氷の礫と火球でとっちめよう   作:春の雪舞い散る

17 / 21
謎の怪異と遭遇、悪いのは誰?


ブラックスワンは関係ない

運良く浅い洞窟が見付かったのは日の入り少し前

 

 浅いと言っても全員が雪をしのげるくらいの広さはあるからボクは食事の仕度に掛かり狩人達は守りと食用の獲物が掛かるのを祈りトラップはりに残ったメンバーでビバーグの準備と役割分担した

 

 寒い中だから身体が温まるようにカレースープにして乾パンをふやかして食べながら明日からの行動予定を話し合った

 

 

 

⑬ カチューシャ

 

 翌朝、とにかく体温を上げるためにコ紅茶を淹れ未成年組はジャムを落とし生年達のはブランデーを落とした物を飲んでもらいながら朝食にした

 

 

 とにかくガイド役の氷虎だけがたよりの強行軍だから周囲への警戒は怠らず進んでいった

 

 

 「今日はここでビバーグだな、支度しよう」

 

 ボクの一言で皆も行動を切り替えた

 

 運良く木こり小屋らしき物を見つけたので今夜の寝床に決めた僕達は早速その支度に取り掛かることにした

 

 囲炉裏に火を点け鍋の支度をして…

 

 熱いお茶から用意しながら

 

 「運が良かったね、吹雪いてきたよ…」

 

 ボクがポツリと漏らすと

 

 「だな、今考えうる一番最悪なヤツが現れたんだからな」

 

 その氷虎言葉に

 

 「奴って?」

 

 気になったボクがそう聞くと

 

 「 ブラックブリザードだ…こいつが吹き荒れてるときに出歩くのは自殺志願者くらいなもんだ…」

 

 そんな話を聞いて何と無く違和感を感じボクは

 

 「胡散臭い話だね…」

 

 そうボクが呟くと

 

 「俺がいい加減なことを言って「煩いし少し黙れ、胡散臭いのはこの黒い吹雪の方だし明らかにこいつは自然現象じゃないんだよっ!」」

 

 ボクがそう言うと

 

 「確かに悪意とかの暗い情念を感じますね、この吹雪からは…」

 

 そう夏至も憂鬱そうにゆーから

 

 「全く…人の話もろくに聞かずに文句を言うとはね…呆れ果てるよ、全く

 

 まぁそれは置いといて…実質この吹雪の悪意は僕たちに向けられてないから放っておけば思うしこれに首を突っ込むのは不味い気がする」

 

 そう無情に言うと

 

 「だが少なからずの被害が出てるんだぞ?」

 

 この件に首を突っ込まないかに真相を見極め対処すると約束するなら手伝うけど予めハッキリ言っておく

 

 明らかに原因は人間側に在るからソイツ等かは知らないけどに罪の報いを受けさせることになる事になると思うんだけどね

 

 そして言ったはず首を突っ込むと不味い事になるってね

 

 これだけの怪異を起こせる力がありながら実力行使にでないのはナゼカ?」

 

 間違ってもこの吹雪を起こしてる奴を責めるつもりはない」

 

 そう問い掛けると

 

 「そんなの俺が知るわけ「ボクだって詳しくは知らないけどそれができない訳がありそれができるってことはかなり面倒な相手だってこと」」

 

 再び自分の台詞を被せられ不機嫌そうな様子の氷虎に

 

 「真実を明るみにだし公正に対処することを誓えるなら手を貸すけどそうで無ければ手を引け

 

 最悪お前もその罪に巻き込まれボクはお前にもその罪を問わなくてはならなくなる可能性が限りなく高い」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。