次回の時点で異変になるかもしれませんが、少しは頑張ってみようと思います。
~博麗神社~
「今日は・・・そうね、下級妖怪と戦ってもらおうかしら」
「二日目からですか!?」
いざやが驚くのも無理はない、なにせ、昨日札を作っただけなのだ。
「えぇ、まぁ、あなたにたいして思い付いたのがそのくらいだったのよ」
「・・・え?」
「それに、悪い妖怪の退治は博麗の巫女の仕事よ?」
「そうなんですか?」
「えぇ、村から苦情が来たりしないようにね」
それを聞いたいざやは、
「へぇ、博麗の巫女ってそんなこともしてたんですね」
「知らなかった?」
「はい、そうだ」
そう言って、いざやはポーチ(ドール作)をあさりはじめる。
「どうしたの?」
それを見て不思議に思った霊夢が、そんな疑問をぶつけてみると、
「いえ、お札を昨日多めに作ったので、一応確認してもらおうかと」
そう言って、いざやはポーチの中から、百枚ほどの束を五個取り出す。
「・・・これ、昨日のうちに作ったのよね?」
「はい、途中で霊力が少なくなったので、そのまま少し眠ってから、また作業してたんですが」
「・・・ちなみに、寝る前の段階で何枚くらい作ったの?」
「えっと、四百五十枚くらいだったかな?」
「それって、ほとんど全部よね?まあいいわ」
そう言って、霊夢は札を一枚一枚確認していく。
~十分後~
「終わったわよ」
と、疲れたように息を吐きながら、札をまとめておく霊夢、
「それじゃあ、行ってきますね」
そう言って、いざやが出ていこうとすると、
「まてまて、一応ついていこう」
と、どこから来たのか、ドールがそう言ってくる。
「ちなみに、札のみで戦ってもらうからね」
「・・・え?」
霊夢にそう言われた瞬間、いざやは一瞬何を言われたのかわからなかったが、
「え、えと、あの、その・・・本気ですか?」
「えぇ、その為の付き添いだしね」
それを聞いて、いざやは潔く諦めることにした。
~博麗神社近くの森~
「ここでいいかしら」
「平気だと思うけど・・・この辺妖怪いたっけか?」
すると、霊夢は好きし考えるしぐさをしたあと、
「そう言えば、村の狩人達が、付近で『人形の小さな鬼のようなもの』を見たとか」
「それなら俺も聞いたな、何でも『ガスマスクみたいなのつけて爆弾投げてきた』と・・か・・」
途中までいった所でドールはなにかを思い出したのか、ふと考えるしぐさをとる。
「それ、もしかしたら両方ゴブリンかもしれない」
「ゴブリンですか?」
「あぁ、まぁ、初心者でも倒せると思うぞ?」
それを聞いて、霊夢は不思議に思ったのか、
「でも、ゴブリンってことは小鬼よね?少しは強いと思うんだけど」
「さぁ、少なくとも、前住んでた世界では、間違いなく雑魚判定だったよ」
「まぁ、そこら辺は戦ってみればわk」
何て霊夢とドールがしゃべっている間に、隣から、
ガサガサ
と、草が揺れる音がする。その音を聞いた三人は、すぐさま戦闘ができるように準備する。
ポイッ
ふと、そんな音が聞こえたと思ったら、何やら手のひらサイズのでこぼこしたなにかが投げられる。
「?何だろう、これ」
そう言って、いざやが確認しようと近づこうとした瞬間、いざやは急に体が浮かぶ感じになる。
「え?」
次の瞬間、ドンという音ともに、少し前までいざやが立っていた場所に、小さないへこみができていた。
「シュコーシュコー、不審者は捕まえる」
「・・・あれ?何でこんなところにいるんですか?ミュタミクスさん」
「シュコーシュコー、もしかして、ドールか?」
「そうですよ」
そう言って、ドールが返事をすると、
「シュコーシュコー、なら、覚悟しろ!」
「・・・そうか、まだ指名手配されてたか」
「そうだ、そして、お前のせいで私の弟子まで・・・!」
すると、森の奥から、
『イタゾ、ドールダ!』
という声と共に、緑色のなにかが出てくる。
「・・・霊夢、いざや、二人には緑色のやつらを頼む」
「わかったわ、詳しいことはあとで聞く」
「了解しました。それでは、行きますよ!」
そう言って、いざやと霊夢は緑色の方に弾幕をうち始める。
『ググァァ』
「うるさいです!」
そう言って、いざやはてきかくに相手に弾幕をぶつけていく。
~数分後~
あれからなん分くらいたっただろう、ドールも参加してきて、少したったのだが、
「全然減らない・・・」
「それはいっちゃいけない」
「それに、相手が人を襲うのをやめるようにしないとだしね」
