ティオの蟲惑魔
いつも眠たそうにしている。動くことすら億劫なのでよっぽどの事がない限り、部屋からでない自宅警備員。1人称は「ティオ」。
修正
デュエル中のミスを修正しました。
指摘してくださった皆様ありがとうございました。
「はぁ〜〜♡本ッ当にカワイイ♡」
「だろ〜〜♡」
『ギャウ♪』
『つ、翼様………。』
『マスター、アトも‼︎アトも撫でて‼︎』
『Zzz…』
ある日の放課後、俺は翼と共に《スターヴ・ヴェノム》を愛でていた。その可愛さに翼も思わずデレデレになっている。
「わたしのデッキにもこんな子いないかな〜」
「さぁな〜」
『翼様……そろそろ戻られた方が………』
「わたしはまだこの子を撫でてたいの‼︎(それに門限を超えるまでここに居れば、泊めてもらって………あわよくば♡押し倒せば……♡)」
『やっちゃダメですよ…………。』
「エッ、ナントコトダカワカリマセ〜ン(心を詠まれた……。)」
「?何だかよくわかんねーけど、ウイングも大変そうだな。」
『遊希様は鈍感過ぎですよ…………。』
「へ?」
俺が悪いの?なんで?
----------♪〜♪〜♪〜---------
「ん?十代からだ。もしもし?」
<遊希‼︎今日の深夜にレッド寮まで来いよ‼︎>
「深夜に?なんで?」
<実はさ♪この学校に廃校舎があるらしいんだよ‼︎そこに俺と翔と隼人で肝試しに行くんだけど一緒に来ないか?>
あぁ、タイタンの事件か。
う〜ん、行っとくか。
「十代くんはなんて?」
「今日の深夜に廃校舎へ肝試しに行くから来ないか、だって」
「ん〜、わたしも行こうかな」
「りょーかい。
十代、翼も一緒にいいか?」
<いいぜ‼︎じゃあ今日の深夜にレッド寮前な‼︎>
「おう!じゃあ後で」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここか…。」
「よ〜し!行くぜ‼︎」
十代が意気込んだその瞬間、草むらが大きく揺れた。
「あなたたち‼︎一体ここで何をしているの‼︎」
「明日香か。」
「俺たち、この廃校舎に肝試ししに来たんだ‼︎」
「肝試し⁉︎ここは立ち入り禁止よ‼︎」
「逆に聞こう。明日香、お前こそここで何をしている?」
大方、兄さん探しだろうが……。
「私の兄さんはここで行方不明になったの……。」
「それで探しにここへ来たと……。
だが、それでお前が行方不明になったらどうする?
ミイラ取りがミイラに……なんて場合を考えなかったのか?」
「確かにあなたの言う通りよ、遊希。
でも、それをわかっていても待ち続ける事なんてできない。ごめんなさい………私はもう行くわ。」
そう言うと、明日香は1人廃校舎に入っていった。
「やっ、やっぱり噂は本当だったじゃないッスか‼︎
アニキ〜諦めて帰ろうよ〜」
「仕方な………」
「キャーーー‼︎‼︎」
「今の声‼︎」
「明日香だわ‼︎行きましょう‼︎」
俺たちは走って廃校舎に入る。
「(フレシア‼︎本体を使って感知してくれ‼︎)」
『ここの奥に大きな空間があるの‼︎そこへ誰かが何かを引きずっていってる‼︎』
『翼様、遊希様!この奥、闇の瘴気が漂っております‼︎それからそれとは別に強大な力も感じます‼︎』
「(おそらく《No.》ね。闇と一緒にあるなんて……。嫌な予感しかしないわね。)」
すると、1枚のカードが廊下に落ちていた。
「《エトワール・サイバー》…………。
おそらく明日香のだな。」
よく見ると何かを引きずった跡がある。きっと気絶させた明日香を引きずったのだろう。
しばらく進むとフレシアの言った通り、開けた場所に出た。
「よぉく来たなぁ、棺 遊希ぃ‼︎」
「お前‼︎何者だ‼︎」
「私の名はタイタン。闇のデュエリストだぁ‼︎棺 遊希ぃ、私と闇のゲームをするのだぁ‼︎」
「そんなの存在する訳ないだろ!」
「存在するぅ!この闇のアイテム、《千年パズル》が証明してくれるだろう‼︎」
「(何故だ?何故十代ではなく俺だ?タイタンはクロノス先生に雇われてデュエルを挑んできた筈だ。)」
そう考える内にある事を思い出した。
「(いや、待てよ?最近十代はかなり真面目に授業を受けている。こいつは興味のあるものはとことん突き詰めるタイプだったから、興味を持てるように俺が仕向けたからな。となりゃ、クロノス先生は関係なさそうだ。つー事は……狸か。)」
ここで俺を再起不能にするつもりか。全くやり方がセコいと言うかなんというか…………。
「いいだろう、受けて立つ‼︎」
「遊希くん‼︎危ないッス‼︎」
「大丈夫、遊希は強いから。」
「「デュエル‼︎」」
遊希 LF4000
タイタン LF4000
「私の先攻だぁ。ドロー‼︎
私は《インフェルノクインデーモン》を攻撃表示で召喚するぅ!」
インフェルノクインデーモン
効果モンスター
星4/炎属性/悪魔族/攻 900/守1500
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、 その処理を行う時にサイコロを1回振る。 2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に 「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力を エンドフェイズまで1000ポイントアップする。
「ライフコストが必要な代わりにデーモンの攻撃力を上げるモンスターか。」
「よく知っているなぁ。だが、このカードがあればそんなものは必要ないのだぁ‼︎
フィールド魔法《万魔殿-悪魔の巣窟-》を発動‼︎」
万魔殿-悪魔の巣窟-
フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、 そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。
もう握ってたか。やるな。
「フッフッフッ、ここはさしずめ地獄の一丁目と言ったところか。さぁ恐怖するがいいぃ‼︎私はこれでターンエンドだぁ。」
タイタン LF4000
モンスターゾーン
インフェルノクインデーモン
攻撃力900
魔法・罠ゾーン
無し
フィールド魔法
万魔殿-悪魔の巣窟-
「ふん、こんな程度でビビるとても?
