ラブライブ! ~『正しさ』の本質~   作:k.k.halcyon

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どうもお久しぶりです。k.k.halcyonです。

しばらく更新が途絶えてて、まこっとに申し訳ありませんでしたぁあぁぁ!!!(土下座)

何があったかというと、

「よっしゃあぁぁ期末終わったぁぁ!!これで夏休「それと、課題があるんで出しておくなー」・・・・・は?」

「まじかよ課題多すぎだろ・・・これ絶対終わらねーし・・・バイトだってほとんど毎日あるってのに・・・」

etc...

とかそんな感じです。他にも色々あったんです!分かって!

そんなこんなで、久しぶりの投稿です。

あと、今回の連続投稿で、イチャイチャは一区切りつけよっかなーって思ってます。いい加減シリアスいきたいので。

それでは、どうぞ。


First step-16 隠し事

 

 

 

 

 

 

 

*ー*

 

 

 

 

 

 

 

 「やっとついたー!!」

 

 

 海未の家から、えっちらおっちら歩いてしばらく、ようやく三橋家に辿り着けた。

 

 

 「ひとまず荷物は寝室に置こうか、行こ?」

 

 

 「うん!」

 「はい!」

 

 

 3人であと一息、海未の重い荷物を寝室に運ぶ。

 

 

 「・・・よし!運ぶの完了!!」

 

 

 「やったー!!」

 

 

 「少し疲れましたね・・・」

 

 

 「だなー、ふぃー、つかれたー・・・」

 

 

 たまらずベッドに背中からダイブする。

 

 

 「もう・・・だらけすぎですよ、七海さん?」

 

 

 「でも穂乃果もちょっとやすもっかなー・・・」

 

 

 俺の右側で穂乃果が同じようにダイブしてきた。のは良いんだが、そのあと「えへへー♪」とか言いながら、俺の横にすり寄ってきた。可愛い。

 

 

 「穂乃果、あんまくっつくなよ、暑いから」

 

 

 「えーいーじゃん!これくらーい!」

 

 

 「・・・・・・・はぁ、まあいいけど」

 

 

 「やたー!」

 

 

 子供か。

 

 

 「海未ちゃんも座りなよー!みっくんの隣、空いてるよー?」

 

 

 「あっ・・・・・はい///では・・・・・・・・七海さん、失礼します・・・ね?」

 

 

 「おー、ぃよっと」

 

 

 海未が穂乃果と反対側に腰かけたのを見て、俺も起き上がる。

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・///」

 

 

 

 

 

 

 ・・・・何モジモジしてんだ、海未は?

 

 

 スカートの上で自分の指を弄りながら俯いてる。なんかまたチラチラこっち見てるし・・・・

 

 

 「海未、どうかした?」

 

 

 「あっ・・・・いえ///・・・」

 

 

 「・・・?言いたいことあるんだったら、言ってくれたほうがいいんだぞ?」

 

 

 「ちっ、違うんです///その・・・・・・・・・さっきの・・・・・・」

 

 

 「さっき?」

 

 

 「・・・・・・・・・あの・・・・・・・・で、ですからっ・・・・うぅ///・・・・・・」

 

 

 何かを言い出そうとしては口を閉じ、また言い出そうとしては口を閉じ、の繰り返し。しかし、やがて決意したのか、

 

 

 「・・・・・・・・・・すぅぅぅぅ・・・・・・・・・・はぁぁぁぁ・・・・・・・・

 

 

 ・・・・・・・・・・な・・・七海さん///・・・」

 

 

 深呼吸をして、ゆっくりとこちらを見つめてきた。

 

 

 「・・・お、おう・・・」

 

 

 ・・・・・な、何を言われるんだ・・・・・・・・・・・・

 

 

 頬を少し赤らめて、海未は一体何を言おうとしているのか、思わずごくりと唾を飲み込む。

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いえ、何でもありません//////」

 

 

 

 

 

 

 言わねぇのかよっ!!?・・・思わずツッコミを入れそうになる。

 

 

 ものすごく長い間を空けてる時点で、『何でもない』ってことはないんだろうけど・・・

 

 

 「・・・・・・そ、そっか・・・」

 

 

 ・・・・・・なんとなく、聞くのが躊躇われた。

 

 

 まあ、嫌がってる感じはしないし、無理に聞き出すことでもな「どーんっ!!」「うわっ!?」「きゃっ!?」

 

 

 考え事をしていると、いつの間にか起き上がっていた反対方向のアホが、突然のしかかってきた。

 

 

 「な、穂乃果、お前何しとるんや・・・」

 

 

 「さっきの約束だよ!約束通り、頭撫でて!」

 

 

 「はいはい分かった分かった、撫でてやるから、少し離れろ?このままじゃ海未に体重かかったままになるから」

 

 

 あと耳元で騒ぐな。やかましいわ、このあほのかちゃん。

 

 

 「はーい♪」

 