すると、緑色のゴブリン(名前はそのままゴブリンらしい)が、
『ニゲルゾ』
と言って、急に方向転換して帰っていった。
「へ?」
「おん?」
何て、ドールと霊夢がびっくりしたのか、そんな変な声をあげると、
「なんか帰っていちゃいましたね」
と、いざやは冷静にそう言った。
「そうみたいだな、うし、帰るか」
「そうですねって、追わなくっていいんですか?」
「大丈夫だ、問題ない」
そんな風にドールがいったのにたいして、すごく心配になったいざやであった。
~博麗神社~
「それじゃあ、指名手配がどうこうって、一体何の話?」
帰った瞬間、霊夢が聞いてくる。
「そうだな、まずは、俺がもといた場所の話をしよう」
その日は、ある人物から依頼を受けて、とある地域に行っていたんだ。
~???~
「えっと、指定のアイテムを落とすのは、ここの所のやつだよな?」
その時は、俺ともう一人であるアイテムを取りに行ってたんだ。
「あぁ、付近の魔物が落とすはずだ」
そんな会話をしながら、近場に魔物がいないか探していると、遠くから、
「そっちに逃げたぞ!」
「誰か!助けt「捕まえたぞ!」ヒッ」
そんな声を聞いた俺たちは、
「おい、助けにいくぞ!」
「わかってる!」
そう言って、声がした方に走っていったんだ。
~博麗神社~
「・・・それって、もしかして助けたのは女の子じゃなかったですか?」
ふと、いざやがそんな風に言う。それを聞いて、ドールは少し驚きながら、
「その通りだ、でも、なんでわかったんだ?」
と、疑問に思いながらいざやに聞く。
「それって、多分私だと思います」
「・・・は?」
「それって、追っていたのが国の偉い人で、つい殺っちゃってってやつですよね」
すると、ドールはまた驚いたような様子を見せる。
「それで、そのあと国に帰ったら、指名手配されてたんですよね?」
「あぁ、そのあとは知り合いの所をあちこち回ってた」
そこまで聞いて、霊夢は疑問に思ったのか、
「さっきの、ゴブリンだっけ?が、弟子がどうこう言ってたけど」
「・・・あれは、あのゴブリンの所に居たときのことだ」
~???~
「すまんな、急におしかけて」
「いえいえ、問題ないですよ~」
「シュコーシュコー、ドールは友達、問題なし」
バタン
「ドール!軍がk」
ザシュ
「なっ」
「ドールさん!こっちです!はやk」
スパン
「・・・お前らぁっ」
~博麗神社~
「そこから先は、記憶がなくってな」
「そんなことってあるの?」
霊夢が疑問そうに聞いている横で、いざやは少し考え事をしていた。
(あの時会ったのがドールさん?そう言えば、今の話ではもう一人について言われてない)
そして、そんなことを考えているなか、いざやは口を開き、
「あの、私からも一つ良いですか?」
と、ゆっくりと、手をあげながら聞いた。
「何かな?」
「一緒にいたもう一人はどこに行ったんですか?」
それを聞いて、ドールは嫌そうな顔をしながら、
「話しとくべきか?」
と、質問してきた。
「はい、そこが一番疑問なんです」
「そうか、なら言おう、そいつの正体はアシエン、それも、お前の兄貴だ」
「へ?お兄ちゃん?」
それに肯定するように、ドールは頷く。
「あぁ、ちなみに、あの状況を作ったのもあいつだ」
「お兄ちゃん・・・そんなことしてたんですか・・・」
若干あきれぎみにそう言うと、霊夢が、
「まぁ、納得はしたわ。でも、それと今回あのゴブリンに殺されかけてたのは何か違くない?」
「まぁ、そのあとのゴタゴタも含めてのあの反応だからな」
「そう」
そう言って、霊夢がふと外を見ると、そのまま、
「いざや、あなた今日はうちに泊まっていきなさい」
と、急に行ってきた。
「何でですか?」
そうな風にいいながら、いざやも外を見ると、外は真っ暗になっていた。
「でも、このくらいなら大丈夫そうです」
そう言って、いざやが外に出ようとすると、ドールも、
「さすがに今日は出歩くことはお勧めできなくなったな」
何て言っていた。
「?一体どうしたんですか?」
「さすがに、魔神達の遊びに巻き込まれたくないだろ?」
「へ?」
なんか最近へ?が口癖になっているなと思いながら、いざやはどういう意味かを考える。
「なんか外で変な二人が遊んでるみたいだからな、今日は泊まっていけ」
「えっと、はい・・・」
そうして、そのまま少し喋ったあと、いざやは眠りについたのだった。
なんと三千文字越えました。