一誠は赤龍帝ではなく、スーパーロボットだった   作:コレクトマン

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前回の出来事。

リアス先輩が魔法陣でやって来た。
次の学校の日に使者を出すと言って帰った。
自分の拠点でジョジョ達にレイナーレと謎の老人の事を
話した。レイナーレにお母さん居たっけ?
最高神様からスパロボOGINのキャラの一部が
この世界に転生していた事を知った。
次の学校の日に使者(木場)と共に旧校舎に訪れた。
ハイスクールD×Dのお約束によって、吐血した。

と言う訳で、第8話始まります。


俺、入部した後、シスターと出会います

 

 

一誠 Side

 

 

どうも皆さん、兵藤一誠です。ハイスクールD×Dのお約束によって吐血と言う名のカオスを

引き起こしてしまった。

 

オーフィスの会話の時にフラグを回建ててしまったのが一番の原因だと思う。

そんなこんなで、ジョジョに輸血パックで輸血してもらい何とか復活しました。

 

 

 

「…先程の吐血の件はすいません。予想外に血が多すぎて………」

 

「い…いえ、元はと言えば私があんな格好で出で来たのが悪いわ。

ごめんなさい、貴方が異常な程純情だったなんて」

 

「少し意外です……」

 

「フフッ…中々可愛らしい後輩ね」

 

「ハ、ハハハ……」

 

「おいイッセー、お前が純情過ぎるなんて初めて聞いたぞ……」

 

「あらら、イッセーたらまだ吐血癖が直ってなかったのね」

 

「しょうがないだろう、これだけは慣れないんだよ。これがな」

 

 

俺はそう言った後、取り敢えず自己紹介しようと考えた。

 

 

「……取り敢えず自己紹介しましょう。自分は兵藤一誠、イッセーと呼んで下さい」

 

「私はアリシア、アリシア・バーネットよ。よろしくね〜」

 

「俺は城島龍助、俺の事はジョジョと呼んでくれ!」

 

「よろしくね、イッセー、アリシア、ジョジョ。私はリアス、リアス・グレモリーよ。

このオカルト研究部の部長よ」

 

「同じく、オカルト研究部の副部長を務めております。姫島朱乃と申します」

 

「…先程自己紹介しましたが、塔城小猫です……」

 

「僕で最後かな?知ってると思うけど僕は木場祐斗、よろしくね」

 

「私達、オカルト研究部は貴方達を歓迎するわ。()()()()()()・・・」

 

 

悪魔としてね・・・か。

 

……さて、交渉する際に“自分と相手のカードがどのように見せ合う” かだ。

 

例えるならポーカーで、“お互いスリーカードで何方かが数が多い方なのか?” だ。

 

取り敢えず自分の交渉のカードである三つの切り札(ジョーカー)をどう相手に伝えるかが重要だ。

 

俺の切り札その1は、“オーフィスを保護してもらったら、PTを提供する” である。

 

次にその2は、“自分が赤龍帝である事を教える” 。

 

最後にその3は、“俺達はリアス先輩の眷属にならないが、契約を持ち掛けて部員になる” だ。

 

それに対するリアス先輩のカードだが、俺の予想なのだが一つ目は、“悪魔に転生する事で、身体

能力が大幅に上がり、文字通り人外的なパワーを得る”

 

次に二つ目は、“転生する際に悪魔の駒(イーヴィル・ピース)と呼ばれる転生アイテムで転生する” …要はチェスの駒で転生と言う事だ。

 

 

駒の種類は、(キング)を除いて5種類。

 

兵士(ポーン)騎士(ナイト)戦車(ルーク)僧侶(ピジョップ)女王(クイーン)だ。

 

兵士は最弱の駒だが、実際には切り札になる。敵陣に入り込んだ時に昇格(プロポーション)と呼ばれる

進化?的な事が出来る。

 

 

兵士は、騎士、戦車、僧侶、女王の4種類に進化できるのだ。

 

騎士は、スピード重視型の駒で、打たれ弱いがスピードとコンボで補うタイプだ。

 

戦車は、パワー重視型の駒で、スピードが遅いが“攻撃は最大の防御” を生かした戦いが出来る

タイプだ。

 

僧侶は、テクニック重視型の駒で、騎士や戦車の駒とは違って、保有する魔力の量が増えるのだ。

どっちかと言うと後方支援に特化したタイプだ。

 

最後に女王は、騎士や戦車、僧侶の長所を一つにまとめたタイプだ。

チェスに於いて戦場を左右させる役割を持つ駒だ。

 

