⑧ モブが現れた…
しばしの休憩をとった僕達は再び進路を北?に向けて歩き…
「おい、ちょっと待てっ!なんでアンタが僕の荷物を持とうとしてる訳?」
そう言って奴を睨んでたら
「そりゃだってさぁ~っ…」
「可愛い魔女っ子冬至ちゃんの荷物を持とうとするのは男として当たり前な紳士の振る舞いってやつでしょ?」
と、ニヤニヤと嫌な感じの笑みを浮かべながらとんでもないことを言う夏至に向かって
「あのさーっ、一体誰が魔女っ子なんだよ?確かに魔導師のローブを着てるけど断じて魔女じゃないっ、魔法使いだっ!」
って叫んだら
「良いじゃん、うちらのパーティーで一番女子力高いんだからさ冬至君がさ」
「遺憾ながらバ可愛さもねっ♪」
とは立春と夏至の意見でこの段階でやっと気付いた奴は
「いや、ちょっと待って…君って女子なんだろ?」
と、今更なことを言う奴に
「今の会話の流れ聞いてないの?マジ引くレベルじゃん…」
そう言って呆れてる僕に
「勘違いさせる冬至ちゃんの魅力の罪だよ、昨日のお客さんも完全に勘違いしてたよね?」
そう言われて昨日の客に感じていた違和感がそれだと気付いた僕は
「はぁっ?なにそれ、ホントマジにキモいわっ!」
そう叫んでしまったけど
「これでわかったと思うけど僕は男なんだから荷物を寄越せ」
そう言ったにも関わらずそれを無視した奴はリュックを背負うと
「問題ない、私達の種族は女が大きく 可愛い男を愛でる…そういった風習がありお前に一目惚れしたんだからな」
そう言われて改めて奴を見たら?
「あーっ…うん、そうだね…アンタってばよく見りゃ確かに男前な女性だったんだね、ごめんなさい」
そう、謝って遺憾ではあっても荷物を預けることにしたんだけど
「ところでひとつ聞きたいんだけど…アイツ等誰、知り合い?」
僕達の行く手を遮るように現れた一団を見ながらそいつ等にきこえないように小声で聞く僕に
「 モブ一族…まぁ知り合いではあるが決して友人ではないし一方的に目の敵にされてるが相手にする気もないが…はっきり言って鬱陶しい連中だ」
ってなにそれ、厄介事のご一行様なんじゃないの?そう思ってたら
「投降しろ、大人しくしてりゃ痛い目にゃ合わせねだからなっ!」
ってモブ臭いセリフを吐いてくれましたからここは一発定番?の
「煩いし、黙ってろしっ!」
ギロっと睨んでやってかららそう言ってやったら唖然たとした表情をして静かになっちやたんだよね…情けないくらいにモブ感半端ないんだけど?
まぁそんなことはどうでも良いんだけどね