吾輩は新田美波の弟である   作:(´^ω^`)ブフォwww

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夜中の346プロダクションの事務室。
武内プロデューサーは、先月亡くなった先輩のシンデレラプロジェクトの書類に目を通していた。

「今日いた新田さんはどこかで見たような顔のような気がするんですよね……」

と言いながら、パソコンの資料ファイルと睨めっこしていた。
欠員補充のための補欠枠3枠の2名は決まった物の、あと1人の枠が見つからない。
渋谷さんをなんとか連れて来れればと考えていると、パソコンの画面に見た事のある顔と名前が見つかった。

「ん……これは!」

武内プロデューサーも驚くであろう。
なぜならその写真に写っている顔は新田悠真と同じ顔の女子が写っていたからだ。


田舎者と猫耳関西女

アイドルのプロデューサーと出会って2日が経過していた。

この日は土曜日の9時が経過しており、天気は快晴。

部活も何も始まっていなかった俺にとってはいい休日になるだろう日。

姉も学校があるからいないはず。

この日を寝て過ごすのは勿体ない。

そう思った俺は私服に着替え、せっかく伸ばしたのにあと数週間で刈ってしまう髪をセットしに、洗面台に向う。

さあこの休日のために小遣い貯めた甲斐があった。

永遠は江戸シニアの練習に行くため遅くなるけど晩御飯を食べに行く予定だ。

さあ行こうか。

俺の休日ライフを!!!

 

「あら、おはよう悠真」

 

ガッ

 

俺はがっかりしすぎて洗面台のドアに頭をぶつけた。

 

「なんであんたがここにいるんだよ!学校は!?さぼり!?自主休講!?なら親に謝れ!!」

 

「失礼ね!今日は3限からだからゆっくりしてるのよ!!」

 

「朝からだと思っていた俺を誰か殴ってください」

 

「あら?失礼な言い方に聞こえるけどなにも思って……ないわよね…?」

 

「はい、思っておりませんお姉様」

 

「あらそう、なら良かったわ」

 

姉は不気味な笑いをしながら、俺に近寄ってくる。

 

「あのさ姉さん」

 

「あらなにかしら?」

 

だめだ、背中に隠しているのが見えているスタンガンだ。どうにかしなければ俺の貞操が危ない。仕方ないあの手段を使わないとか。

 

「ねえ!お姉ちゃん!!」

 

「はぅ!」

 

この人、満面の笑顔でお姉ちゃんって言うと2時間ぐらいは興奮してこの場で余韻に慕う。いざという時の奥の手として使ってる。逆に姉貴呼ばわりしたら、1日、いや3日は生死をさまよう事になるだろう。

 

「ささ、このうちに」

 

俺は癖のある髪を姉がさっきまで使っていたヘアアイロンで髪を伸ばし、適当にワックスをつけ、リュックに財布に入れて家を出ていった。

 

「……私、約6年7ヵ月3時間46分ぐらいにお姉ちゃんって言われたわ……これはもう夜這いして姉と弟の関係をぶち壊すしか……」

 

ちなみに姉はエロい顔しながらそんな事言ってます。

気持ち悪い。

 

☆☆★

 

東京メトロに乗ってみたい欲があり地下鉄に揺られて約22分、そして徒歩が30分もあり、めんどくさかったけど、すごく達成感がある!

 

「すげぇ!ここが東京駅か……!!」

 

田舎出身の俺は感動した。

あのレトロな感じの建物の中にいる。

レトロ感が好きな俺にはたまらなく最高の瞬間だった。

そして、人混みが多すぎる。

よく広島の「あの…」友達は『都会の人は冷たいからここに残れって』ってよく「あの…」

言われてたっけ?けどそんなことは無いと俺は「あのって…」思う。

なぜなら「人が呼んでるのに返事ぐらいしろにゃ!!」

 

「うるさい!!人が考え事してんのに……にゃ?」

 

歩きながらする考え事を辞めて、キャリーバッグを重そうに引いてる話しかけて来た女の子の語尾ににゃがついてる?

どうゆうことだそれ?

 

「すみません、ちょっとこの場所を聞きたいのですが質問していいですか?」

 

彼女から渡された紙に書かれてる

 

「わかります案内しましょうか?ていうか待ってください。こっちが質問したいのが山ほどある」

 

「はい?なんでしょうか?」

 

「あなたの名前と年齢と来たところを教えてください」

 

けど見る限り同い年か一つ下のような感じがする。

髪型はセミロングかショートらへんか?

ルックスは抜群に可愛い、スタイル抜群。

特に胸がやばい。

姉よりでかい人始めてみた。

しかも無防備すぎ、谷間見えたしやばい、色々とやばい。

ドキドキしてる。

あ?これが恋なの?

 

「え?それ教えなきゃいけないんですか?」

 

彼女は後ずさりながらそう言った。

やっぱそうだよねー。

 

「僕は新田悠真。15歳、広島から先月引っ越してきました」

 

名乗るのが先なのかな。

 

「あ、よかったにゃ……同い年の人で……」

 

…………にゃ?

 

「前川みくだにゃ!15歳よろしくにゃ!ちなみに大阪からきたにゃ!」

 

「ちょっと待って」

 

「どうしたにゃ?」

 

疑問とわかるように首をかしげる。

あ、あざとい!

 

「どうして語尾ににゃ?って付けてるの?もしかしていじめとか?」

 

「いじめとかじゃないから!!みくは猫キャラだにゃ!」

 

「いや!いじめじゃなくてやるなら相当やばいやつだなお前!!」

 

「やばい人じゃないにゃ!みくは自分を曲げないよ!」

 

「いや!知らない人には曲げろよ!そこは!少なくとも友達とかの前とかでやれ!」

 

猫のような威嚇をとる前川さんかわいい……!

あざとい!

そう思いながら無音カメラでその姿を収めようとしたら、ぐーっとお腹がなった音が聞こえた。

 

「お前もしかして腹減ってる?」

 

「お腹空いた……朝から何も食べてないにゃ……」

 

「あ、そっか!じゃあさ築地行こうぜ!お前魚好きだろ?猫キャラなんだし」

 

「…………はっ!?」

 

前川さんの顔はとても青ざめ、冷や汗がとても出ていた。

 

「いや、やめよう?みくは秋葉原とか言って可愛いメイドさんと戯れたいの」

 

「いいから行こうよ!遠慮すんなって!海鮮丼1000円!ここで会うのもなにかの縁だと思うし奢るからさ!」

 

「…………いやや」

 

「はゑ?」

 

「嫌って言ってるやん!女の子にそないな事言うなんて最低やで!しかもうち魚嫌いやし!

 

「ふぁ!?」

 

「あ゛〜やっぱ標準語しんどいわ〜。やっぱこっちの方がが楽やわ〜」

 

「いやさ、お前猫キャラなのに矛盾しすぎだし自分曲げすぎだろ……」

 

俺の謎が深まるばかりだ。

 

 

 

「じゃあ俺も悠真でいいよ!それでさこっちになにしにきたの?」

 

みくは待ってましたかのような顔をして質問に答えた。

 

「ふふふ……まあそれは目的地まで案内したら教えたるわ!」

 

「お前としゃべるとなんか調子狂うわ」

 

俺の謎は深まる一方であった。

 




やっと
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