一誠は赤龍帝ではなく、スーパーロボットだった   作:コレクトマン

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前回の出来事。


協会やアーシアにあった事で部長に怒られました。
……解せぬ。
悪魔のお偉いさんからはぐれ悪魔の
討伐依頼が来ました。
一狩り行こうぜ!
はぐれ悪魔バイサーは朱乃さんと駄女神の餌食に
なりました………バイサー、マジドンマイ。
帰る途中、ジョジョの世界の吸血鬼と遭遇した。
しかし、ジョジョの活躍によってその吸血鬼は
灰になりました。
ジョジョとアリシアと共に帰ろうとすると
スレードゲルミルが登場した。
ヴォーダン・ユミルか?


久方でグダグダですが、第10話始まります。


俺、はぐれ悪魔祓いと遭遇します

 

 

ジョジョ Side

 

 

よう、みんな!ジョジョだぜ!ん?今回もイッセーが挨拶してる筈じゃないかって?

今回は先に俺が今起きる出来事を話すぜ!

 

 

 

はぐれ悪魔バイサーと吸血鬼の野郎を討伐した翌日、部長と部員全員に昨日の事を説明する

という公開処刑的な状態になっている。多分、あの吸血鬼の野郎を倒した事を聞きたいと

思っている様だな。あの時はサティポロジアビートルの代用する虫で出来たマフラーを波紋を

流せるかどうかだったんだけどな。まぁ…どの道、小猫にも波紋呼吸法と波紋のコントロールを

教えるけどな。

 

 

「さぁジョジョ、昨日貴方が吸血鬼を倒した能力は何なのか教えなさい」

 

「わーってるよ、遅かれ早かれみんなには説明するつもりだったからな」

 

「ジョジョ、腹を括れよ」

 

「ジョジョちゃん、ファイトよん♫」

 

 

やれやれ、あの二人(イッセーとアリシア)他人事みたいに言ってよう俺は説明するのが面倒なんだぜ!

ほらぁ、木場だって苦笑いしてんじゃねぇかよ。そう思っていると小猫が声を掛けてきた。

 

 

「ジョジョ先輩……一つ聞きたいことがあります」

 

「どうした小猫、何を聞きたいんだ?」

 

「昨日のはぐれ悪魔討伐の時にあの吸血鬼を倒したあの力、ジョジョ先輩は仙術を

使えるんですか?」

 

「あぁ、アレか。あれは仙術というより仙道だな。東洋の仙人が産み出した特殊な呼吸法から

生まれるエネルギーの事を“波紋エネルギー”略して“波紋”と呼んでいる。

その波紋エネルギーは太陽と同じエネルギーでもあり吸血鬼の天敵のエネルギーなんだぜ。

元々吸血鬼の弱点は太陽と言っていたが、正確には太陽から出る紫外線が吸血鬼の弱点なんだ。

波紋はその太陽の紫外線と似たエネルギーだったから昨日の吸血鬼を倒せたんだぜ」

 

 

俺の説明を聞いた部長や木場達が“そのような技術が人間にもあったんだなぁ”って

顔をしているぜ。まぁ実際、この技術はジョジョの世界の物だからな。

仙道と仙術、似ているようで違うんだよな。そう考えていると小猫がもう一つの質問をしてきた。

 

 

「…その波紋というのは()()したりするんですか?」

 

 

あぁ…そういえば小猫は、過去に仙術を暴走させた事が有ったっけ。

その事でトラウマになっていて仙術を封印しているんだったな。

 

 

「いや、基本的には暴走はない。あくまで特殊な呼吸法 別名“波紋呼吸法”で波紋を練り出すから

問題はない。ただ、波紋呼吸法が乱れた時波紋が練れねえから注意がいるけどな。

他にも波紋エネルギーを体に伝わり外に放出するパターンがあるが、その説明は後でいいか?

