お楽しみください。
~クロside~
視界一面を覆う黒い泥…辺り一面は紅蓮の業火…そこにあるのはどこかもわからない瓦礫の山…そして肉の塊…
「ハッ…‼」
目を覚ますとそこは闘技場だった、いや…俺も何言ってるのかわからねぇ…
えーっと《白面》の奴に呼び出されて戦って、訳わかんなくなって…ダメだ思い出せない。
「どうした?隙だらけだぞ?」
声がする方向を振り向くとワイスマンが壁にもたれ掛かっていた。いつから壁と仲良くなったお前?
「随分な言い草だな、わざわざこうして目覚めるのを待ってやっていたというのに。」
地の文を読むんじゃねぇよ。
「君は顔に出やすいタイプのようだ、気をつけたまえ。」
「そりゃどーも、で…俺はこれからアンタを遊撃士協会まで連行して引き渡せばいいのか?」
「残念だったな、時間切れだ。」
ワイスマンの近くに現れる光る紋章…マジかよ…
「随分と派手にやられましたね。」
光る紋章から現れたのは全身鎧の2人組、主の方は間違いなくゲーム内最強と名高いあの女だろう…
「フッ…遅かったじゃないか。」
「アナタが不甲斐ないからこうしてマスターと私が出張って来たんでしょうが‼」
あの声から察するに従者の方は《神速》のデュバリィか、流石にコイツら2人なんて相手にできねぇな…
「落ち着きなさいデュバリィ、そこの御仁、できれば退いていただけると助かります…力の差もわからないほど愚かではないでしょう。」
「はぁ…確かに名高き《鋼の聖女》や鉄騎隊の筆頭殿とやりあっては命がいくつあっても足りない。」
「フンッ、当然ですわ!」
「ただ、俺も支える籠手の一員…《身喰らう蛇》を野放しにはできない‼」
身体中に闘気を纏う、その色は燦然と輝く黄緑。
「いいでしょう、ならばこの私自ら…」
「それには及びませんわマスター、こんな奴私1人で充分です。」
デュバリィが剣を構えるとアリアンロードの闘気が消え、撤退を始める。
「逃がすか‼」
「そうはいきませんわっ‼」
デュバリィに行く手を塞がれる…
「邪魔だっ‼」
デュバリィの剣の腹を殴るとそのまま殴り飛ばしアリアンロードまで肉薄する。
「逃げられたか」
デュバリィも飛ばされた衝撃を殺して撤退したようだ。
「クソッ戦果無しかよ…」
無駄に疲れたが今回のことでハッキリした、まだ俺の力では足りない、だがFCの最大レベルは50…最低でもそこまでいかなきゃ意味がない…
「極めてやるさ…傍観するためにな‼」
そんなよく分からないことを叫ぶと俺は闘技場を後にした、疲れた…ゆっくり休もう。
どうでしたか?
割りと勢いで書いてしまったのですが。
感想お待ちしております。