続きです
取り敢えず草の実を収集…で、良いのかな?」
と、聞いたら僕同様に事情に詳しくない立春と啓蟄もうなずいた探調バトに案内してもらい収集に向かった
この世界の事情に精通してると言うには未々程遠く未熟過ぎた
だからこそ情報が必要だと思った…
僕達が弱いという現実を知っているから
多少の力を得たけどそれがどうしたと言うのだ?その些末な力ではカーストの最底辺から抜け出すことさえできないのに王族、ましてや魔王を倒すなんて偉業を今の自分に等到底できるわけない
ならどうするか…
僕達の最終目標は僕達をこの世界に閉じ込めている魔王を倒しそれぞれの世界に帰る…
なのに正直な話魔王の棲む魔宮…世界の中心地から遠く離れた最果ての地に飛ばされた…
要するに今この地において人間の驚異となっている魔物、魔族は彼等?の社会においては敗北者な訳でそんな奴等に怯える現状が悲しかった
もっとも元々異世界から来た余所者なんだから全て聞き齧りの知識に過ぎず真実なんかわからないけど僕達は生きていて敵ばかりの世界で戦う以外に生き残るすべはない
そう、まるっきりどこぞのラノベみたいな状況に陥っている
⑫ 取り敢えず小難しい理屈より食糧確保優先でしょ?
何だかんだって言ったって泣く子と空腹には勝てないのだからさ
と、言うわけで草の実採集中の僕達思いの外の収穫量に時間がかかり町に着いたのはとっぷりと日が暮れてからのことだったからまずは今夜の宿探しから
まぁなんとか見つかったのは良いんだけど…
若干一命、不満の声をあげるのは僕で
「おいちょっと待てっ!なんで僕が女子部屋なんだよ?」
そう僕が叫んだら
「最弱だから」
「危機意識が低いから」
「バカだから」
って
「ホンっト、言いたい放題に言ってくれてるよな?お前ら…そんなに早死にしたいわけ?」
そう言って警告してから両腕を構えると一斉に土下座するってプライドないの?アンタ等…てか三人も
「アンタ等それ平気なわけ?」
ってそう聞いたら
「問題ないぞ僕っ子っ♪」
「今更でしょ?」
「悔しいが一番女の子らしいからな…問題ないぞ、気にせずともよい」
そう言った割りには悔しそうな素振りは全く見せずにそんな事を好き勝手に言われて殴りかかったら体格が違いすぎる灯火に頭を押さえられたらても足もでないと言うか届かない
まぁ当たったところで魔力強化しなき痛い目を見るのは間違いなく僕の方なんだけどね
「ふーん、アンタ等三人が僕をどう思ってるのかよくわかったからこれからの付き合い片の参考にさせてもらうよ」
そう言って睨みつけた後
「たまにくらい飯の仕度から解放されてもいいよね?」
僕がそう言うと
「この街のボルシチは絶品でヤスから是非ご賞味ください」
そう言われたから僕は
「んじゃお薦めの店に案内してよ?」
そう言ってその店を案内してくれました
続きます