俺のターン、ドロー‼︎
俺は《テラフォーミング》を発動し、《アロマガーデン》を手札に加え発動‼︎
悪いな、辛気臭い場所は好きでなくてな。」
「なぁにぃ〜!
だっ、だが《インフェルノクインデーモン》の効果で自身の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップするぅ。」
インフェルノクインデーモン
攻撃力900→1900
不気味な建物に亀裂が入り、砕け散った後には緑の楽園になっていた。
「さらに《アロマージージャスミン》を召喚!
《アロマガーデン》の効果を発動し、ライフを500ポイント回復して、お前のターンのエンドフェイズ時までフィールド上の植物族モンスターの攻撃力・守備力を500ポイントアップする。
さらにライフが回復した事により、《ジャスミン》の効果が発動し、1枚ドロー‼︎
《愚かな埋葬》を発動して、《アトラの蟲惑魔》を墓地に送る。
俺のライフがお前のライフを上回った事により、《ジャスミン》のさらなる効果が発動‼︎俺は手札の植物族モンスターを通常召喚に加えてもう1度召喚できる‼︎
こい!《ティオの蟲惑魔》‼︎効果を発動し、墓地の《アトラ》が復活。《レベルクロス》を発動して《ジャスミン》のレベルを倍に。
《ティオの蟲惑魔》と《アロマージージャスミン》でオーバーレイ‼︎2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚‼︎
魅惑の花よ。その大輪を咲かせ、我が敵を地底へと引きずり込め‼︎
現れよ!《フレシアの蟲惑魔》‼︎」
『さぁ!いきますよ、マスター‼︎』
遊希 LF4000→4500
俺の相棒であるフレシアがその姿をフィールドに現した。
「なっ、長いぞぉ…………。」
「そりゃ悪かったな。カードを2枚伏せてターンエンドだ。」
遊希 LF4500
モンスターゾーン
フレシアの蟲惑魔 守備力2500
アトラの蟲惑魔 守備力1000
魔法・罠ゾーン
伏せカード×2
フィールド魔法
アロマガーデン
「おのれぇ〜!
私のターン、ドロー‼︎」
「ライフコストを払ってもらうぞ。」
「くっ‼︎」
タイタン LF4000→3500
すると、《千年パズル》が光りタイタンの体の一部が消えた。
「あ、あいつの体が少し消えたッス‼︎」
「ほ、本当なんだな‼︎」
「当たり前だぁ、これは闇のゲームなのだからなぁ。《インフェルノクインデーモン》を生贄に《デーモンの巨神》を召喚‼︎」
デーモンの巨神
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1600
(1):モンスターゾーンのこのカードが効果で破壊される場合、 代わりに500LPを払う事ができる。 この効果はこのカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度しか使用できない。 (2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「デーモン」モンスター1体を特殊召喚する。
「私は《デーモンの巨神》で《フレシアの蟲惑魔》を攻撃!」
「《フレシアの蟲惑魔》の効果‼︎
ORUを1つ取り除き、デッキの《串刺しの落とし穴》を墓地に送ってその効果を発動する‼︎」
「なんだとぉ‼︎」
タイタン LF3500→2300
「《デーモンの巨神》の効果で《真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン》を召喚するぅ!
