「ドルク!」
「コファル!」
犬型の魔物は突進をし、ジェイムは宝石を放ったが、相手の突進に負けてしまった。すぐに仗助はスタンドを出し、犬型の魔物を殴り飛ばした。あまり効いていないのか、すぐに立ち上がった。
(相手はスタンド使いではない。だから近くことは出来ないはずだ。)
「もう一度だ、ドルク!」
また突進が来た。仗助は近づいてきた所をスタンドで殴る。しかし、何故かかわされてしまい、仗助に向けての突進を喰らってしまった。
(スタンド使いでも無いのにかわした!?)
「仗助!?」
「早く本を渡しな。さもないとバカみたいにでかい頭を鳥の羽を毟るように直径1cmの毛糸玉にしちまうぜ?」
仗助はキレた。
「おい、誰の頭を毟り取るって?」
仗助はスタンドで犬型の魔物に連続打撃を見舞いした。最後の一発を当てるとそのままぶっ飛ばした。やはりあまり効いていない様子だった。
(頭に悪口を言われると怒るんだ…)
「コファル!」
仗助は射つ方向に指を指すと呪文を唱えた。放った宝石が相手のパートナーの本を持っている手に当たった。仗助はスタンドで割ったビンの破片を相手の落とした本に向かって投げたが、いつの間にか立ち上がっていた犬型の魔物に弾かれてしまった。
「クソッ、逃げるぞ。」
パートナーは本を拾うと魔物と一緒に逃げていった。
「 ふう、逃げたか。しかしスタンド使いでもないのに何故上手くかわせてたんだ?」
仗助はもしかして見えるのでは?と考えると、ジェイムの方を向いた。
「ジェイム、もしかしてお前もこいつが見えるのか?」
仗助はスタンドを呼び出した。
「うん、見えるよ。」
「やっぱり見えるか。」
仗助はスタンドを戻すと帰路を歩き始める。何故見えるのかは分からなかったが、とりあえず見えることが確認できた。
「ところで、俺がスタンドを出した時、あまり驚かなかったが、何故なんだ?」
「僕がここに来るまでに何人か出しているのを見てたから。最初見た時はびっくりしたよ。人間ってこういうことが出来るんだなって。」
「へぇー」
仗助は納得すると、自分の本を見る。
(これからあーゆう奴らが出てくるのか。グレートにヘビーだぜ…)
今後のことを考えると、本を閉じた。
仗助とジェイムが出会って3日の翌朝。
仗助は学校に行く準備をしながらニュースを見ていた。するとあるニュースに目がいった。
(中学生と子供が銀行強盗を撃退?)
仗助は中学生が持っている本をよく見ると。
(魔物の本?まさか銀行強盗を追っ払った奴も敵になるってぇのか?)
仗助は一応この2人も注意に入れながら行こうと考えた。
ここで序章は終了し、次回から邂逅編に移ります。
ちなみにこの小説では、スタンドより魔物の方が強いという設定です。