仗助は何度もコファルを唱えるが、魔物に攻撃しようとすれば、羽で弾かれるし、パートナーに攻撃しようとすれば、雲で守られてしまう。コファルではラギュウルを防げないため、クレイジーダイヤモンドでバリアを作るしかない。
「康一、アレいくぞ!」
「うん。エコーズAct2!」
康一はエコーズAct2でドラララの文字を吸血鬼の魔物の足下に投げた。
「何だ、これは?」
途端、ドラララの声と同時に数m打ち上げられた。仗助が跳び、クレイジーダイヤモンドで魔物にドラララッシュをぶちかました。
「ひょっとして、魔物の僕より強い?」
ジェイムが驚きながらそう呟いた。その間に連続パンチが終わり、終わりのパンチでぶっ飛ばしていた。今のでエコーズAct2の能力が完全に知られてしまったので、おそらく今の大技はもう通用しなくなったと思われる。
「やっぱ、今の攻撃でもまだ全然戦えるようだぜ。さすがに少しは効いたようだがよ。」
「さっきは効いたが次はこうはいかないからなァ。」
「ラギュウル・ロスド!」
吸血鬼の魔物は羽根を広げると、そのまま仗助達に向って振り下ろした。仗助達は後ろに回避する。振り下ろした羽根はそのまま地面を数cm切った。
「こいつァ触れるとヤバイぜ。」
攻撃する暇も無く、連続で刃と化した羽根を振ってくる。クレイジーダイヤモンドでバリアを張っても簡単に切られてしまうため、回避し続けるしかない。仗助は呪文の効果が切れた所を狙い、ビンの破片を投げた。投げた破片は魔物の羽根に弾かれ、パートナーの頭上を飛んでいった。
「外れたな。」
吸血鬼の魔物は羽根を伸ばすと、羽根で仗助を掴んだ。
「このままお前ごと本を燃やしてやる。」
「仗す…「それはどうかな?」
「え?」
唐突な発言にジェイムは驚く。
「ま、まさか!」
「あらかじめ仗助君に文字を付けておいたのさ。」
強い風が吸血鬼の魔物に向って吹き荒れるッ!仗助はこの風を利用してビンの近くに着地する。
「ジェイム!コファル!」
ジェイムは慌てて手を吸血鬼の魔物の顔に向けたと同時に宝石が放たれ、顔に命中した。吸血鬼の魔物はさらに大きく体制を崩した。
「そしてこの髪の毛をクレイジーダイヤモンドで治せば!」
相手のパートナーがいきなり仗助の前に移動した。
「何ィ!?」
「ドラァ!」
クレイジーダイヤモンドで相手の本を拳で貫いた。貫かれた本はすぐに燃え始めた。それと同時にスタンドを解除したのか、空が明るくなった。
「引き寄せられるという訳だッ!」
「おのれ仗助!」
吸血鬼の魔物は魔物の戦いからリタイアした。パートナーは逃げていった。
「凄いよ!仗助!」
「これで一人倒したことになるのか。」
「なんとか倒せたね。」
「とりあえずこの事を承太郎さんに報告しとくか。魔物の戦いのことも言っとくか。」
その後、康一と別れ、承太郎にこの事を報告しに家に戻った。
ちなみに承太郎は今イタリアにいます。イタリアってことは?