いやまあ、確かに、ごく単純に味方は多い方がいい。

 

 

 これから将臣さんや信子さんを説得することになった場合、俺や朋未さんだけで確実に説得しようとすると、やはり不安が残るからな。

 

 

 ・・・・けど言い方はあれだが、自分の家の恥をさらすようなことを、朋未さんが誰かに相談すると言い出したのが、正直なところ意外だった。

 

 

 そんな思いが顔に出ていたのか、朋未さんは「くすっ」と笑い、答えてくれた。

 

 

 「なりふり構ってられないもの。恥とか、そういうもの意識する前に、まず娘を守らないとね♪

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・あ、そうだ。七海くん」

 

 

 

 

 

 

 「はい?」

 

 

 「明日って、七海くん空いてるかしら?」

 

 

 「明日・・・ですか?ええ、まあ特に予定はありませんが・・・・」

 

 

 「良かった。なら、明日の10時くらいに、海未を連れて’’風見鶏’’って喫茶店に来てくれない?」

 

 

 ’’風見鶏’’・・・・・聞いたことないな。

 

 

 「風見鶏ですね。分かりました、けど・・・・えっと、何をしに?」

 

 

 「電話越しだと詳しいことまでは話せないから、明日秋穂達に直接会って、今回のことを相談しようって考えたの。

 

 

 七海くんと海未も、行けそうなら一緒に相談に乗ってくれないかな、って思って・・・」

 

 

 ああ、なるほど。

 

 

 「そういうことなら、喜んで行きますよ。秋穂’’達’’ってことは、他にも・・・?」

 

 

 「ええ、秋穂と雛子と・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あと、真衣にも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (・・・・なんだ?・・・)

 

 

 真衣さんの名前を出したとき、朋未さんの表情に影が差した。

 

 

 

 

 

 

 真衣さんと朋未さん、昔何かあったんだろうか・・・・

 

 

 「・・・・・私と真衣に、昔何があったのか、って考えてる?」

 

 

 「っ、それは・・・・・・・・・・・・・・はい・・・」

 

 

 頭の中で考えてたことが読まれてる。

 

 

 思わず、そこを突かれて動揺してしまった。

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・それも、今回の原因に関わってくるのよ。

 

 

 ・・・・まあ、詳しいことは、明日話すわね。七海くんも聞かせてね?」

 

 

 「はい・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・えっ?・・・・あの、’’聞かせる’’って、何をですか?」

 

 

 

 

 

 

 朋未さんの質問の意図が分からず、首を傾げる。

 

 

 「・・・・七海くん、海未からお見合いの話を聞いたのよね?」

 

 

 「・・・ええ、まあ・・・・」

 

 

 「ひょっとしてそのとき、昨日の夜、お婆様と私が話している時のことも、聞いた?」

 

 

 「っ・・・・・はい・・・・・・・・っていうか・・・・

 

 

 朋未さん、海未がそれを隠れて聞いてたって、気づいてたんですか?」

 

 

 海未は、朋未さんと信子さんの会話を、こっそりと聞いたと話していた。

 

 

 けど、気づかれてたのか・・・・

 

 

 「・・・・ほんの微かに、足音が聞こえてね。お婆様は気づいていなかったみたいだけど。

 

 

 今朝、将臣さんが海未にお見合いの話をしたときの、あの子の反応を見てたら、’’ああ、ひょっとして昨日聞かれてたのか’’、ってね」

 

 

 「・・・・・そう、ですか・・・」

 

 

 

 

 

 

 「昨日のことを含めて、お見合いの話を海未から聞いたのなら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・七海くんのことだもの。薄々、分かってるんじゃない?

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・私と・・・将臣さんに・・・・・昔何があったのか・・・」

 

 

 

 

 

 

 「っ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・確証はない。けど、予想はしている。

 

 

 ・・・・・・出来れば、当たって欲しくはない、嫌な予想。

 

 

 「・・・・七海くんのその考えを、明日教えて?。

 

 

 多分・・・・・・・・・その予想で、大体合ってると思うから」

 

 

 「・・・・・・分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トテトテッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 廊下の方から、足音が聞こえてきた。

 

 

 今この家の中で、こんな軽快に走る人といえば・・・・

 

 

 「みっくん!そろそろ終わるから、上がってきていいよ!」

 

 

 やっぱり、穂乃果だ。

 

 

 「おお、了解」

 

 

 あれ、でも海未は携帯で知らせるって言ってたけど・・・まあいいか。

 

 

「じゃあ、俺は海未の部屋に向かいますね」

 

 

「ええ、海未をお願いね、七海くん」

 

 

 走って戻っていった穂乃果を追いかけて、俺も階段を上がっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・本当、偶然って、重なるものね・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず一旦ここまでで。

今気づいたんですけど、13話進んで、まだ1日目だったんですね・・・遅すぎ・・・

読者の皆さん、いつも読んでくれてありがとうございます。

また何話か連続で投稿していきますね。

ではでは。
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