遊戯王Gx 緑の悪魔の転生記   作:寝起きイグアナ

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精霊紹介
ティオの蟲惑魔
いつも眠たそうにしている。動くことすら億劫なのでよっぽどの事がない限り、部屋からでない自宅警備員。1人称は「ティオ」。

修正
デュエル中のミスを修正しました。
指摘してくださった皆様ありがとうございました。


第7話 カードの原料は鋼鉄です

「はぁ〜〜♡本ッ当にカワイイ♡」

「だろ〜〜♡」

『ギャウ♪』

『つ、翼様………。』

『マスター、アトも‼︎アトも撫でて‼︎』

『Zzz…』

 

ある日の放課後、俺は翼と共に《スターヴ・ヴェノム》を愛でていた。その可愛さに翼も思わずデレデレになっている。

 

「わたしのデッキにもこんな子いないかな〜」

「さぁな〜」

『翼様……そろそろ戻られた方が………』

「わたしはまだこの子を撫でてたいの‼︎(それに門限を超えるまでここに居れば、泊めてもらって………あわよくば♡押し倒せば……♡)」

『やっちゃダメですよ…………。』

「エッ、ナントコトダカワカリマセ〜ン(心を詠まれた……。)」

「?何だかよくわかんねーけど、ウイングも大変そうだな。」

『遊希様は鈍感過ぎですよ…………。』

「へ?」

 

俺が悪いの?なんで?

 

----------♪〜♪〜♪〜---------

「ん?十代からだ。もしもし?」

<遊希‼︎今日の深夜にレッド寮まで来いよ‼︎>

「深夜に?なんで?」

<実はさ♪この学校に廃校舎があるらしいんだよ‼︎そこに俺と翔と隼人で肝試しに行くんだけど一緒に来ないか?>

 

あぁ、タイタンの事件か。

う〜ん、行っとくか。

 

「十代くんはなんて?」

「今日の深夜に廃校舎へ肝試しに行くから来ないか、だって」

「ん〜、わたしも行こうかな」

「りょーかい。

十代、翼も一緒にいいか?」

<いいぜ‼︎じゃあ今日の深夜にレッド寮前な‼︎>

「おう!じゃあ後で」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ここか…。」

「よ〜し!行くぜ‼︎」

 

十代が意気込んだその瞬間、草むらが大きく揺れた。

 

「あなたたち‼︎一体ここで何をしているの‼︎」

「明日香か。」

「俺たち、この廃校舎に肝試ししに来たんだ‼︎」

「肝試し⁉︎ここは立ち入り禁止よ‼︎」

「逆に聞こう。明日香、お前こそここで何をしている?」

 

大方、兄さん探しだろうが……。

 

「私の兄さんはここで行方不明になったの……。」

「それで探しにここへ来たと……。

だが、それでお前が行方不明になったらどうする?

ミイラ取りがミイラに……なんて場合を考えなかったのか?」

「確かにあなたの言う通りよ、遊希。

でも、それをわかっていても待ち続ける事なんてできない。ごめんなさい………私はもう行くわ。」

 

そう言うと、明日香は1人廃校舎に入っていった。

 

「やっ、やっぱり噂は本当だったじゃないッスか‼︎

アニキ〜諦めて帰ろうよ〜」

「仕方な………」

「キャーーー‼︎‼︎」

「今の声‼︎」

「明日香だわ‼︎行きましょう‼︎」

 

俺たちは走って廃校舎に入る。

 

「(フレシア‼︎本体を使って感知してくれ‼︎)」

『ここの奥に大きな空間があるの‼︎そこへ誰かが何かを引きずっていってる‼︎』

『翼様、遊希様!この奥、闇の瘴気が漂っております‼︎それからそれとは別に強大な力も感じます‼︎』

「(おそらく《No.》ね。闇と一緒にあるなんて……。嫌な予感しかしないわね。)」

 

すると、1枚のカードが廊下に落ちていた。

 

「《エトワール・サイバー》…………。

おそらく明日香のだな。」

 

よく見ると何かを引きずった跡がある。きっと気絶させた明日香を引きずったのだろう。

しばらく進むとフレシアの言った通り、開けた場所に出た。

 

「よぉく来たなぁ、棺 遊希ぃ‼︎」

「お前‼︎何者だ‼︎」

「私の名はタイタン。闇のデュエリストだぁ‼︎棺 遊希ぃ、私と闇のゲームをするのだぁ‼︎」

「そんなの存在する訳ないだろ!」

「存在するぅ!この闇のアイテム、《千年パズル》が証明してくれるだろう‼︎」

「(何故だ?何故十代ではなく俺だ?タイタンはクロノス先生に雇われてデュエルを挑んできた筈だ。)」

 

そう考える内にある事を思い出した。

 

「(いや、待てよ?最近十代はかなり真面目に授業を受けている。こいつは興味のあるものはとことん突き詰めるタイプだったから、興味を持てるように俺が仕向けたからな。となりゃ、クロノス先生は関係なさそうだ。つー事は……狸か。)」

 

ここで俺を再起不能にするつもりか。全くやり方がセコいと言うかなんというか…………。

 

