ーそうですか…貴女が時の裁きの代理人ですか…ー
目に見えないけどその雰囲気から目をつぶって考え事をしているようだから暫く黙って待っていたら
ー貴女はこの件をどのように感じていますか?ー
そう問い掛けられて
『わかりません』と答えると相手は鼻で笑うのを感じたけど
「仕方無いでしょう?時の正義は未だ詳しい事を教えてくれだから…
ただこれだけは言えますよ、罪は人間側に在り責めを受けねばならない咎人は人間だと言う事実を」
そう答えると
ーさすが時の裁きの代理人…と、言ったところですかー
そう呟きボク達に客観的な事実を見せてくれました、まるで休日に招待された友人の自宅でホームビデオでも見せてくる感覚で
真っ黒だった
ボクは端から弁護する気はなかったけど咎人の数は一人や二人じゃなく罪の重さの違いはあれ一国の国民すべてが有罪だった
「だから言ったのに…言っておくけど既に原告側の主張だけの状態では被告達に弁解の余地はなく喋れば喋るほど墓穴を掘ることにしかならないと思う
まぁきっちり罪の報いを受けさせるために話はちゃんと聞いてあげるけどね」
(時の正義の秤はあらいざらい白状させるだろうしね)
ー情け容赦無いからな時の裁きは…ー
そう呟く心の声が聞こえた
「じゃあ封印を守る番犬を躾治して封印を解くとしようかなっ!ー五指連凍矢ーっと…」
五指烈弾の上位魔法で祠と第一の決壊を破壊すると火吐犬が現れた
五指烈弾じゃ押さえきれないけど五指連凍矢ならなんの問題もないだろう…
なので先制攻撃でライフを削り死縛縄でゲット
その後火吐犬を縛る戒めが解けたので○○モンのように進化して連装犬になりカチューシャと名付けたけど名前の由来はヘアアクセではなく…
おいこらっ夏至、ナニ人の頭にネコミミカチューシャ着けてるんだよ?
その名の通りにゲシゲシ蹴り入れたろか?一発も当たんないつか届かないだろうけどね
「取り敢えず本来の目的地により転送の護符で目的の物を送ったら咎人達に会いに行く」
そう言って出発することにしたけど不謹慎なことだけど今ボクはとてもわくわくしてる
あの名台詞を言う瞬間を思うと気分が高揚してしまう自分を押さえきれないのだ
『さぁ、お前達の罪を数えろっ』っとね…
っとね…相棒が欲しい
ボクとそんな下らない妄想を生温かい目で見守る雪エルフの女王を仲間に加え取り敢えずミッション達成に軌道修正することにしたけど
うん、スゴいね…大人の女性の色気が半端ないよなこの人
そう感心してしまうその女性との出会いの瞬間だった