 

駒の説明でズレてしまったが三つ目。

 

“転生悪魔が上級悪魔になれば、自分の眷属を作る事が許される”と言う事だ。

 

もし自分が悪魔に転生する事になったらスパロボだけの眷属を作ろうと思う。

まぁ、もし転生するはめになったらの話なんだがな。

 

さってと、此処から先は交渉だ。先ずリアス先輩から声を掛けてきた。

 

 

「先ず貴方に聞きたい事が有るわ。貴方、堕天使に殺されたんじゃないの?」

 

「アレは俺の神器の能力の一つで、自分の身体にワーム・ホールを形成して何とか死にません

でした。俺の神器の名前は、“鋼鉄英雄の召喚器”です。

特徴はその名の通り、鋼鉄英雄=スーパーロボットの部位部分や、武器を召喚する事が

出来るんです」

 

 

まぁ、武器の召喚はレイナーレ(夕麻)と戦い終わった後に分かった事何だけどね……。

俺の説明を聞いた先輩が考えているようだ。まぁ、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

「……聞いた事もないわね。それにロボット?その神器はロボットの部位部分や武器を召喚する

事はわかったわ。唯、本当にそれだけなの?」

 

「いえ、実はもう“禁手(バランス・ブレイカー)”に到っていましてそのスパロボを鎧として

纏う事が出来ます。時間的にはまだ未熟ですが2~3時間位なら展開する事が出来ます」

 

「“禁手”!?それは確か、神滅具(ロンギヌス)でしかなし得ないと言う“禁手”を?

しかも鎧を纏うタイプを2~3時間を……。それ以前にスパロボって何の略称?」

 

 

俺は先輩に「そこですか?」とツッコミを入れた後スパロボ=スーパーロボットの略称だと

言う事を説明した。その後、俺の神器の説明にアリシアがとんでも発言と言う名の爆弾を

かました。

 

「しかもしかも、イッセーの神器の能力は一つだけじゃないのよ!実は“鋼鉄英雄の召喚器”には

多数のスパロボがいてイッセーすら覚えるのがやっとらしいの。

だからイッセーの神器がそれに答えてね、イッセーの神器の能力が増えたの。

名は“鋼鉄英雄の召喚器からの贈り物”ってね。その能力はイッセーの神器の中にある多数の機体の

鎧の内一つを神器として譲渡することができるんだって」

 

「神器の中にある鎧を神器として譲渡⁈有りえないわ…!実際、そんな神器見た事も聞いた事も

ないわ!」

 

「だってその筈だものねぇ〜。実際イッセーから“ヴァイスちゃん”を貰ったから神器所有者扱い

なのよね」

 

「あのな………アリシア、そうベラベラと喋りすぎだ。まぁ何れにせよ、俺達の正体を明かさない

とな。先ず、俺の中には神器以外に神滅具が在るんです。

その神滅具の名は、“赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)”です」

 

「“赤龍帝の籠手”ですって⁈それに、神器と神滅具を所持してるなんて……ありえない……」

 

 

さて、俺の切り札の内一枚を切った。残り二枚を有効に使わないと………。

それにしてもアリシア、本当にトンデモ発言してくれたな。

後でしばいておかないと………。

 

 

「……ねぇ貴方達、私の眷属に入らない?」

 

 

…と、考えている間に眷属の誘いを掛けてきた。これぞ本当の“悪魔の誘惑”って奴だな。

向こうも切り札を切ったんだ、こっちも切り札を切る頃合いか。

 

 

「つまり、“悪魔にならないか?”って事ですか?」

 

「そうよ、悪魔になれば人間の倍の寿命を得られるし力も得られるわ。

唯、最初は転生悪魔として活動する故に光と言う弱点を得てしまうわ。

後、太陽の光に弱くなるから朝からダルイ感じが襲いかかるかも知れないけど、太陽の光に

馴れればダルさは感じなくなるからその辺は大丈夫よ」

 

「それから眷属に入る際、悪魔の駒と呼ばれる駒で転生しますわ。

駒の中には兵士、騎士、戦車、僧侶、女王の駒を使います。

兵士の場合は、駒を多ければ多いほど隠された力の価値観が分かります。

騎士はスピードで戦車はパワー、僧侶は魔力増量で女王は騎士と戦車と僧侶の合わせた様な

物です。また、兵士が敵陣地に入った時に  その兵士の真価が発揮するのです」

 

「それはつまり、チェスで言う昇格と言うものですか?」

 

