ジョジョの奇妙な冒険 妖精の尻尾   作:ぱなっぷ

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精霊じゃなくて星霊だよという指摘を受けました。誤字報告ありがとうございます。
この話の分治すのめんどいんで脳内補完お願いします。
次からは星霊で書きます。
よろしくお願いします。


第2話 星霊魔導師

空から人が降ってきて船の屋根を丸ごとぶっ壊した。その衝撃で何人かの男達が吹っ飛びルーシィはそのスキをついて逃げ出しジョルノの方に向かっていった。

 

ルーシィは降ってきた人間を見る。

 

 

 

「ナツ、少しキミは派手過ぎじゃあないか」

 

ジョルノは自分の肩に乗った木くずを払いながら少し嫌そうな顔をする。

 

「ジョルノじゃねぇか。なにやってんだこんなところで 」

 

桜色の髪の毛に銀色のマフラー。活発そうな少年の名はナツ・ドラグニル。後ろに連れた青い猫はハッピーだ。

 

「ハルジオンに妖精の尻尾の魔道士がいると聞いてね。任務の帰りによっていこうと思ったらどうもキナ臭かったから調べてたんだ」

 

「ナツ?どうしてあんたがここに」

 

ルーシィはナツが来たことにおどろいていた。

 

「ルーシィじゃん。何やってんの」

 

ハッピーが小首をかしげながら涙目のルーシィに声をかける。

 

「騙されたのよ!妖精の尻尾に入れてくれるっていわれて...それで...」

 

ルーシィは再び俯き声は途中から震えていた。

 

「おいおい、テメェらが誰だか知らんが人様の船ぶっ壊しておいてなんで俺達のこと無視してんだこのダボがよォ〜〜〜」

 

サラマンダーは額に青筋を立ててナツとジョルノを見る。

 

「誰だコイツ?」

 

ナツがジョルノに尋ねた。

 

「自称妖精の尻尾の魔道士だ」

 

「俺はこんなやつら知らねぇぞ。知ってるか?ハッピー」

 

ハッピーは(エーラ)の魔法でフワフワと浮きながらかんがえる。

 

「知らなーい」

 

ジョルノは再び向き合いながらサラマンダー?を睨みつける。

 

「さて、これで分かっただろう、ルーシィ。あなたはこの男に騙された。ただそれだけだ。」

 

「騙したってのは人聞きが悪いなァ、利用させてもらっただけなんだよなァ〜〜」

ジョルノはため息をついた。

 

「ハッピー、ルーシィを安全なところへ。ここは僕とナツで片付ける」

 

「あいさ!」

 

ジョルノの言葉を皮切りにナツが自分の手に炎を灯す。ナツが使う炎の魔法は他のモノとは一線を画す強力さをもっている。

 

「よーし、悪人相手だ。思いっきり暴れてやるぜ」

 

「大きな被害は出すなよ。マスターの頭痛の種が増えてしまう」

 

「それじゃルーシィ、危ないからおいらと一緒に離れるよ」

 

ハッピーはルーシィを抱えて壊れた屋根から外へ飛び出していった。

 

*

 

ルーシィはハッピーに抱えられたまま外に飛び出したので今は海の上にいた。ジョルノとナツが来るまでくやしさでいっぱいだったが外に飛び出した事で自分もなにかしなくてはと考える。

 

「ハッピー!まだ中には騙された女の子がたくさんいるわ!助けなくちゃ!降ろして!」

 

「了解!」

 

ハッピーはルーシィをその場からパッと離してしたに落とした。

 

「これは降ろすって言わないわよォォォ!!」

 

水しぶきをあげて水面に叩きつけられるルーシィ。

 

ルーシィは先ほど捨てられた鍵束を探す。

ルーシィは精霊魔導師。精霊界にいる精霊たちと契約を結び、その力を借りる魔道士のことである。希少な魔道士で充分な素質が必要となる魔法の一つだ。

 

しかしここは大海原。広大な海から手のひらサイズの鍵束を見つけるのは草原にある針を探すようなものだ。

 

「無い...無いわ....」

 

息継ぎをしては潜ってを繰り返すがやはり見つからない。どうしようかと思っていた時ルーシィの近くに魚がフヨフヨと近づいてきた。

 

「魚?」

 

その魚の奇妙な点は一直線にルーシィのもとに近づいてきたことだった。

 

「魚の胴に何か引っかかってる...これは私の鍵!!」

 

魚は鍵束を体に引っ掛けておりルーシィの前で口をパクパクさせている。

 

「その魚はジョルノの魔法だよ」

 

ハッピーがまたフワフワと近づいて来てルーシィにいう。

 

「ジョルノってあの金髪の?」

 

「あい!」

 

再び魚の方を見ると魚は既に消えておりその場には何もなくなっていた。

 

「鍵が戻ってくればこっちのものよ!!開け! 宝瓶宮の扉……アクエリアス!!」

 

ルーシィが召喚したのはアクエリアス。水を操るのを得意とする精霊で水瓶を抱えた人魚だ。

 

「さぁアクエリアス!船を港まで押し戻して!!」

 

「・・・・・・チィッ」

 

「今もしかして舌打ちしたのかしらァーーッ!」

 

アクエリアスは目に見えて不機嫌だった。

 

「ひとつだけ言わせてもらおう。今度鍵を落としたら命は無いと思え...」

 

「ご...ごめんなさい」

 

「精霊って怖いんだね」

 

アクエリアスは水瓶を掲げて詠唱を始める。その姿はとても美しくハッピーは思わず見とれてしまう。

 

「おぉ〜、こういうの精霊がするとかっこいいねぇ」

 

「あれ適当に何か言ってるだけよ」

 

ルーシィがジト目で言う。ハッピーは夢を壊されたような気がしてさらにジト目でルーシィを見ていた。

 

「オラオラオラオラァッ!!!」

 

アクエリアスの周りの海水が人間の拳のようになり船を何度も殴りつける。船は瓦解しながら港の方向へとぶっ飛んだ。

 

「ジョルノとナツは平気かな...」

ハッピーはもう精霊にあこがれは抱かまいと心に誓った。

 

 

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