まぁ結論から言えば暴走はしないから大丈夫だ」

 

「そう……ですか」

 

 

小猫はまだ不安が拭いきれてないようだが、何とか波紋という仙道だと暴走しない事を理解した

様だ。ふぃ〜、説明は下手だから上手く説明出来たか判らんがまぁ何とか上手くいっただろう。

 

だが………

 

 

「…成る程ね、だいたい分かったわ。でもねジョジョ、昨日の吸血鬼を倒した波紋の事は

分かったけどまだ説教は終わってないわよ?」

 

 

Oh My God………!勘弁してくれよ。

 

 

ジョジョ Side out

 

 

 

イッセー Side

 

 

どうも皆さん、兵藤一誠です。今回はジョジョが最初に挨拶してきたのは作者曰く

“ジョジョの波紋説明パートを作っても良いんじゃね?”と思っての事でした。

えっ、メタいって?メタいと思った人、貴方達はまだ正常だ。

そんな云々は置いといて。

 

 

 

閑話休題(とりあえず)

 

 

 

ジョジョの説教が終わって部活動再開し今、真夜中で各家に魔法陣のチラシを郵便入れに

入れているところだ。因みアリシアは、今日急用が出来たので先に家に帰った。

多分、石仮面の事を調べるつもりなのだろう。今は俺とジョジョで部活動をしている。

 

 

「いやはや、マジできついぜ。部長の説教は……マジで面倒だぜ。

耳にタコが出来ちまいそうだ」

 

「それだけ軽口を言えるならお前はまだ平気だろ?」

 

 

どうやらジョジョは、部長の説教が結構応えた様だ。まぁ、マジであの行動は危なかったからな。

 

 

「あぁ〜、早く部活動終わって寝てぇぜ。部活終わったら寝ようそうしよう」

 

「…まぁ、部活動が終わるまで頑張ろうぜ。なぁジョジョ?」

 

「イッセー…俺はなぁ、俺の嫌いな物は一番目が“努力”で二番目が“頑張る”なんだ!」

 

「ジョセフネタを引っ張ってどうするんだジョジョ…」

 

 

そんなこんなで会話のやり取りしていると、丁度最後のチラシを入れる家が見てた。

しかし、その家の外には神父が家を見張る様に立っていた。

俺とジョジョはすぐに電柱の後ろに隠れてどうするべきか手話で連絡を取り合った。

 

 

(どうするジョジョ?最後のチラシを入れる家に神父がいるんじゃ仕事が出来んぞ)

 

(わーってるって!俺も今策を考えてるからよもう少し待てって!)

 

 

そんなこんなでどうするべきかと手話でやり取りしていると、家の前に立っていた神父が此方に

気付いた。

 

 

「?……誰か居るんすか?」

 

 

案の定、バレてしまったのである。俺は咄嗟にチラシを折り畳んでポッケの中に入れた。

 

 

(ジョジョ、バレちまったもんはしょうがない。ここは素直に出るぞ)

 

(少し尺だがよ、仕方ねえか)

 

 

俺達は素直に電柱から出た後その神父に部活動の事を説明した。

 

 

「そうか、そっちの部活動は変わった趣味してるんだな?」

 

「まぁ、面白いと思って部活に入ったのだが悪魔とか天使とかがマジで居るのかどうかを調べる

なんていう変わった部活なんだけどな。まぁ面白いから良いけど」

 

「まぁ、右に同じく」

 

「…えっと、危ない事じゃなければ良いけどもう遅いから帰った方が良いっすよ」

 

「まぁ、そうする……!」

 

 

その神父の顔をよく見たら、スパロボOGに出てくる“アラド・バランガ”に似ていたのだ。

というか、瓜二つである。

 

 

「どうしたんだ?」

 

「い…いや、何でもない。神父さんの顔が俺の知り合いと瓜二つだったんで少し驚いただけです。

(アラド、あれは絶対この世界のアラド(お前)だぞ?マジで予想外なんだけど)」

 

『(いやいやいや、いくら何でも偶然すぎるだろ?!)』

 

 

俺は神器である鋼鉄英雄の召喚器の中にいるアラドと神器のテレパシーを通じてこの世界の

アラドについてのやり取りをしていた。この世界にアラドがいるとするとゼオラもいるかも

知れない。念の為にこの世界のアラドに名前を聞いて見た。

 

 

「俺の知り合いの友人の名は“アラド”っていうんだ。まさかと思うけど、ひょっとして…そっちも

同じアラド?」

 

「あ…あぁ、俺の名はアラドで合ってる。つーか偶然にしては怖ぇくらい名前が同じ奴が

居たんだな」

 

 

まぁ、実際に俺の神器の中に居るんだけどな………そんなこんなでこの世界のアラドと会話したら

この家から死者の魂を感じた。念の為にアラド(D×D)にこの家に何の用かを聞いて見た。

 

