俺の夢にはISが必要だ!~目指せISゲットで漢のロマンと理想の老後~ 作:GJ0083
ありがとうございますm(_ _)m
正直驚いています。だって、今のところISらしさのない話ばかりなのにねΣ(ノ≧ڡ≦)
ハーメルン住人は日常話が好きな人達が多いんだなぁ~って実感しました。
今日の篠ノ之神社は普段の厳かな雰囲気が消え去り、活気溢れる場所となっている。
境内は子供の声と集まった人々の喧騒に包まれ、周辺の木に設置さているスピーカーからは祭囃子が流れている。
女の子達は様々な色の浴衣で着飾り、非常に眼福だ。
「だから俺はこう思うんですよ。『お姉ちゃ~ん』って後ろから思いっきり抱きついて、浴衣のお尻に顔を埋めても、子供だから許されるんじゃないかと」
現在小学四年生、心身共に健やかに成長し始めて、最近ちょっと懐かしい感情が心に産まれるようになりました。
男なら当然の発想だと思うが――
「馬鹿な事を言ってないで手を動かせ」
そんな俺を千冬さんは氷の塊を切り出しながら睨み。
「あはは」
一夏はシロップの入った瓶を並べながら空笑い。
「しー君、そろそろ体液搾取できる体になったかな?」
束さんは笑いながら俺のお尻をロックオン。
俺と同じ男心がわかる仲間が欲しいと思う今日この頃。
「冗談ですよ冗談。だからそこの天災は俺の尻を凝視するな」
そう言いながら作業を再開。
イカを捌き、内蔵――ワタを取り出す。
取り出したワタを鍋に入れ、それに醤油、みりん、酒などを加え火にかける。
これを焼いたイカに塗るととても美味いのだ。
「炭よし、イカよし、タレよし、こっちは準備完了です。そちらは?」
「こちらも準備は完了だ」
千冬さんが氷で濡れた手をタオルで拭きながら答える。
ちなみに、今日は束さん以外お揃いの格好をしている。
黒のタンクトップに頭にねじり鉢巻をしたシンプルな衣装だ。
一夏は大人ぶっている様な愛嬌を、千冬さんからは健康的なエロスを感じる。
束さんが千冬さんの二の腕を見ながら涎を垂らし、動き回る一夏を見てハァハァ言っている姿を見れば、どれくらい似合っているか伝わるだろう。
「それじゃあ最終確認しますね」
みんなの視線が俺に向く。
「まず、かき氷機係は千冬さんです。手動なので大変だと思いますがよろしくお願いします」
「あぁ、任せろ」
「一夏はお会計とかき氷を渡す係、笑顔を忘れずにな?」
「はい」
「束さんはイカの解凍や氷の準備とか、皆のフォローよろしく」
「は~い」
時刻は午前10時。
並んでいる屋台の半分はまだ開いてないが、稼ぐためには早くお店を開いた方が良い。
三人の元気な声を聞き、自身もテンションを上げる。
「今日は稼ぐぞ!」
「「「おぉ~!!」」」
千冬さんの声が一番大きかった気がする。
◇◇ ◇◇
「「いらっしゃいませ~」」
店頭で俺と一夏が声をあげる。
今回、屋台は遊び半分で始めた訳ではない。
織斑家にとって、生活費稼ぎは文字通り死活問題。
だが、この方法なら、織斑家の力を最大限に発揮しつつ、楽しみながら稼げる。
さあ、見せてくれ一夏、お前のハーレム系主人公の力を!
などと馬鹿な事を考えていたら。
「嘘? 織斑君!?」
「え? 本当? どこどこ!?」
「あれ、あそこに!」
Fish!
一夏の同級生だと思われる女の子三人があっという間に釣れた。
また、別の方からは。
「あの子、千冬様に似てない?」
「あ、ホントだ! 似てる似てる」
「待って、あの子の後ろに居るの……」
「「千冬様!?」」
こちらは千冬さんの後輩かな?
