ドラクエX 銀髪のアニア   作:ももぴょん

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とうとう、デスム・・・
フレンドがまた小説を書き始めた。
これで四人目!
もう皆で同人誌出そうぜ!(白目


8話 ご利用は計画的に

「ほお、たった二日で200万集めてくるとはねェ」

封筒に入れられた札束を取り出し、デスムーミンが何度も数える。太い指のせいか数えにくそうで、何度もやり直している。

アニアとリョンは洞窟を出た後、黄金の花びらを売るために様々な店を訪ね歩いたが、どこも相場は変わらなかった。祭壇にあった花びらはちょうど20枚、全て売ると200万になる。酒場にいるデスムーミンに渡すとリョンの手元には一銭も残らなかった。

「アニアちゃんが優秀でねー」

満面の笑みでリョンが言う。

「ぜひぜひ、この子に船を貸してあげてくださいよー」

「そのつもりだ」

ようやく数え終わったのか、デスムーミンが札束を封筒に戻した。

「確かに200万受け取った。リョンさん、あんたはもう無罪放免だ」

「あざーす♪」

軽い返事にアニアは呆れるが、もう慣れたもんだった。

「ええと、それでアタシはどうすればいいのかしら」

「まあ、慌てなさんな」

デスムーミンが黒いスーツを着た男たちを呼び、何かを話している。しばらくすると、黒づくめの男たちはどこかへ行ってしまった。

「船の準備はこれからする。明日の昼12時にまたここへ来てくれ。ただな、お嬢さん。まだ瘴気の問題が解決していない。あんた、あの計器も狂う暗闇の中、どうやって進むつもりだ?その計画を話してくれないことには、船は貸せん。無駄に貴重な船員を危険に晒したくもないんでな」

デスムーミンの言葉にアニアは躊躇なく言った。

「アタシが計器になるわ」

「あんたが計器になるだと・・・?」

「ええ」

アニアはデスムーミンの目をまっすぐ見て言った。

「アタシはレベル99の賢者、義父は放浪の賢者ホーローよ!」

 

 

 

 

 

 

「いやー、今回はマジで助かった!!ありがとね」

ラッカラン駅前でリョンが嬉しそうにアニアの手を取って言う。リョンはどこかつっかえが取れたような、そんな顔をしていた。

「本当にあんた、これで良かったの?」

おばあさんの200万は全てパー、借金を肩代わりした女の子には逃げられる。本当にこれで良かったの?

「いいんだよ。ばあちゃんにも会えたし、女の子を助けたいっていう考えはやっぱり変わらないって分かったから。オレこうやって生きるしかないし!ま、200万ならまた稼げるでしょ」

「なら・・・いいけど」

リョンの迷いのない言葉にアニアは頷くしかなかった。

「それじゃ、これでお別れね。バイバイ、リョン。道具使いの技、凄かったわよ」

「ホントー?じゃあ、また今度会えたとき見せるね!」

いつかまた、困ってたら助けに行くよ。

そう言い残し、リョンは駅の中へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

「ふう~、明日いよいよか。ああは言ったものの・・・」

浴槽いっぱいの泡に身を包まれながら、アニアはため息をついた。

デスムーミンの用意してくれたラッカランのホテルは少し高級で、アニアにとっては初めての泡風呂だった。

「もう忘れちゃったな~・・・、羅針盤の使い方・・・」

アニアの計画はこうだ。船で瘴気の中を突き進もうとすると、行く手を阻まれるかのように羅針盤が狂うらしい。まるで何かを隠すように。それを自身の高度魔法で防ぎながら、方位を定めて進んでいく。

その行先は、

「グランゼドーラ王国!」

泡を両手で空中に飛ばしながらアニアが言った。

「五大陸よりもっと強いモンスターがいるらしいし、羅針盤も上手く操れるか分からないし、賢者なんてやってたの2年前だし、前途多難だな~」

それでも行くしかない、やると決めたからには。スラムスはどうしてるだろう?ちゃんと必要な知識は見つけられたかな?

「まあ、やってみるしかないか!」

風呂から上がったアニアは素早く髪を乾かし、明日に備えて寝ることにした。




おっふろ!おっふろ!
アニアのヌード!!(やかましい
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