「いいだろう、受けて立つ‼︎」

「遊希くん‼︎危ないッス‼︎」

「大丈夫、遊希は強いから。」

 

「「デュエル‼︎」」

 

遊希 LF4000

タイタン LF4000

 

「私の先攻だぁ。ドロー‼︎

私は《インフェルノクインデーモン》を攻撃表示で召喚するぅ!」

 

インフェルノクインデーモン

効果モンスター

星4/炎属性/悪魔族/攻 900/守1500

このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。

このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、 その処理を行う時にサイコロを1回振る。 2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。

このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に 「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力を エンドフェイズまで1000ポイントアップする。

 

「ライフコストが必要な代わりにデーモンの攻撃力を上げるモンスターか。」

「よく知っているなぁ。だが、このカードがあればそんなものは必要ないのだぁ‼︎

フィールド魔法《万魔殿-悪魔の巣窟-》を発動‼︎」

 

万魔殿-悪魔の巣窟-

フィールド魔法

「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。

戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、 そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。

 

もう握ってたか。やるな。

 

「フッフッフッ、ここはさしずめ地獄の一丁目と言ったところか。さぁ恐怖するがいいぃ‼︎私はこれでターンエンドだぁ。」

 

タイタン LF4000

モンスターゾーン

インフェルノクインデーモン

攻撃力900

魔法・罠ゾーン

無し

フィールド魔法

万魔殿-悪魔の巣窟-

 

「ふん、こんな程度でビビるとても?

俺のターン、ドロー‼︎

俺は《テラフォーミング》を発動し、《アロマガーデン》を手札に加え発動‼︎

悪いな、辛気臭い場所は好きでなくてな。」

「なぁにぃ〜!

だっ、だが《インフェルノクインデーモン》の効果で自身の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップするぅ。」

 

インフェルノクインデーモン

攻撃力900→1900

 

不気味な建物に亀裂が入り、砕け散った後には緑の楽園になっていた。

 

「さらに《アロマージージャスミン》を召喚!

《アロマガーデン》の効果を発動し、ライフを500ポイント回復して、お前のターンのエンドフェイズ時までフィールド上の植物族モンスターの攻撃力・守備力を500ポイントアップする。

さらにライフが回復した事により、《ジャスミン》の効果が発動し、1枚ドロー‼︎

《愚かな埋葬》を発動して、《アトラの蟲惑魔》を墓地に送る。

俺のライフがお前のライフを上回った事により、《ジャスミン》のさらなる効果が発動‼︎俺は手札の植物族モンスターを通常召喚に加えてもう1度召喚できる‼︎

こい!《ティオの蟲惑魔》‼︎効果を発動し、墓地の《アトラ》が復活。《レベルクロス》を発動して《ジャスミン》のレベルを倍に。

《ティオの蟲惑魔》と《アロマージージャスミン》でオーバーレイ‼︎2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚‼︎

魅惑の花よ。その大輪を咲かせ、我が敵を地底へと引きずり込め‼︎

現れよ!《フレシアの蟲惑魔》‼︎」

『さぁ!いきますよ、マスター‼︎』

 

遊希 LF4000→4500

 

俺の相棒であるフレシアがその姿をフィールドに現した。

 

「なっ、長いぞぉ…………。」

「そりゃ悪かったな。カードを2枚伏せてターンエンドだ。」

 

遊希 LF4500

モンスターゾーン

フレシアの蟲惑魔 守備力2500

アトラの蟲惑魔 守備力1000

魔法・罠ゾーン

伏せカード×2

フィールド魔法

アロマガーデン

 

「おのれぇ〜!

私のターン、ドロー‼︎」

「ライフコストを払ってもらうぞ。」

「くっ‼︎」

 

タイタン LF4000→3500

 

すると、《千年パズル》が光りタイタンの体の一部が消えた。

 

「あ、あいつの体が少し消えたッス‼︎」

「ほ、本当なんだな‼︎」

 

「当たり前だぁ、これは闇のゲームなのだからなぁ。《インフェルノクインデーモン》を生贄に《デーモンの巨神》を召喚‼︎」

 

デーモンの巨神

効果モンスター

星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1600

(1):モンスターゾーンのこのカードが効果で破壊される場合、 代わりに500LPを払う事ができる。 この効果はこのカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度しか使用できない。 (2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「デーモン」モンスター1体を特殊召喚する。

 

「私は《デーモンの巨神》で《フレシアの蟲惑魔》を攻撃!」

「《フレシアの蟲惑魔》の効果‼︎

ORUを1つ取り除き、デッキの《串刺しの落とし穴》を墓地に送ってその効果を発動する‼︎」

「なんだとぉ‼︎」

 

タイタン LF3500→2300

 

「《デーモンの巨神》の効果で《真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン》を召喚するぅ!

