LEVEL.1 宝石の魔物 その1
M県S市杜王町。
観光名所のアンジェロ岩の近くで男性二人が何かをしていた。
「よし、そのまま袋の中に突っ込め!」
どうやら何かを袋の中に入れたようだ。
「ははっ、やっと捕まえたぜ。」
「こいつを売り捌けば、かなりの金が貰えるかもしれねぇな!」
と言って歩き始めた途端、学ランを着ている男にぶつかった。
「おい!ちゃんと見て歩け!バカ頭!」
再び歩き始めた途端、学ランの男が男の肩を掴んだ。
「今、この俺の頭のことなんつった?」
学ランの男が手を離した瞬間、男の身体が吹っ飛んだ。もう一人の男が驚いて袋を置いて逃げていった。吹っ飛んだ男もそれに続いて逃げていった。
学ランの男は袋の所に行くと、袋の紐を解いた。
「ん?」
学ランの男は袋をゆっくり開くと、突然何かが飛び出してきた。
「うわっ!?びっくりしたぁーっ!?」
学ランの男が見たのはまるでモグラのような白い生物だった。
「ふぅ、助かったよ、ありがとう。」
「喋れんのお前?」
「うん、一応...あ、そうだ。この本、読める?」
白いモグラから黄緑色の謎の本を受け取ること、早速それを読む。
「何だこの文字。全然読めないが?」
学ランの男はあるページで止まり、色のついた文字を読み上げる。
「第一の術、コファル。」
本が黄緑色に光った途端、白いモグラの手から宝石が放たれ、近くの木に衝突した。
(こいつはスタンドじゃなさそうだな。)
学ランの男は本を閉じると、櫛で髪を整える。
「本、読めるんだね。ならこれから始まる戦いについて話すよ。」
白いモグラは戦いについて話し始めた。
「へぇー、そんで?お前はどんな王を目指してんだ?」
「僕は争いが好きじゃないんだ。だから平和な王を目指そうと思う。」
「へぇーいいじゃねぇか。なら、争いを起こす奴はぶっ飛ばしてやろうぜ。おっと、自己紹介がまだだったな。俺は東方仗助だ。」
「僕はジェイム。よろしくね、仗助!」
自己紹介をして仗助はジェイムと共に帰る...その前に。
「よっ、アンジェロ!」
「アギ.........」
仗助は家に帰り、早速母親に話すが、やはり駄目だった。何処に住ませるか色々考えた所、家の近くの木に住ませるしかなかった。ジェイムにはしばらく我慢してもらうしかなかった。
次の日、仗助は億泰と一緒に登校していた。
上空に鷹の足を掴んで飛んでいる全裸の子供がいたが、特に気にしていなかった。何故なら、
「お前、何でついてきてんだ?」
ジェイムがついてきたからだ。
「どうかしたのか?仗助?」
「ああちょっと先行っててくれ。」
「ゑ」
仗助は億泰を先に行かせると、後ろを向いてしゃがんだ。
「お前何でついてきてんだよ...」
「何処に行くのかなと思って。」
「学校だよ学校、格好見て分かるだろ。」
「へー、人間界にも学校あるんだ。」
「とにかく、学校終わるまで木で待ってろ。」
そう言うとジェイムは帰っていった。
放課後。
仗助は帰路を行きながら本を読んでいた。
「やっぱり駄目か。色のついてる所しか読めないらしい。」
独り言を言いながら歩いていたその時だった。
「ドルク!」
突然仗助に向かって犬が突進してきた。しかし、その犬は姿がまるで化け物だった。そして次に見えるのは人が持っている本。魔物だ。
「クレイジーダイ...」
スタンドを出す前に攻撃が直撃した。どうにか本は離さなかった。
「ドルク!」
また突進が来る。仗助はすぐに回避し、ジェイムを呼びにいくため、木の所に向かった。後ろからは魔物が追いかけてきている。
「ジェイム!魔物だ!」
「魔物?」
ちょうど家が近かったので、すぐにジェイムを呼び出せた。仗助とジェイムは戦闘体勢に入る。
登場人物紹介
東方仗助
本編の主人公。杜王町に住んでいる高校生。スタンドを使うことができる。ジェイムのパートナーで、本の色は黄緑色。
ジェイム
宝石の力を持つ魔物。平和な王を目指している。
初めて小説を書きました。
ドルクを使ってた魔物は多分皆分かると思います。
この小説を書いた理由は、東方仗助だけその後が書かれてなかったからです。公式でその後が明らかになってもこの物語が完結するまで続けます。
ガッシュ達が出るのは物語がもう少し進んでからになります。