 

 ・・・・あれ・・・もっと抵抗するかなって思ったけど・・・・・・まあいいか。

 

 

 「・・・・・・え、えへへ///・・・」

 

 

 「悪かったな、海未。今どくわ」

 

 

 穂乃果が離れてくれたので、それを見て俺も海未に寄りかかっていた体重を元に戻す。

 

 

 「え、あっ・・・」

 

 

 「・・・海未?どうかした?」

 

 

 「ふぇっ、あ・・・・い、いえ・・・なんでも///・・・・・・」

 

 

 「・・・?」

 

 

 離れた瞬間に寂しそうに「あっ・・・」とか言ってたけど、何だったんだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・あっ!?ひょ、ひょっとしてこいつ俺のこと、す、すすす好きなんじゃね!?ひゃっはー!!お兄ちゃん全力で勘違いしちゃうよ!?まあ冗談だけど。

 

 

 海未に「俺のこと好きなの?」なんて言ったら、しらけた顔で見られるか、「破廉恥です!」とか言われて、またどくづき食らうかしちまう。いたいのやだもん。おくちちゃっく。ぼくふざけない。

 

 

 というかまず、海未が俺のこと好き、って前提がありえないしな。慕ってくれてはいても、あくまで兄としてのそれだ。そこは間違えちゃあいけない。念のため自分に言い聞かせておく。

 

 

 「みっくん?」

 

 

 「ん?ああ、悪いな。ほーれ、よしよーし」

 

 

 穂乃果のことが頭から抜けてたので、改めて彼女の髪、おでこ近くを撫でる。

 

 

 「くぅ~ん♪ふにゃぁ~♪」

 

 

 「犬なのか猫なのかはっきりしろよー」

 

 

 「ほのわんだにゃん♪」

 

 

 「だーからどっちだよー」

 

 

 おでこ辺りを撫で終わったら、今度は頭頂部、後頭部と移動して、ついでに顎の下辺りも撫でたところで、また頭に戻る。

 

 

 「ぉぉぉぁぁぁぁぁぅぅぅぅぅー・・・・♪」

 

 

 「今度は何の鳴き真似だー?」

 

 

 「わかんなーい・・・えへへ~♪」

 

 

 こいつと話してると、なんだかこっちも気が抜けてくる。もちろん良い意味で。

 

 

 

 

 

 

 海未やことりといるときは、’’お兄さん’’的な立場になることが多いし、俺自身、実際にそういう立場だと意識して行動していることがほとんどだ。

 

 

 けど、穂乃果の場合はなんだろ、’’○○の立場で’’みたいな、そういうのが要らない。何にも考えずに、ただただ過ごしたいように過ごせる。人をそういう気持ちにさせるのは、ひとえにこいつの性格だろう。

 

 

 そういう意味じゃあ、3人の中で俺が最も気を許しているのは、ある意味こいつだとも言えるな。

 

 

 嘘も見栄も、何も要らないって思える。それは貴重な才能だ。

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・もし・・・俺が・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・いや・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・やめよ、この思考は。マイナス気分になるだけだ。

 

 

 

 

 

 

 「・・・まったく・・・・・・ふふっ、顔が緩みすぎですよ、穂乃果?」

 

 

 「うふぇぇぇ~♪」

 

 

 海未も穂乃果のあまりにしまりのない顔を見て、苦笑いを見せている。

 

 

 「全くだ。ふふっ・・・うらうらー」

 

 

 「きゃー、くすぐったいよー♪」

 

 

 少しいたずらしてやろうと首筋の辺りをくすぐってみると、穂乃果はきゃーきゃー言いながら身を捩る。やめてー!とか言ってる割に、全然嫌そうな顔はしていない。むしろとても嬉しそうだった。

 

 

 俺が穂乃果を弄って、穂乃果がそれに嬉しそうな反応をして、海未がそんな俺たちを微笑みながら見つめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・なんかいいな、そういうの。

 

 

 今日はことりはいないけど、ことりがいたら、きっと穂乃果をはさんだ向こう側で、海未と同じように笑ってるんだろう。

 

 

 そんな景色を思い浮かべながら、ちょっとだけ幸せな時間が続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ー*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひとしきり穂乃果を処理し終わった後「処理とか言わないでよ、みっくん!!」・・・ひとしきり穂乃果を撫で回した後、海未に留守番を頼んで、俺と穂乃果はスーパーへと買い出しへ向かっていた。

 

 

 あのあと、穂乃果の携帯にことりから電話が来て、どうやらことりも一緒に和菓子展に行くことになったらしい。

 

 

 まだお昼も食べていないということで、この後俺んちに合流して、皆で軽くお昼にした後、和菓子展に向かうことになった。

 

 

 なった、んだけど・・・・

 

 

 「なあ、穂乃果?」

 

 

 「ん?どしたの、みっくん?」

 

 