さらに装備魔法《スーペルヴィス》を装備し、効果で《エビル・デーモン》の攻撃力以下の守備力を持つモンスターを全て破壊するぅ‼︎」

「《フレシア》いる限り、《蟲惑魔》たちは破壊されず、カード効果の対象にならない。」

「くっ‼︎カードを2枚伏せてターンエンドだぁ‼︎」

 

タイタン LF2300

モンスターゾーン

真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン

(スーペルヴィス) 攻撃力2500

魔法・罠ゾーン

伏せカード×2

 

「俺のターン、ドロー‼︎

《サイクロン》で《スーペルヴィス》を破か……」

「《神の宣告》で無効だぁ‼︎」

「チッ!」

 

タイタン LF2300→1150

 

このターンで決めきれなかったか。

 

「俺は《アロマガーデン》の効果を使い、500ポイントライフを回復してターンエンドだ。」

 

遊希 LF5000

モンスターゾーン

フレシアの蟲惑魔 守備力2500

アトラの蟲惑魔 守備力1000

伏せカード×2

フィールド魔法

アロマガーデン

 

「私のターン、ドロー‼︎

私は《ナイトメア・デーモンズ》を発動ぉ‼︎《エビル・デーモン》を生贄にナイトメア・デーモントークンをお前のフィールドに召喚するぅ!」

 

ナイトメア・デーモンズ

通常罠

自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。

相手フィールド上に「ナイトメア・デーモン・トークン」 (悪魔族・闇・星6・攻/守2000)3体を攻撃表示で特殊召喚する。

「ナイトメア・デーモン・トークン」が破壊された時、 このトークンのコントローラーは1体につき800ポイントダメージを受ける。

 

ナイトメア・デーモントークン×3

攻撃力2000

 

「《スーペルヴィス》の効果で《エビル・デーモン》を特殊召喚し、再度召喚‼︎続けて、《デーモンの斧》を装備するぅ!」

 

真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン

攻撃力2500→3500

 

これは、マズい。

 

「《エビル・デーモン》の効果でナイトメア・デーモン・トークンとその鬱陶しい小娘を破壊だぁ‼︎合計2400ポイントのダメージを受けろぉ‼︎」

「がはっ‼︎」

『きゃあぁぁ‼︎』

 

遊希 LF5000→2600

 

「まだだぁ!《エビル・デーモン》で残っている小娘を攻撃!【ダーク・ギガ・サンダー】‼︎」

 

フレシアは既にやられているので、アトラも倒される。

強い…………。

 

「私はこれでターンエンド!これが闇のゲームの恐ろしさだぁ‼︎」

 

タイタン LF1150

モンスターゾーン

真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン(デーモンの斧)

攻撃力3500

魔法・罠ゾーン

伏せカード×1

 

くそっ!身体が怠い…………。キツイな……。

 

〜〜〜〜

「遊希くんまで腕が消えちゃったッス‼︎」

「えっ?左足でしょ?」

「腹が消えてるんじゃないのか?」

「俺、なんだかよくわかんなくなってきたんだな。」

〜〜〜〜

 

はやく倒してネタばらしでもするか……。

 

「俺のターン、ドロー‼︎っ!よし‼︎

俺は《死者転生》を発動‼︎手札のモンスターを墓地に送って《アロマージージャスミン》を手札に戻す‼︎そしてそのまま召喚!そして《ジャスミン》を生贄に《アロマージーベルガモット》を召喚!《アロマガーデン》でライフを回復して攻撃力を500ポイントアップ‼︎

さらに《アロマージーベルガモット》の効果で攻撃力をさらに1000ポイントアップ‼︎《破天荒な風》でもう1000ポイントアップだ‼︎」

 

アロマージーベルガモット

攻撃力2400→2900→3900→4900

 

「ぐうぅ!(だが、私の伏せカードは《ミラーフォース》。これで返り討ちにすれば…………。)」

「罠カード《トラップスタン》‼︎」

「なんだとぉ‼︎」

「これで終わりだ‼︎《アロマージーベルガモット》で《真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン》を攻撃!【パフュームフレイム】‼︎」

「ぬああぁぁぁ‼︎」

 

タイタン LF1150→-250

 

「私が負けるとは…………。」

「おりゃ‼︎」

 

ガキンッと音を立てて俺の投げたカードがタイタンの持つ《千年パズル》刺さる。

 

「なぁ!」

 

すると、タイタンと俺の消えていた身体が元に戻っていく…………。

 

「どっ、どうなってるんだな‼︎」

「こいつは闇のデュエリストなんかじゃなかったって事だ。俺たちは催眠術か何かで実際に闇のゲームをやっているように見せてたんだよ。」

 

にしても、あれにカードが刺さるって原料紙じゃねーのかよ。自分でやっといてアレだが…………。

 

「ぐっ!バレていたかぁ。」

「悪いが、お前は…………」

『遊希様‼︎そこから離れてください‼︎闇が来ます‼︎』

 

だが時既に遅し。俺はタイタンと共に闇に呑まれた…………。

 

 

 

 

 




今回はイカサマデュエリストのタイタンとのデュエルでした。早い段階で《万魔殿-悪魔の巣窟-》を破壊してしまったので、アニメとはかなり違う展開になってしまいました…………。

次回は本当の闇のゲームです。このデュエルでは、ZEXALに出てきたアイツも出てきます。

ではここまで読んでいただき、ありがとうございました‼︎
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