⑩ お嬢と愉快な手下(ファン)達
こうして新たに仲間に加わった…
「忘れてたけどお互いの自己紹介しよう、リア充ぽくて嫌だけど
って訳で冬至15才、魔操士…魔力を操る者でこっちはポーラスターのウルサスだよ、よろしく」
ついで
「夏至、夏女とも呼ばれてる剣士だ、よろしく頼むが女に年を言わせんなっ!」
その次に
「立春です、クラスは見ての通りに狩人してますからよろしくお願いします」
そう名乗り
「ストリートファイターの灯火だ、良しなに頼む」
そう言って頭を下げると
「あっしは東風解凍で盗賊剣士をやっておりやす…で、こいつは腹心の黄鶯睍睆で鳥使いをしておりやす」
そう紹介すると紹介された男も
「ただいまご紹介に預かりやした黄鶯睍睆と申します
いろんな鳥類を操り通信、諜報活動を得意としておりやす
むろん立春嬢の猟のお手伝いもお任せください」
そう言って頭を下げると苦笑いの立春が一言
「嬢とか様、なんて柄じゃないんだけどな、アタシとしては様なんざ付けてほしくねーんだけどさ」
そう言われて顔を見合わせた男達は
「様はともかくお嬢はお嬢ですよ?俺らみたいな半端者達だけど頭目のお嬢様をそう呼んどりましたから別におかしくないと思いますよ?」
と、答えるのを聞いた僕は
「なら男の僕はそう呼ぶのは勘弁してよねっ?」
って言ったら
「大丈夫だ、冬至ならお嬢様と呼んでも少しも違和感ないから安心しろっ♪」
と、全く嬉しくないことを言われて
「ナニを胴安心すりゃ良いのさ?」
って愚痴ったけど誰も聞いちゃくれなかったよ…なんで?
⑪ 食糧の確保はお忘れなく
一気に人数が膨れ上がってしまった僕のパーティー…
食糧の確保は僕の重大問題となり道々確保するため注意深く周囲の状況を観察しながら先を急いだ…ごめん、一番移動速度の遅い僕はウルサスの背中に乗せてもらっましたから童謡の
『くーまにまぁったがりっお馬の稽古っ♪』状態のためリーダーの威厳全くなしです…ってそんなの誰も期待してないから問題ない、気にするなって?
それをはっきり言われたらマジに泣きたいです
まぁそんな誰も相手してくれなさそうなぼけはおいておくとして黄鶯睍睆に頼んで探索させてた通称探調バトが草の実を一房加えて帰ってきたのでそれを受け取り
「黄鶯睍睆(うぐいすなく)、これってこのまま食えるの?」
取り敢えず任務を果たして帰ってきた探調バトん労いながらそう聞いたら
「不味くはありませんがジャムや酒に漬け込むのが一般的でやすが現状と希少価値が高いんでこの先にある町で売って食糧の買い付けに使う方がよいと思いやすが? 」
と、言うと
「私もその意見に賛成だ…確かに漬け込んだ酒は旨いが飲めるようになるまでに時間が掛かりすぎ現状ではただのお荷物だからな」
と、教えてくれたから
「わかったよ、有難う…ジャムにってのは魅力的な提案だけど今は必要ないし時間が惜しいし下手に敵を呼びかねない火の使用は極力避けたいからね
続きます