「はい、その通りでございます。イッセー君はチェスでもやっていたのですか?」

 

「いえ、自分達は悪魔や天使、堕天使の三つの勢力を知っているだけです。

…まぁ実際、あなた方以外の悪魔に搦まれた事がありました。

中学の時に会った悪魔の狙いが俺とアリシアでした」

 

「私達以外に?もしかして“グシオン家”長男が行方不明になった事と関係あるのかしら?」

 

 

あっちゃ〜、多分黒歌を助けた時に現れた転生者が“グシオン家”の長男だったそうだな。

…何か刀を持った奴がグシオン家の長男の心臓狙いで“グサリッ”との様な展開が有りそうな

予感が……まっ、いっか。……よし、この場合は“鋼鉄英雄の召喚器”の暴走と言う形で誤摩化して

おこう。

 

 

『いや、誤摩化すんじゃねーよ!』

 

 

俺の神器からマサキの声が聞こえた………って、マサキ!?このタイミングで出て来たらアカンて?!

ほら、先輩達や部員の方々とジョジョがおどろいてるだろう!

 

 

「今の声は誰?!まさか、イッセーの神器から?」

 

「あらあら、変わった殿方が神器に宿っていらしたの?」

 

「何処から……?……イッセー先輩から」

 

「一誠君、君はアリシアさん以外に呼んだ人がいたの?」

 

「Oh No!? お前、何でドライグ以外の声が出てくるんだよ?!しかもイッセーの神器から

聞いた事のある声が聞こえたぞ!」

 

「あらら、これじゃあもう隠し事が出来ないわね。イッセー、ここは腹を括るしかないわよ?」

 

『……あーその何だ、悪ぃ』

 

『相変わらずね、マサキ』

 

『そうだニャ!僕達の正体を明かされるのは不味いってイッセーが言ってたニャ!』

 

『シロとクロまで、だから悪かったって……』

 

 

俺の神器から魔装機神サイバスターのファミリアであるシロとクロが喋っている。

もう勘弁してくれ、これ以上俺の神器が面倒くさい所ではない事になってしまう!

 

 

『もう手遅れだ、諦めろイッセー』

 

 

キョウスケさんまで諦めろと言われる始末。Oh My God……!

本当にどうしてこうなった!?

 

 

一誠 Side out

 

 

 

リアス Side

 

 

私はイッセーの神器の特徴と能力の説明を聞いて把握したつもりだったけど、ここまでカオスに

なった経験はないわ。唯でさえ人間に一つだけ神器が宿るのは当たり前の事だったけど、イッセー

の場合は神器と神滅具の一つである赤龍帝の籠手を所持している。

しかもイッセーの神器から声が聞こえた。その声の持ち主はまだ若い男性の声だった。

二天龍のドライグの声ではないのは間違いないわね。…唯、イッセーの神器の中の人物は

()()()()()()()()()()。女の声や猫語尾付きの少年の声、更にはイッセーに諦めろと言う

男性の声が聞こえた。もう本当何このカオスは………。

 

 

「それがイッセーの神器の特徴の一つなのよ。各機体の鎧には、嘗て幾度の戦いを切り抜けた

パイロットの人格が鎧に宿っていてね。その人達の声や人格が鎧腰でも、召喚されてなくても

喋る事ができるのよね〜」

 

 

アリシア、貴方この状況を楽しんでいるの?しかもナチュラルに心を読まれたわ。

読心術でも習ってるのかしら?

 

 

「…まぁ話を戻しますけど、そのグシオン家の長男は俺の神器の中に入るある人物によって

死にました」

 

「そう、実際のグシオン家は長男は困りの種だったそうよ。

でも死んだとなると、グシオン家の跡継ぎが弟に変わると言う形になるわ。

所で、グシオン家長男を殺したその人物の名は?」

 

「殺した……と言うより()()()と言う方が正しいです」

 

()()()?どうゆう事?」

 

「先に名前を教えます。その悪魔を滅した機体の名はネオ・グランゾン。

シュウ・シラカワ博士の機体です」

 

「ネオ・グランゾン………」

 

 

その名前を聞いただけで背筋が凍る様な感覚が襲った。初めて聞く名前なのに、そのロボットには

手を出しては駄目と本能が告げていた。

 

 

ネオ・グランゾン(シラカワ博士)だけは絶対に手を出さないで下さい。

彼の作ったブラックホールエンジンによって作り出されるブラックホールクラスター(BHC)

滅びの魔力とは比べ物になりません。真っ先にブラックホールによって事象の地平線に消えて

しまいます」

 