女の子が二人、屋台に駆け寄る。
二人の人気は流石の一言だ。
それに比べ、俺のイカ焼き屋は暇だ。
売れるのはお昼時、そして日が傾いてからが本番だからしょうがないけど。
「お父さん、私かき氷食べたい!」
「あそこのか? やたら並んでるな。別の店にしないか?」
「やだ! あそこがいいの!」
「わかったわかった。お父さん待ってるから行ってきなさい」
「うん!」
一夏と同い年だと思われる女の子が興奮気味に列に並んだ。
お父さんも大変だな。
よし、俺も二人を見習って頑張らないと。
「おじさん、イカ焼きいかがです?」
列から離れて子供を見守っているおじさんに話かける。
「うん? お~美味そうだな。けど朝からイカはな~」
おじさんは苦笑しながら手を横に振る。
ですよね~。
朝っぱらからイカ丸ごとは重いですよね。
だが、まだ俺のターン!
「今なら隣のビールとセットで安くなりますよ?」
チラッと隣のお店を見る。
隣は、飲み物屋とでも言えばいいのか、ビールやソフトドリンクを売っている。
そこの店主の初老のおじさんは、俺の顔を見てニヤッと笑った。
今回、隣のおじさんとは協力関係にある。
ビールとイカをセットで買うと値引きされる。と言うものだが、値引きはあくまでイカ焼きからなので、おじさんは快く承諾してくれた。
セット、お得、そんな言葉に弱い日本人を釣る為の作戦だ。
「いや~、朝からビールはなぁ~」
なんて言いつつも目線がビールに行くおじさん。
そう、季節は夏、日が昇りすでにビールが美味しい時間帯だ。
そして、ビールにイカが合わない訳がない!
「『朝だから』美味しいって事も有りますよ?」
元社会人の俺は知っている。
朝からビールなんて世間体や家族の目が怖いから自粛してるだけで、働くパパは休日の朝からビールを飲みたいって事をね。
おじさんの視線が網で焼かれているイカに向かう。
網の上ではイカがパチパチと音を立てて焼かれている。
そのイカにタレを塗るとタレが炭の上に落ちてジュッっと音が鳴った。
それと同時に香ばしい匂いが周囲を包む。
おじさんの喉がゴクリの鳴ったのは気のせいではないだろう。
「そうだな、せっかくの祭りだし一つ貰おうか」
「まいど」
ふっ、勝った。
イカをパックに入れおじさんに渡す。
おじさんはさらに隣の店でビールを買いホクホク顔だ。
娘さんに怒られないと良いけど。
さて、これでまた暇になった。
とりあえず「いらっしゃいませ~」と声出しだけしてたら。
「む~」
後ろから唸り声が聞こえた。
振り向くとそこには。
「む~」
束さんが仕切りから顔を出していた。
店の裏手には外から見えないように仕切りが作られている空間がある。
お笑い番組で生着替えする時に使う円形の簡易脱衣場を想像してもらえばわかりやすいと思う。
もちろんそれより大きものだが、束さんはその空間でかき氷用の氷が溶けないように見張ったりしている。
「む~」
なんのアピールなのか、頬を膨らませこっちを見ている束さん。
なにそれ可愛い。
ほっぺをつつきたい。
「束さん、むーむー唸ってどうしました?」
相変わらず客足が無いので近づいて束さんに話かける。
「しー君、アレはどういう事かな?」
ほっぺたを膨らませたままの束さんの視線の先には笑顔で接客する一夏。
かき氷屋の方は10人程の女の子が並んでいる。
大盛況でなにより。
「アレってなんです?」
「いっくんの態度だよ! あんな有象無象共に笑顔を振りまくなんて!」
頬を膨らませたまま憤慨する束さん。
笑顔無しの接客しろとは無茶をおっしゃる。
「いや、笑顔は接客の基本ですよ?」
まぁ、一夏には常に笑顔でいるように言ったけどね。
それだけではなく、一夏には、お釣りを渡す時は相手の手の下に自分の手を添え、相手の手のひらに優しくお釣りを乗せるように言ってある。
