「幻在キャラお悩み・・・」
「なんか今日来る予定だった奴来ないみたいだぞ」
「ええ!?」
「まあ、ここは、原作のキャラの紹介でもしますか」
「え?村雨くんやチーム・アビリティズのメンバー達の紹介は?」
あれはその内纏めて紹介する。少なくとも、この章が終わってからだ。
「そうなんだ」
「じゃあ、まずは天霧 綾斗さんから」
「別にさん付けじゃなくて良いんだけど。ふう。
天霧綾斗です。この話では、3年後、星導館の特待生として入学します。
アスタリスクに来た理由としては、姉の天霧 遥を探してきたんだ。
そこで、沢山の仲間達と出会い、
こんなんで良いかな?」
OKだ綾斗。
「それでは本編をどうぞ」
「死ねぇ!」
「シルヴィ!」
飛んできたつららをシルヴィアを抱えて回避する。
そのまま余った手にあるハンドレットで反撃。
雪美はそれを余裕でスケートよろしく滑って回避する。
「くっそ!地面が凍っているからって!」
「流石にあそこまで速く動かれたら・・・」
雪美はまるでフィギュアスケートの様に村雨の弾丸を回避していく。
「アハハハハ!!どうしたどうしたぁ!?」
壊れた笑顔で此方を見る雪美。
その顔に少しゾッとする二人。
「あれがあの雪美かよ・・・」
「え?前はあんな性格じゃなかったの?」
「まあ、トラウマとか抱えてそうでも無かったし、もしかしたらあれがあいつの本性なのかもしれないなってうお!?」
「きゃ!?」
走りながら雪美を追いかけていた村雨とシルヴィアの間に
「アハハハハ!!
雪美が村雨の目の前で止まり、空中に氷の礫を無数に作ったかと思うとそれを螺旋階段のように並べるとガトリングよろしく連射してきた。
「ぐああああああ!?」
「村雨くん!?」
その衝撃で大きく後ろに吹っ飛ぶ村雨。さらに雪美がシルヴィアに目標を変える。
「!?」
それに気づいたシルヴィアは駆け出す。
「アハハハハハハ!!」
礫が壁を貫く。それから全力で逃げるシルヴィア。
「シルヴィ!」
そこで村雨が立ち上がり雪美に近付く。
(迷ってる場合じゃない!)
村雨は何かを決心したのか、そのまま走り出す。
「出来れば使いたくは無かったが・・・」
ハンドレットがどっかに行ってしまい、残る戦闘手段はただ一つ。
「かかったな」
「!?」
突然、村雨の周りを何かが覆う。氷の壁で出来た完全密閉された箱だ。
「村雨くん!?」
「アハハハハハハ!そのまま凍え・・・」
『焔流戦闘術初段・・・』
「は?」
氷の箱から村雨の声が聞こえる。
そして、次の瞬間、箱が砕けた。
「直突き」
村雨が内側から殴って割ったのだ。
「な!?」
「焔流戦闘術同じく初段、二段火山岩」
驚いて反応が遅れた雪美に急接近し、左足の裏で顎を蹴り上げ、さらに右足でジャンプし、もう一度顎を蹴り飛ばす。
「ぐふぅ・・・」
「焔流戦闘術中段、竜撃」
そこから素早く両足を地面に着き、そのまま跳躍、そして二段飛び蹴りを雪美に食らわせようとする。
「なめるなぁ!」
「!?」
そこで雪美が空中につららを発生させ、迎撃する。
それにきがついた村雨は身を翻しありえない体制で回避。
「な!?」
村雨は一旦距離を取る。
「ハア!」
「がは!?」
そこに横からシルヴィアの蹴りが炸裂する。
「くそがああぁぁぁぁぁ!!」
雪美が絶叫し、それに応えるかのように周りに槍やた砲弾やら礫やらが現れる。
「!?」
「まずい!」
「死ねぇ!」
雪美がそれらを一斉に発射。
だがそれらは空中で水に溶けてしまった。
「!?」
シルヴィアが歌で溶かしたのだ。
