糾弾の独奏歌   作:kuroyuri

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とりあえず今日中には話を進めておかないと



Ep-1-2 Beginning

「や、止めろ、撃たないでくれ!」

ここは、とある場所のある研究機関。あ、別に僕たちは犯罪組織とかじゃないからあんしんしてね。

「抵抗しなければ撃ちはしないさ。僕は武偵、捕まえるのが仕事だからね」

まぁ、ルガーのはsleepy2(強眠弾)しかないし、仮にあたっても死にはしない。それにこれでおとなしく捕まるはずもないんだけどね・・でも

「・・この、ニホンザル,が?!」

「動きが遅いよ」

やはりそこは研究者。戦闘に慣れてないのがまるわかりだね。

抜銃の速さ、照準設定速度、どれをとってもだめ。これじゃあ相手に読まれてしまう。

最も、僕の()()から逃れられる人なんて、そうはいないけどね。

しかし、黒星(ヘイシン)かぁ、案外身の回りの武器にはこだわらないようだね。

あと、この銃は証拠品として持っていくとしようか。

「畜生!やっとここまで来たのに!」

「はい逮捕。さすがに毒ガス兵器密造はだめだよね」

さて、ここから先は本職の人に任せるとしようかな。お、きたきた。

「・・ここの7人全部お前が捕ったのか」

「ふん、無駄に抵抗して僕の推理を素直に聞かない、どっかの()()()()とはちがうんだよ」

「おまえ本当に気持ち悪いな、小荒」

「女の子に向かってその言い草はないんじゃないかな、将軍様?」

「だから俺は八代将軍じゃねぇ、良宗だと何度言ったらわかる。ほら行くぞ、マッドサイエンティストども」

うん、とりあえず将軍様が連行している間に、何か手がかりでも探すかな。

僕は明智小荒。

とある理由でインターンから武偵をやっている。断じて趣味ではない。

今さっき終わらせた任務は⋯特定機密にすべて引っかかるから細かいことは言えないんだけど、前に言った通り、とある場所にある研究機関の兵器密造の調査。()()()()()。一応ロシア系の人がほとんどだったけど、ここはロシアではないよ。

それはさておき・・

これはあれだね、また偽情報をつかまされたね~。でも何の成果がないわけでもない、ここがめんどくさいところ。

さっき()()()()()といったけど、裏の目的はある人物の確保。

この人物が厄介で、どうも正解らしき情報を流してこちらの活動を促し、結果いないということばかり。

本来このような事例の場合すぐ捜査部は解散となるのだけれど、やつは日の目を見ないところで事件を起こしているので無視するわけにもいかず、かつ今回のように捜査に乗り出したときには必ず副産物として成果が上がることから、部署が設置されてから10年も経っている。

いやはや、どうしたもんかな。

お、将軍様のお帰りだ。

「お早いお帰りで」

「うるせえよ、研究者を護送車に入れる手続きやら全て一人でやらせやがって。で、なんかあったか?」

「特にはないかな」

「このままだと報告書が薄くなる。何か書けそうなものはねえのか?」

「そうだねぇ・・VXガス製造指令兼報告書、サリン使用実験報告書、イベリット保存状態関係書、CNガス製造報k」

「ちょっと待て、なんでそのレパートリーの中に催涙ガスが出てくんだ?」

「・・表向きの取引用とか?」

「なるほど、書いておこう・・ってそうじゃねぇよ。俺たちは科学捜査部じゃねぇんだぞ」

「そうはいってもね、出てこないものは出てこな・・」

と、ぼやいている最中に、ある冊子が目に飛び込んだ。

のはいいんだけど、まさかとは思うけど、これって・・

「ま、おまえがホームズのガキみたいな、ってどうした」

「・・メインで書くことが初めて出てきたよ」

「なんだ・・オイ、これはマズイだろ」

「いやまさか、日本の学校を狙ってくるとは、ね」

「とりあえず帰るぞ。護送車は応援に運ばせてある!」

 

 

 

 

「ふーん、こんなものがあそこに、ねぇ」

「うん。僕も正直予想外だったよ」

ニューヨーク、国連本部ビル、地下秘密階。

ここに僕と将軍様が務めている、国際連合武装探偵局、通称国連武偵またはUNA、の本部がある。

「なるほどねぇ。こんなものまで彫られていたら、確かに関連性はあるかもねぇ」

「ヤツのトレードマーク、「怪人の仮面」ですからね」

今、僕の前で例の本をマジマジと眺めている人は本部長、藤堂カヲリさん。年齢不詳。

今季初の日本人本部長として脚光を集めているおばあさn

「・・いきなりナイフを投げるなんて、危ないじゃないか」

「白刃取りしときながらよく言うよこのくそガキ。考えていることが顔に出てるね」

「で、僕も暇ではないのでそろそろ退出してもいいのかな?」

「・・このガキはほんと勝手だね。とりあえずあんたには来季からココに潜りを(スリップ)してもらうよ」

そういって本部長が指したのは、例の冊子の、書いてあるところですか⋯

「なんなのその突拍子のなさ」

「あんた本来なら高校に通っとく年齢なんだから、別にどうということはないだろう?」

「若手に面倒なことを押し付けるのはやめてください。とは言え、まあどうせ命令扱いなんでしょうし」

「やはりそこは推理家だねぇ。事務総長からの辞令だよ。ありがたくいただきな」

「断れないじゃないですか」

「私からなら断るつもりだったのかい・・まあいい。とりあえず素晴らしい青春とやらを送ることさね。捜査コードはI・U・Aだよ」

・・ゑ?それって()()もまとめて片付けろってことだよね?

「さ、はよいったいった、時間は待ってくれないからね」

「・・失礼しました」

 

こうして、僕は「オペラ座の怪人の仮面」が後から掘られた保護者向け説明書、その説明高校である、「東京武偵校」に通うこととなった。

 




さて、オリキャラが一気に3名も登場しましたよ!
やったね!話が進むよ!
さて、それぞれの非常に簡単な自己紹介。
明知小荒。17歳
小林良宗。独身。
藤堂カヲリ。国連武偵局本部長。



・・これいいんでしょうかね。小荒さん。
「いいわけがないよね?名前以外全部情報バラバラだし」
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