 

イッセーからネオ・グランゾンの事を聞いた時私は絶対にそのロボットには手を出さない様にと

心に誓ったわ。滅びの魔力ですら可愛いと思う位に。

 

 

「……ネオ・グランゾンの事はよく分かったわ。絶対に彼には手を出さないわ。

それと眷属の誘いの件なのだけど、その答えはどう?」

 

「その事なんですが、悪魔には転生しません」

 

「そう、残念ね……」

 

「その代わり何ですが、良いですか?自分が悪魔にならない代わりにこの部活に参加して

良いですか?アリシア達と一緒に」

 

「はいは〜い!私も部活に参加しま〜す!」

 

「俺も参加するぜ!まぁ、悪魔にはならねぇけどそれなりには手伝うぜ!」

 

 

イッセー達は悪魔にならない代わりにオカルト研究部の部員になるとの事だった。

それはそれで良いのだけどイッセーの要件がまだ言っていない事を私はまだ気付いていなかった。

 

 

 

リアス Side out

 

 

 

一誠 Side

 

 

良し、切り札の二〜三枚を切る頃合いだな。そう思った俺は、先輩に()()()()を伝える事にした。

 

 

「……勿論と思うけどイッセー、貴方はまだ何か伝える事が有るそうね」

 

「はい、オカルト部に入る前にお願いしたい事が有ります。

実は、家の義理の妹と両親の保護をお願いしたいのです」

 

「それは構わないけど、その妹さんの名前は?」

 

「“オーフィス”です。兵藤オーフィス」

 

 

オーフィスの名前を出したとたん、部長が大きく取り乱した。

そりゃそうだよな、何せ“禍の団”のボスで俺の家族の義理の妹だからな。

 

 

「嘘?!オーフィスって、あの“無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)”の!?

貴方、一体何処を如何したらオーフィスを家族に引き入れたのよ?!」

 

「え?俺は唯、怪しい組織に利用されている事を教えた後、家に引き取って、義理の妹として

暮らしてるのですが?」

 

「……はぁ、もうツッコム気力がないわ。それで、オーフィスを保護を引き受けたときの

メリットは有るのかしら?」

 

「もしオーフィスを保護して頂けるのならパーソナル・トルーパー(PT)を提供します」

 

「パーソナル・トルーパー?またロボットの類?」

 

「実際の所はそうですが、正確にはパワードスーツの類です。これがその設計図です」

 

 

そう言って俺は、自分が開発した小型立体プロジェクターを取り出して、悪魔側に渡す

ゲシュペンストシリーズの姿と設計図を先輩に見せた。ゲシュペンスト設計図を見た先輩は

不思議とよく観察していた。

 

 

「何これ……!神器と匹敵する位の性能ですって?堕天使の提督(神器マニア)が見たら発狂しそうね。

本当に貴方人間?人間の皮を被った何かではないの?」

 

 

あー、特典で貰った“レオナルド博士の科学力と技術力”が裏目に出たな。

俺って人外染みてるのか?それだったらマジで泣けるぜ。

 

 

「や〜ねぇ〜イッセー、神器が発現して以来もう貴方は人外そのものでしょう?」

 

「おい、アリシア……。それフラグだ」

 

 

Boost!

 

explosion!

 

 

ガシィィィーー!!

 

 

「痛い!痛い!痛い!痛い!本当にもうそれは痛い!のレベルを超えて危ないと言うレベルよ!

本当にこれ以上イケナイ!?」

 

「俺はまだ人外じゃねぇーー!!後、ナチュラルに心を読むんじゃねぇ!!」

 

「ハァッ………言わんこっちゃないなこりゃ」

 

『……俺の能力は結局この扱いなのか?泣けるぜ』

 

「…だいたい予想していたからもう驚かないわ。“赤龍帝の籠手”にドラゴンが宿っている事は……」

 

「あらあら、随分と賑やかになりましたね」

 

「……イッセー先輩はアリシア先輩のツッコミ担当に決定」

 

「結構賑やかな方かな?ハハハ………」

 

 

…とまぁ、こんな感じに賑やかになりながらも俺達は無事にオカルト研究部の部員になりました。

その後、朱乃先輩から呼び出されて旧校舎の廊下で話し合いをした。

 

 

「ようやく二人きりになりましたね」

 

「朱乃先輩、それ絶対に誤解を生みますから」

 

「フフッ大丈夫ですよ。それは二人きりの時にだけですから、()()()()()?」

 

 