 

「なぁ、俺も人の事を言えないがこの家で何をしてるんだ?」

 

「え?あぁ、悪魔除けの為に各家に訪問して何か困っていたら手助けしてるんだが……

それがどうかしたか?」

 

「いや…助け合いなら良いが、じゃあ何であの家から()()()()()がするんだ?」

 

「えっ?それはどういう……」

 

 

アラド(D×D)は家の方を向くと、家の方から血の匂いが漂っていた。

この時アラド(D×D)は………

 

 

「この匂いは…血っ?!まさか、はぐれ悪魔か!?」

 

 

そう言ってアラド(D×D)は血の匂いがする家の中に入って行った。

 

 

「おいおい待てって?!…どうするイッセー?あいつをこのまま見殺しににはできねぇぞ?」

 

「ああ…分かってる、俺たちも後を追うぞ!」

 

 

こうして俺たちは、アラド(D×D)の後を追う為に家の中に入って行った。

 

 

 

“家の中”

 

 

 

家の中の様子を一言でいうと、部屋が既に血祭り状態になっていた。

アラド(D×D)を追いかけてリビングに向かうとそこには…手に釘を打ち込まれ、腹を斬り裂かれた

家の主の無残な死体があった。そこにアラド(D×D)がいたが、あの無惨な死体を見てしまった為に

嘔吐していた。

 

 

「おい、神父さん!大丈夫か?!」

 

 

俺はアラド(D×D)に安否を確認した。

 

 

「……ああ、大丈夫っす。…というか、何でついてきたんすか!?」

 

 

アラド(D×D)がつっこんだのにも関わらず、ジョジョは死体の右横に書かれた文字を解読しようと

していた。

 

 

「おっ?死体の右横に何か書いているぞ?え〜と何々?「…って、聞けよ!」

“悪魔に魂を売りし者よ、我が神に逆らえし者よ。己が死をもって、汝の魂の望まん……Amen(エイメン)

……っと、イギリス系英語で書かれていたぜ。もしかして、あんた以外の神父があの家の主を

あんな風に殺ったんじゃないのか?」

 

 

ジョジョはこの世界の原作のパターンを把握して犯人ははぐれ神父じゃないのか?と推測した。

それを聞いたアラド(D×D)は怒りながらもそれを否定した。

 

 

「いや、そんな訳がないだろう!第一にこの家の主があんな風になったのははぐれ悪魔が

「いやいやいやアラドちゃん、そいつは悪魔を呼び出そうとした常習犯の屑だからぶっ殺しても

OK〜っしょ!」っ!?フ…フリードさん?」

 

 

アラド(D×D)がジョジョの推測を論破しようとしたがこの家の主を殺した犯人(フリード)が出てきた

瞬間、アラド(D×D)は絶望した。

 

 

「おやおや?随分とお客さんが多いことで………これじゃ証拠隠滅が面倒になるZE。

お〜やだやだ」

 

 

どうやら、ジョジョの推測は当たった様だ。

 

 

“フリード・セルゼン”

 

 

ジョジョから聞いた話によると、この世界(D×D)の一章から三章、六章に出てくる中ボス兼

噛ませ犬の存在らしい。まあ、本当かどうかは知らないがとりあえず俺はフリードに対して

ニンジャスレイヤー風に挨拶をしてみた。

 

 

「ドーモ、ハジメマシテ。ヒョウドウ・イッセーデス」

 

「ありゃま、礼儀がよろしいござんしょねぇ。なら、こっちも挨拶で返すといたしましょっか」

 

 

それを気にせずフリードは、早口でペラペラと自己紹介をした。

 

 

「とある悪魔払い組織に所属している末端でございますよ。

あ、別に俺が名乗ったからってお前さんは……既に名乗っちまったか。

でも大丈夫、直ぐに死ねるから。俺がそうしてあげる。最初は痛いかもしれないけど、すぐに

泣けるほど快感になるから、新たな扉を開こうZE!」

 

 

そう言ってフリードは、悪魔払い用の拳銃と光の剣を構えて俺たちに斬りかかろうとするが………

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヘェ〜………そうかよ!」ジャキ!

