いろいろと立て込んだ時はまず一服
ヴェルテ橋を越えて東ボース街道を絶賛爆走中なクロ・ナハトです、魔獣ですか?蹴散らしてますがなにか?このままいけば今夜中にはボースに到着できるな。
「ボース到着!」
ボース市東口に到着するとフリーデンホテルにチェックイン、早いとこ休んで明日はゆっくり羽を伸ばすぞ~♪
「はっ…朝か」
最近いろいろあったし仕方ないか。ホテルをでるとルシール工房に行ってセピスを換金してもらう。そこそこいい額になったな。
「おはよーございます。」
ギルドのボース支部に顔を出す。
「おはよう、誰じゃお前さん?」
「C級遊撃士、クロ・ナハトと申します。」
「おぉ、お前さんがあの《緑拳》の。ロレントにおると聞いておったが。」
「昨日ロレントで発生したセプチウム強盗事件の空賊を追って来ました。しばらくお世話になります。」
「わしはボースを預かるルグランというジジイじゃ、お前さんのことは風の噂でよく聞くぞぃ。」
「変な噂じゃないといいんですがね。」
「そんなことはないさ、お前さんこれからどうするんじゃ?」
「とりあえず今日は調査に当てて本格的な絞り込みは明日から行おうかと思います。急を要するクエストがあればそちらを優先しますが。」
「いや、特に今はこれといって急ぐクエストはないからしっかり調査を頼むぞ」
「わかりました。」
ギルドを出ると琥珀の塔に行く、やっぱりデカいな。今回の俺のお目当てはズバリ翠耀石の護符だ、これからの敵は属性も考えていかないとキツくなるからな。
「入る前に駆動と行動力あと省EPを装着して。」
到着しました琥珀の塔5F、魔獣がウジャウジャなのを陽炎のクオーツで誤魔化しつつ宝箱の前へ開けると中から魔獣が出てくる。ラバートラッパーだ、俺はオーブメントをなぞるとアーツを駆動させる。
「ヘル・ゲート!」
地面に魔方陣のようなものが描かれ魔獣の生命活動を停止させ息絶え、セピスとなる。
「よし。」
宝箱の中から翠耀石の護符を取り出すと鞄にしまう、これでよし。意気揚々とボースに戻ると居酒屋キルシェに入る。
「仰天チーズリゾット1つください。」
いや~どう仰天するかの楽しみだな~。お、きたきた。
「!?」
めちゃくちゃ美味い、チーズが違うなこれは!
「これは仰天するわ。」
今夜はこの店で決まりだな。そんな下らないことを考えながら午後の予定を立てることにした。
「…」
問題は空賊砦にいつ侵入するかだな、あの隠し扉の位置を把握としかないことにはどうにもならないしそもそもあの扉を破壊できるのかも謎だからな…チーズリゾットうま…。
「よし、行くか。」
まぁ下見だけして今日は帰ろう。というわけで到着しました霜降り峠、ちょっとこれは予想以上に霧が濃い、これは鷹目つけとかないとしんどいな…。
「えーっとあの場所はかなり奥地にあったはず…。」
正直言って道に迷う、空賊砦に行く際はあの場所から侵入できるといいな。さすがに《山猫号》に乗るのはごめん被りたい。
「あ~エステル君達、モルガン将軍のとこいってんのかな~。」
廃坑も行かないとだから忙しいな。オリビエ…オリヴァルト・ライゼ・アルノールにも釘刺しとかないとだし。
「お、あったあった」
見た目はただの岩肌だがここが空賊砦の入口、このくらいなら滅覇で破壊はできるが今後のストーリーのことを考えると破壊は避けたい。
「まぁいいや、とりあえず下見も終わったしエステル君達と合流できたら合流しよう。」
霜降り峠をなんとか抜けて東ボース街道に出るとアイゼンロードに急ぐ。お、いたいた。
「あれ?エステル君達なにしてんの?」
「クロさん!?」
「おう、その感じだとアイゼンロードにでも用があるのか?」
「クロさん…アナタは超能力者ですか?」
「んな訳ないだろ、俺はただ推理しただけだ。東ボース街道に来る奴はアイゼンロードに用があるか霜降り峠に行くかロレントに行くかだ、霜降り峠に行くようには見えないしかといってロレントに戻るなんてことはないだろ?だから消去法でアイゼンロード?って聞いたんだ。」
シェラさんは頷いてるが2人、特にエステル君は驚いてるな。
「推理力や洞察力も遊撃士には必要な技能だ、よく覚えておくように。」
以上クロ・ナハトによる仕事に役立つ遊撃士講座でした。
「ここで立ち話もいいけど早くいきましょ。」
シェラさんに釘を刺される、やっちまったな。そんなこんなで3人と合流しモルガン将軍と会うことになった俺は検問の兵士を手紙で黙らせてアイゼンロードを行く。
今回は少し短めです。
次回をお楽しみに。