朱乃さんは既に俺が子供の頃に助けに来た少年だと気づいていた。

 

 

「…いつからとは言わないが、気づいていたのか?」

 

「さぁ?それはどうでしょう?フフッ♫……」

 

 

♫付きとか、絶対に恋愛フラグを立ててしまったのか俺は……?いやはや、俺って意外とフラグを

立てやすいのか?もしそうだとするとマジで本当に泣けるぜ。

 

 

一誠 Side out

 

 

 

アリシア Side

 

 

あらら……イッセーったら、朱乃ちゃんとの間にフラグを立てていたのねぇ。

まぁ、イッセーのフラグ建築は異常だからしかたないか。

 

 

『あら、良いのかしら?愛しのイッセーちゃんが朱乃ちゃんに取られちゃうわよ?』

 

 

私に声を掛けたのは、ライン・ヴァイスリッターの人格種、“エクセレン・ブロウニング”である。

因みに、私の場合はエクセ姉さんと呼んでいる。

 

 

「大丈夫よ、寧ろワッフル的な展開が好きだからあえて朱乃ちゃんとイッセーの関係を応援したく

なるから結構楽しいわよ?」

 

『あらそうかしら?その割には、最高神様からは“結婚ぐらいはしなさい”って言ってたわよ〜?』

 

「ちょっ……!その話題は勘弁して!?」

 

『揶揄うのはその位にしておけ』

 

『あらキョウスケ、居たの?』

 

 

エクセレンに声を掛けたもう一人は、イッセーの神器の中のアルトアイゼン・リーゼの人格種

“キョウスケ・ナンブ”である。

 

 

「あらキョウちゃん、ナイスタイミング!」

 

『……一応言っておくが、フォローする為に来たのではない。アリシア、イッセーの事を

気にかけてやれ。彼奴は何かと恋愛に関しては鈍いからな』

 

『…そうね、アリシアちゃんもイッセーの事を宜しくね。後、ちゃんと結婚するのよ〜♫』

 

「ちょ、エクセ姉さん!それもう勘弁して〜(泣)」

 

 

何気にこのカップルには敵わない私であった。

 

 

アリシア Side out

 

 

 

一誠 Side

 

 

アリシアが此方を覗いているのは丸分かりだ。唯、朱乃先輩からSのオーラが感じるのだが

気のせいか?出来れば気のせいであって欲しい。

 

 

「ねぇイッセー君?」

 

「はっハイ、何でしょう?」

 

「もし頼って欲しい時は、遠慮せず言って下さいね。あの時のお礼がまだですから」

 

「……出来るだけ善処します」

 

 

それからは、オカルト研究部の部員として行動する事になりました。因みに、部員とジョジョから

俺の神器に対しての質問が後を絶えなかった。

 

 

 

翌日の祝日の昼頃、俺たちは部活動の為に旧校舎に向かって居た。

 

 

「なんかよう、俺だけ影薄かった様な気がする」

 

「ジョジョ、お前は何を言っているんだ?」

 

「まぁ、あの時は色々な事が有ったから喋るタイミングが掴めなかったからねぇ」

 

「まぁ…そんな事は置いといてよう、何とか部員に入れたな。これで奇妙な冒険の幕開けだな!」

 

「ジョジョ、お前本当に奇妙系が好きだな…」

 

「それがジョジョちゃんだから仕方ないね」

 

「だからアリシア、ちゃん付けは辞めてくれ…。マジで調子狂う」

 

 

そんなこんなで、アリシア達と会話していると……

 

 

『はわぅっ!』

 

 

一人のシスターが、何もない所に足を躓いて転んでしまう。

 

 

『あうぅ、何で転んでしまうのでしょうか…… これも神の試練でしょうか……?』

 

 

そのシスターの名は、アーシア・アルジェント。アスタロト家当主のディオドラ・アスタロトの

計略によって、協会から追放され、魔女と言う烙印を押された女性だ。

 

それを見かけたイッセー達は、アーシアに英語で声を掛けると同時にアーシアを立て直した。

 

 

「あのー、大丈夫ですか?」

 

「あ…はいっ、ありがとうございます」

 

「あら〜、シスターの格好からして日本の教会に引っ越して来たのかしら?」

 

「はい、イギリスから日本に移転して来たのは良かったのですが、道に迷ってしまって………」

 

「それで“偶然俺達と会った”…って訳か。なぁイッセー、彼女にさ、教会の場所を案内するか?」

 

「…そうだな。良かったら俺達がその教会の場所まで案内しますよ」

 