 

 

ジョジョはこのタイミングを待っていたかの様に何処から取り出したのか、M1921トンプソン

機関銃をフリードに照準を向けた。

 

 

「へ?マジで?」

 

「おま?!室内でそれは!」

 

「ジョジョ、まさか……」

 

「だったらこっちも、お前に()()()()だぜ!」

 

 

そう言ってジョジョは何の躊躇いもなく引き金を引いた。フリードは、蜂の巣にされる前に

ソファーに隠れた。俺たちはジョジョの後ろにいた為、流れ弾に当たる心配はなかった。

もはや、彼の破天荒を止める者はこの世界(D×D)には誰もいない。

 

 

「(ジョジョの野郎がこれほどまでにやるとはな…!まさかジョジョは、部長の説教による

ストレスで八つ当たり感覚でフリードに対してトンプソン機関銃をぶっ放したのか!)」

 

 

トンプソン機関銃の弾が切れたと同時にフリードがソファーから出てきた。

 

 

「おいおいおいおい!?普通日本内では実銃はぶっぱすりゃ銃刀法違反でアウトだろ?!

まぁ、俺っちの祓魔弾は光の弾が出る銃なんで問題ナッシングなんだけどな!」

 

 

そう言いながらフリードは、光の剣で俺達に斬りかかろうとするが、別の光の剣によって

防がれる。フリードの剣を防いだ正体は、先程までショックを受けて動けなかったアラド(D×D)が

自分の剣で俺達を守るかの様に立ち塞がったのだ。

 

 

「やめてください、フリードさん!あんたは民間人までも手にかける人じゃないはず!

それにこの人たちは……「うっセーよアラド!射撃が下手で突っ込むしか能がねえ雑魚が

一丁前に言うんじゃねー!!」!?ッ………あんたって人は……!!」

 

 

不味いな、接近戦ではややフリードが優勢だ。そしてフリードは、アラド(D×D)の剣を弾き出し

そのままアラド(D×D)を殺そうとした。この時の俺は、一か八かの賭けに出た。

それは、この世界のアラドと俺の神器の中のアラドを記憶融合させる事である。

実際、試した事はないしぶっちゃけ失敗すると記憶障害を患う可能性があるからやりたくない

方法だが今目の前のアラド(D×D)を見殺しにするなんて出来るわけがない!

 

 

「アラドッ!受け取れ!……そして思い出せ!お前の()()()()()を!!」

 

 

そう言って俺は、神器の能力の一つ“鋼鉄英雄の召喚器からの贈り物”を使って

“ビルトビルガー”と“アラド・バランカ”の記憶のセットをアラド(D×D)に譲渡した。

 

 

「ぐっ……!?がああぁぁぁーーー!!?」

 

 

譲渡されたアラド(D×D)は、突然もがき、苦しんだ。アラド(D×D)は、スパロボのアラドの記憶を

吸収している為か脳に負担が掛かっていた。やはり無理だったのか……!?

そしてフリードは、そんなアラド(D×D)の状態異常を御構い無しに殺そうとしていた。

 

 

「おやおや〜?アラドちゃ〜ん?なんか不味いもんでも食ったのか?顔色が悪いよ〜?

ま、どのみちこれでDEADのENDだぜー!!」

 

 

フリードがアラド(D×D)に剣を振り下ろした………その時である!!

なんと、アラド(D×D)の右手にはビルトビルガーの“スタッグビートル・クラッシャー”で

フリードの剣を挟み、へし折ったのだ!

 

 

「うっそ〜ん!俺っちの剣が折れたー!?」

 

「…この世界の俺でも、こうも容易くやられてたまるかよ!!」

 

 

……あの様子だと、どうやら成功した様だ。そしてアラド(D×D(改めアラド))は、右手で出現

させているスタッグビートル・クラッシャーでフリードの顔面に殴りつける。

 

 

「あべしっ!!」

 

「ついでに俺のも持ってけー!!」

 

 

アラドに続いてジョジョは、先程全弾撃ち尽くしたM1921トンプソン機関銃の銃身部分を持って

そのままストック部分でフリードの顎目掛けて殴りつけ、上に打ち上げた。

 

 

「アバーーッ?!」

 

 

この時ジョジョは、密かに波紋の呼吸をし波紋をトンプソン機関銃にまとわせた。

そしてそのまま、フリードに目掛けてトンプソン機関銃を飛ばした。

 

 

「ぶっ壊すほど、シュートッ!!」ズキューン!!