「竜の如く天空を駆け抜け心臓を穿て・・・」
そして、村雨がその隙を逃すまいと雪美に急接近する。
「終わりだ雪美、焔流戦闘術上段、
その右拳が雪美の左胸、心臓がある場所に向かって行き、炸裂する。
「ぐぼあ!?」
そして、大きく吹っ飛んで、壁に激突する。
「ふう・・・」
「お疲れ様」
「お前こそ、ナイスサポート」
「えへへ・・・」
これで雪美は倒した筈だが、今すぐここを離れなければいずれ星猟警備隊がきてしまう。そうなる前に・・・
「マダオワッテナイ」
「「!?」」
ドス黒い感情のこもった声が村雨を突き動かした。
義眼、解放。
瞬間、シルヴィアを抱え、大きくシルヴィアがいた地点より反対側に飛ぶ。
そこを氷の刃がとおり、さらに柱に向かって跳躍。その瞬間、その場から生えるように氷の針が伸び、さらに柱を蹴ってそこに向かっていた氷の矢を回避する。そこから着地する。
「執念深いなお前はよ」
雪美の方を見ると、まさに鬼の形相のような顔をした雪美が立っていた。
「フーッ、フーッ・・・」
完全に理性が消し飛び、本能だけで此方を見据えている。
呼吸も荒い。
「シルヴィ、下ろすぞ」
「うん」
シルヴィアを床に立たせ、雪美を見る。
「ぐるるるる・・・・」
「星導館の奴らが見たら幻滅しそうだな」
そう言った後に、深呼吸をする村雨。
「・・・シルヴィ」
「なに?」
「もう一度、殴ってくる」
「あ、待って」
シルヴィアが村雨の左手を取り、止める。
そして、応援するように、歌い出す。
「シルヴィ・・・」
その歌声は、村雨を魅了するには充分だった。
「歌うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
それを掻き消すかのように、雪美が絶叫して、シルヴィアに氷槍を飛ばす。
だがそれは、シルヴィアにあたる前に、粉々に砕け散った。
「!?」
村雨がシルヴィアの方を向いたまま、すでに拾っていたハンドレットで撃墜したのだ。
「うがあああああああああ!!」
次に吹雪が吹き荒れる。
シルヴィアの歌声が、雪美の耳から掻き消される。
雪美は歌を中断出来たと思った。
だが・・・村雨には、しっかりと聞こえていた。
その歌は、村雨の疲れを吹き飛ばすに留まらず、力が溢れるような感覚が湧き上がる。
そして、村雨の
「・・・・ありがとう、シルヴィ」
礼を言う村雨に対して、シルヴィアは歌いながら微笑みで返した。
そして、その手が離れる。シルヴィアは歌い続けたまま。
「・・・・空と海に境なし」
村雨は、雪美へ歩く。
「故に、世界は限りなく広く、その先に果ては無い」
雪美はまた氷の槍を、それも極太の槍を一本作り、それを村雨に飛ばす。
だが、村雨は、それの先をを左手で掴んだかと思うと、一瞬にして砕いた。
焔流戦闘術初段、
「故に我が生き、活きているこの世界は」
村雨の射程に、雪美が入って三秒。
距離は、5メートル。
「無限」
そう、言い終わった瞬間、村雨の足元が凹み、村雨が砲弾の如く雪美へ駆け出す。
「ひ!?」
雪美はほんの少しだけ怯えた。
「焔流戦闘術極段、
それは、上限と言うものを知らない、たった一発の正拳突き。
空と海の境界線が見えないのと同じように、世界は何処までも続く様に、人間の無限の可能性を最大限引き出した、一撃の拳。
それを食らった雪美は、吹っ飛び、壁に激突し、突き抜け、落ちていった。
「ふう・・・・」
その後、村雨の顔に汗が大量に吹き出た。
そうとうな集中力を使った証だ。
「村雨くん!」