「本当ですか!ありがとうございます」

 

「礼には及びません。えっと……」

 

「あ、そうでした。私はアーシア・アルジェントと言います。貴方がたは?」

 

「俺は兵藤一誠、イッセーで構わない」

 

「あたしはアリシア・バーネット、アリシアって呼んでね、アーシアちゃん」

 

「俺は城島龍助、ジョジョって呼んでくれ!」

 

「はい!イッセーさん、アリシアさん、ジョジョさん!」

 

 

自己紹介した俺達は、アーシアを教会の場所まで案内する事になったのだ。

教会まで歩いていると、電柱の下に枯れかかってる一輪の花を見かけた。

 

 

「花……か。でも、もう枯れかかっているな」

 

「花か。うっし、俺に任せろ!」

 

 

ジョジョがそう言った後、枯れかかっている花に近づき、その花に波紋を流し込むと、枯れ

かかっていた花が生きを吹き返す様に咲いた。恐らく、波紋の生命エネルギーを花に譲渡したの

だろう。それを見ていたアーシアは………

 

 

「凄いです!枯れかけてる花が元気に!」

 

「まぁな、これも修行の成果の内ってな!」

 

 

そうジョジョが言った。そのジョジョの腕をよく観ると、一ヶ所だけ血が出ていた。

 

 

「なぁジョジョ、お前手の平の所に血が出ているぞ」

 

「にゃに〜〜?おっと、本当だぜ。気が付かなったな、こりゃ」

 

「あ…待ってください」

 

 

ジョジョが自分の手の平を確認しているとアーシアがジョジョの手を優しく掴み、アーシアから

光が出て、その光がジョジョの手を包んだ。その結果、ジョジョの手の平の傷がみるみると

治っていった。

 

 

「……スゲーな、傷がもう無くなったぜ」

 

「アーシアさん、これは?」

 

「はい、治癒の力です。神様から頂いた素晴らしい力です」

 

「成る程……(ドライグ、今のはまさか……)」

 

『(あぁ、あれは回復系の神器だろう。だからジョジョの傷を治せたんだろう)』

 

 

やはり……と考えてる間に教会の場所が見えてきた。

 

 

「あ、あそこです!良かったぁ。本当にありがとうございます」

 

「や〜ねぇ、アーシアちゃん。礼には及ばないわよ?」

 

「まぁ、偶然が重なって面白い出会いができたし礼には及ばないと思うぜ?」

 

「良かったな、無事に教会につけて。さて、何とか教会まで案内できた訳だし、俺達は本来の

用事を済ませに行こう」

 

「そーね」

 

「そだな」

 

 

そう言って俺達は、部活動の為に旧校舎に向かおうとすると、アーシアが俺達を引き止めた。

 

 

「待って下さい!是非御礼をしたいので、教会まで一緒に来てくれませんか?」

 

「…すまない、こっちは学生の身であって部活動の為に学校に向かわなければならない。

だから、気持ちだけは受け取っておくよ」

 

「そうですか……分かりました」

 

「大丈夫よ、私達もいつかこの教会に行ってみようと思っているから、また会えるわよ」

 

「あぁ…このジョジョは、約束を守る事を信条としているから絶対にここに来るぜ!」

 

「まぁ、そう言う事だ。また此処に来た時にいつかその時の御礼をしてくれないか?」

 

「はい!改めて、教会まで案内していたただいてありがとうございます。では……」

 

 

そう言った後、アーシアは教会の方に向かった。その時の俺達は、別の事を考えていた。

 

 

「(此処の教会は確か、以前前に廃墟と化した所だったな?何でそこにシスターが派遣されるんだ?

……何かと臭うな、キナ臭さが)」

 

「(あらら、イッセーの方も考えているようね。原作を知っているジョジョちゃんもこの後の展開を

知っていそうだから此処は黙っておこっと♫)」

 

「(何だろうな、この教会を見て思ったのだが何かしらと嫌な予感しかしないぞ。原作とは裏腹に

俺達が知らない展開が待ってるかのように……)」

 

 

この時に気付くべきだったのだ。考え事をしている俺達の見えぬ場所で、俺達を見ている者が

居る事を。

 

 

「アーシア、我がメイガスよ。俺は今度こそ貴方を守る。メイガスの剣として…」

 

 

 

To Be Continued……

 

 




大変長らくお待たせしました。


今回は何とか生きている事を知らせる為に
次話を更新しました。


次回は、はぐれ悪魔との戦闘+αです。

次回に続く!
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