吾輩は新田美波の弟である   作:(´^ω^`)ブフォwww

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「いるはずないだろうか!!!」

教室で鳴り響く新田の声。

それはそれで僕には姉がいますよ〜
お姉ちゃんかわいいんじゃ^~

と言わんばかりの声だった。
怒鳴った瞬間に新田は埒が悪そうな顔をして
一言言ってこの教室からそそくさと出ていった。

----怪しい。

俺は急いであいつの後を追うことにした。


俺は誤解を解く

「ま、まさかあんな彼女がいるなんて、しかも瓜二つ……俺は心霊現象でも見たのか……」

 

と、永遠がひとりでぶつぶつと何回も同じことを喋っていたのを見て俺はものすごく嫌な予感がした。

 

「おい、ちょまてやこら」

 

俺は永遠の前に回り込み説得を試みた。

 

「なあ新田」

 

「なんだ?今のは見てないよな?」

 

「ふぁ、ふぁ」

 

「ふぁ?」

 

「ファーwwwwwwwww」

 

「ちょっと待て!」

 

あいつの叫び方おかしいすぎる!?

 

「ちょっと待てーーーーー!」

 

「いやだぁぁぁぁぁあ」

 

『人の話を聞けぇぇぇぇえ』

 

『変態だぁぁぁぁあ』

 

もうこれは弁明の余地があかない。

 

☆☆★

 

周囲の目線を気にしながら走った大通り。

丁度いいところにベンチがあったから、そこに永遠を座らせる。

さあ、弁明の余地があかないならどう口止めをしようか。

 

「なぁ話聞いてくれよ」

 

「なんでお前みたいなリア充の話なんて聞かないといけないんだよ」

 

あ、こいつリア充僻むタイプか、パワプロで言う矢〇くんみたいなタイプの……?

リア充……?

 

「待ってくれ、俺はあいつと彼氏彼女の関係だって言いたいのか?」

 

「ああそうだ。だってよあんな容姿端麗でエロくてスタイル抜群のものすんげえお姉ちゃん系の彼女と戯れてたらあんなことになるだろうがよ!!」

 

と、逆ギレをされる。

なんなんだ。

もういいや。正直に話してやろう。

そっちの方がすっきりする。

 

「あのな」

 

「お前の弁明を聞いてやる」

 

お前はなんで上からなんだよあほたれが。

 

「実はな、あれは姉貴だ」

 

そこで俺達の間に沈黙が走る。

 

「はぁ!?」

 

「騙して悪かった。あれは俺、いや新田家の恥だ!!!」

 

俺の言葉を聞いた永遠はその俺の威圧感に押されながらも口を開く。

 

「まぁ確かに秘密とかあるから俺もそんなこと聞いて悪かった。けどなんでだ?あんな美人な姉さん持ってなにが恥なんだ?」

 

「ああ、今説明してやる。あれは驚異のブラコンだ。確かにモテるしエロい、けどな俺のところに被害が来るだよ……」

 

永遠は息を飲みながら俺の話を聞いた。

俺は思い出しながら昔の回想を話していった。

 

☆☆★

 

一つ目を思い出す。

 

『よぉ新田!』

 

「お、おはようー」

 

『なぁ新田。お前の姉貴っておなってんの?』

 

「お前それ俺に聞くか?」

 

『今度姉貴がやってる時見たらムービーと、って……』

 

俺はそいつの腹を殴る。

ひたすら殴る。

それ以来、姉貴の話をしたら殴られるのをわかってるのに話しかけるやつって頭沸いてんの?

 

二つ目だ。

 

『新田美波さん』

 

『はい、なんでしょうか?』

 

『単刀直入に言います!俺と付き合ってください!!!』

 

『ごめんなさい!私好きな人がいるんです!』

 

『……そ、それって誰ですか!?僕で良ければぜひ教えてください!!』

 

『ゆーくんです♪』

 

『…………は?ゆーくんって弟?』

 

『ええ。ですが?』

 

『ふぁ!?』

 

『あなたもいい人なんですけどゆーくんより全然です。確かにゆーくんはアホでのろまで野球しかできないクソ人間のような子なんですけど、私はあの子を異性として愛してるんです♡』

 

ぽっ、と赤くなる顔

真っ青な顔になる告白した人。

 

「う、う、嘘だぁぁぁぁあ!!!!」

 

しかもその先輩はお世話になったシニアの先輩でものすごくいちゃもんをつけられたとさ。

 

☆☆★

 

「ねえ永遠君」

 

反応がない。

 

「ねえ永遠君って」

 

そして俺は気づく

 

「みゃ、脈がないだと……?」

 

俺は必死に永遠の心臓をマッサージした。




今回は長文になってしまいました、、、
お気に入りがものすごく来たことに正直びっくりしました笑
本当にありがとうございます!!
精一杯頑張るので応援よろしくお願いします!
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