 

「うわらっばー?!」ドコーンッ!!

 

 

波紋をくらったフリードは、そのまま部屋の天井に飛ばされ、突き刺さって動かなくなった。

どうやら、今ので気絶した様だ。

 

 

「ふうっ……すんげー爽やかな気分だぜ!例えるなら、新しいパンツを履いたばかりの

正月元旦の朝の様によう〜!」

 

「どうゆう例え方してんだよ、ジョジョは………」

 

「えっと、例え方の基準が分かんねぇ……」

 

 

そんなこんなで、ジョジョの八つ当たり的な騒動が終わったと思ったら………

 

 

「イッセー…さん?それに、ジョジョさんにアラドさん?」

 

 

アーシアがこの家の部屋に入ってきたのだ。……そういえば、ジョジョから聞いた原作によると

フリードと共にアーシアも此処に来たんだっけ?どうしよう、後先のことを考えてなかったわ。

するとアーシアは、この家の主である無残な死体を目撃してしまった。

 

 

「ひっ……!?ひ……人が、死……死んでいる?!」

 

 

アーシアは、初めて人の死体を見て精神異常をきたしていた。所謂、SAN値チェック失敗…

発狂寸前である。発狂寸前のアーシアを落ち着かせるためにアラドが精神分析を行なった。

 

 

「アーシア、落ち着いて聞いてくれ。実は、この死体はフリード神父が殺ったんだ。

俺が家に入った時にはもう手遅れだった」

 

 

アーシアは、アラドが語った残酷な真実を受け入れ難かった。

 

 

「そ……そんな…!それじゃ…この人はもう……」

 

「あぁ、俺もフリード神父に一度殺されそうな所を彼らに助けられたんだ」

 

「そう……だったんですか。イッセーさんにジョジョさん、アラドさんを助けて頂いて

有難うございます」

 

 

アーシアは、アラドが俺達のおかげで助かった事を知り俺達にお礼の言葉を交わした。

 

 

「まぁ…あの時は偶然アラドと会って、ちょっと関わった事でこうゆう殺人事件的な感じに

巻き込まれたっていう感じだけど、まぁ…アラドやアーシアが無事で本当に良かったわ」

 

「あぁ、俺はまだアーシアとの約束を果たしてないからな」

 

 

ジョジョの言う約束とは、“アーシアが所属する協会に俺達が一度訪れる事”である。

ジョジョが約束を覚えてくれたのが嬉しかったのかアーシアの顔が微笑んだ。

 

 

「……ハイッ!」

 

 

アーシアの返事と同時に地面から魔法陣が浮き上がった。魔法陣の種類を覚えていた俺は、何処の

魔法陣なのかすぐに分かった。

 

 

「これは……“グレモリー家”の魔法陣?」

 

「げっ!?まさか………!」

 

「“グレモリー家”ってまさか……」

 

 

上から順に俺、ジョジョ、アラドの順でそれぞれの反応を出した。

おいおいジョジョ、流石に部長相手に“げっ”はないだろ?そして魔法陣からリアス部長達が

やって来た。

 

 

「イッセー、ジョジョ!?二人共、大丈夫?」

 

「二人共、助けに来たよ……と思ったけど大丈夫そうだね」

 

「やっほ〜、イッセーちゃん、ジョジョちゃんゲンキゲンキ〜?」

 

「あらあら…元気すぎて困った子達ですわ」

 

「心配は……不要だった……」

 

 

どうやら、フリード(はぐれ悪魔祓い)の反応と俺達の反応をキャッチして魔法陣で一気に

ジャンプしてきたってところか。すると天井に刺さっていたフリードは、何とか抜け出し

そのまま地面に綺麗に着地した。

 

 

「あ〜やれやれ、こうもやられちゃあこの仕事もやってられないぜ。

でも断っちまったらマシンなんたらの餌食になるのはマジで御免被るぜ」

 

 

フリードは、俺達に散々やられた事に愚痴っていた。その愚痴りの中で気になる言葉を聞いた。

“マシンなんたら”……まさか、あのナノマシンのことじゃないのか?

