LEVEL.3 吸血鬼の夜 その1
仗助がジェイムと出会って5日目。
学校が休みなので、仗助はジェイムと同級生の広瀬康一と一緒に歩いていた。
「…という訳なんだ。」
「僕が海外にいる時にそういうことが起きてたんだ。」
康一はディオ・ブランドーの息子、ジョルノ・ジョバァーナについて空条承太郎と共に調査をしていたため、日本で何が起きたかは分からないのである。
「でも仗助君のクレイジーダイヤモンドなら一人でも行けると思うけど。」
「どうやら奴らはスタンドが見えるらしい。俺のクレイジーダイヤモンドでもかわされた。攻撃が当たっても傷一つ付かねぇ。」
「それでも無理となると、僕のエコーズでも、承太郎さんのスタープラチナでも無理ってことかな?」
「そうかもしれねぇな。唯一使えるとしたら俺は回復能力、康一は音を出す能力か。」
色々話していると、ジェイムが話しかけてきた。
「ねぇ、なんかおかしくない?」
「うぇ?何が?」
「まだお昼なのに、空が暗いよ?」
仗助と康一は空を見上げると、何かがおかしい事に気づいた。
「うぇ!?真っ暗じゃねぇか!?今はまだ2時なんだが?」
空はかなり厚い雲に覆われていた。それにより、太陽が隠されてしまったので地上は真っ暗。光が届かないのは杜王町だけらしく、向こうの空は明るかった。
「魔物という存在が現れたから、魔物の仕業なんか、スタンドの仕業なんか分かんねぇな。」
康一はいきなりエコーズAct2を出すと、地面に音を貼り付けた。
「康一?何してんだ?」
「後にわかるよ。」
そう言うと音を貼り付けた場所付近を歩き続ける。すると、近くで爆竹の音が聞こえた。
「そういうことか、でかしたぞ康一!」
仗助達はエコーズが貼り付けた音の鳴った場所に行くと、吸血鬼の魔物と人間がいた。
「お前、スタンド使いだな?」
仗助は敵魔物のパートナーにそういうと、
「そうだ、俺は雲を操るスタンド使いだ!何故暗くしたか分かるだろう?」
「お前の魔物は吸血鬼なんだろ?吸血鬼ってことは、太陽の光に弱いってことだろ?」
「正解だ。俺は太陽の光に当たると死にはしないが、動きが鈍くなり、光を直接見れば盲目になっちまう。ま、どうせ負けるお前らには関係ない話しだがな。」
仗助とジェイムは戦闘体制をとる。
「さあ、大人しく本を燃やされて貰おうか!」
「ラギュウル!」
翼から放たれた螺旋状のエネルギー波が、仗助達を襲うッ!
「バリアだぜッ!」
クレイジーダイヤモンドで地面を殴り、石のバリアを作った。エネルギー波が石のバリアにぶつかり、攻撃を防いだと同時に石のバリアが砕け散った。
「それがお前のスタンドか?」
「コファル!」
パートナーの方向に宝石を放ったが、スタンドの雲で守られてしまった。
(あいつのスタンドはあんなことまでできんのか。)
仗助はどうにか隙を突いて相手の本を攻撃したいところ。
タイトル「金色の風」に変えようと思ったけど、4部のキャラがメインだからダイヤモンドは砕けないを少し変えてこのタイトルに変更しました。
てか、ジェイム二回しか喋ってないw次回はもっと喋らすかも。