 「別に買い出し行かなくても良かったんだぞ?家にまだ食べるものあるし・・・・」

 

 

 冷蔵庫には色々と残っていた。買い出しに行く必要はないと思ったのだが、穂乃果がどうしても行きたいというので、結局行くことになった。

 

 

 家を出る直前、海未に何か耳打ちしてたみたいだけど、何言ってたんだろ?それまで海未、「七海さんは家にいてください。もし買い出しに行くなら、私と穂乃果で行きますから」って言ってたのに。

 

 

 穂乃果から何か言われた後、「・・・・すみません七海さん、やはり、買い出しお願いしても、よろしいですか?」って・・・・・

 

 

 気になる・・・・・気になる、けど・・・・・・・・

 

 

 「いーのいーの!ことりちゃん、みっくんの家に着くまでちょっと時間かかるし、穂乃果達で買い物に行ってたら時間的にも丁度いいって!」

 

 

 「いやでも、それならむしろ、お昼ご飯先に作っておいて、ことりが着き次第みんなで食べる的なほうが良かったんじゃない?」

 

 

 「うぐっ・・・・・・で、でも!ことりちゃんが万が一遅れて、それでご飯冷めちゃったらやじゃん!いーの!この話終わり!!早くスーパー行こ?」

 

 

 「・・・・・・まあ、いいけどさ・・・」

 

 

 ・・・・やっぱなーんか隠してるな、こいつ。目も泳いでるし。

 

 

 ただ、悪いことをしてるわけじゃないのは、なんとなく分かる。なんとなく、だけど。

 

 

 ・・・ま、別にいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ー*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 家を出発してから約1時間ちょっと、穂乃果と2人で買い物を終えて帰宅する。

 

 

 思った以上に時間がかかってしまった。隣のお嬢さん・・・・・いや、お子様が「ピーマンやだー!!ちょっと、カゴに入れないでよー、みっくん!!」とか駄々こねたり、お菓子コーナーから動かなくなったり・・・・・・小学生か!

 

 

 レジじゃあ「お父さん大変だねぇ」っておばちゃんに同情されるし・・・・・・っていうか、昨日ことりと買い物に来たときに冷やかしてきたおばちゃんだった。どうもこんにちは。

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・っていうか、’’お父さん’’って・・・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・まあ、そう見えるわな・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 穂乃果といるときは’’○○の立場で’’とか、そういうのが要らないとか言ったけど、撤回しよう。

 

 

 このときの俺は、こいつの保護者だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「ただいまー!」」

 

 

 「おかえりー♪」

 「おかえりなさい♪」

 

 

 玄関の戸を開けると、家の中からは2人の女の子の声が聞こえた。

 

 

 一人は海未、もう一人は・・・

 

 

 「おお、ことりももう着いてたんだな」

 

 

 「うんっ!みーくんおかえり♪」

 

 

 ことりは今日は、胸元や襟のあたりにレースのあるプルオーバーに、膝丈ほどの白のチュールスカートで合わせていた。さっきまで海未と談笑していたようだ。

 

 

 「ああ、ただいま、ことり。海未も留守番ありがとな」

 

 

 「いえ、ことりと2人でお話してましたから、楽しかったですよ♪」

 

 

 「・・・なんか2人とも、すごい楽しそうだな?」

 

 

 「・・・ふふっ、そうだねー♪」

 

 

 「・・・くすっ。そうですね♪」

 

 

 「ねー♪」

 「くすっ♪」

 

 

 ・・・な、なんか、異様に仲が良いというか・・・

 

 

 「・・・・・・何があったの?」

 

 

 「んーん、何にもないよ?穂乃果ちゃんも、おかえり♪」

 

 

 「ただいまー、ことりちゃん!」

 

 

 ・・・ここ、俺の家なんだけどなぁ・・・まあいいけど・・・・・・

 

 

 それだけここが、こいつらにとって居心地のいい場所になってるなら、俺も嬉しい。

 

 

 ・・・・・・・・なんて、言わねぇけどな。

 

 

 「よし。それじゃあ早いとこ作るか」

 

 

 「あ・・・それならみーくん、私、手伝ってもいい?昨日結局手伝えなかったから・・・」

 

 

 「ああ、じゃあことり、頼む・・・・・・ん?」

 

 

 ・・・・あれ、気のせいかな・・・今ことり、自分のこと・・・・・・

 

 

 「どうしたの、みーくん?」

 

 

 「え?ああ、いや、何でもない」

 

 

・・・まあ、いいか。とにかく、さっさと作って、さっさと食べて出かけよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず、一旦ここまでで。

元々は3話に分けて連続投稿の予定だったのですが、文章の区切りが中途半端になりそうだったので、今回は1/3ではなく1/2に分けることにしました。

そのため文章が長くなってしまい、申し訳ないです・・・

あと1話投稿して、イチャイチャ編は一区切りかな?多分・・・

ではでは。




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