シルヴィアが駆け寄る。
「あの人は大丈夫かな?」
「あいつも
「そうだね」
そうして、雪美をその場に置いて、ビルを出た。
「はあ・・・・折角のデートが・・・」
「ま、まあ、俺は楽しかったぞ!」
初デートを邪魔されて少し拗ねているシルヴィアを慰めるようにそんな言葉を話す村雨。
「しっかし、遅くなっちゃったな・・・」
「うん、そうだね・・・」
空はすっかり夕焼け色に染まり、西の空では既に日没が始まっていた。
「さあて、そろそろ帰るか。送ってこうか?」
「いや良いよ。君もさっきの戦いで消耗してるだろうし・・・・つ!?」
いきなり足に痛みが走った。それは雪美によって、小さいが、怪我をした足だった。
「おい、大丈夫か?」
「うん、心配ないよ」
「嘘つけ、ほら」
「わ!?」
無理矢理村雨にお姫様抱っこをさせられたシルヴィアの顔が赤く染まる。
「それじゃ、行くぞ」
「言っとくけど、これ結構恥ずかしいんだからね!」
村雨はそんな事お構い無しに走り出す。
クインヴェール女学院がある方へ走り出す。
ただ、シルヴィアには一つの疑問が残った。
(あの左の義眼、なんか瞳孔の中に何か入っていたような・・・・)
だが、今はそれを考えても仕方がない。
何故なら、この状態が誰かに見られていないかハラハラしているからだ。
「雪美の奴がしくった。今、能力の残りカスで捕まりやがった」
「チ、使えない」
「後は俺たち3人になっちまったな。どうする?」
「次は2人がかりで仕留めろ。徹底的にな」
「お前はどうするんだ?」
「影星や生徒会の目を誤魔化さなきゃいけないからな。俺も加わりたい所だが、そうも行かない」
「そうですかい。じゃあ、今度はしっかりと準備をしなくちゃな。
「そうだな。準備は良いな?
「問題ないぜ」
「こんどは期待出来そうだな。頼むぞ」
「「了解」」
アビリティズ、残り3人。
次回!
無事、雪美を倒した村雨とシルヴィア。
その来週の水曜日、村雨は謎の男からジュラルミンケースを受け取る。
その中身は・・・
「お、
剣型の
「そいつは、お前を選んだ」
そして、次なる刺客。
「くたばれ村雨!」
「お前如きが剣なんか振れるかぁ!」
そして、シルヴィアの歌。
「村雨くんは、弱くないよ。ただ、才能が、他の人よりあって、才能がある人に劣っているだけ。
そして、その剣の刃が煌めく。
「もう、剣なんかやらないって決めたんだがな」
次回をお楽しみに!
後書き。
こんにちは、幻在です。
この度は、私の小説を読んでいただきありがとうございます。
しっかし、この小説は結構人気があって良かったです!沢山の方がお気に入りに登録してもらいとても感謝しています!
さてここで皆さんに質問ですが、好きな能力を持てるとしたら、何が良いですか?
私はとにかく武器や道具を生み出せる能力が欲しいですね。そうすれば、食料以外の資源を金を使わず手に入れられるんですから。
それと、アスタリスクで好きなキャラは綾斗です。
何故なら、綾斗の「俺はユリスの力になりたい」と言ったセリフがとても印象に残っており、さらに剣術の腕も天才レベルですので、私てきには好きな設定のキャラです。
それと、本作の主人公の名前ですが、なかなか良いのが思い付かず、カケルだとか、なんか一般的な名前だとどうもつまらないと思いまして、そこで、ある漫画の武器の名前を使わせて頂きました。
まだ不束者ですが、これからも、この作品を読んでいって下さい。
それではまた次回。
「なんか冒頭と性格が違うような・・・」
うるさい。