因みに祖国に帰れば女王のシルフォスもクレジットカードやキャッシュカード及びそれに相当するものを持ち合わせてる訳じゃなけれぼそもそもそんなモノが存在しないんだから無一文
だから彼女が遠慮しなくて良いよう魔導の指導をしてもらうことにしたんだよね、ほら…エルフって頭良いし魔力も高いからね
なので今の彼女のポジはボクの魔導の家庭教師兼魔導のアドバイザーで今回の依頼品の探索もサクサク進む
だから巨乳であることは目をつむる事にしよう…それは彼女の罪ではないのだから…って、アレ?なんか変…
まぁ、細かい事は気にすまい…益々背が伸びなくなっては本末転倒だからな
「んで、シルフォスさんやこれは一体何なのでしょうか?」
そう問い掛けると
「冬至にもう少し可愛い格好をして貰いたくて皆で意見交換(密談)して協力しあい(結託)可愛く着飾らせる(女装させる)会を発足させました」
「……………良いから、そんな建前なんか本音駄々漏れ状態で言われても説得力ないからね?」
そう言って差し出された服を睨むボクに
「大丈夫、冬至は間も無く目覚めますから安心なさい」
とか言われたけど
「あのさ…今の流れで安心する要素なんか皆無なんだけど?」
表情を歪めてそう愚痴るボクに
「今更ですよ?裁きの女神、テミスの寵児にして女神の巫女よ…」
(……え?今なんつった?……裁きの女神、テミスの寵児にして女神の巫女だって?
……なにその笑えない冗談……冗談だよね……と言うか冗談でしたって言って欲しいんですけど……)
冗談じゃないらしい…ナニこの洒落にならない冗談みたいな展開は?
結局女装コーデがまた一組増えました
ナニこの負の連鎖、ナンノのろいなんですかね?
え?そんな細かいことを愚痴愚痴ゆーなって?ならあんたも女装始めなよ?少なくともこの現実を愚痴らずにはいられない小者なんだから放っていてくれませんか?
指定されたモノ全てを転送をしてミッションコンプリートしたボクは
「もう一度皆に念を押すけどここでボクと袂を分かつかボクと修羅の道を歩むか選べ」
ボクの言葉に困惑の表情を浮かべた氷虎が
「冬至、それは本気「つまらない冗談は嫌いだからそんなつまらない事しか言えないなら黙って話を聞け」」
そう言って一同を見回し
「夏至と立春はこの街でボクがしてた事は気付いてるよね?」
そう名指しで言われた二人は顔を見合わせ
「まぁ大体は…」
「で、こんな事を言い出したからにはそれなりに結論は出たんだろ?」
二人の答えに
「現状は最悪嫌雪の国は潰れる…いや潰される、因果応報の理によってね
そしつ自分達の責任なのに人間はボクを恨むだろうね、敵だのなんだのってね
でも、先にシルフォスや彼女の民達に非道な仕打ちをしたのは嫌雪の国の者達で反論すら許さなかったような連中に批難される謂れはない
『少なくとも魔導に親しいこの街の人達はいつその報いを受けても仕方ないし彼等の為に何もしてやれない我等も同罪かもしれない』
そんな声を数多く聞いてるから嫌雪の国は限り無く有罪…そんな感じだから少なくともボクと行動を共にすると言う事の意味くらいはわかるよね?
ボクが人間だからと言って人間だけを特別扱いする気はないしはっきり言ってその義理もないからその覚悟の無い者はボクと袂を分かつべきだと言ってる
ボクはシルフォスを連れてウルサスとカチューシャについてきてもらうけど後の皆はファイルアンサーだよ、出発までに答えを決めなよ」
そう言ってシルフォスをともない食堂を後にするボクだった