別名『マック渡し』と言われている秘技だ。
俺の中の話だけど。
それが恋する少女にはどう感じるかというと、『織斑一夏が手を握りながら微笑んでくれる』となる。
今のところ作戦は成功だな。
かき氷を食べながら並んでる猛者もいるし。
一夏と千冬さんは大変そうだが。
「わかってるよ。アイツ等が落としたお金がちーちゃんといっくんの生活費になるんでしょ?」
「わかってるなら見逃してください」
「む~」
「てい」
我慢できなくなって束さんにほっぺをつつく。
これはなかなかのつつき心地。
「ほっぺを膨らませたまま『ぷっぷくぷー』って言ってくれません?」
「ぷっぷくぷー」
くっ、可愛いじゃねえか。
中身が残念なのが非常に残念だ。
「束さん、もしかして暇なの?(ぷにぷに)」
「束さんだけこんな狭い場所で待機なんてつまんない」
「接客できるなら店頭にどーぞ(ぷにぷに)」
「それは無理」
「なら文句言わない(ぷにぷに)」
「しー君はいつまでつついてるのさ。てか、しー君も暇してるよね? ちーちゃんのお手伝いとかしないの?」
「おっと失礼」
クセになる感触だった。
また今度隙を見てつつこう。
「千冬さんの手伝いですか」
千冬さんは黙々とハンドルを回して氷を削っている。
表情はまだまだ余裕そうだ。
「必要以上に手伝うと千冬さんは売上を受け取らなくなりそうですし」
事前準備は全部こっちでやったしな。
お節介はこの辺がギリギリだろう。
「やっぱり全自動式にした方が良かったんじゃないかな?」
「屋台のかき氷で自動は邪道です、手動こそ至高」
実際は、楽な作業にし過ぎると千冬さんが遠慮するだろうと考えた上での配慮だ。
お金とは汗水たらして手に入れる物。
舗装された道よりあぜ道を選ぶ。
それが織斑千冬。
時々、束さんよりめんどくさい人だと思う時があるのは内緒だ。
いや本当に千冬さんの事を考えての事だから、邪道とか冗談だから、そんな目で見ないでください束さん。
◇◇ ◇◇
午後3時。
休憩中の看板を出しみんなで遅めの昼飯中なのだが、現在、大変重苦しい空気に包まれています。
千冬さんは束さんを睨み。
その束さんは千冬さんに対して笑顔を向けたままだが、その身からは不機嫌なオーラを発している。
一夏と箒はハラハラしながらそれを見つめ。
そして柳韻先生は苦笑しながら佇んでいる。
事の始まりは箒と柳韻先生が店に来た時だ。
箒は神社のお手伝いで忙しいのに、わざわざおにぎりを作って来てくれた。
ならお昼にしようという話になり、箒は嬉しそうに一夏の世話を焼き、俺と千冬さんは柳韻先生に場所を提供して頂いたお礼を言ったりしていた。
その頃はまだ雰囲気的には大丈夫だった。
空気がおかしくなったのはその後だ。
柳韻先生がおもむろに束さんに話しかけた。
『調子はどうだ?』と。
年頃の娘を持つ父親が言うセリフのベスト3に入る言葉だと思う。
正直、柳韻先生は悪くない。
問題は束さんだ。
束さんはそれにこう答えた。
『邪魔だから消えろ』と。
俺の脳内でゴングが鳴った。
千冬さんが束さんに噛み付き、柳韻先生の味方になる。
それがさらに束さんを不機嫌にする。
なんかもう負のスパイラルだ。
そんなこんなで。
「束、柳韻先生に謝れ」
「なんで私が謝らなきゃいけないのさ? 空気を読めないそいつが悪いのに」
「柳韻先生の何が悪いと言うんだ?」
「私の前に姿を見せた事、私に話しかけた事、だね。せっかく楽しかったのに台無しだよ」
「束!」
「良いんだ千冬君、束の邪魔をした私にも非がある」
「しかし柳韻先生」
「わかってるなら最初から来るなよ。これだから凡人は」
「束、いい加減にしろよ?」
凄いヒートアップしてるな。
おっ、箒のおにぎり美味しい。
ほら、一夏も箒もおいで、先に食べちゃおうぜ。
ん? なに二人共? 俺は何もしないよ?