取り敢えず俺は駄目元で愚痴っているフリードに声をかけた。

 

 

「なぁ…それってもしかして、“マシンセル”の事か?」

 

「おっ!大正解〜!!って悪魔共の団体さんまで居たのかよ、まぁどの道ぶっ殺っしょ……

と、思ったけど辞め辞め。俺っちは今、祓魔弾しか持ってないし、こう言う時は……逃げるが

勝ち!!ばいっちゃ!」

 

 

そう言ってフリードは、家の窓を突き破って俺達の前から一目散に逃げて行った。

逃げ足だけは早い事で………

 

 

「何だ…意外と状況を理解しているな、彼奴」

 

「はぐれ悪魔祓いにしては、多分変態の類だろうな」

 

「フリフリちゃんも意外と可愛いところもあるのねえ」

 

 

この時俺達(朱乃を除く)は、アリシアの言葉に疑問に思った。

 

 

「「「「「(フリフリちゃんってフリードのこと(か)?)」」」」」

 

 

あいも変わらず、アリシアのあだ名のセンスが分からない俺達であった。

すると朱乃さんが複数の堕天使を感じ取ったそうだ。俺でも感じるが、大体二、三人位いるな。

 

 

「部長!堕天使らしきものが二、三人近づいてますわ!」

 

 

堕天使の連中、俺達と一戦交える事で戦争を起こしてしまう事を考え近づいているな。

ある意味面倒だな…こりゃ………

 

 

「不味いわね…朱乃、イッセー達を回収して飛ぶわよ。ジャンプの用意を「はい!」」

 

 

どうやら、アラドやアーシアを除いて俺達だけでここから脱出するつもりなのだろう。

だが、それではダメだ。それでは、アーシアが堕天使によって神器を抜かれてしまう……!

それだけは避けないと!そこで俺は、ジョジョに策は無いのか聞いてみた。

 

 

「なぁジョジョ、なんか策は無いのか?」

 

「いや、策ならあるぜ。とっておきの策がな!」

 

 

すると部長や部員たちがジョジョが策はあるとの事で話を聞いた。

 

 

「……本当なの、ジョジョ?」

 

「わぁ〜お!ジョジョちゃんのとっておきの策がお披露目になるのね!」

 

「「「「「ジョジョ(さん)(先輩)(君)の策?」」」」」

 

 

全員がジョジョの策に気になった。そしてジョジョは策を語る。

 

 

「いいか?あの堕天使との距離はまだ余裕があるだろう?そこがポイントだ!んで、重要なのは

足だ!足を使うんだ、思いっきり全力で!」

 

「ああ、それは分かった。それで、足はどうするんだ?(このパターン、あれだな)」

 

 

俺がジョジョに質問すると………

 

 

「ああ…その事なんだが、こうするんだ。アーシア、悪いけどちょいと失礼!」

 

「え、ジョジョさん?……きゃっ!」

 

 

するとジョジョは、アーシアをお姫様抱っこで抱えて俺にアーシアを渡す様に抱っこ交換して

俺とアリシアはジョジョと合わせる様に………

 

 

「逃〜げるんっだよ〜!イッセー!アリシア!」

 

「応っ!アラド!お前も付いて来い!逃げるぞ!」

 

「あ……あのっ……イッセーさん!?///」

 

「って、俺もかよ!待てってお前ら!」

 

「それじゃ私も、逃げるが勝ちよん♪」

 

 

ジョジョ、俺、アーシア、アラド、アリシアの順でアーシアとアラドを連れてこの家から一目散に

逃げた。そして部長達は、ジョジョの意外というより呆れた策に唖然としていたがすぐざに我に

戻って魔法陣を使ってこの場から撤退した。

 

 

ジョジョよ……まだジョセフネタ、使ってたのね(汗)

 

 

 

 

To Be Continued…

 

 




はぐれ悪魔祓いフリードを撃退したイッセー達。
フリードの扱いが酷い。

「マジでやってられないぜ……」

「なんかその……すまん」

この世界のアラドは、俺の神器のアラドの記憶と
融合して、俺達の仲間になりました。

「自分で言うのも何だけど、あまり出番が無い様な
気がする」

「気にしたら負けだ、アラド………」

ジョジョの策、“逃げるが勝ち”でアーシアとアラドを
連れて無事に脱出。
ジョセフネタ、多すぎだろ?


次回は、アーシアとアラドの過去を知ります。

次回に続く!
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