さらに装備魔法《スーペルヴィス》を装備し、効果で《エビル・デーモン》の攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊するぅ‼︎」
「《フレシア》いる限り、《蟲惑魔》たちは破壊されず、カード効果の対象にならない。」
「くっ‼︎カードを2枚伏せてターンエンドだぁ‼︎」
タイタン LF2300
モンスターゾーン
真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン
(スーペルヴィス) 攻撃力2500
魔法・罠ゾーン
伏せカード×2
「俺のターン、ドロー‼︎
《サイクロン》で《スーペルヴィス》を破か……」
「《神の宣告》で無効だぁ‼︎」
「チッ!」
タイタン LF2300→1150
このターンで決めきれなかったか。
「俺は《アロマガーデン》の効果を使い、500ポイントライフを回復してターンエンドだ。」
遊希 LF5000
モンスターゾーン
フレシアの蟲惑魔 守備力2500
アトラの蟲惑魔 守備力1000
伏せカード×2
フィールド魔法
アロマガーデン
「私のターン、ドロー‼︎
私は《ナイトメア・デーモンズ》を発動ぉ‼︎《エビル・デーモン》を生贄にナイトメア・デーモントークンをお前のフィールドに召喚するぅ!」
ナイトメア・デーモンズ
通常罠
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上に「ナイトメア・デーモン・トークン」 (悪魔族・闇・星6・攻/守2000)3体を攻撃表示で特殊召喚する。
「ナイトメア・デーモン・トークン」が破壊された時、 このトークンのコントローラーは1体につき800ポイントダメージを受ける。
ナイトメア・デーモントークン×3
攻撃力2000
「《スーペルヴィス》の効果で《エビル・デーモン》を特殊召喚し、再度召喚‼︎続けて、《デーモンの斧》を装備するぅ!」
真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン
攻撃力2500→3500
これは、マズい。
「《エビル・デーモン》の効果でナイトメア・デーモン・トークンとその鬱陶しい小娘を破壊だぁ‼︎合計2400ポイントのダメージを受けろぉ‼︎」
「がはっ‼︎」
『きゃあぁぁ‼︎』
遊希 LF5000→2600
「まだだぁ!《エビル・デーモン》で残っている小娘を攻撃!【ダーク・ギガ・サンダー】‼︎」
フレシアは既にやられているので、アトラも倒される。
強い…………。
「私はこれでターンエンド!これが闇のゲームの恐ろしさだぁ‼︎」
タイタン LF1150
モンスターゾーン
真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン(デーモンの斧)
攻撃力3500
魔法・罠ゾーン
伏せカード×1
くそっ!身体が怠い…………。キツイな……。
〜〜〜〜
「遊希くんまで腕が消えちゃったッス‼︎」
「えっ?左足でしょ?」
「腹が消えてるんじゃないのか?」
「俺、なんだかよくわかんなくなってきたんだな。」
〜〜〜〜
はやく倒してネタばらしでもするか……。
「俺のターン、ドロー‼︎っ!よし‼︎
俺は《死者転生》を発動‼︎手札のモンスターを墓地に送って《アロマージージャスミン》を手札に戻す‼︎そしてそのまま召喚!そして《ジャスミン》を生贄に《アロマージーベルガモット》を召喚!《アロマガーデン》でライフを回復して攻撃力を500ポイントアップ‼︎
さらに《アロマージーベルガモット》の効果で攻撃力をさらに1000ポイントアップ‼︎《破天荒な風》でもう1000ポイントアップだ‼︎」
アロマージーベルガモット
攻撃力2400→2900→3900→4900
「ぐうぅ!(だが、私の伏せカードは《ミラーフォース》。これで返り討ちにすれば…………。)」
「罠カード《トラップスタン》‼︎」
「なんだとぉ‼︎」
「これで終わりだ‼︎《アロマージーベルガモット》で《真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン》を攻撃!【パフュームフレイム】‼︎」
「ぬああぁぁぁ‼︎」
タイタン LF1150→-250
「私が負けるとは…………。」
「おりゃ‼︎」
ガキンッと音を立てて俺の投げたカードがタイタンの持つ《千年パズル》刺さる。
「なぁ!」
すると、タイタンと俺の消えていた身体が元に戻っていく…………。
「どっ、どうなってるんだな‼︎」
「こいつは闇のデュエリストなんかじゃなかったって事だ。俺たちは催眠術か何かで実際に闇のゲームをやっているように見せてたんだよ。」
にしても、あれにカードが刺さるって原料紙じゃねーのかよ。自分でやっといてアレだが…………。
「ぐっ!バレていたかぁ。」
「悪いが、お前は…………」
『遊希様‼︎そこから離れてください‼︎闇が来ます‼︎』
だが時既に遅し。俺はタイタンと共に闇に呑まれた…………。
今回はイカサマデュエリストのタイタンとのデュエルでした。早い段階で《万魔殿-悪魔の巣窟-》を破壊してしまったので、アニメとはかなり違う展開になってしまいました…………。
次回は本当の闇のゲームです。このデュエルでは、ZEXALに出てきたアイツも出てきます。
ではここまで読んでいただき、ありがとうございました‼︎