だってこれ巻き込まれたら絶対めんどくさい事になりそうだし。
確かに喧嘩してるように見えるけどさ、ほら柳韻先生を見てごらん。
『喧嘩できる友達っていいよな』って感じの慈愛の表情で二人を見てるし、余計な事するべきじゃないんだよ。
「神一郎、お前も束が間違ってると思うよな?」
「しー君は束さんの味方だよね!?」
知らん、こっちを巻き込むな。
そして一夏と箒はなんで俺の袖掴んでるの?
姉ズが怖い?
あぁもうしゃーない。
「そこの愚姉二人、こっち来なさい」
「「あ゛あ゛ぁ?」」
どこのヤンキーだよ。
今にも噛み付きそうな目をしている二人の腕を引き一夏達と距離を取る。
「ふんっ」
「つーん」
「はいケンカしない」
俺を挟んで悪態を吐く二人の間に入る。
「まず千冬さんは何でそんなに怒ってんです?」
「私は柳韻先生に恩がある。恩人を悪く言われたら怒るのは当然だ」
「だからと言って、親子ゲンカに口出しするのはお節介が過ぎませんか?」
「むっ」
千冬さんは自覚があったようで、バツの悪そうな顔した。
「そして束さん」
「束さんは悪くないもん」
束さんはぷいっと顔を背ける。
こんな状況じゃなければ可愛い仕草なんだけどなぁ。
とは言え、せっかく楽しんでた一夏と箒の良い雰囲気を壊した罪は重い。
「束さんはさ、本当に一夏と箒が好きなの?」
「好きだよ?」
「無理しないでいいよ。本当は好きじゃないんでしょ?」
「何でそうなるのさ」
鋭い目付きで睨まれた。
懐かしい視線だ。
初めて会った頃を思い出す。
「だって、現に一夏と箒を悲しませてるじゃん」
「それはアイツが!」
「アイツって柳韻先生の事ですよね?」
「そうだよ」
「ほらやっぱり、束さんは一夏と箒が好きじゃないんだよ」
「だから、なんでそうなるのさ」
「柳韻先生を悪く言えば、一夏と箒が悲しみ、そして千冬さんが怒る事はわかってましたよね? それなのに束さんは皆の目の前で柳韻先生に悪口を言った。ほら、二人を見てください」
束さんが一夏達に視線を向ける。
一夏と箒は心配そうな顔でこちらを見ていた。
「さっきまで楽しそうだった二人にあんな顔させといて、好きとか言われても説得力ないよ?」
束さんは俺の方をゆっくり振り返り――目を潤ませてた。
やっべ、ちょっと言いすぎた?
「束さんて悪者?」
「いや、悪者と言うかですね」
「束さんは邪魔者?」
「いやいや、今日店を出せたもの束さんのお陰ですから、邪魔なんて事は」
「束さんは本当にいっくんと箒ちゃんの事好きだもん」
「束さんが二人の事を大事に思ってるのはちゃんと知ってますから」
千冬さん、何その目。
『さっきと言ってる事が違う?』
これ以上追い詰めたら可哀想だろ。
『こいつ弱っ』って目で見ないで。
泣く子には勝てないんだよ。
冗談で弄るならともかく、こう、ガチで悲しい顔されると心にクルものがあるんだよ。
なんだよその笑みは。
元はと言えば自分にも非があった事忘れてないか?
よろしい、ならばお前も道連れだ。
「束さんは別に柳韻先生の事は嫌いじゃないんですよね?」
「うん、別に父親って生き物は嫌いじゃないよ。どうでもいいと思ってる」
シュンとしながらも毒舌だ。
アイツ呼びしないのは気を使ってると見るべきか。
柳韻先生を見ると、そんな束さんを微笑ましく見ている。
やはり柳韻先生は束さんの性格を受け入れ、うるさく言う気はないようだ。
『わんぱくでもいい、元気に育ってくれたら』って感じかな?
