短剣使いの百合冒険譚   作:みっくすみるく

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今回もほのぼのです。



第3葉 二人

「ん…」

 

強い日差しに目を細める。

快晴。

例えでなく雲一つないくらいに快晴だ。

 

「んー…ポカポカする…」

 

暖かい…

もう少しくらい寝ても…

 

「シーーローーッ!!!!何二度寝しようとしてんのさ!今日は出かける約束でしょ!」

 

「駄目。今日は予定が入っちゃった」

 

「二度寝の予定だよねそれ!もう……ちょっとくらい楽しみにしてくれてもいいじゃん」

 

「ごめん聞こえなかったからもう一回言って?」

 

「…………シロのバカーッ!!!!」

 

 

 

 

「…ちょっと意地悪だったかな」

 

多分下にご飯が出来てるだろうしその時に謝っておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン!」

 

「ハナ…あれはちょっとした悪戯。だから悪かったから機嫌直して」

 

「やだね!確かにちっちゃくなったけど絶対に聞こえたよね!凄い恥ずかしかったんだから!あの後やっぱ言わなきゃ良かったなーって後悔したよ!」

 

「後悔なんてしないで。ちゃんと聞こえたしハナの本心も聞けて私は嬉しいよ」

 

「またそうやって…」

 

「ハナ」

 

「なっ何?」

 

「ちょっとこっち」

 

ハナがすごい不思議そうな顔でこっちにくる。

それとほんの少しの警戒。

なんかやだ…。

 

「…ぎゅっ」

 

「ッ!?」

 

初めて人を抱きしめだけど凄い。

温もりが肌で感じられる。

ずっとこうしてたいくらいに心地がいい。

 

「し…ろぉ…」

 

ちょっと顔が見えるくらいまでハナを離す。

ハナの顔が今まで一番真っ赤だ。

目も潤んでる。

可愛い。

昨日の私の不安な気持ちは抱きしめた事でなくなってしまった。

ハナの肩に置いていた手をまた腰に回して抱きしめる。

今度はさっきよりもちょっと強く。

より温もりを、ハナを感じれるように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン!」

 

何さ何さ!

シロったら二度寝しようとしてさ。

ボクなんか昨日結局全然寝れなくてはやく行きたいなーとか、どこ回ろうかなとか、手なんか繋いじゃったり!?

とか、もう色々考えちゃったのにさ!

 

「ハナ…あれはちょっとした悪戯。だから悪かったから機嫌直して」

 

そう簡単に許してたまるもんか!

 

「やだね!確かにちっちゃくなったけど絶対に聞こえたよね!凄い恥ずかしかったんだから!あの後やっぱ言わなきゃ良かったなーって後悔したよ!」

 

「後悔なんてしないで。ちゃんと聞こえたしハナの本心も聞けて私は嬉しいよ」

 

なんでシロは真顔でボクの目を真っ直ぐ見ながらそういうこというのかな!?

恥ずかいじゃん…

 

「またそうやって…」

 

ボクを恥ずかしがってる顔見て楽しんでるんだ…

酷いよ!

 

「ハナ」

 

「なっ何?」

 

「ちょっとこっち」

 

へ?

なんだろ…

でも、何企んでのか分かんないけど今度は何があってもぜーったいに引っかかんないんよ!

 

「…ぎゅっ」

 

「ッ!?」

 

!!!!????

なになに!?

ボク今シロに抱きしめられてる!!??

びっくりして変な声とか出てなかったかな!?

出てたら超恥ずかしい…

てか、今の状況が幸せすぎてとろけちゃいそう…

シロの鼓動も伝わってくる…

ちょっと速いかも…

温かいなぁ…

シロの顔見たい…

 

「し…ろぉ…」

 

シロホントは恥ずかしかったんだぁ

なんか嬉しいな…

顔が真っ赤でいつになく可愛い

今度はちょっと強く締められる…

ちょっと痛いけどなんか今はそれも気持ちい…

はぁぁ…

ホントにずっとこのまま時が止まっちゃえばいいなぁ…

 

 

 

 

 




最後までありがとうございます。
なんかこーしたほうがいいんじゃない?とかあればアドバイスあればなるべくは聞き入れたいと思ってます。
後次こそは街に行く予定ですよ!
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