「束さんは何で千冬さんが怒ったかわかりますか?」
「さっきちーちゃんが言ってたじゃん、恩があるって」
「それは半分嘘です」
「おい待て」
千冬さんがストップをかけるがもう遅い。
「だっておかしくないですか? いくら恩があるとはいえ、親友の束さんにケンカ売るなんて」
「確かに!」
束さんはパァと明るい顔をする。
このコロコロ変わる表情は見てて飽きないな。
「いいですか? 千冬さんはね、柳韻先生に父性を感じているんです。心の中では第二の父と思い、慕っているんです!」
「「「な、なんだって~」」」
束さんだけじゃなくて一夏と箒もノってくれた。
その調子で元気に育って欲しいね。
「おいコラ」
ドスの効いた声が聞こえるが、無視だ無視。
「千冬さんの年を考えれば父性を求めるのは普通の感情、むしろ当然――それだけではないんですよ束さん、千冬さんはね、父性だけではなく、母性も求めているんです!」
「「「な、なんだって~」」」
二回目のお約束。
ありがとう、本当にありがとう。
みんな大好きだ。
「束さんは今回、自分が好きな人が集まっている環境に柳韻先生が入って来た事が気に入らなかったんですよね? でもね、無理矢理排除しようとすれば箒達を悲しませてしまう。ならどうすればいいか――答えは母性! 束さんの母性で自分に釘付けにすれば良いんです!」
「なるほど!」
束さんが満面の笑みを見せる。
めちゃくちゃな理論だが、今はノリで突っ走るべき。
「いい加減にしろ」
「あでっ!?」
千冬さんの鉄拳が頭に落ちる。
だが負けん。
「普段お世話になっているお礼に、俺も一肌脱ぎましょう――ほ~ら千冬、パパだよ~」
手を広げ、ハグカモン体勢。
「殺すぞ?」
「母性ってイマイチわからないけど、ほ~らちーちゃんママだよ~」
束さんも手を広げ受け入れ体勢になる。
「よし殺す」
千冬さんはゴパァと白い息を吐き出しながら指をバキバキと鳴らすした。
「「こわっ!?」」
やばい、やりすぎた。
俺と束さんは互いに抱き合いながらガクブル震える。
「まぁまぁ、千冬君、その辺で」
おぉ今まで黙って見守っていた柳韻先生から救いの手が。
「ちっ」
「束さん、メッ」
「おっとそうだった。ほらちーちゃん、ママだけを見て!」
「安心しろ束、今は貴様等しか見えん」
俺も入ってるんですね。
「祭り中だから道場が空いてるな、柳韻先生、少し借りますね」
「手加減してやってくれ」
柳韻先生が笑いながら道場の鍵を千冬さんに渡す。
「よし、行くぞ。お前らの根性を叩き直してやる」
千冬さんに首根っこを掴まれズルズルと引きずられる。
「ちょ、俺は悪くない! 元はと言えばケンカしてた二人が悪い!」
「やん、ちーちゃんてば過激」
「黙れ神一郎、男なら覚悟を決めろ。束は呼吸すらするな」
約一名だけ喜んでるが災難だ。
やはり関わらなければ良かった。
夜、一夏と箒がお祭りデートしたり、めでたく氷を使い切り、完売おめでとう会をしたりと盛り上がったが、俺と束さんは燃え尽きて両方参加出来なかった。
今日の教訓、親子ゲンカに口出すのは自重しましょう。
そして冗談が通じない人をからかうのは程々に。
難産でした。
柳韻先生を出そうとしたのが間違いだったかなと。
読み辛い、話の継がりがおかしいと思う方がいると思います。
少しずつ書いたからか、前後で書いた時のテンションが違うんですよね。
次回のハロウィンネタは素早く書きたい(><)